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良いニュース、悪いニュース、どっちを聞きたい・・・

  • 2007/03/31(土) 07:40:04

アメリカ映画には良く「良いニュースと悪いニュース、があるけれど、どっちを聞きたい・・・」と言う会話が出てくる。良いニュースだけ聞いて、悪いニュースは聞きたくないと返事をするシーンは見たことがない。

それで悪いニュースだけれど、

大垣日大などベスト8 選抜高校野球大会
【共同通信社】
第79回選抜高校野球大会第8日は(中略)
 希望枠で出場の大垣日大は同じく初出場の都城泉ケ丘(宮崎)を4-1で破った。0-1の1回に4長短打で2点を奪い逆転。4、8回にも1点ずつ加えた。希望枠出場校の8強入りは第76回大会の秋田商(秋田)以来3年ぶり。


東国原知事がインフルエンザで入院
3月29日16時14分配信 産経新聞
 宮崎県の東国原(ひがしこくばる)英夫知事が高熱などのため宮崎市内の病院に入院し、インフルエンザと診断されたことが29日、分かった。少なくとも同日中は入院が必要という。県などによると、知事は28日夜に診察を受け、そのまま入院。29日午前7時ごろの時点で熱が39・1度あり、体の痛みなどを訴えているという。


『“東国原知事に関してのニュース”ってことで・・・』のブログには、知事さんにかなりツキがあるように書いたけれど、過労には勝てないのですよ。余り無理うぃなさってはいけません。
TVなどの出演も自粛なさった方が良い、今はタレント“そのまんま東”ではなくて、宮崎県知事“東国原氏”がメインなのだから・・・

良いニュースの方は、

東知事、お見合いオファー殺到 インフルエンザで緊急入院
3月30日8時1分配信 スポーツ報知
スーパーなんかで知事が買い物をしていると、見知らぬおばちゃんが腕をつかんで『紹介したい人がいる』と言って写真や手紙を差し出してくるんです。もちろん郵送でも来ます」(関係者)


文中には案外なことも・・・

関係者によると、元妻の女優・かとうかず子さんとの復縁が「第1希望」で、まだお見合い実現には至っていない。


未練があるのが、良いことなのか、悪いことなのか・・・結果を見てみたい気もするね。





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考えると愉しいこと

  • 2007/03/30(金) 07:36:49

母親と家内と三人で、用事を済ませる為に外出をしていたとき、各々過去の話になった。

母がふと、
「そう言えば私は京都の古本屋さんのお嫁に行っていたかも知れない」と言いだした。
女学校を卒業して、東京で過ごしていた時分に、このお見合い話が出てきたそうである。昭和も十年代後半の昔の話でですが・・・

私たち夫婦揃って、
「それは誠に惜しいことをした」と悔しがった。
京都の古本屋に嫁ぐというのは、そのお店がどういうところであれとても憧れるし、理由もなく良いイメージが広がった。
三人とも今のオヤジに嫁ぐよりかは、絶対に良かったはずという暗黙の了解があった。

「でも、そうなっていたら貴方は生まれていなかったね」と家内が言い出した。
そんなことはない。現在の自分はいないにしても、違う形の私が母から生まれていたはずだ。それも京都生まれの“ぼんぼん”として・・・
わくわくする話ではないか・・・
当然そうなるといないはずの者は、この家内自身である。
でも、神様はそうはしなかったのだ。

夕刻に二人で温泉に行って、お湯に浸かっていると一人にやりと笑って、この話を思い出し考えることだった。

分類するのにも悩む本だった

  • 2007/03/29(木) 12:23:04

<何か古い絵を持ってきて、しかも朧気な装幀で不気味>
20070328072756.jpg

岳真也著、『おぼろ谷心中』
推理もの、純愛もの、捕物帳、道中もの、市井もの、幽霊もの、心中もの、時代小説もまあいろいろ別けようと思うと分類が出来るが、この本はちょっと手こずる。
確かに“心中”とあるのだから、心中ものではあるのだが、逃避行あり、官能シーンあり、市井の暮らしあり、「末世的逃避行官能小説」とでもしておこう。

藩を捨て、逃亡中の若い藩士が、嘗て愛慕した上司の妻と旅先で再会する。女も落剥の身だった。二人の間に、哀切な愛が燃え上がったが・・・・
異色の時代作家が描く官能美の世界


上手にまとめが帯に書かれている。適切で、誠に饒舌な表現だ。この本は本当のこれでおしまいだ。

丁度180頁と短く、しかも字が少し大きめで13行と少ない為に読みやすい。何故か紙質も厚く、ページをめくって行くとき、数頁を先をめくった錯覚を起こすほどで、何度も確認でとまどった。短時間で読めるお手軽本だ。

吉良の言い分1 真説・元禄忠臣蔵 上
吉良の言い分2 真説・元禄忠臣蔵 下
梅嶺院富子の場合 吉良の言い分・外伝
沖田総司血よ、花と舞え
北越の龍 河井継之助
麒麟 橋本左内伝
近藤勇暗殺指令
小栗忠順01 修羅を生きる
道ゆき獣みち


上記の九冊を過去の読んだけれど、面白い本を書く作家さんではある。
そういえば、『道ゆき獣みち』も上司の妻との不倫であったなあ。
案外この作家さんの理想とする恋愛形態なのかも・・・

“東国原知事に関してのニュース”ってことで・・・

  • 2007/03/28(水) 07:20:49

東国原知事には、その実力と才能とともに大いなる“ツキ”があるように思える。
沢山の事例がある中に、この度の選抜高校野球で知事の母校が“二十一世紀枠”で選ばれた。この学校は歴史のある学校で、この地域では有数の進学校でおおよそ高校野球では名前を聞いたこともなかった。春夏を通して甲子園にも縁のない学校であった。東国原知事が大喜びしたのは当然のことであった。

そして公務の間に知事は、母校のナインを激励にいった。
その公務というのも、タイミング良く大阪で行われていた大相撲大阪場所での優勝者の表彰式でした。伝統的に優勝力士に、県の祝杯と農産物を贈っていて、その贈呈式に参加された。

知事が都城泉ケ丘ナイン激励 「はつらつプレーを」
3月26日10時7分配信 西日本新聞
 第79回選抜高校野球大会に初出場している都城泉ケ丘は25日、大阪市北区内の宿舎で同校OBの東国原(ひがしこくばる)英夫知事の訪問を受け激励された。
 東国原知事は同日、千秋楽だった大相撲春場所の表彰式で、優勝力士に宮崎牛や宮崎地鶏などを贈呈するため大阪を訪れていた。


この訪問でも、“ツキ”がなければ、タイミング良く、大阪方面には行けないし、この贈呈式に参加することを元々やってなければ激励にも行けなかった。

<見事完封で投げ勝った喜びの投手>
20070328071635.jpg

そして母校のナインは一回戦を勝ち抜いた。
喜ぶ知事は、気持ちがはやり「優勝の決定戦は日曜日ですので、応援に出かけます」などと浮かれたコメントをされていた。県民が一丸となって喜んでいると思います。

都城泉ケ丘、競り勝つ-選抜高校野球
3月27日16時31分配信 時事通信
 第79回選抜高校野球大会第5日は27日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、都城泉ケ丘(宮崎)、関西(岡山)、創造学園大付(長野)が2回戦に勝ち進んだ。



勉強もしないで、ただ野球だけという高校生活は良くないけれど、勉学とスポーツを両立させられるのなら大いにやるべきでしょう。

プルーフについて

  • 2007/03/27(火) 08:42:32

少し辞書の引用をしてみると・・・

Proof(プルーフ)
1 (…の)証拠((of ...));(…という)証明, 立証(の力)
2吟味(test);試験(trial);[C]検算, 引き合せ;(原料・材料の)品質テスト
3《法》証拠, 立証, 挙証;((~s))証拠書類;《数・論》論証, 証明.
4 試験済みの状態;(よろいなどの)強度, 耐久度, 不貫通性


プルーフ【proof】
1 多く複合語の形で用い、防ぐ、よける、などの意を表す。「ウオーター―」
2 洋酒などでアルコールの強度を示す単位。
3 証拠。証明。
4 試験。吟味。特に品質試験。
5 特製の極印を使って鋳造した貨幣。


自分勝手に思っていることなのだが、英語と日本語で使う上で意味合いの順番が違う言葉がある。
試しに引き合いに出したのが「プルーフ」ですが、日本語で良く聞く言葉は「ウォーター・プルーフ」で“防水”でしょう。お酒の度数もよく判ります。
“数式の証明”などという意味合いでの「プルーフ」などというのは、学者さんの専門家以外には使わないのではないでしょうかね。

<とてもいい感じの恋人たち>
DVDproof.jpg

DVDで「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」を見ました。何度も何度も繰り返し、“proof”という言葉が使われていました。

『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督と、同作品でアカデミー賞主演女優賞に輝いたグウィネス・パルトロウが再び組んだ感動作『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』。天才数学者の父親が精神を病み、その世話をする娘を熱演したグウィネス・パルトロウ。


グウィネス・パルトローさんのちょっと精神的に病んでいるのではないかと思わせる、ぎりぎりの演技が魅力的でした。相手役になったジェイク・ギレンホールさんの誠実な、真摯な好青年は、あのお顔そのものでしたね。
天才的な数学者の父親の残したノート、其処の書かれた偉大なる証明についての謎を通して、人間が上手に書かれている。利己的で、能動的な姉の出現や、父親の老齢による惚けが話をふくらませる。出演者は4人だけの映画だった。

寺尾聡さんの「博士の愛した数式」を観たばかりなので、何処か天才の魅力と、恐ろしさについて学んだ気がする。
凡人には悩みが無くて良い。

そう言えば、グウィネス・パルトローさん、ジェイク・ギレンホールさん、そして寺尾聡さんのお三方は、皆さん二世の俳優さんでありますね。

涙もろいと、場所によっては気恥ずかしい

  • 2007/03/26(月) 07:57:31

<直線が美しい蓬田やすひろさんの表紙絵>
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北原亜以子著、『夜の明けるまで』、深川澪通り木戸番小屋シリーズであります。
私が読んだ他の北原亜以子さんの二十二冊のうち、蓬田やすひろさんが表紙を飾らない本は、「天保六花撰」と「歳三からの手紙」の二冊だけです。いかに良いコンビだかわかります。
独特に薄墨のような淡い青みがかったグレー色で表現された番小屋は、夜明け前なのでしょうね、離れるにしたがって、まだ闇が広がっています。写実的にいえばあり得ない直線的な世界で、実にその直線が綺麗です。そしてそれが江戸という異次元空間の非現実を表現しているのだと思います。

映画では映画館という暗闇の中ですので、思いっきり泣ける映画は泣けます。出てくるときにちょっとばかり気恥ずかしくはあるけれど、大概周りの人も同じですから余り気にもなりません。
ところが本は困りますね。周りの人も同じ感興に浸ったわけではないので、一人涙ぐんでいたりすると本当に気恥ずかしい。そんな感動的なシーンを読むときに限って周りに人がいるのですよ。

この方の本は、「慶次郎日記」を初めとして泣かせられることが多い。この『夜の明けるまで』でも、何故か人情味あふれるお話にぐっとつまることが多い。昔の講談、落語などにも人情話は多いが、これで泣かされた事はない。話は面白くとも、音声があったり、演者の振りがあったりする動的なものが、感激を薄めて醒めさせる。その点、こちらの本は静的にじっくりと、その中に没入していって、いつの間にか涙がにじんでいる。この著者の独特のしっとりした、間の長い、台詞でないト書きの部分に力の入った文体は、心理的な表現に適しているのだろうな。

本日の覚え書き
本作の中で、“大鋸屑”と書いて“おがくず”とフリガナが打ってあった。確かに小さい頃には何処にでもあった“おがくず”が、このような漢字だったとは知らなかった、この年になるまで・・・
大鋸(おおが)という漢字は知っているし、山本一力さんの本などにも、木場などで大きな鋸で大木を板にする為に挽いている人の話が出てくるし、昔はそんな人を見た気がする。しかしこれを縮めて“おが”と読むことには思い当たりもしなかった。

当時はものを梱包する際の、緩衝材の役目で“おがくず”や“もみがら”など、よく見かけ大事な物だった。今は何処に行ったのでしょう。案外上手に再利用されているのでしょうかね。

おがくず【大鋸屑】
大鋸(のこぎり)で木材をひいたときに出る木屑。ひきくず。のこくず。

おが【大鋸】
《「おおが」の音変化》板ひき用の大形の鋸(のこぎり)。二人でひく縦びき用のものが室町時代に中国から伝来し、江戸時代には一人でひく前挽(び)き大鋸ができて普及した。おおが。

女剣士が二人も出てくる

  • 2007/03/25(日) 20:30:10

<西のぼるさんの表紙絵にはのどやかさがある>
20070324202523.jpg

鳥羽亮著『剣客春秋』、副題が「女剣士ふたり」。先日の「里美の恋」の続きになる。
この本の表紙絵は、西のぼるさんだ。女剣士が二人、裂帛に気合いで木刀を振り回しているシーンだが、そのようには感じないゆったり感がある。竹垣や、笹、石灯籠と風情がある。
女剣士といっても、片方はやむを得ず親の敵を討たなければならなくなったにわか剣士であるので、こんなイメージが良いのだろう。

残忍な刺客で恐怖の秘剣・山颪(やまおろし)の遣い手とは何者だろうか?


一刀流の「千坂道場」を営む籐兵衛と娘の里美の元に幼い姉弟が訪れた。
ふたりの父親はかつての門弟、その父親の敵討ちの助太刀を懇願される。


こんな事が本の帯には書かれてあった。

剣豪小説を書かれる作家さんは、やはり剣道をなさるのか、実に上手に立ち会いのシーンを活写される。鳥羽亮さんの今までに読ませて頂いたものは八冊、ほとんどがどれも“剣”がつくようなものばかりだった。実にリアルですが、硬い男の世界というものでした。

必殺剣二胴
刺客柳生十兵衛
一心館の殺人剣
三鬼の剣
幕末浪漫剣
蛮骨の剣
深川群狼伝
江戸の風花 子連れ侍平十郎


これまでに読んだ作品は以上の八冊、この度の『剣客春秋』の「里美の恋」「女剣士ふたり」の二冊は、若い女性が出てくるだけに、柔らかさがあって面白い。それでも作家さんの本質ではあろうが、文体の其処此処に男気のみなぎる鳥羽亮さんの作風が感じられる。

全然関係はないが、演歌歌手鳥羽一郎さんも力強い歌を唄う人だから、名前とイメージって共通するのかしら・・・

「アジア映画大賞」の授賞式

  • 2007/03/24(土) 08:37:08

「アジア映画大賞」に『グエムル』『嫌われ松子』
3月22日18時30分配信 サーチナ・中国情報局

香港国際映画祭組織委員会は20日、同映画祭が今年創設した「アジア映画大賞」の授賞式を行った。作品賞は韓国の『グエムル-漢江の怪物』、監督賞は『三峡好人』の賈樟柯(ジァ・ジァンクー)、最優秀女優賞は『嫌われ松子の一生』中谷美紀が受賞。


新聞でも知ったのは21日でしたが、じ~んとして嬉しかった。
私は年甲斐もなく、中谷美紀さんの17~18年前からファンであります。桜っこクラブまでは行きませんが、日石の“ワーキレー”なども、大切にビデオに残してありますし、ほとんどの出版物や、DVD、CDを持っているというミーハーでもあります。畳一枚ほどもあるポスターまで大事にしています。

昨年から今年にかけて色んなところで、中谷美紀さんの評価が高くなっていまして嬉しい次第です。テレビドラマにも出ないで、近頃は映画一本槍というのも、女優として好ましい活動です。

『嫌われ松子の一生』の「アジア映画大賞」での受賞は、アジア映画全体で、しかも第一回の表彰ですので結構高い価値がありますね。
<大事にしている愛蔵版>
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『嫌われ松子の一生』は映画館で二度見て、しかも愛蔵版というちょっと大きなDVDまで買っているのですが、これは大切なものですから封も切ってません。別な安い方を買って見ています。

一度聞き間違えると・・・

  • 2007/03/23(金) 07:49:05

随分と昔に聞き間違えて、それ以来ずっとその言葉を聞くと気になって仕方がない言葉がいくつかあります。それは読む時、或いは聞くときに単語の何処で区切るかで違ってくるだけに事なのですが、変に頭にこびりついてしまうと可笑しく聞こえてくるのです。

先日もラジオから、ある地方のレポートでお漬け物にすると美味しいと「芥子菜(からしな)」の話していたけれど、どうしてもお漬け物にならない物の方が頭に浮かんできた。

からし・な(芥子菜)→唐品(から・しな)・・・唐物、中国からの輸入品、骨董品


他にも沢山あるのですが、すぐに思いつくものは・・・・

あく・まき(灰汁巻き)→悪魔記(あくま・き)・・・悪魔の物語
あん・まき(餡巻き)→按摩機(あんま・き)・・・マッサージ機


「あくまき」は南九州地方独特の食べ物なのでしょうが、「あんまき」は何処でもあるのではないのかな。

<あくまきの写真>
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<あくまきを切り分けた写真>
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<あんまきの写真>
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それからどちらを使うか曖昧な言葉もありますね。手で書くときには問題ないのですが、PCを使って変換するようなってから、いつも迷う言葉です。例えば・・・
穿鑿(せんさく)と詮索(せんさく)

穿鑿(せんさく)
1 穴をうがち掘ること。
2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと―する」「―家」
3 綿密にどこまでも調査すること。
4 事の次第。なりゆき。細かい点まで調べ求めること。「語源を―する」

詮索(せんさく)
しらべもとめること。たずねさがすこと。

やっぱり好きなんだね、女剣士って。映画みたい・・・

  • 2007/03/22(木) 09:02:30

<西のぼるさんのゆったりした表紙絵は、和みます>
20070322085830.jpg

昔、東映の映画が時代劇全盛のころ、女剣士っていう映画は多かったな。あの映画会社には、お姫様スターもいたけれど、剣劇の出来る女優さんも多かった。
大衆的なところでは美空ひばりですら、股旅ものや、女剣客なんてやってた記憶がある。けっして美しく感じたことは、子供心にでもなかったけれど・・・

ところで、こちらの本だけれど鳥羽亮著『剣客春秋』、副題が「里美の恋」。
これは『剣客春秋』というのを二冊見つけて借りてきたので、前後は判らないがシリーズ物だ。

剣がうなる!世をすねた美貌の浪人が持ち込んだ、江戸を揺るがす大捕り物!


剣豪小説の第一人者が書き下ろした新境地。
平成の「剣客商売」の呼び声高い、江戸情緒あふれる人情捕物帳。


誰が呼び声高く叫んでいるのか判らないが、(多分出版社であろうけれど・・・)確かに、かの名作シリーズ、池波正太郎さんの「剣客商売」に構成は似ている。

この本家「剣客商売」は、番外編や、全集なども含めて二十数冊出ている時代劇ベストセラーで、映像にもなっている。こちらは誠に“江戸情緒あふれる人情”云々という表現がふさわしい名作であります。
さりげなく食べ物や、江戸のあちらこちらの風物や、季節の移り変わりが書かれていて、読者を上手に江戸の町に案内して下さる名著でありました。作者の池波正太郎様がおいでになりませんので、その後の御作が読めないのが残念なくらいです。

本家の「剣客商売」の主人公が、町道場を営む小兵衛、大二郎親子で、絡んでくるのが老中・田沼意次の娘、この本「剣客春秋」では同職の籐兵衛、里美という父と娘の親子、この親子に助けられているのが北町奉行の隠し子美貌の剣士・彦四郎。ちょっと役者の配置換えがあった程度でよく似ている。

本家池波正太郎「剣客商売」を“柔”とするならば、こちらの「剣客春秋」は“剛”であろうか?
“柔よく剛を制す”という感じがしないでもない。いやするであろう。

シリーズ物、順序を間違えて読んだけれど・・・

  • 2007/03/21(水) 07:47:08

<辰巳四郎さんの表紙、前々回の『命みょうが』とイメージが同じだ>
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前回、このシリーズは「泣く子と小三郎」を読んだ。前々回のこのシリーズで読んだものは「命みょうが」だった。
どちらも読後感として、“実にさっぱりと毒がない”“血なまぐさくない捕物帳”だとか書いているけれど、本当にそういう実感です。

時代劇なのに、ましてや捕物帖であるから死人や罪人、況や悪人など沢山出てくる。それでもやはり主人公の半次の正確なのか、アクが無くさっぱりした読み物だ。半次のお金にも、物にも余り執着をしない性格や、台詞そのものの少なさなど、淡々としているところが魅力なのかも知れない。
半次は余りしゃしゃり出ないし、どちらかというと同業者にも控えめだし、事件を解決する能力が秀でているわけでもなし、それでも事件の方が舞い込んでくる。そしてさっぱり解決される。酷い時には最後の数行で解決する。

第一話 芭蕉が取り持つ復縁
第二話 疑惑
第三話 小三郎のいつもの手
第四話 迷子札を見る女
第五話 浜御殿沖慮外法外の報い
第六話 小三郎の放心
第六話 働き者の女なかの悩み
第七話 一難去ってまた一難


以上の七話で構成されているのだが、最後の七話を読んで、あれこれは前回の「泣く子と小三郎」に続くことに気付いた。
つまり話は全て独立しているし、前後の脈絡は余り関係はない。ただ、主人公の妻志摩の行方がどうなったかだけが、今回は繋がりに影響するようだ。

佐藤雅美さんの小説は、江戸の時代背景や、役所仕事の解説が明快で、「ほらこんな事も知ってるぞ」といった語り口でないだけに、淡々として判りやすく魅力がある。

本日の覚え書き
破落戸(ごろつき)
一定の住所、職業を持たず、あちこちをうろついて、他人の弱味につけこんでゆすり、嫌がらせなどをする悪者。無頼漢。ごろ。
なぜ、“ごろつき”に“破落戸”の字を当てるのかが不明だ。“雷様”に関係するのだろうな?

知事就任から、いくらか時間が経って・・・

  • 2007/03/20(火) 20:41:39

東国原知事が就任されて、その経済効果は莫大なものがあり、県民からの指示も関心も非常に高い。なによりもクリーン度が高く、清潔な政治が有り難い。

先日、地元紙の評論の段に、「もっと腰を据えて県政に望んで欲しい」という苦言が載っていたが、これも事実で確かに正しい見方ではある。
知事は、お忙しい方でいろいろ知事の公務の途中で中座し、そのまま飛行機に乗って状況といった慌ただしいお仕事をなさっておられるようだ。

確かの県民の為、県政の為ではあるのだろうが、この苦言のように“飛んでさるいっちょってばかりじゃいかん!”
しかも、TVなどで勝手のお笑いタレント“そのまんま東”のイメージで、野卑な芸人たちに小馬鹿にされるのはかなわない。やはり何処にあられても宮崎県知事“東国原氏”でいて欲しい。
彼は現在タレントではなく、歴とした一県の知事さんなんですから・・・
その為に勉学され、努力もされた方ですから、自信を持って堂々と行動して欲しい。
報道機関も、昔のなれ合いの目で見て欲しくない。県民が支えた知事さんなんです。

大手スーパーの店長さんのお話にも、県産品、中でも地鶏の売り上げは大幅に伸びているということであった。県外の観光客にも人気が高い商品だそうだ。
知事さんの営業効果大であります。
何千円以上だったか忘れたが、地鶏や県産品を買うと知事さんの似顔絵のカレンダーをくださる会社もあった。

映画「あかね空」の試写会があったそうで・・・

  • 2007/03/19(月) 07:53:50

<『あかね空』のチラシより>
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映画『あかね空』は、原作者は山本一力さんで、主演が中谷美紀さんということで、とてもとても期待をしている映画なのです。私のテーマである「時代小説」と、「中谷美紀さん」という二つの項目を満たすものだから・・・
ところが当地は田舎だから、上映の予定があるのか、ないのかさえも判らない。

そこへ私がお気に入りにいている“お気に入り”というブログのサイトのご主人様から、「プレミア試写会」江戸東京博物館で行われた情報をいただいた。
この映画をこの場所で、試写発表することにも大いなる意味があるように思う。
早速『あかね空』のHPを開いてみると、細かく情報が載っていた。原作者の山本一力さんも舞台挨拶にはお見えになっていたみたいで、お写真に姿を拝見することが出来た。

<プレミア試写会の舞台挨拶での着物姿の中谷美紀さん>
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特徴のある髪型は和服にも似合っているようです。
この髪型が、ご本人はお好きなのかも知れませんね。
<別の映画の時にドレス姿の中谷美紀さん>
20070319074236.jpg

同じ髪型のようですが、この時は真っ赤なドレスの洋装であります。

関連のブログなども紹介されていて、参考になりました。

プレミア試写会の舞台挨拶 / 2007年03月15日(木)
http://akanezora.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_7cbc.html

映画「あかね空」の世界―深川と江戸の食―展in江戸東京博物館 / 2007年03月06日(火)
http://yaplog.jp/little_blue/archive/1037

映画「あかね空」
http://akanezora.cocolog-nifty.com/blog/

俳優さんって、羞恥心があると出来ない商売だね

  • 2007/03/18(日) 07:26:07

<夜景の東京タワー、無骨な鉄の造形物なのにそれでもロマンティック>
DVDtokyotower.jpg

江國香織さん原作という、映画『東京タワー』をDVDで見た。
内容は若者と暇をもてあます主婦との恋愛とそのいざこざ。見るに堪えない粗末な内容だ。

沢山の人に囲まれて、抱き合ったり、或いは裸になったりと「俳優は実に羞恥心のない職業だな」とつまらない関心を持って、醒めた目で見てるほどに内容と、倫理観のない映画だった。

ちょっと前に見た映画『愛の流刑地』にも出ていた、寺島しのぶさんはここでも同じような役をやっていた。何か物足りなげで、自分の今に不満を持つ主婦が、はけ口を求めるといったことなのだろう。
こんな主婦が多くなるのも、夫婦関係が危ういのが増えるのも困ったことだ。

原作者の江國香織さんのお父さん江国滋さんには随分昔、お会いしたことがあるがいい方だった。

今度は四国の土佐の話ですきに??

  • 2007/03/17(土) 07:57:03

http://latosfgo.blog17.fc2.com/blog-entry-682.html<版画調に仕上げられた表紙絵、主人公4人が良く描けてる>
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山本一力著、『牡丹酒』。
副題が「深川黄表紙掛取り帖(二)」となっています。
確かにこの本の一冊目『深川黄表紙掛取り帖』を読んだ記憶があるのだが、何も記録していなかったので、良く憶えていない。中に出てくる主人公等、四人は良く記憶しているのですが・・・

蔵秀
 三ヶ月だけ夏負けの特効薬を商う定斎売り。
雅乃
 尾張町の大店の一人娘で、絵師。
辰次郎
 絵草紙作家を目指している、印形屋の次男坊。
宗祐
 飾り行灯師で、明かりを使った細工物の名人。

四人が揃えば、妙案噴出。


こんな紹介が書いてある。

ふとしたことから主人公蔵秀のオヤジが、四国土佐で美味い酒を見つけてくる。それを江戸で売る事に、手を染める四人組の物語。
紀伊国屋文左衛門や、時の権力者老中格であった柳沢吉保なども絡んでくる、案外壮大なストーリーが展開する。

それから絡んでくる土佐の人々の人情味のあついこと、豊かな心映え、旅の途上で出てくる色んな人の手助け、実に人が上手く書かれている。
敵側に雇われたご用聞きの男も、最後には深い友好を示すことになる。
人が良く書かれていないと、本は面白くない。

先日読んだ同著の『峠越え』とほぼそっくりな東海道を旅する道中シーンが出てくる。足をくじいて骨接ぎの医者にやっかいになるところと、その医者が似通った人物であるところは、後年この本を読む時にがごっちゃになっているような気がする。

土佐の美味い酒「司牡丹」と同時に見つけて、江戸で売り出そうとする品物が鰹も塩辛。そしてそれを『酒盗』と名付けるのが柳沢吉保ということになっている。
これって本当のことだろうか?

覚え書き

しゅ‐とう【酒盗】
《肴(さかな)にすると酒量が増すというところから》カツオの内臓の塩辛。

美しかったね、『LOFT』の中谷美紀さん

  • 2007/03/16(金) 20:48:09

<やっと思い切って観ましたよDVD、『LOFT』>
20070315085110.jpg

ちょっと恐ろしいうたい文句ではありませんか。

“その女は永遠の美を求めて
ミイラとなった。
千年の後、彼女は目覚め、
そして私に呪いをかけた。
恐るべき永遠の愛という呪いを。“


すでにホラー気味の映画であることを知っていた私は、買ったには買ったこのDVDをすぐには観ることが出来ませんでした。
「リング」「らせん」で、この手の中谷美紀さんは観ているので、ちょっと怖いという先入観がありましてね。しかもまだあの時には子供っぽいところもあった時期でしたから、まだそれほど怖いという事はなかった気がします。
綺麗な人って、恐怖映画ではより怖い人になってしまいますし、そんな考えが観るのをためらっていました。
でも案外思ったよりは怖くなかった。

黒沢清監督という、余り知らない監督の作品で、私には渾然とした時間のあちこちが判りづらく、面白くは感じませんでした。
<ちょっと身長の差が気になるくらいで、良かったよ>20070315091026.jpg

ミステリーっぽくもあり、ホラーでもあり、不可解な行動をする豊川悦司と幽霊がコミカルで、福福しい安達祐実ということで、難解な映画ですね。

これはなんだろうと考えると前に進まず混沌としている映画でした。
DVDの特典映像の中では、みんなが監督を褒めていたが、「そうかなあ?」っていんしょうの映画でした。
まあ、中谷美紀さんを観る為に買ったDVDだし、彼女は綺麗だったので良かったです。
私は中谷美紀さんがミイラ化と思ってましたから・・・・

表紙絵が凄くて、何処でも出して読めない本

  • 2007/03/15(木) 07:53:51

<蓬田やすひろさんの特徴ある絵は、今回は女性の背中でうごめく男の顔がリアルだ>
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菊地秀行著、幽剣抄シリーズ『妻の背中の男』は、初めの一編から不気味で怪しげである。この著者のシリーズは、特徴である幽玄世界、怪奇な世界に遊ばせてくれる。

かなり保守的な志向の強い私は、前回も菊地秀行さんの『魔剣士』を読んだ時に、
“史実に近い、謂わば現実的な歴史観しか持たない、堅い私の脳みそには、ちょっとついて行けない気がする読み物です。”
などと感想を述べている。しかもこれが最後かななんて言っていたが、それからも色々読んでしまった。つまりは、“はまった“ということなのでしょう。
過去の4冊は

妖魔淫獄Ⅰ 兇闘編
逢魔が源内
幽剣抄 追跡者
幽剣抄 腹切り同心
魔剣士 黒鬼反魂篇


発想と言うべきものが、私の頭では追いつかないので、ふむふむとただ感心して読んでしまったが、

妻の背中の男
 鯛の顔
うるさ方
 覗く
生ける死者
 夜の番所
からくり進之丞
 蜃気楼
僕の世界
 元服宣言
戦さ人


以上の11編から構成されて、短編、超短編と交互に組み合わされている。
最初の表題にもなっている『妻の背中の男』は、引きつけられた。

パソコンやっていると、難題に出くわすけれど・・・

  • 2007/03/14(水) 13:29:29

私だけの問題ではないと常々思ってはいたが、やはり同じようなことで悩む人もいるらしく、こんなサイトを見つけた。インターネットによって、かなりの難しい問題が、いとも簡単に調べられるようになった今、次々と難問が出てくるのが、そのインターネットであったり、パソコンであったりすることが皮肉であります。

このワード、なんて読むか分かってる?
みなさんPC用語は正しく使っていますか?
読み方の分からない単語をあいまいにごまかしてませんか?
誤った読みをして赤っ恥をかいたことはありませんか?

①AMD(読み:エー・エム・ディー)
②ASUSTek(読み:アスーステック)
③シリアルATA(読み:シリアルエーティーエー)
④IEEE1394(読み:アイトリプルイー1394)
⑤Xeon(読み:ジーオン)
⑥XIAi(読み:エクシア)


私は②と⑥が判らなかった。

点字の翻訳を手伝うことが多いのだが、こればかりは必ずどんな表記も読みを正確に調べる必要がある。
例えば「・・・町」なども、「・・・まち」なのか「・・・ちょう」なのかを調べなくてはならない。こういったことも、ネットでは郵便番号を調べたり、地域の役場のサイトを調べたりすると簡単にわかる。

人名なども過去には苦労することが多かったものの一つで、図書館で数冊の人名辞典を並べて探した物だった。それが今ではそう言った物を調べる手だてのサイトを数十種類登録していて便利この上ない。
頭がよほどぼけないかぎり、パソコンが手放せない。

“時代小説”とは呼べないかも知れないけれど・・・その2

  • 2007/03/13(火) 07:43:12

風野真知雄著、『「元禄』を見てきた』は、小説と言うよりも時代考証みたいな資料が多いことを前日に書いた。その中で、興味を覚えた二つの事柄について・・・

「初物食い」について書かれている。この「初物食い」については、江戸の人々が大変に熱心であったと書かれ、売買時期までが規制されていたという。初物を法外な値段で商うことを禁じているようである。

それは、寛文の世(1661~1673)に出された法律で37の食品に対して売買時期が決められたものだという。
(中略
 さて、その商品だが……。
まず魚介類や鳥類では、鱒、帖、鰹、なまこ、鮭、あんこう、生鱈、まて、白魚、あいくろ、のとしき、雁、鴨、きじ、つぐみ……の以上15種類。
野菜類になると、生椎茸、土筆(つくし)、ぼうふ、生わらび、たで、葉生姜、ねいも、たけのこ、さけ、めうど、茗荷、松茸、なすび、白瓜、びわ、まくわ瓜、りんご、梨、ぶどう、御所柿、九年母(くねんぼ)、みかん……と22種類にも及んでいる。


現在ではなんでしょうか、これ?という物も含まれている。

あいくろ
 どうも鳥らしい。「H.Hiraizumi's Birding Page」の野鳥辞典、“あ”の項目に「あいくろ」がある。
のとしきは、不明
ぼうふ
砂浜に自生する薬草「ハマボウフウ」だろう。佃煮や天ぷらにして食べる。
くねんぼ【九年母】
 ミカン科の常緑低木。葉は大形で楕円形。初夏、香りの高い白い花をつけ、秋、黄橙色の甘い実を結ぶ。果皮は厚く、種子が多い。インドシナの原産。香橘(こうきつ)。

今ひとつは、遊女の数であります。詳細が書かれてあるので・・・

元禄時代吉原の遊女は、太夫、格子、散茶、梅茶、局の五階級にわかれている。
吉原にはおよそ二千人の遊女がいるが、大夫を名乗るのはたった4人しかいない。美貌ばかりか、品格、教養にも優れていなければ、大夫を名乗ることはできないのだ。
(中略)
ちなみにそのほかの階級だが、格子が86人、散茶501人、梅茶280人、局女郎はさらに三つの階級にわかれ、五寸局438人、三寸局63人、並局500人となっていた。


合計で1872人。
江戸時代の成人男子の数が判らないから、この数がどれほどのものなのか理解しがたい。とにかくこれだけの遊女さんたちが勢揃いしたら凄いことだろうなと感心する。
これら遊女以外にも、遊女見習いの禿(かむろ)や、遣り手婆(ばば)のような女性がいることだから、二千人という数はうなずける。

かむろ【禿】
江戸時代、上級の遊女に仕えて見習いをした、6、7歳から13、4歳くらいまでの少女。かぶろ。
やりて【遣り手】
 遊郭で客と遊女との取り持ちや、遊女の監督をする年配の女。花車(かしゃ)。香車(きょうしゃ)。やり。遣り手婆(ばば)。

“時代小説”とは呼べないかも知れないけれど・・・

  • 2007/03/12(月) 23:08:28

<浮世絵を下絵に作られた表紙絵>
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風野真知雄著『「元禄」を見てきた』
半村良さんの「戦国自衛隊」を始め、タイムマシーンで時代を旅する話はよくある。
私自身も昨年10月に、柏田道夫著「水に映る」の項で、下記のように書いている。

もしもタイムマシーンがあって、どの時代の何処に行きたいかと問われれば、即座に答えられる場所が大川です。
江戸の町を見ながら、ゆったりと川船に乗って墨田の堤の桜などを愛でながら・・・
紙と木と土で出来た質素な町並み。高い建物も余り無く、遠く見渡せる町並みには江戸城が望め、その遙か遠くには富士山が遠望できる。
水の上の春風は涼しく冷たく、のどやかで世間の憂さも忘れてしまう。情緒ある風景を思い浮かべてしまう。


違う時代を自分の肌で感じ、体験出来るとすればこんな得難い体験はないと思う。

この本は、そんな体験をする男、しかも本人の希望ではなく、偶然つれてこられた男の体験談として、「元禄」が語られている。
軽い小説仕立てにはなっているが、時代考証ものと言った方が良いほどの軽い本だ。でも、中身は実に丁寧で、明快で濃い内容だった。
風野真知雄さんは、「刺客が来る道」という本は好きだったが、余り書かれてないのか以前に「西郷盗撮」という本は読んだ記憶がある程度だ。

この本には学ぶところが多く、それについて又書いておきたい。



良い季節になりましたね、まさに春です。

  • 2007/03/11(日) 17:18:27

春爛漫。とてもいい陽気で、お天気も清々しい。
小さな子供たちも、新学期を迎えてウキウキしているようだ。
みんなが春を体感する季節、四季の巡りはありがたい。
日の入りも長くなって、夕方もとても明るくなった。


<精悍さが増した新しい“BMW M3 Concept”>
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「BMWおたっきーず!Blog - BMW総合情報ブログ」
[速報] BMW M3 Concept Car(E92)正式公開!(2007.03.07 Wednesday)
の記事が出ている。

精悍さが強調されて、よりスポーティ感を感じる。
ボンネット上のパワードーム(パワーバルジ)も、サイドのアウトテーク・M3のロゴもあるあるって感じで、イメージは踏襲されている。
かなりのハイパワー、V8エンジン、軽量化、グラマラスなボディー・・・
早く国内でも発売にならないかしら、買わないけれど観てみたい。
手が出そうなスポーツカーという点では、身近なM3なのだけれど・・・

「東京モーターショー」開催も、あと230日。もちょっとですね。
「東京モーターショー」のある年は、とてもとてもいい年であります。

懐かしい女優“ジェーン・フォンダ”

  • 2007/03/10(土) 20:34:54

<この横顔から、この方の年齢を推し量るのは難しい>
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今日は大人しくDVDの映画を観た。『ウェディング宣言』でした。
先日は、DVD『プリティプリンセス』の中で懐かしい女優、“ジュリー・アンドリュース”を観た。
今日は、またまた“ジェーン・フォンダ”を観ました。彼女は若い、実に若い。マザコンのママを演じているが、目尻のシワが若干気になる程度で、スタイルも変わらずに抜群に良い。

一昨日の映画では、弟の“ピーター・フォンダ”を観たばかりだし、いやあ時の流れを感じるものの嬉しい限りだ。古い友人に会ったような気分だ。

永いことご無沙汰で、15年ぶりの映画出演のはずだが、まるで変わってなくて嬉しかったね。この映画はかなり身体を張った演技も多く、ジェニファー・ロペスも出てくるハッピーなコメディでした。

とっさには意味が思いつけない『にわか大根』

  • 2007/03/09(金) 21:00:11

<浮世絵仕立ての表紙絵。振り向く同心がにやりと笑っているような・・・>
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近藤史恵著『にわか大根』。
この洒落た名前にはすぐには意味がつかめませんでした。
帯に書かれた

女心にうとくても、操作の腕は天下一品
もつれた事件の謎を解く、
玉島千陰の名推理が冴え渡る!


この名前「玉島千陰」って、てっきり女性かと思いましたよ。しかも花魁か何か・・・
この表紙絵を見る限り逆でした。後ろで含み笑いをした同心の方の名前が「玉島千陰」だった。
確かに“女心にうとい”って書いてありました。

吉原雀
にわか大根
片陰


以上の三編が収められている。

どんな作家さんなのか知らないで初めて読みました。
時代劇ミステリーで、捕物帳ものでは推理が効いていて、しかも登場人物の設定も素晴らしく面白かった。
そして肝心なことは読みやすく、読後感が良いという本でした。

作家さんが男性なのか、女性なのか解りませんが、着物の着こなしの表現がもうちょっと上手だと良かったですね。
ちょっとこんなところがありましたよ。

紫の帽子、茶の粗い格子の着物に、葡萄色(えびいろ)の羽織などを合わせて、相変わらず粋な着こなしである。


全然違う作家さんの本の中での表現を、借りてみてみますと、

『裾模様のある路考茶色の小袖に黒繻子の帯をしめ、髪を島田に結って高下駄を履いたお袖は、小股の切れ上がった別嬪である』


「鹿子絞りの手絡をかけた三つ輪髷、野草散らしの単衣に、菊唐草の帯を締めている」


もしかして、後者の二つは具体的にはその姿の想像が出来ないかも知れない。今の人は着物の事は解らない世代ですから・・・。
でも、想像力を働かせれば、より艶やかな姿が脳裏に浮かぶのは、後者の二つではないだろうかね。

それから言葉がね、ちょっと可笑しいね。身分制度の厳しい時代に、武家と町民が対等に話すのも不自然だし、吉原の花魁がいくら他所から来た人とはいえ、普通の平易な言葉でお話はしないでしょう。

竹の箸

  • 2007/03/08(木) 15:42:21

<綺麗に削られて作られた“竹の箸”>
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近頃、木材の不足か、自然保護の意味合いか、あちらこちらのお店で「竹の箸」が出てくる。
私たちの世代は「竹の箸」よりも、「小さな竹の橋」というハワイアンソングのほうが馴染み深い。

金属製のナイフや、フォークは何度も使えて便利で、資源の節約にも役立っているとは思う。でも肉食が中心の、しかも自分で切り分ける必要がある洋食となると、小型の武器のようなものを使わざるを得ない。そこへ行くと日本食は、食べやすい大きさに最初から切ってあるし、箸という日本の棒で食せるように工夫がなされいる。金属の切片が口に当たる舌触りだけでも好ましいものではない。

実際に使い捨ての食堂の箸は、もったいない事ではある。そうかと言って、外食のたびに自前の箸を持って歩くほど、地球の事を考えているわけではない。

その見地でみると、成長に早い竹を材料にするのはいいのかもしれない。しかもこの写真のように、綺麗で見てくれの良いものならば、木の安っぽい割り箸より見栄えも、食事も美味しくいただける。

休みだとウキウキするね。

  • 2007/03/07(水) 20:44:29

<実に大好きな俳優だけれど、だれかかれかに似ているんだよね>
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本日観た映画のヒロイン、ロクサーヌ役のエヴァ・メンデス。ヒスパニック系なのかはっきりした顔立ちで、ちょっと色黒。とても綺麗で、素敵な俳優ですけれど、誰かに似ている感じがするんですよ。あちらこちらが・・・・
古くから色んな俳優を見ていると、新たに出てくる俳優さんは、どこかが昔に見た俳優さんの一部に似ていたりする。誰々さんの目と、誰々さんの鼻と、誰かさんの口を合わせるとこんな顔になるんじゃないかという俳優が多い。二世の俳優も多いことだし・・・

本日は、のんびりゆっくり図書館へ行ったり、買い物に行ったりして過ごしていたら、なんだか映画が見たくなって観てきました。
『ゴーストライダー』
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ニコラス・ケイジは若いし、格好いいし、渋いところで、サム・エリオットが出てきて馬に乗った???役。
アメリカ人の好きな西部劇的な要素がたっぷりで、しかも魂をメフィストに売るといった宗教的なルーティンな話の運びも良くできている。
それにしてもCGなのか、特撮なのかよくは解らないが、実に迫力を感じさせるシーンが多かった。壊してしまったものを元に戻す作業って大変だろうな。

「イージー・ライダー」へのオマージュなのか、メフィストにはピーター・フォンダが出てきていた。ちょっとお年をお召しになったし、かつての悪ガキだったイメージはもううかがえないな。
昨日、DVDで借りてきた「ウェディング宣言」という映画にお姉さんのジェーン・フォンダが出ている。 

ラストに流れるかつての懐かしい西部劇の名曲歌?や、主人公のロフトでカーペンターズの音楽が聞こえてくる事も、嬉しい演出のひとつなのでしょう。

同じ漢字を使う民族といえども・・・

  • 2007/03/06(火) 07:22:17

ネットでうろうろしていると愉快なものに出くわす。
YouTubeの中谷美紀さんの動画を集めた、
『Video results for '中谷美紀'』

中谷美紀 - Mind Circus
中谷美紀來台灣之娛樂新聞1124
蕭嘉俊訪問中谷美紀
中谷美紀來台灣娛樂新聞1123


他にも沢山あるのですが、やはり最初の「Mind Circus」のVideoなんかは面白い。とても若く綺麗なことそうだけれど、何せ愉快な指の動きが素晴らしい。
今、やって下さいとお願いしても、しては下さらないのでは無いかと思えるような下らない振りなのだけれど愉快だ。

台湾に映画のお披露目でお出かけになった時のものらしいのが数本。
私たちの世代は、この古い漢字が読めるけれど若い人には読めないかも・・・
インタビューの背景なども、『嫌われ松子の一生』を意識してか、馬鹿に派手で露骨なところがいいねえ。

やっぱり読み応えを感じた力作でした

  • 2007/03/05(月) 21:00:31

<富士山を望む旅人には、物語の主人公がだぶって見えてくる、タイトルの題字は力強く意味深い>
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先日、本の題字が大事なイメージを伝えることを書いた。
この書家、日野原牧さんは、山本一力さんの著書には欠くべからざる人に感じる。

女衒の男と、ふとしたことから知り合った賭場の壺振りだった女との出会いから始まる道中物です。男も女も、気質の世界に戻って、ひたすら愛情といたわり合いで生きていく。
縁があって繋がったテキ屋の親分衆四人と、女衒の元締めまとめて七人で、江戸から久能山までの旅を通して、人と人とのやり取りや、思惑など実に男気の強い小説です。

山本一力さんに、特徴的なのは、
“重く受け止める”だとか、
“強い目の光をぶつけた”とか、
“目に強い光を宿していた”とか、
“目は怒りで燃え滾っていた”とか、
目を使って表現する相対する者に対する敵愾心の旺盛な事だ。
争いごとが日常に多かったのか、そんな世界が大好きな方なのか?

書かれる時代にはふさわしい表現ではあるが、現代ではなかなかね・・・

変な息子と、変な親

  • 2007/03/04(日) 21:03:47

嫌な季節が来た。
新卒者が進学の為に、かなりの学生予備軍が色んな物を買っている。
配達が無料というのが魅力なのか、細かい小物も含めて送ってもらおうといらぬ物まで親は必死で買い与える。

子供はというと不満なのか、もっと良い物が欲しいのか、ふてくされて返事をしないか、大声で反抗するか、概ねこんな感じである。
自分で欲しいものも解らぬみたいで、はっきりしないし自分の意志はほとんど無い。もっと想像力を働かして、自分のほんの僅か先の生活がどうであるのか考えてみれば解るはずなのに。

大体において、頭の悪そうなガキが無理して親の希望で学校に行ってやるといった感じなのではないのか。
行って頂く親の方が有り難がっているようで、愚かしいと言えば本当に愚かしい。勉学をしたいと考える者だけが、一生懸命努力すればいいのであって、なにも無理をして無駄遣いをする必要などする必要もない。

店の店員なども、媚びてまで物を売ることはないのだ。本当に必要な物だけを、本当に必要とする人だけが、子供の旅立ち、自立を考えて、ちゃんと行き先で本人自身が考えて買い求めればいい。
本人がお店に出かけていき、お店の人と親身になって話し合い、買い物をしてちゃんとお店の人にアフターを責任もって貰う。

引っ越した時点で何もかも揃っていなければならないなんて、そんなに贅沢で、甘えて馬鹿な子供に誰がしたのだろう。
電気屋さんや、その手の店ももっと考え直した方がいい。
日本の将来の為にも・・・

みんなみんなが金持ちで贅沢出来る世の中が良いとは思えない。

又借りなくては・・・

  • 2007/03/04(日) 07:24:01

図書館にまとめて本を予約したので、次から次から予約した本借りることになった。
人気の山本一力さんなので、こちらもしっかり読んで延長なしで返さなくてはいけない。次の人が待っている。
ということは、先に借りたのに良く読まずに返却をせざるを得ない本が出てきた。一回に借りられる本には冊数の制限がある。
又借りなくてはいけない本だ。
<佐藤雅美著、吾器に過ぎたるか>
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「吾は器、つまりは入れ物に過ぎなかったのか?」という自答なのか、
「吾は器として過ぎたるほどに大物である」という賛美なのか、
「吾は器として用をなさないほどにつまらない人間だったのか?」という自戒なのか

ざっと読んだだけでは理解に苦しむ難解な本だった。
<宮部みゆき著、人質カノン>
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時代小説ではなかったが、久々に手にとった宮部みゆきさんの著書だったので借りてきた。未読なので又借りよう。

『ストリングス』 -愛と絆の旅路・・・って?

  • 2007/03/03(土) 21:14:18

また中谷美紀さんのHPで、新たな情報を仕入れた。
『ストリングス』 -愛と絆の旅路・・・って?
4月28日より公開予定になっている映画ですね。
人形劇のようですが、なんとキャストの日本語版に中谷美紀さんのお名前があるではありませんか?
ジータ・・・中谷美紀とありました。
劇団ひとりがまた一緒に出てくるところがちょっと嫌ですね。
嫌いなわけではないけれど、色んなところで一緒に出てくるのには嫌になる。

<スパイダーマン3の新たな写真>
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また『スパイダーマン3』の公開日が決定! というニュースも聞いた。
『スパイダーマン3』、これも映画好きにはたまらない。

<公開が待たれるゴーストライダー>
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それから、ニコラス・ケイジエヴァ・メンデス『ゴーストライダー』も見に行かなくてはいけない。春は忙しい。

懐かしい名前が目に飛び込んで・・・

  • 2007/03/02(金) 21:08:24

<今度新たに出版されるチャンドラー>
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メールで新刊本の案内が来ていた。
余り気にも止めないのだが、ふと懐かしすぎる名前を見て驚いた。
『レイモンド・チャンドラー』、知る人は知っているハードボイルドの巨匠だ。若い頃からとてものめり込むように読んだものだ。映画化されたものもほとんど見た。
レイモンド・チャンドラー/著『ロンググッドバイ()』
この翻訳者は余り知らない。人気のある人みたいだが、村上春樹より季節違いだが、役者の村上冬樹さんの方が好きなくらいだ。
それにしても派手な表紙で、現代的だ。あの素晴らしい時代にはそぐわない。
<文庫本の表紙だが、とても情緒溢れる上品なイメージだ>
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『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー/著 清水俊二/訳 (早川書房)。こちらの方が馴染み深い。
とにかく品格と人格に優れた主人公、フィリップ・マーロウが読ませてくれるシリーズだった。私立探偵という言葉がよく似合う。

長いお別れ
レイモンド・チャンドラー/著 清水俊二/訳
早川書房 ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 7‐1
1981年1月

大いなる眠り
レイモンド・チャンドラー/著 双葉十三郎/訳
東京創元社
1982年
さらば愛しき女よ
レイモンド・チャンドラー/著 清水俊二/訳
早川書房
1981年1月
チャンドラー短編全集
レイモンド・チャンドラー/著 稲葉明雄/訳
東京創元社
1985年


参考に並べてみたけれど、著名なる翻訳者さんの名前が出てくる。
<私が一番に大事にしているもののひとつ、ペーパーバックの表紙>
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米国で買って読んでいたペーパーバック。古めかしい表紙絵をずっと長く使っていて、時代のイメージを大事にして出版され続けている。
P・I(プライベート・インベスティゲーター)という看板を見ると、マーロウを思い浮かべて眺めたものだった。

LAの南、サンディエゴに永くお休みになっておられるそうで、何度か出かける気持ちではいるけれど、まだ墓参りは果たせないでいる。


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