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そういえば昔はCMにも沢山お出になっていた

  • 2007/04/30(月) 07:43:06

<95年のCMnowの表紙>
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実にあどけない可愛さがありましたね。

<96年のCMnowの表紙>
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黒い髪のロングヘアーがトレードマークだった。

この頃は女優さんになって、今のように活躍するとは夢にも思いませんでしたね。
ところでこの「CMnow」って雑誌は今でもあるのかしらね。中谷美紀さん表紙のものは、大事に持っているけれど・・・・

本当に良くCMに出ていらして、私もかつてはポスターなどを随分と集めたものです。ミーハーですな。
オリンパスのCMはすきでしたね。
へんな宇宙人が出てきたりしましてね・・・・・・・・

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まずはこの本のタイトルに惹かれたのだが・・・

  • 2007/04/29(日) 07:28:50

<蓬田やすひろさんの描くひっそりとして不思議な風景>
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一幅の山水画のように静かで、落ち着いた風景が描かれている。山間に川が流れ、橋が架かっているところは、小さい橋ながらそこそこに橋桁が高いので、川は道から段差がある。橋の脇が街道というのなら、この道は異常な形だし、又道幅が大きすぎる。その道を歩むと、道を遮るかのように山肌に沿って人家が建ち並んでくる。

「この絵の道らしきものが不思議だな」とか、「『消えた達人』の割には達人が出てこないな」などと思いながら読んでいると、案の定、本のとっかかりの部分で迷い込んだ。ミステリー仕立てで、さりげないどんでん返しが、それも何度もある。
寝ぼけまなこや、ぼんやりしていると読み落としすることが多いし、しかも北原亜以子文体というべき、心理描写を織り交ぜながらの屈折した表現がと見違えをする。
人の心の中や、他人に対する思い入れ、思いやり、仲間意識、気配り、妬ましい嫉妬、過ち、怨み、人間であるが故におこす細やかな感情が、実に微妙な表現で書かれている。

主人公は昔は大火事の遺した孤児で、今では鰻屋の婿養子で十手持ち。昔の仲間や悪ガキの子分だった連中が、これまた下っ引きとして働いている。みんながそれぞれにいい大人になって、まともに働き、まともな所に養子に行って、まともに暮らしている。
その中のひとり弥惣吉は、長く幸せな夫婦生活を送っているかに見えたはずなのに、突然女房が行方知れずになってしまった。なんでも素直に、甲斐甲斐しく夫に尽くし、夫に助けられて夫婦になった過去を忘れず生きてきたはずの女房が、前触れもなしに消えた。
「探さないで下さい」という置き手紙だけをのこして・・・・・・

半分くらいまでは面白く読んだ。中山道に逃げた女を追うあたりから、若干だれてしまった。でも意外なことはあるぞ!派手な仕掛けではないけれど。

上品に丁寧にお話しなさる「中谷美紀」様

  • 2007/04/28(土) 07:32:27

<着物の姿が品良く、落ち着いて感じられる>
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久々に中谷美紀さんの動画でも探して、見てみました。

1、「あかね空」中谷美紀 単独インタビュー

今、もっとも旬な女優として精力的に活躍する中谷美紀が、本作で3人の子どもを持つ江戸っ子気質な母親役を演じた。その撮影現場の様子や役への思いを聞いた。
映画「あかね空」は、江戸の長屋に生きる、豆腐屋の夫婦の姿を情緒豊かに描いた秀作。主人公の夫婦を演じるのは、現在NHK大河ドラマ「風林火山」で山本勘助役を演じている内野聖陽と、昨年「嫌われ松子の一生」で女優として大きな進化を遂げた中谷美紀。江戸に生きる女性の一生を、気風の良い江戸娘から、3人の子どもを育てる「おかみさん」まで、見事に表現してみせた中谷が、作品の魅力を語った。


とても上品に、言葉を選んでお話をなさる。もう若い世代とは言えないけれど、こんな女優さんが少なくなってしまったので、ずっと長く続けて欲しい。
実際のインタビューを聞いていると、本当にしっかりしていらっしゃる。

2、「自虐の詩~あいのうた~(仮)」特報緊急配信

泣ける4コママンガとしてカリスマ的な人気を誇る「自虐の詩」がまさかの実写映画化! 衝撃の特報を緊急配信
泣ける4コママンガとしてカリスマ的な人気を誇る「自虐の詩」が堤幸彦監督により、中谷美紀&阿部寛のキャストでまさかの実写映画化! その衝撃の特報を緊急配信



「自虐の詩」の方も、サイトがリニューアルされていました。

3、第61回毎日映画コンクール」の表彰式

「第61回毎日映画コンクール」の表彰式が行われ、主演賞の佐藤浩市と中谷美紀、新人賞の檀れいと塚地武雅ら受賞者が出席した。出席者:佐藤浩市、中谷美紀、檀れい、塚地武雅、草笛光子、 ほか

表紙があんまりきっちり出来すぎた本

  • 2007/04/27(金) 08:56:07

<装幀をみると整然としすぎた本で、刀剣図鑑かな?と思わせる>
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そうなんですよ。刀剣と鍔の写真、タイトルの文字の字配り、そして見慣れぬ作家名。
しかも作家名の横に赤く小さく“書下ろし長篇時代小説”とあるけれど、黒地である為に分かり難い。
どう見ても一見、図鑑のように見える。若干大きさが小さいけれど・・・

以前に「あんまり“おどろおどろしい”表題もどうかとは思うけれど」というタイトルのブログで、自分の読んだ“忠臣蔵関連”の本の数字を数えてみたことがある。この時は“新選組”の本との比較でした。

“忠臣蔵”の名がつくもの・・・18冊
“赤穂浪士”の名がつくもの・・・2冊
“大石内蔵助”の名がつくもの・・・2冊
“堀部安兵衛”の名がつくもの・・・2冊
“その他の義士や赤穂”の名がつくもの・・・3冊


合計を、「忠臣蔵もの」29冊、「新選組もの」52冊と集計をしていました。
その後、ちょっと考え直して調べましたら、下記のものが追加で10冊増えました。

“吉良上野介”の名がつくもの・・・5冊
“元禄”の名で“忠臣蔵”もの・・・5冊


雲村俊慥著『元禄の豹・堀部安兵衛』のタイトルをみて、改めて上記のことに気付かされました。
忠臣蔵は元禄年間に起きたことで、綱吉の悪政があったからこそ、後世に名を残すまでの素晴らしいお話として語り継がれているのだいうことを・・・

この本がそういっているわけではありません。この本自体は大して思想は含んでいませんし、ちょっと史実がかった剣豪小説の程度のものです。(装幀の物々しさの割には???)
上杉家の家臣山吉新八郎との出会いは眉唾ものだった。この人は、討ち入りをされた吉良方に上杉家から応援に来ていた剣豪として有名であります。この新八郎が十六才の頃、上京の途中に以前に堀部安兵衛がやはり修行の途中で、恋仲になった女の手紙を預かって届けるというのは不自然でしょう。
その恋仲となった女との間に出来た娘が、かの泉岳寺にいた妙海尼であるというのも、そうかな?って気がします。
それから細井広沢との出会いもちょっとな?って気がするけれど、これらは史実とどう違うのかまでは調べる気にもならない。

しりとり歌のように関わりが連なる小説

  • 2007/04/26(木) 06:18:19

<雨に濡れて駆けて行く女に、傘を差し掛けようとする男の絵。トーンからして蓬田やすひろ画であります>
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北原亜以子著『恋忘れ草』、粋な名前の付いた女のお話本でした。
この表紙絵はちょっと気になることがある。中身は短編集でして、中にこの表題の「恋忘れ草」が五番目に入っている。
ちょっと抜き書きを・・・

 いったんは軒下に飛び込んだものの、さほどの降りではなく、約束の刻限にも遅れそうだったので、おいちは手拭いをかぶって走り出した。
 才次郎は、うしろから追いついてきておいちを呼びとめた。持っていた傘を、させばよいのに小脇にかかえていた。


この絵では傘を差し掛けつつ追いかけている。傘を脇にかかえていては、絵にならないのだろう。

若い頃は本を読んでいて、気に入ったフレーズがあると良く紙の上に書いたものだが、近年はしたことがない。書き写すどころかPCにスキャナーで読み取らす事もしばしばで、味気ないし、“習作”などと言ったお勉強もおろそかになった。

恋風
男の八分
後姿
恋知らず
恋忘れ草
萌えいずる時


以上の六編の短編集で構成されていますが、いずれも手習い所の女師匠「萩乃」、筆耕を生業とする浪人の娘「香奈江」、娘浄瑠璃の「おえん」、老舗の小間物屋・三々屋の娘「お紺」、浮世絵師の「おいち」、小料理屋の女将「お梶」といったちょっとした才能の持ち主の女盛りの恋物語である。
しりとりのように少しずつ名前が絡んで話が進んでいくのは、趣向としては面白いし、「萩乃」、「お紺」、「お梶」以外の三人は、「香奈江」が「長谷川里香」、「おえん」が芸名「七之助」、「おいち」が「歌川芳花(よしはな)」と別名を持っているのでちょっとややこしい。

才能はある女達ののだが、ある者は父親を失い、ある者は後ろ盾をなくしてしまって、か細い腕で生きていかなければならない女達の儚げな恋、何かにすがっても確かめてみたい恋などを見事に描き通してある。

多種多芸な人と、一芸秀でる人・・・その②

  • 2007/04/25(水) 07:46:26

家内がボランティアで、点字の翻訳の仕事をやっていると前日書いた。
さる盲人の人も出席した会議の場で、「市内のメインストリートを自分一人で歩いてみたい」という希望が出たらしい。この方々は、やはりボランティアでお買い物やお散歩を付き添って下さる人たちとは出かけることがあるという。
それでも自分自身で、本当に一人で大きな通りのデパート前から、市役所までをのんびり散策してみたいと望んでおられる。

この方は一年前に、その為の商店街の詳細な地図を、点訳して貰うことを依頼されたらしい。でも現実には一年も待っても誰も作って下さらないということであった。話は点訳をする者には伝わっていなかった。
つまりは難しいだろうという判断で、点訳者友の会には話すら流されていなかった。

そこで多種多芸なる家内の登場である。義侠心と親切心の発露から、自らこの困難な?(そうでもないとは思うが)役目を果たそうというのだ。となると一芸秀でる私も加勢を余儀なくされる。

<県庁前楠の並木道。この緑の向こうに、かの東国原知事のいる県庁があります>
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二人で食事付きの散歩の名目で、歩いてきましたよ。
前日からゼンリンの地図を拡大コピーして、しかも必要な部分を抜き書きして準備しました。バインダー、ボールペン、確認の為のデジカメとちょっとした探検隊です。

ゼンリンの最新版と言っても、この不景気に例えメインストリートとはいえ、店を閉めたり、代替わりをしていたりと様変わりをしていました。
しかも「・・酒店」等というと職業が判りますが、「・・商店」なんて書かれたゼンリン地図では、そのお店の生業が判りません。
一人で歩いてみたいとお考えのこの方の要望には、どんなところにどんな名前のお店があるのかが、お知りになりたいだろうと工夫もせねばなりません。

<移転したり、閉店したりしている店と、調査をしている家内のバインダー>
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結構寂れていて、大通りなのに店を閉めていたり、かつては老舗のお店があったところが更地や駐車場に代わっていたりと寂しい思いもしました。

家内は出来上がった資料をもとに、早速点訳にかかるようです。
早めに仕上げてその方に喜んで貰い、しかも市内の盲人の方にも役立つように、盲人の方々の広報にも載せていただく考えです。
一人でも多くの方が、のんびりと散策される事が出来るといいのですが・・・

多種多芸な人と、一芸秀でる人・・・その①

  • 2007/04/24(火) 07:27:15

家内は結婚前に一年ほど働いた事があるだけで、その後はお勤めをしたことがない。今では役に立たないが、“簿記”だの“和文タイプライター”だのいろいろ資格なども持っていて、何も持たない私は肩身が狭かった。

その他にも特技が“速記”であったり、女の嗜みと言われた料理、生け花、洋裁、手芸などとなんでもこなす。洋裁はちゃんとお金が取れるほどの本格で、子供の余所行き着から女性もののスーツまで拵えるし、姑の我が母などは自前の仕立屋を持っている身分だと喜んでいる。

手芸がこれまたどうしたことか多才で、ニット・棒針編みはなんでも、フランス刺繍、クロスステッチ、なされないものを探した方が早いくらいだ。
つい最近では、「フェアアイル・ニッティング 」というものに、凝っておられる。

シェトランド羊の毛から紡がれた毛糸を使い、完全なる手編みによって作られています。
手編みの方法や、セーターの形は、フェア・アイルセーター発祥の地である、フェア島の伝統に忠実に従っています。とても軽く(一着は約500g前後)、暖かいセーターです。
ダイスパターン、オーエックスオーパターン、ボーダーパターン、ヨークパターンなど、さまざまなパターンをもつシェットランドの伝統的な編物、フェアアイル・ニッティングを紹介。初心者でも必ず出来上がる!


これについても、佐藤ちひろ著『フェアアイル・ニッティング―シェットランドに出会って』に出合って、これ一冊を指南書にして、毛糸を百個ほど買い込み始めました。
<フェアアイルのVネックセーター>
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ほとんど六ヶ月はまりこんで、六枚ほどの作品を仕上げてしまいました。百個近くのあった毛糸玉は残り少ない。
<フェアアイルのカーディガン>
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私が適当に撮影したので余り綺麗に写っておりませんが、実物はとても複雑な模様が美しく、しかも浮き彫りされたように立体的で緻密です。
しかも軽くて暖かいので、この冬重宝しました。

若い頃に練習していた“速記”は、私が時折TVで歌手が歌う時、その歌詞を速記して貰うくらいにしか役には立ちませんでした。私もパソコンを本業としてからは、“和文タイプ”にコンプレックスを持つこともなくなりましたね。

ただこの才人には、又恐るべき技が増えているのですよ。
“点訳”、普通語を点字に翻訳というのですかね。
最初は点字板、それから音のうるさい点字タイプライター、近年はパソコンと進歩しております。技術的にはかなりなハイレベルの所までなさいますね、これが。

これら全てのものが、「全然、お金にならないし、お金を稼ぐ道具では愉しくない」
実に素晴らしい精神ではありませんか。


ところで私はというと、何も芸がない。
先日、18年ぶりでカラオケを歌う機会があったが、これだけは玄人はだしだと言われてしまった。一芸秀でる才能だとは勝手に思っている。
ちょっと次元が低いけれど・・・・

まだ見ぬ、映画『あかね空』

  • 2007/04/23(月) 08:54:47

『あかね空』がどうもまだ見れそうにない。
鹿児島か福岡辺りに見に行こうと思うのだが、ちょっと家を留守に出来ない事情が重なっている。
仕方なしに『あかね空』関連のHPを探し、関連ブログなどを読んで我慢をしている。
『あかね空』MOVIE SPECIALに、いいのがあった。

『あかね空』の舞台を散策「深川ぶらりマップ」を公開!

AOLでは今作に登場した主な名所をピックアップ、現代の写真も交えてご紹介。
お花見真っ盛りのこの季節、ぶらりと下町散策はいかが?


東京モーターショーには必ず行くので、その折りにでも深川散策をと考えている。
<おふみ役の中谷美紀さん>
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おふみ役の中谷美紀さんの紹介文

1976年1月12日東京都生まれ。93年TVドラマ「ひとつ屋根の下」で女優デビュー。以後TVドラマ「ケイゾク」「永遠の仔」など数々の作品に出演。映画デビューは、大森一樹監督の『大失恋』(95)。同年利重剛監督の『BeRLIN』で初主演。以降中田秀夫監督『リング』(98)『リング2』 (99)、飯田譲治監督『らせん』(98)、堤幸彦監督『ケイゾク/映画~Beautiful Dreamer~』(00)など話題作に次々に出演。『壬生義士伝』(03)では第27回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞、その地位を確立した。近年の活躍はさらに目覚しく、『ホテルビーナス』(04)、『電車男』(05)、『力道山』(06)などがあり、2006年は『嫌われ松子の一生』、『LOFT』などの演技力の評価により第31回報知映画賞の最優秀主演女優賞、および第30回日本アカデミー賞では優秀主演女優賞を受賞している。

面白い小説=優れた小説とはかぎらないが・・・

  • 2007/04/22(日) 09:52:59

<見るからに悪人面の表紙絵。多分主人公日向景一郎だろう。跳んで剣を振りかざしているのが、弟森之助>
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北方謙三著『鬼哭の剣』、人気シリーズ第四弾とある。
実のところ記録には、第一弾と第二弾「降魔の剣」、「風樹の剣」を読んだことになっている。なんだか昔のことで覚えがまるでない。

日向景一郎、柳生を斬る!

「己より強き者に勝つ!」
日向流の剣士、日向景一郎は、父・森之助を斬った。遺された赤子は森之助と名付けられ、兄・景一郎に引き取られた。そして十五年後・・・・「兄を斬る」という宿命を感じながら、弟は、兄の強靱さを前に打ち震えるのみ。だが森之助は、哀しき運命を背負った角兵衛獅子の少年等とともに柳生の猛者と戦うことで、変貌を遂げてゆくーー。


この本にはストーリーの展開や、超人的主人公等の活躍、人物の設定や人の動き、きりないくらいにあげれば面白い要素は沢山ある。主人公兄弟のスーパーマン的技量を描くにしても、それらを事細かく活写する描写力があるし、言葉や表現ののいちいちがもっともに感じられる。

それですから勿論読むスピードも速くなる。四百ペ-ジ余の厚い本が一気に読める。でも何も残らない。漫画に近い、娯楽小説である。
でも感情移入が出来ないし、それをさせない乾いた小説です。命の尊さもなくあっけなく人は死ぬし、主人公達に関係していた女が死んだ時すら、読む人に悲しさを感じさせない非情な物語でした。この点は北重人著の『夏の椿』とは大違いでした。
なんだかゲーム等の原作本程度の内容です。

時代小説から何かを得なければならないワケではないが、何も残らないのも、それはそれでつまらない。

タイトル通りに優しい時代小説

  • 2007/04/21(土) 07:39:06

<師岡とおる氏の淡彩の椿の絵が表紙を飾る>
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本の中身はほとんど表紙で読み取れる。
この柔らかな色彩の椿の絵と、装幀を見れば、自ずとこの本が穏やかな時代小説であることが拝察される。
この作家について、

五十の声が聞こえそうになり、ふと四半世紀ぶりに小説を書き始める。


とある。
四半世紀前にも小説を書いていた方のような錯覚を憶える表現だ。

失踪し、その後殺されていた甥の定次郎を捜すことから物語は始まった。
主人公の立原周乃介は、武家の家に妾の子として三男に生まれる。出生から疎まれた生活をおくり、無頼となり、勘当され町屋で暮らす。
姉の子、定次郎が自分と似たような生き方をすることから、親近感を覚え可愛がってやる。
そんな甥の死は、謎から謎を呼び、主人公を遠く越後まで旅させる。

謎解き小説であるが、それ以外に主人公を取り巻く人間関係の暖かさと、優しさ、そしてそれらの人々の描かれ方が美しいこと。
悪者として出てくる柏木屋の主人、仁三郎の過去と、その三人の兄弟の来し方。その人間関係の見事なまでの活写。
軟らかい本なのに何故か心に響く、強い波長を感じさせる。

主人公の立原周乃介にも、甥の定次郎にも関係した美しい女、沙羅の立ち居振る舞いと、儚い死が涙させる。

「フラワーフェスタ」で花々を写す。・・・その②

  • 2007/04/20(金) 08:03:00

「フローランテ宮崎」“フローラル祭り“の会場には、ドーム型のエントランスがあります。
ここは温室構造になっていて、色んな花々が植栽してありまして、とても美しい場所です。今回は水に誘われて咲くあじさいでした。

<あじさいも実に多種多様です>
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<温室も覗いてみました。多肉植物が沢山ありました。>
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「フラワーフェスタ」で花々を写す。・・・その①

  • 2007/04/19(木) 18:48:26

「フラワーフェスタ」というイベントは、あちらこちらで催されている。こどものくにをメーンに、西都原古墳群(西都市)母智丘公園(都城市)延岡植物園(延岡市)椎八重公園生駒高原花立公園など協賛イベントを含めた今年の会場は51ヶ所というから、一大イベントで春の訪れを待つ市民の憩いの一つです。
本日は「フローランテ宮崎」“春のフローラル祭り”に行ってきました。例年より肌寒かったものの、風もなく穏やかな日差しで、しかも人も少なく写真を撮るのにはとても良い条件の日でした。
<テーマがチューリップだそうで変わり種の藩を中心に・・・>
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普段に見るチューリップとは違うものばかりです。
<生きてはいない花を閉じこめて・・・>
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どのようにして作るのかは聞かなかったが、ちょっと色変わりがあることと、アップで見ると気泡が所々に入っていた。

「享保異聞」シリーズ三部作がこれで完了だ。

  • 2007/04/18(水) 11:42:03

<村上豊さんの絵、よく見ると袴の部分に敵の忍者がいる>
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黒崎裕一郎著『はぐれ柳生無情剣』「享保異聞」シリーズの三部作の最後篇です。
今回の帯は簡潔文で記されていた。

理屈なし。
時代小説の面白さの極致を行く最高の娯楽作品。


確かに面白い本でした。
ストーリーと歴史的事実との整合性が優れた作品で、実に短い享保年間を生き生き書かれています。一般に人気のある八代将軍吉宗と、その周りを取り巻くお庭番衆が悪者と書かれているのも奇抜で良い。

作者黒崎裕一郎さんは、『必殺仕掛人』シリーズ、『木枯らし紋次郎』『銭形平次』等のテレビ脚本家として有名な方だそうで、面白いものを書くことには手慣れたお方のようだ。

ただ、難しい言葉も好きみたいで、ほんの数頁に間にこんなに難しい言葉が・・・

荒寥(こうりょう)・・・・「荒涼」に同じで、普通はこちらを使う。
泣哭(きゅうこく)・・・・泣き叫ぶこと。
啾々(しゅうしゅう)・・・小声でしくしくと泣くさま。
欣然(きんぜん)・・・・・よろこんで物事をするさま。
苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)・・・年貢・税金などをむごくきびしく取り立てること。
畢生(ひっせい)・・・・・一生を終わるまでの期間。
喫緊(きつきん)・・・・・差し迫って重要なこと。


年寄りの私は読めますが、それでも使う言葉ではありません。
時代小説としての雰囲気作りには有効なのかも知れませんが・・・

それからとても引用好きで、ありとあらゆる所に参考までの引用文が多用されている。
例をとると・・・

『水戸義公(光圀)行実』にも・・・
斉藤月岑の『武江年表』には、・・・
『享保通鑑(きょうほうつがん)』によれば、・・・
『円覚院様(吉通)御伝十五箇条』にも・・・
柳生藩の資料『玉栄拾遺』にも、・・・・


どれだけ読んだらこんなに書けるのかは知らないが、筆者の努力が凄まじい。その上末尾の参考文献は又別物であるのでして、これで三百五十頁程度の本に書き上げるのですから、作家さんて大変な職業ですね。

私にはとても愉快に感じる二つのもの

  • 2007/04/17(火) 08:01:52

<日本的なデザインの最たるもの“おせんべい”のパッケージ>
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<アップしてよく見ると何かの模様が・・・?>
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<「いやあ、こんにちは」って感じでミッキーが>
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私はおせんべいは好きです。
ぱりっとした歯ごたえと、お醤油のたれがついて最高のお菓子です。スィーツなんて言葉には騙されませんぞ!「やっぱり日本人は和菓子だね!」
それでこのおせんべいはディズニーのお土産だったのです。愉快な品物でした。
でも、ミッキーをくり抜いた海苔の残りはどこに使うのでしょうかね?

それから私はディズニーランド(現在はディズニーリゾートって呼び方に)が大好きです。
無論、日本でもアメリカでも・・・。自販機がないことも、行列に並ぶことも、ゴミを拾って下さる方々も、イベントも全部が大好きです。
アメリカ本国のディズニーランドでは、並んでると本当に妖精か、お人形さんではないかなって子供に出合うね。どうしても可愛さにおいては、東洋人は叶わないね。
あと数年すると孫が小学校の高学年になるんで、連れて行ってあげようと密かに考えている。

もう一つの愉快なことは、新たなパソコンの夏モデルです。
<ほとんどOSはWindows Home Premiumです>
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新型夏モデルが前後して市場に出る。
NEC、東芝、ソニー、富士通とカタログを目を通したけれど、ほとんどがOSとしてVista Home Premiumを搭載している。OSとしてHome Businessを搭載しているモデルもあるくらいで、Windows Vista発表当初のVista Home BasicはVAIOの数機種に残っているだけだった。

ざっと見た程度だから一概には言えないけれど、やっぱりVista Home Basicは転換期の見せかけだけのものだったワケだ。
Windows Vista発表当初、PCの価格の跳ね上がりを極力押さえる意味での廉価版ですかね。結局夏モデルではほとんど、メモリーも最低が1GBになっているみたいだし、Vista Home Premiumが本当のWindows Vistaって事になるんでしょうね。

でもVista Home Premiumの中に、動作が遅くなるので、Vista Home Basic的に使うという項目があることは瞠目です。

4年ぶりに手にした本は内容を忘れていた。

  • 2007/04/16(月) 07:12:55

<村上豊さんの表紙絵、主人公はもっと格好が良いと思うのだが・・・>
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黒崎裕一郎著『はぐれ柳生斬人剣』、享保異聞シリーズ。
ブログを書き始める随分前に『はぐれ柳生無情剣』を読んだ記録だけがあるけれど、内容をすっかり忘れてしまった。この本を読んでいっても新たに読み始めた感じで、シリーズ物の内容が理解出来ないし、登場人物すら思い出せない。しかも後先も間違えていた。順番としては下記の通りらしい。

はぐれ柳生殺人剣(せつにんけん)
はぐれ柳生斬人剣(ざんにんけん)
はぐれ柳生無情剣(むじょうけん)


とても内容は面白い。副題の通り享保年間の年代表を、実に細やかに史実を暴いていく感じで、表紙裏の扉に書かれた秋山駿氏の推薦文は的確に表している。

史実の上に奇想を凝らす。
そういう時代小説の本道を往っている。
徳川将軍家八代、吉宗には、政権獲得のための暗い秘密があった。
秘密の鍵は、天下三品の名刀の裡に隠されている。
名刀を追って、暗闘が展開する。
主人公は、素浪人、刀弥平八郎。柳生流の一派、鍋島心陰流の青年剣客である。
彼の振るう「まろばしの剣」が、吉宗政権の秘密と暗黒を切り開いてゆく。
剣法に新味がある。また、当時の江戸の街をよく蘇らせている。


簡潔に見事にほめていますね。
とにかく大岡越前守が出てきたり、堀部安兵衛の子供が出てきたり、室鳩巣が味方になってくれたりと、知り合いに会えるようで楽しかった。

中でもこの言葉は最高のお気に入りでした。
《悪くもなし 沙汰ほどにないもの 飛騨のからくりと大岡越前守》
飛騨にすむ人には悪いが、当時の江戸の人々の大岡越前守への評価をうたった狂歌だそうだ。

この作家さんは二冊しか読んではいないが、結構沢山書いているらしい。調べがついたのは下記の通り、
公事宿始末人 叛徒狩り
蘭と狗―長英破牢
必殺闇同心
必殺闇同心―密狩り
必殺闇同心―娘供養
必殺闇同心―人身御供
必殺闇同心―夜盗斬り
必殺闇同心―四匹の殺し屋
渡世人伊三郎―上州無情旅
死神幻十郎〈2〉女人結界

少し本格的に探さねば・・・

よくよく探せば、あるではないか。

  • 2007/04/15(日) 20:59:10

<白いBMW・M3、これも良いな>
20070414210233.jpg
「BMWおたっきーず!Blog - BMW総合情報ブログ」
に出てきていました。
白いBMW・M3。とてもすっきりして美しい。
外観の優美さとは、かけ離れた凄いパワーを秘めたスポーツカーとはとても思えない。

<このM3独特のエアインテーク>
20070414211051.jpg

今までのMシリーズとも若干違うような・・・
やはり洗練されたデザインの魅力と力が感じられる。

<初めてよ~く見たサイドミラーのアップ>
20070414211348.jpg

粋な感じですなあ。空気抵抗が無くするりと流れるようなフォルム。
モーターショーでは見られるでしょうね、実物が。
とても楽しみです。

「BMWおたっきーず!Blog - BMW総合情報ブログ」
には動画もありました。

大人になってからは、余り口にしないもの

  • 2007/04/14(土) 07:49:08

<可愛いデザインで、しかも美味しかった>
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大したことではないのだが、本日気になるニュースをみつけた。

「チュッパチャプス」に樹脂片、240万個回収へ
4月13日20時32分配信 読売新聞


原材料を混ぜる機械のプラスティック片が欠損して混入したらしい。
「チュッパチャプス」という名前がとても愉快だが、スペイン産とは今まで知らなかった。
素晴らしいネーミングだといつも感心していた。てっきり子供がくわえてしゃぶる音からきた名前だと思っていた。
子供が小さい時だから25~6年前にはよく買ってあげたような気がする。
「チュッパチャプス」のHPに、
"1958年 THE YEAR Chups Chups was born in Barcelona."とあるから、随分と古くからある商品なのだな。
それにしても240万個という数字が凄い。日本以外の国も回収するとしたらどのくらいになるのかしらね・・・。しかもこれが商品の一部であるなら、生産総数どのくらいなのか?驚いてしまった

桜も季節を過ぎてしまった

  • 2007/04/13(金) 21:14:32

<広大な公園には、池の水が良くうつる>
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散策をするにはとても良いところです。
知事の出所(でどころ)都城市の近隣、高城町にある「石山観音池公園」
桜の季節はとても綺麗で、人出もかなり多いのですが、平日でしかも桜の季節を過ぎ人一人見かけません。
この石山観音のホームページの写真は今月初めだそうで、とても桜が見事に写っていますし、桜の木々もあちらこちらに沢山ありました。
公園の綺麗な水に映る散りかけの桜や、木々の緑が若芽を芽吹き、清々しい季節を彩ります。
この池の周囲はとても散策にはもってこいの場所なのですが・・・・?

<池面に垂れ下がるように突き出した枝から花びらが散ってます>
20070413072417.jpg

いつもはボートに乗ったり、池の周りをぐるりと一周するのですが、春の陽気に誘われてか、蛇がにょろにょろ出てきました。
普段強きの家内も、そして私自身も怖いものですから途中を折り返して戻りました。
何年ぶりでしょうね?蛇を見るのも・・・
しかも真っ黒で、長くて、ぎらつくくらいにねっとりと光ってました。

別な場所を少し歩いて、適度に寛いで、あとは温泉です。
「観音さくらの里」という施設で、とても広々して気持ちの良いところでした。
中の温泉の種類も数多く、気に入ったのは「釜風呂」。蒸し風呂なのですが、露天風呂の一角にあって、中は真っ暗に近い暗さで、周りも見えぬほどの蒸気で蒸されます。
外に出て、ぬるめの水風呂に飛び込むのですが、露天ですから太陽が眩しく燦々と降りそそいでいて、この明暗差が良い感じです。
建物の中も清潔で、設備、レストランも整い、又行こうって気にさせるいいところです。

この場所には、色々な施設が作られています。ロープウェイや、キャンプ場、バンガローなどもあって、夏の季節には賑わいそうです。
本日は温泉のみ人が多くて、ほとんどの施設がお休み、ロープウェイも動いてはいませんでした。年寄りばかりで、若者の姿は見かけませんでした。

新型BMW・M3発表

  • 2007/04/12(木) 09:58:35

パワーユニットは最高出力420hp/8300r.p.m.、最大トルク40.8kg-m/3900r.p.m.の新開発4.0リッターV8を搭載する。


パワー・ウェイト・レシオは3.8kg/hpとなり、0~100km/h加速4.8秒という加速性能を実現。最高速度は速度リミッターが作動する250km/hだ。


タイヤサイズはフロントが245/40ZR18、リアは265/40ZR18となっている。ルーフは量産車初のカーボン・ファイバー製だ。


ボディサイズは全長4615mm、全幅1817mm、全高1418mmで335iクーペと比較して全長で35mm、全幅で35mm、全高で43mm拡大。車輌重量は1655kgで335iクーペから40kg増加している。


<赤ですか。スポーティと言えば、赤ですよね>
20070412095656.jpg

新型BMW・M3発表
うんとスポーツカーですな。このニュースの記事をみると・・・
この車がどのくらいで売り出されるかが興味ありますね。

こんなタイプの人間が案外好きなんです

  • 2007/04/11(水) 18:04:04

<安里英晴さんの絵は、イメージ的には蓬田やすひろさんのトーンに似ている>
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蓬田やすひろさんは時代小説の装画家として有名だが、この表紙の安里英晴さんも大変な数であります。因みに、私が読んだ本のリストだけでも蓬田やすひろさんが144冊、安里英晴さんが87冊と圧倒的なお仕事量であります。
しかも両者はどこか似ているのです。安里英晴さんがちょっと絵にコミカルな軽さがあって、蓬田やすひろさんが暗く沈んだ闇の重さが感じられますが・・・・う~んと全然違う???

高橋義夫著『かげろう飛脚』、副題は「鬼悠市風信帖」。
身分から言えば“足軽”、武士とは言えない軽い身分でありながら、大変に重要な役目を陰でする主人公・鬼悠市という人物が好きです。
鬼のように、大きく逞しく強く、忠実にある人物に仕えて事をなしていく。
常日頃の本業は、竹林に作られた小屋で、献上の竹駕籠を作って生活し、いざというときに活躍する陰の人物ながらそれでいて立派に信念と、自己主張を持っている。

紙の米
首斬り勘兵衛
目早の北溟
ゆかまい坂
鬼の道行


以上の五篇に別れた長編だが、どの小題をとってもこの題名だけでは中身の判りづらいものです。読んで納得・・・

作者の紹介、あとがきなどなんにもなく、さっぱりした装幀本なのですが、最後に『眠る鬼・弧剣竹林抄』の紹介があります。これもこの本のシリーズでありました。リストを見直して思い出しました。
又読み直してみたい本ではあります。

私は“こんなタイプの人間が案外好きなんです”ね。
小説としても好みに合いますね。

ワイシャツの襟と袖の“下洗い”について

  • 2007/04/10(火) 07:35:36

お風呂に入るついでに、その日着ていたワイシャツの襟と袖口をちょこっと石けんで洗う。最近始めた日課であります。
これはずっと家内がしていたのですが、数日家内が風邪を引いた時に、代わりに始めたのがきっかけで続けている。

こんな洗濯の予備準備を長年やっていた家内を、ずっと見続けていたはずなのに気付かず見過ごしていた。代わってしてあげると都合も良いし、それほど大した手間も時間もかかるわけではない。どうせ風呂に入る時の僅かなひとときだ。

相手のことを見ているようで、見ていないことに改めて気付かされた。

定年後には、家事分担を分け合って行う約束になっているので、その予行練習にもなっていい。家事洗濯料理が嫌いでもないし、出来なくもないので安易に約束をしているが、やはりお互いの老齢化を考えると分担化は必要だろう。
何もせずにぼんやりしているのも苦痛でしょうし、料理だけを言わせていただくと、私の方が上手に綺麗に作る。

五十代の始めに、私はセミリタイヤしてことがある。
まともに会社に勤めていた頃は、過重労働気味で、家庭も顧みずと言う猛烈世代だったので、ふと考え直し辞めてしまった。
ちょうど父親も悪くなり始めた頃だったので、良い具合にこれで引退も悪くない程度の安易さだったが、案外とこれは早かった。
退屈だし、十数時間を労働に費やしていた為、身体の変調は出るし、他人様から遊んでいるように見られて嫌になった。
お遊び程度でも良いから、何かしなくちゃと再就職をした。仕事をすればお遊びではすまない世代だから、ちょっと頑張ってしまった。

本格的にリタイヤの時期が近づいてきている。今度はよく考えて、計画して、老後を有意義に過ごす為の行動を考えなくてはいけない。

団塊の世代の同輩よ!目覚めなければいけない!

希望する職が、本当に適職かどうかは判らない?

  • 2007/04/09(月) 08:44:43

<このくらいの絵は、誰にでも描けそうで、描けないと言う見本みたいな表紙絵>
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表紙の三分の二くらいに絵やタイトルが収まっている。大きな空白はなんだ?と思っていたら、下の方の小さな犬がいた。絵だって実に稚拙に感じるが、虫眼鏡で見ると町中を廻る同心等がいる。柔らかな雰囲気が良く出ていて、主人公の人柄さえ感じられる。
装画・村上豊、装幀・熊谷博人。この二人のコンビネーションで作られた本を、33冊も読んでいた。村上豊さんの装幀本や、装画本だけだと107冊にもなった。

この本、佐藤雅美著『白い息』は、NHKのTVドラマでも有名になった「物書同心居眠り紋蔵」のシリーズ七弾です。紋蔵はようやく、町に出ます。

居眠り紋蔵、町へ出張る
盗んだ弁当を食べた男が変死した。附子(毒薬)を買ったのは誰だ?
念願かなって定廻りに任じられた紋蔵が、人生の哀歓を噛み締める。


この帯に書かれた文面通り、物書同心だった紋蔵は、晴れて定町廻りとして勤務することになる。ベテランの事務屋さんが、新人の営業マンとしてスタートしたようなものだ。定廻りは紋蔵さんの希望が叶ったことになる。物書同心という、しかも例繰方(れいくりかた)という判例調べのような特殊事務能力が、町方の同心の職業には経験として大いに役立っていそうだ。
現在ではこうはいかない。ベテランでも事務屋は、営業マンには向かないし、人との交わりの少ない事務の経験は営業には余り生かせない。

蘭長者簑吉の名誉
時の物売りと卵の値
それでも親か
大坪本流馬術達者のしくじり
坊主びっくり貂(てん)の皮
そそっかしい御武家
落ち着かぬ毎日
白い息


以上の八編、小題だけでも謎のようであるし、意味が分かりにくい。読んでいくうちに解説があるので理解出来る。
大事件も、小事件も案外と地味に解決され、ほのぼのとした気持ちになってしまう。捕らえられた悪人の行き先が、仮に獄門貼り付けであろうと、この紋蔵の本では、いや佐藤雅美さんの本では悲壮感を感じることはない。

伝馬町の役所の仕組みや、江戸の町を勉強させて頂く好材料でもあります。もう「物書同心居眠り紋蔵」のシリーズが七作目になっているとは驚きですが、その紋蔵さんが外廻りに出て行くことになるとは、もっと大きな驚きでありました。

私個人には、気にいった素晴らしいHPを見つけた。

  • 2007/04/08(日) 20:44:34

<こんな大御所の写真を勝手に使ったら悪かんべ・・・?悪気ないすけ、許して>
Photo: Kishin Shinoyama
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中谷美紀さんのことで、とても良いページを見つけた。

『VOGUE NIPPON / Women of the Year 2006』 

しかもちょっとしたインタビューが動画でも見ることが出来る。

Q1 2006年であなたがもっとも幸せだった瞬間は?
延べ3カ月に及ぶインド旅行を経て、自宅で温かいごはんと納豆、そしてお味噌汁を口にした瞬間。

Q2 2006年、もっとも感動した本、あるいはもっとも感動した映画は?
本『無名』は、著者の沢木耕太郎さんが、毎日1 合のお酒を飲み、食後に読書することを幸せとして、それ以上を求めなかったという御尊父の死に向き合った作品。映画『植村直己物語』では、5大陸の最高峰を世界初踏破した故植村直己を西田敏行さんが、寝ても覚めても冒険のことしかない夫を凛とした強さと優しさで支え、孤独に耐えながらも待ち続けた妻を倍賞千恵子さんが演じている。犬ぞりでのアラスカ横断や雪山登山など、壮大なスケールの撮影が敢行された不朽の名作。

Q3 あなたがいちばん心を動かされた2006年の出来事は?
笑いあり涙あり、趣向を凝らした友人の結婚式。

Q4 2006年、会っていちばん感動した人は?
氷川きよしさん

Q5 自分を動物にたとえると何?その理由は?
???

Q6 5年後にはどこで何をしていたいですか?
どこで何をしていても、日々是好日と。

Q7 今、いちばん欲しいものを教えて下さい?しなやか、かつ強靭な身体。

Q8 あなたにとって理想の女性像は?
古きをとどめつつも、新しいものも柔軟に受け入れることができる女性になれれば。

Q9 2006年、あなたがもっとも注目した男性は誰ですか?
琉球紅型の城間栄順氏。沖縄の自然にインスパイアされて生まれるデザインを、布を生かしつつも色鮮やかに染め上げる氏の魂と謙虚な心に惚れています。

Q10 あなたが日本の首相になったら、まず最初に何をしますか?
理想を掲げたところでかなわないのは承知の上で、環境破壊因子および食品添加物を一掃したいです。



「Q5 自分を動物にたとえると何?その理由は?」には、十四人中、以下の五人が猫と解答した。

菊地凛子  猫。気分屋だから。
長澤まさみ 猫。気まぐれなんです。
知花くらら 猫。ときに気まぐれだから。
沢尻エリカ 猫。気ままだから。
松雪泰子  猫。マイペースな猫。


私個人としても、何か動物にたとえられることは嫌いなので、中谷美紀さんの解答のない「???」は素晴らしいと感じる。ただ私の場合は人間以下に見られることが嫌いなのでありますが・・・
ですから「好きな動物は?」という質問がのぞましい。
それにしても、気分屋さんだったり、気まぐれだったり、まいペースだったりと女優さんは、猫的でなければ勤まらないのかもしれないが、女性一般がそうあるような気もする。

“会ったことはない人“の話だけれど・・・

  • 2007/04/07(土) 08:00:50

家内から聞いた話をちょっとばかりしましょう。

視覚障害者の支援をするセンターがあります。半官半民の第三セクターで運営されています。
例年此処の所長さんという方は、県職員の定年後の天下り先で、ろくに挨拶も出来ないような人しか来ていませんでしたそうです。

ところが三年前に赴任をされたHさんは、最初にお見かけした時からの行動からして違っていました。
ジョギング用の短パンをはいた見慣れぬ男性が事務所にいらした。次に会議室でご挨拶があったのですが、「マラソン大会の折に、盲人の方のパートナー(伴走者)として走りますので、平素仕事場には走って出社します」と言うことをいわれました。

それから赴任後にされた行動が、恐ろしいほどに逞しく、今までいらした所長さんの腰掛け尻とは雲泥の差がありました。列記をするならば・・・

* まず建物の周りの植栽されたものの草刈り・そして手入れ。
* 建物全体の部屋という部屋の片付け。
* 不必要なもの、不要なものの撤去、除去そして廃棄。
* 会計の見直し、金庫の余剰金の整理。
* 視聴覚の不自由な子供を集めての太鼓・大太鼓の指導、育成。
* そして公の場でこれらを披露する機会を作って、県外へも遠征されました。
* それらを支援する基金の県への陳情。
* 視聴覚センターへ来るボランティアの方々との交流。
* 金庫の余剰金を使ってのボランティアの方々との交流会。
* 盲学校との連携と、交流。


まだまだなされことは沢山ありすぎるのですが、書ききれないくらいです。
でもこれらのことは、過去に今まで誰一人実行をした人も、しようとした人もいないのです。Hさんは行動の人なのです。まず人間的に素晴らしすぎたことが、誰もが話しに聞いて驚かされます。

でももっと驚いたことは、この四月になって視聴覚センターに出かけた家内は、突然このHさんが辞められたことを知りました。
いつものHさんの机には、ふんぞり返って挨拶も出来ない男が座っていたそうです。

近頃の温泉事情は変化が厳しいぞ

  • 2007/04/06(金) 18:21:58

温泉はあちこちに回数券だとか、会員券だとか買っているので気分によって行き先を変える。
本日は鄙びた温泉にするぞという気分で出かけた。
<小高い林の中にあって、木造の建物が良い>
20070405182439.jpg

此処は昼なお暗いところで、冷泉という冷たい温泉が暑い時期には気持ちがよい。周りに花々が多く、桜も満開で、しかも藤まで咲き乱れて情緒たっぷり温泉気分。
でも玄関が暗い。ただでさえ暗い入口がなお暗い。
温泉のお嬢さんお顔が見えたので、「やってます?」と聞けば、五時からだけになりましたとの返事。
しかも入口の張り紙には、露天風呂とサウナを止めたことが書かれている。私はこの露天風呂と、冷泉に浸かって本を読むのを極上の愉しみにしていたので残念であった。
仕方がないので、周りの桜や藤の花の撮影をして返った。
<桜や藤の花のコラボレーション>
20070405182546.jpg

仕方がないので、比較的近いところへ出かけた。此処は商業施設と一緒になっていて、どちらかと言えば銭湯に毛の生えた温泉である。浴槽は大浴槽、中浴槽、サウナ、箱蒸し、気泡湯、寝湯、極冷えの水風呂と沢山あり愉しめるし、ビデオを上映するゆったりした椅子のあるビデオ室、畳の広い休憩室などがあって良いのだが、本日は様子が変わっていた。
まず入口で入浴料が近日変わる説明を聞いた。入浴料は会員入会強制で、二時間600円、三十分増すごとに150円追加。今まで500円で一日入りっぱなしが、三時間いると、800円になる計算だ。
畳の広い休憩室も改装を理由に入れなくなっていて、ビデオ室はうるさいおばちゃん等がいびきをかいて寝転がるオシャレすぎる空間に変身していた。
寛ぐ目的はだんだん薄れ、営利が優先されて長居が出来なくなってしまった。

お花見のシーズン、人並みに花見へ行ったらば・・・

  • 2007/04/05(木) 10:35:14

当地は沖縄に次いで陽気の良い土地柄で、「フラワーフェスタ」と名付けられた春の歳事が真っ盛りです。
九つの会場にわたって、様々な花々が愉しめるのが特徴ですが、賑やかなことと、人が多いし、見慣れてしまったので今は出かけません。

そこで何げない場所でのお花見となりました。

<やはり日本人が愛する桜は欠かせません>
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<写真の魅力は画面を切り取ることができる>
この桜の場所は、川の堤防沿いです。木も沢山ありませんし、まだ若木で、花も盛りとはいえ、爛漫というわけではありません。それでもこうした写真の中では、美しく咲いています。
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それから当地は、有名なキャンプのメッカであります。プロ野球、サッカー、社会人野球・・・キャンプをするチームは、秋・春には沢山賑わい、又それらを見物する人々も姦しいほどの人出になります。
でも、それらが終わって公式戦も始まるこの季節は、忘れられた廃墟のように静まりかえって不気味な印象です。

<ソフトバンク・ホークスのキャンプに使われる“アイビースタジアム”>
人っ子一人いない寂しい球場。春の陽気に誘われても、来る人がいないのかい?
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<丹念に作られた石垣の間から咲いた可憐な花>
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<遠くまで続く芝生の広場>
ソフトバンクのチーム関係のプレハブが建つので、芝の一部は白くなって再生していない。
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<小さな人工の川が流れ出す泉>
水の流れる音は、とても心に心地よい。ずっと下の方の噴水まで流れ下る。
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<間欠型の噴水>
突然に吹き出す水に驚くけれど、暑くなってくると子供たちは喜ぶ施設だろう。でももうすでに、誰かの悪戯か水の噴出口に石が詰められ、水が出てこないところもある。
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<ソフトバンクのメンバーが書き残したサイン>
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<その名“アイビースタジアム”の通り、育成されつつある“アイビー”>
“アイビー”が育成されて、この建物を覆い尽くすのには、相当時間がかかるだろう。その長い時間に、これらの施設も人々に認知され、こんな閑散とした寂しい場所ではなくなるだろう。
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人が多いのも困るが、公金を使ってこれほど利用者がいない施設も困ったものだ。田舎故のことだろうか?

ラジオ放送で聞く高校野球の面白さ?醍醐味?

  • 2007/04/04(水) 08:55:09

そもそもスポーツ番組の実況中継放送というものには、必ずアナウンサー以外に解説者というのがついていて、一般に意味のない解説をする。
独断で、専横的な話し方をするタイプ、相槌ばかりのアナウンサーにへつらうタイプ、意味なく知識を振りまくタイプ、大した経験も経歴もないのに自分の過去を披瀝するタイプ・・・いろいろ沢山の類型がいるが概ね面白くも何ともない。

本当に解説者が必要なのでしょうかと、常々思っている。

高校野球のラジオ中継放送というのは、NHKのみがやっている。
ラジオだからアナウンサーは喋りに喋っている。CMもはいらない。
解説者の必要があるのかどうか、此処が問題なのだが・・・
相槌ばかりの気弱そうな解説者に、独善的な押しつけがましいアナウンサーが組み合わされると凄いことになる。
ちょっと中継風に書くと、

「三回の裏、ようやくピンチをしのぎましたね、山下君は。佐藤さん、先ほどの回のピンチをしのいだこの回の攻撃がだいじですよね?」
「そうです、たいへん大事になります」
「佐藤さん、思ったよりも、上空の風は巻いてますか?センターポールの旗がちょっと向きがかわったようですが?」
「そうですね、ちょっと変わりましたね」
「2アウト、二、三塁。追加点が欲しいところです。やっぱり、慎重に行くべきですか?佐藤さん」
「そうです、慎重に行くべきです」
「慎重に行って、好機を待つべしという佐藤さんのお考えですが、戦法としてはスクイズでしょうか?」
「そうです、スクイズです」

と永遠にこんなやり取りを恥ずかしげもなくやっている。

解説者って、本当に必要ですか?

堅さはあるけれど、良き人情噺!

  • 2007/04/03(火) 08:38:43

<いつも見る華やかな浮世絵とは違う地味な絵>
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琳派の町絵師・俵屋宗理の描く浮世絵。「小町図」とあるが、これが庶民とは思えない髪型に櫛笄をさし、比較的大きめの笊に大ぶりの蛤を乗せている。かなり細めの顔は、大痩せに痩せて今風とも感じられる。

澤田ふじ子著『花籠の櫛』、副題が「京都市井図絵」を読み終えました。この“市井(しせい)”と言う言葉は私には曲者でして、小さい頃に“市井(いちい)”さんという方がおられたので、今でも“市井(いちい)”と読んでしまう癖が直らない。

し‐せい【市井】
《古く、中国で、井戸のある所に人が多く集まり、市が立ったところから》人が多く集まり住む所。まち。ちまた。


帯に書かれた言葉は、深い意味がありそうです。

京都にくりひろげられる
生々流転の物語
ひたすらに日々を生きる庶民の愛と憎しみ、歓びと哀しみ-------
人間の連鎖と再生を描く感動の連作集!


この本の構成は下記の七話の短編集のようであります。

第一話 辛い関
第二話 花籠の櫛
第三話 扇の蓮
第四話 夜寒の釜
第五話 雪の鴉
第六話 色鏡因果茶屋
第七話 雨 月

どの一話を読んでも、それぞれに完結した、独立して読める短編でもありますが、人と人との繋がりがそれぞれの話に出てきて、関連していく見事さがあります。
第四話の「夜寒の釜」などは、実に感銘的な人情噺風であります。とても優しい、心映えの優れた市井の人が武士を救うのです。お互いが因縁ある関係にありながら、魂を救うのです。決して人間は身分や、職業の貴賤には関係なく、確かな人は確かに生きる術があるのだなあと感じる感動の一編です。

でも澤田ふじ子さんは泣かせることはありません。先日読んだ北原亜以子さんは、その点では泣かせ上手です。くだくだとは心情を吐露していく手法は、思わずシンクロしてなかされますが、澤田さんの御本は、歴史書のような史実の記述などが混じるせいか、“理”が先に立ち泣けません。でもとても良い本にはかわりません。

京都の庶民の暮らしも江戸庶民のそれも、変わるところはないはずなのに、何故か京都に暮らす人々には重みと仰々しさがありますね。

嬉しい記事でとても幸せ

  • 2007/04/02(月) 07:50:00

いつになったら映画『あかね空』を観ることが出来るのでしょう。
早く見られる手段をこうじなければいけないと思いつつ、ちょっと忙しい。
と言う時に、こんな記事はとても嬉しい。

『あかね空』中谷美紀 単独インタビュー
取材・文: シネマトゥデイ編集部
<清廉な女性を感じる和服姿の中谷美紀さん
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中谷美紀が語る言葉には、ぐんぐんと人を吸い寄せる強烈な魅力がある。その魅力は、彼女が選ぶ“言葉”の美しさにあるのかもしれない。日本語にある、美しい「言の葉」を自由自在に操る中谷からは、日本人にしか出せない“気品”が漂ってきた。日本の魅力を十分に熟知した中谷だからこそ、江戸に生きるまっすぐな女性を清々しく演じられた……そんな気持ちになれたインタビューだった。


とてもとても大女優さんになって行かれるようで遠い存在になるのでは・・・
まあ隅っこの方でしっかり応援をしていこう!!!

久々の“足引き寺閻魔帳”シリーズ

  • 2007/04/01(日) 21:04:33

このブログを書き始める前に、随分と読んだ作家さんが澤田ふじ子さんです。とにかく多作で、しかも京都が舞台で、色々な作品がある。と言っても、大方は内容を忘れてしまってはいる。
とは言え、書いておかないと忘れるので・・・・

竹のしずく 時代小説人情シリーズ
千姫絵姿
閻魔王牒状 瀧にかかわる十二の短編
これからの松
有明の月 豊臣秀次の生涯
狐火の町 書き下ろし長編時代小説
公事宿事件書留帳4 奈落の水
公事宿事件書留帳5 背中の髑髏
闇の掟
拷問蔵 菊田捕物帖
村雨の首 歴史小説集
木戸の椿
朝霧の賊
闇の絵巻1 上
闇の絵巻2 下
高瀬川女船歌1
高瀬川女船歌2 いのちの螢
空蝉の花 池坊の異端児・大住院以信
祇園社神灯事件簿1 奇妙な刺客
祇園社神灯事件簿2 夜の腕
虹の橋
花暦 花に関わる短編
足引き寺閻魔帳1 足引き寺閻魔帳
足引き寺閻魔帳2 女狐の罠
足引き寺閻魔帳3 悪の梯子
祇園社神灯事件簿3 高札の顔
重籐の弓
はぐれの刺客
花籠の櫛 京都市井図絵
嫋々の剣
見えない橋
大蛇の橋
京都知の情景
海の螢 伊勢・大和路恋歌


<とても色気と強さとを感じる深井国さんの表紙絵。ちょっとは斬られてもみたい>
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澤田ふじ子著、『悪の梯子』、“足引き寺閻魔帳”シリーズの第三弾かな?
このシリーズは、池波正太郎さんの仕掛人梅安みたいなもので、世の悪を陰ながら裁く四人の仲間と犬一匹という異色な取り合わせが魅力です。今回は京を離れて遠く岐阜の町に、寺守として赴任する主人公の一人宗徳とその愛犬豪との物語が中心で、物語の半ば以上はこの忠犬の活躍で盛り上がる。

江戸の話を主に読んでいる私にとっては、澤田ふじ子さんが語る京言葉が面白く聞こえる。
良く聞く、柔らかなおっとりとした、いかにも上品そうなドラマの京言葉と違って、骨太で男らしい語尾に、“ぞよ” “わい”・・・・と此処まで書いて、この語尾のことは前回書いたような気がし始めた。
案の定、『「作家デビュー30年」ってのは、伊達ではない。』という昨年の11月に書いていたので止めます。


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