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新しいテレビ番組「新マチベン」

  • 2007/06/30(土) 23:01:04

TVドラマは余り見ないのだが、新聞の予告内容に誘われて『新マチベン』をみてみました。
『新マチベン』はNHKの土曜ドラマのシリーズものですが、副題が「~オトナの出番」となっていて、60歳の新人弁護士の登場という設定が愉快です。

主人公の渡哲也さんや、石坂浩二さん、地井武男さんといった団塊世代の男どもが、司法修習生を終え、ひょっとした電車内での痴漢事件から初めての弁護士生活を歩み出していく。

徳永源太郎(60歳)…渡哲也
 大手新聞社の社会部記者として活躍したが、ある事件の報道においてジャーナリストとしての節を曲げなかったため、社内で孤立し53歳のとき退社。自分の人生がこれで終りだと思えない、いや、思いたくない徳永は考えた。「残りの人生をかけられる仕事を見つけよう。おれは死ぬまで現役だ!」一念発起して5回目の挑戦で司法試験に合格。妻は既に亡く、離れて暮らす娘が一人。


堺田春樹(60歳)…石坂浩二
 父の代から続く画廊の元経営者。大学時代に司法試験に合格していたが、家業を継ぐために法曹の道を諦めた。息子に画廊の経営を譲ったことにより、60を前にして若き日の夢に再びかけてみようと決意。事務所を吉祥寺に用意して「レグラン(オトナの)法律事務所」と名付け、同年代の二人を誘ったのは彼である。


岡村重勝(61歳)…地井武男
 音響機器会社の技術者として名ステレオの数々を作ってきたが、アナログからデジタルへの転換期に居場所を失い、45歳の時にリストラに遭う。手に職をつけようと選んだのは弁護士。家族を養うためにガードマンをしながら15年がかりで合格。資格を取れば満足するだろうと思っていた家族の期待を裏切り、実際に弁護士として活動を始める。


設定もキャストも実に良くはまっています。事細やかに、登場人物に合わせて、そのキャリアや、生活を感じさせる小道具まで素晴らしい。三人それぞれのバッグひとつで、これらの人物の背景をさりげなく表現したりして、小憎らしい演出です。

続けてみることになる番組です。
そう言えば、以前に『マチベン』っていうのもあったな。これはこれで面白かった。
年をとった“ジュリー…沢田研二”とお笑いの“中島知子”が素晴らしい演技で引き締め、良い出汁(だし)になっていた。

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単純化された図案

  • 2007/06/29(金) 21:53:37

<単純な角や丸を美しくデザインした家紋>
kamon01.jpg

着物を裁つときには、実に単純で簡素な事に驚く。
複雑な洋服などと違って、裁ち切りで捨てる布もない。
単純で、実に美しい、無駄のないものである。

同様に日本の「家紋」と言うものも、単純化された図案の魅力につきる。上記の見本写真は、「角」「丸」とをベースにデザインされたものです。

確かに家紋の中には、とても複雑に、動植物をアレンジデザインしたものもありますが、それらが見事に単純化され、洗練された意匠は美しい美術品の域です。。
時代小説などにも、時折「蝶」「竹」「雀」などを使ったものが出てきたり、あるいはそれらを複合的に組み合わせたりした、実に美しい家紋が出てくることがある。

着物文化の中で、培われたこれらの意匠は、平明で、遠くからでも認識されやすい必要性から生まれたものではあるが、西洋のあの複雑怪奇な威圧感のある家紋とは、おおよそ美的感覚の鋭さがちがう。

私の好きな作家、泡坂妻夫さんは、紹介文に「家業の紋章上絵師を継ぐかたわらマジシャンとしても活躍」とあり、家紋に関する本業がおありのようだ。
私は、現在時代小説しか読まないので、泡坂妻夫さんの作品の現代小説、トリックのある小説は読んだことがない。

新しく見つけた貴重なサイトを二つ。

  • 2007/06/28(木) 07:23:26

時代小説を読んだり、点訳の仕事を手伝っていたりしますと、読めない漢字や文字は多くて困ります。例えば、ブログの中にも「破落戸(ごろつき)」「四阿(あづまや)」等についての疑問を数回書いている。インターネットが今のように華やかではなかった頃は、図書館に通い大きな人名辞典や、沢山の辞書をこよなく愛して、調べる道具としてきました。

インターネットが普及して来ると、これらの事情が一変し、その恩恵に大いに浴しています。
「お気に入り」には、“調べる”という項目を設けて、沢山の便利なサイトを登録しています。目的別には三十以上のサイトを登録しています。

最近見つけて、その中で登録をしたサイトが二つあります。

小駒勝美の「漢字こぼれ話」
正しい名前・COM


この“小駒勝美の「漢字こぼれ話」”は、新潮社のHPの中にあり、筆者の小駒勝美さんも新潮社の中の人みたいです。最新は「vol.77 外国の都市の漢字」でありますが、現在は休刊中とあります。
先ほどの「破落戸(ごろつき)」についても、明確なお答えが「vol.52 知らなくては絶対読めない宛字」に載っていました。

筆者のプロフィールは下記の通り、

小駒勝美(ココマ・カツミ)
新潮社で一番漢字に詳しい男である。漢字読み書き大会青年の部で第1位。漢字検定1級。JIS漢字委員会の委員。日本校正者クラブの機関紙「いんてる」に「漢字談義」を連載中。小説新潮の校正を7年間担当していた。



今ひとつの“正しい名前・COM”も大いに重宝しています。
細かい項目別に分類がなされて、専門語も多く、とても重宝です。
点訳のように、文字を漢字、カタカナ、アルファベットなどを問わず、全て平仮名書きの音で表記する場合には、正確に読めると言うことがとても大事なのです。健常者の読書の場合は、そこそこ難解な漢字や、人名でも飛ばして読んだり、適当に理解して読むことが可能ですが、こと点訳ではそのような怠惰が許されません。極力、正確な読みというものが必要なので、こんなサイトは本当にありがたいです。

【盗撮】と言っても、いやらしい事ばかりではない。

  • 2007/06/27(水) 20:52:04

<辰巳四郎さんの表紙絵は、上手に鹿鳴館の写真がいかされている>
20070626205309.jpg

風野真知雄著『鹿鳴館盗撮』を読んだ。
風野真知雄作品の4冊目で、過去に『西郷盗撮』『刺客が来る道』『「元禄」を見てきた』を読んでいる。いずれも良い作品だった。
主に江戸時代しか私は読まないので、この明治の時代を背景にした『鹿鳴館盗撮』は通常は外します。でも先に『西郷盗撮』を面白く読んでいたので、続き物のような関連性を感じて読みました。

井上馨伊藤博文と言った幕末の志士が、明治になって政界の大立て者として暗躍する。その場所こそかの有名な「鹿鳴館」であります。この本の中でも、主人公の写真師にからんで出てくる人物等がこれら二人で、なかなか良くこの人達のことが書かれていると感じます。

歴史の中では、幕末の立派で有能な志士たちは維新の前に倒れていった。坂本龍馬高杉晋作、或いは西郷隆盛しかりであります。明治政府には残された人物は、謂わば二流、三流の人間ばかりだと評価する人が多いと思われます。が、しかし・・・

もしも幕末に倒れた男たちも、維新をくぐり抜けていまに至っていたなら、何をしていたかは知れたものではない。苦労が多かった分、浮かれてしまい、嬾惰(らんだ)と贅沢に溺れていたかも知れないのだ。


私も同感することが多い。歴史を戻すことが出来ない以上、このくらいの私見はあってしかるべきかも知れない。この点でも私はこの本が好きであります。

もう一つ、この本の中で時の初代総理大臣となった伊藤博文について書かれた箇所に面白いことがありました。
幕末維新に多くの人材を輩出する松下村塾の吉田松陰は、この伊藤博文に紹介状を与えることが一度あったそうです。その折りの言葉は、

“才劣りて学穉し、質は直なるも華なし”(才能はないし、学問のレベルも低い、性格は素直であるが、華やかなところがない)。


このような劣等生であったし、士分でもない人物が、日本の夜明けを目指して舵を取ったのです。
それにしても吉田松陰は、案外と優しくない人だったのでしょうか?それとも身分にはこだわったのでしょうか?

本日の覚え書き
1、四阿(あづまや)=1 庭園などに設けた四方の柱と屋根だけの休息所。2 寄せ棟造りの建物のこと。
こんな変な字を当てて“あづまや”と読ませることに無理があると思っていたら、古い中国の言葉なのですね、多分?他の辞書に、1 あずまや。亭(ちん)。2 古代中国で、寄せ棟造りの屋根。

2、破落戸(ごろつき)=品行の悪い者。また、定職がなく、悪事をして歩きまわる者。無頼漢。ごろつき。・・・これはもっと調べてから・・・

3、嬾惰(らんだ)=めんどうくさがり、怠けること。また、そのさま。怠惰。

もしもお茶にでも誘われたら・・・

  • 2007/06/26(火) 19:36:33

お茶を飲みに誘われたら、一緒に行っても良いかなと思える女優さんは、マリサ・トメイアシュレイ・ジャッドのお二人が良い。(自分勝手に思っていることだから・・・)

<野性味と都会的さを混在して持っている女優>
20070625073815.jpg

マリサ・トメイのこの辺りの映画は、ほとんど見ている。


オンリー・ユー(1994)
ザ・ペーパー(1994)
忘れられない人(1993)
いとこのビニー(1992)
堕ちた恋人たちへ(1992)
チャーリー(1992)
オスカー(1991)


<こんな風に笑顔を向けられると良いだろうなあ>
20070625073856.jpg

アシュレイ・ジャッドは、この辺りを見ているので、時間の繋がりとしては重なりがない。

氷の接吻(1999)
ダブル・ジョパディー(1999)
サイモン・バーチ(1998)
コレクター(1997)
ノーマ・ジーンとマリリン(1996)
評決のとき(1996)


このお二人が競演した『恋する遺伝子(2001)』をDVDで見た。
主演はアシュレイ・ジャッドで、彼女の恋をサポートする友人として、マリサ・トメイが出ている。
内容はたわいない恋愛ドラマなのだが、この二人がいい大人のはずなのに実に可愛い。チョイ悪なヒュー・ジャックマンももみあげを短くして、端正な普通の男として出ている。

アシュレイ・ジャッドが照れて、チアガールを演じるところなど本当に可愛い。
この二人のお名前が、風変わりなのもちょっと気に入っている要因にひとつだろう。

“TVCM”は、不条理の世界だね。

  • 2007/06/25(月) 08:36:45

NTTドコモ「DoCoMo2.0」のテレビCMを今月からよく見るようになった。
「さて、そろそろ反撃してもいいですか?」という言葉自体が、ちょっと遅れてしまった、そこそこに強い奴の戯れ言みたいで生意気に聞こえる。
<八人揃ったメンバー>
20070621182523.jpg

それにしても、総勢八人

浅野忠信
長瀬智也
妻夫木聡
瑛太
吹石一恵
土屋アンナ
蒼井優
北川景子


とよく揃えている。
これだけの人間に支払われるお金って凄い金額じゃないか、高々携帯電話くらいで・・・。
調べてみると、浅野忠信はKDDIで、長瀬智也、妻夫木聡はauで携帯電話のCMをしていた。つまり会社への忠誠、倫理観などはない不条理な世界で、お金という経済観が優先する世界なのだ。
過去にも私の大好きな中谷美紀さんが、資生堂を始めに、コーセー、カネボウ“suisai”と三大化粧品メーカーのCMに、次々とご出演なされた実績がある。

<キャノンの三姉妹>
20070621090240.jpg

他にも、キャノンプリンターのCMで三姉妹として、

山田優
蒼井優
夏帆


ただ姉妹としては似ていないし、海外赴任の親が子供だけを残しているような設定だけど、親としては子の美人三姉妹は心配だろうね。

資生堂TSUBAKIシリーズでは、何人出ているかしら?
よく見ても何人かのグループになっているようで?よく判らない。
ちょっとサイトを確認しただけでも、

相沢紗世
内田恭子
広末涼子
竹内結子
仲間由紀恵
香里奈
吹石一恵
森泉


これまた凄いお金がかかっている。
スポンサーになる会社は金持ちなんでいいだろうけれど、出演する方々はランクで金高が違うはずでしょう。
何を基準にしているかは知らないが、金額の上下で喧嘩にはならないのか、下世話に心配している。
と同時に、「これらのかかったコスト分が、その商品自体に跳ね返っている」ということは誰も考えないないだろうね?

時代小説に出てくる大切なもの

  • 2007/06/24(日) 21:07:44

時代小説ばかりを読んでいるからといって、古めかしい物、或いは骨董が好きな人ばかりでもないだろう。私も骨董そのものはは好きではない。
でも何故か「開運、なんでも鑑定団」と言う番組だけはよく見る。録画しても見ることが多い。
理由は当県の柴田光男様が時折お出になるからである。近頃はご子息が出られることが多い。

時代小説に出てくる大切な物の一つに、刀・刀剣がある。書かれていることが分からないほどに、これはかなり専門的な知識が必要である。
「鯉口を切る」「はばき」「中心(なかご)を改める」「鎬(しのぎ)を削る」などなどざっと普段の会話としてこんな言葉が出てくる。
<刀剣柴田のHPから勝手に借りてきたお写真>
touken01.jpg

また、時代小説の文章の中では、より専門的に下記のように書かれていたりして、

『鎬造り、刃長 2尺3寸8分、反り 5分3厘、元巾 1寸1分1厘 、先巾 9分8厘、重ね 2分4厘、身巾広く、重ねつき、元先の巾差さほど変わらず大切先、反りやや浅めに表裏棒樋を掻き通し、実に迫力のある雄渾な姿。地鉄、小板目がよく錬れてつみ、地沸ついて、地景が入り、強めの鉄となる。刃文、沸出来の互ノ目乱れ、大小・高低をつけて並び、足入り、砂流しさかんにかかって、覇気がある。帽子、丁子を交えて乱れ込み、刷けごころに砂流しが幾重もかかり、先き尖り風に乱れて返る。』


・・・なんのこっちゃ!と言うような気分にさせられる事が往々にしてある。

<とても大事に参考書として使っている本>
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そこで、この柴田先生の数冊の御著書『柴田光男の刀剣ハンドブック 』が役に立ってくる。
刀を持つ時代に生まれていないので、仕方ないじゃないかと言い訳をしつつ御著書のカンニングとなる。にわか仕込みの勉強ではあるが、本を読む上に於いては最上の辞書といえます。

鑑定団を見ていると、柴田先生は、実に様の良い上品な物腰で、いとも容易くなかごを抜き、流れるような自然な姿で鑑賞・鑑定をなされる。
これが堪らない。
柴田先生のお言葉はあくまで優しく丁寧で、謙らず、気高くのたまう。
「お腰のもの」あるいは「お刀」という表現が、本来、殺人道具・武器であるべき殺伐としたものを、上品な芸術の域にまで高めてしまう魔力を感じさせてしまう。

時代小説に中では、「武士の魂」であり、身を守るか、人を切り捨てるかは別として、本来「武器」なのではある。
決して鑑賞するような芸術品ではほとんどない。

懐かしい「ケイゾク」というTV番組。

  • 2007/06/23(土) 20:32:00

<写真集「ケイゾク」の表紙>
mudai3.jpg

連続テレビドラマというものは余り見ないのだが、昔、放映された「ケイゾク」にはハマッてしまった。
とにかく面白かったし、過去の迷宮入りの難事件を書類を見ているだけで解決する、頭脳明晰なキャリアが中谷美紀さんだった。
思い出して写真集を広げてみた。
いまでも嬉しくなるシーンが蘇る。

テレビの再放送も見損ねたので、レンタルDVDを借りてきた。
二話ずつの六巻で、半額セールに出向いていった。
いっぺんには全部見られないので、時々借りて来て楽しもう。

「お楽しみはこれからだ!」

こんな狂い方なら、狂っても良いかな。

  • 2007/06/22(金) 07:50:19

<久々に蓬田やすひろ作品の表紙絵。なんとも表情が無い顔なのに、強い意志を感じる>
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北原亞以子著『江戸風狂伝』
「風狂」には、下記の意味がある。

1 気がくるうこと。狂気。
2 風雅に徹し他を顧みないこと。また、その人。


二つの事柄は意味合いが違いすぎる気もするが、突き詰めれば同じ事なのでしょう。
この本の中には、

伊達くらべ
あやまち
憚りながら日本一
爆発
やがて哀しき
臆病者
いのちがけ

以上の七編が短編として収められ、それぞれの作品に各々の風狂人が主人公として出てくる。

時の将軍、綱吉のお成りの際に、通りがかる店を借り切り、「伊達くらべ」と称して綺羅(きら)を装い競いかけ、倹約一途の世の中と幕府に一矢報いる “およし”と、その夫 “石川屋六兵衛”。これは死罪か島流しのお仕置きを覚悟の挑戦であり、「風狂、これに勝ることなし」と言った、華麗で命懸けの勝負でもある。


「あやまち」における、池大雅、その女房お町(玉瀾)の夫婦のあり方も、実に見事な生き様であります。世事にうとく、芸術の世界に没頭する余り周りが見えない大雅。ある時考え事をする大雅は、道端で追いかけてきた女房すら分からない。それに「亭主が気付かぬのに、わざわざなのることもない」という妻。
しかし元弟子で、やってはいけない偽作を拵えて破門した男の安否を、心の底から案じる夫婦の控えめな生き様。美と作品に厳しく、金には執着をしない芸術に生きる夫婦。


他の作品にも、日本一になりたい一心で全財産を投げ打った和泉屋甚助、天才平賀源内とそれを取り巻く人々であるとか、素晴らしく風狂な人々が顔を出す。

共通して言えることは、自分に正直で、自分に誇りを持っている人々達である。時には自分以外が見えない人々である。
この本の中にあり、感じるものは全て『粋(すい)』であります。登場人物のどなたかが、それぞれに下記の意味合いのどこかに当てはまります。

すい【粋】[名・形動]
1 まじりけのないこと。また、そのもの。純粋。
2 すぐれているもの。えりぬき。「日本文化の―」「科学技術の―を集める」
3 世情や人情に通じ、ものわかりがよく、さばけていること。特に、遊里の事情などによく通じていて、言動や姿のあかぬけていること。また、そのさま。いき。


頬に手をあてるポーズがお得意なのかな?

  • 2007/06/21(木) 21:00:28

<CMなどでは良く頬杖をつく中谷美紀さん>
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こんな素敵な女性、ご存じない方いませんよね。
ちょっとだけ、中谷美紀さんのお顔をご披露しましょう。
そう言えば、永いことファンですね、私は、いい年をして・・・・。

<ハイチオールCの宣伝用マウスパッド>
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<コーセー、ルティーナの宣伝ポスター>
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<ちょっと昔、日石のテレフォンカード>
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まだちょっと幼さが残るかな。

<ザッピィの表紙の写真>
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何となく全部イメージが違う気もするけれど・・・・

今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・

  • 2007/06/20(水) 18:55:18

多分、経済的に破綻した夕張市と、宮崎県が地方都市のニュースとしては一番多いことだろう。
東国原知事効果というのか、宮崎県庁までが観光客の出没するスポットとなった。とても良いことであります。連日、観光バスや学生さんまで見かけるようになりましたね。
ちょっとご案内がてらお写真を載せておきましょう。

<県庁前楠並木通り>
此処の“楠並木”は樹齢も古く、立派な木々ばかりで、左右から伸びた枝が丁度トンネルのようです。時折、歩行者天国として、音楽会なども開かれます。
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<県庁正門前から本館をのぞむ>
ちょっと古めかしい石とタイルで出来た本館が見えます。
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<正門から右手の風景>
南国らしい亜熱帯植物と樹木が植栽されています。
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<正門から左手の風景>
南国らしい亜熱帯植物とサボテンが植栽されています。
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<威風堂々とした本館正面>
少し歴史を感じさせる偉容な外観が特徴です。真ん中には小振りな噴水と、可愛らしい花壇が人々を待ち受けます。
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<本館を右の車寄せから>
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<本館を左の車寄せから>
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<知事の車が寄せられる車寄せ>
知事は就任後、不経済という理由から特別大型車を売却して、元より経済的な車で御登庁なさいます。
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<本館正面より右側の前庭>
鬱蒼とした亜熱帯樹林が木陰を作っています。
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<本館正面より右側の前庭>
県民も、誰でも憩えます。
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<本館正面より左側の前庭のサボテン林>
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<本館正面より左側の前庭のサボテンの花>
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<本館玄関の内部と、有名な知事の等身大看板>
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<はい、知事の登庁です>
少し多忙すぎて、お痩せになったような気もします。慌ただしく入って行かれます。足取りは軽いですね。
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宮崎の県庁は現在、とても配慮が行き届いています。来館者にもとても親切ですし、団体さんには専門の部署が案内も致して下さいます。
特に玄関正面の階段には、古い石で作られている所為か、化石が埋まっていて、その一つひとつに目印が付けてあります。

また、警備服を着た方々も親切に声をかけて下さいますし、知事の登庁に巡り会って、お願いすればお写真も気軽に撮らせて頂けるそうです。
何かの機会のまた、知事のお写真を・・・・

悪貨と言う言葉

  • 2007/06/19(火) 07:45:30

“悪貨”という言葉を辞書でひくと下記の意味がある。

「質の悪い貨幣。貨幣としての品質の劣るもの、地金(じがね)の価格が法定価格より低いもの、すり減ったものなど。」


また「悪貨は良貨を駆逐する」と言う言葉が東洋にも、西洋にもことわざとしてあるように、悪貨は世に通用させてはならない。

江戸時代には「鐚銭(びたせん)」というものがあった。
うまい命名で、金偏に悪いと書いて“びた”と読ませる。
貨幣の鋳造が追いつかず、中国あたりから輸入された鉄銭で、これが流通していた。やはり質が悪くすぐに痛んだそうだ。

子供の頃には、「びた一文残さずに」「びた一文くれない」とかケチな表現に使っていた。
もはや、これも死語ですな。

ただこういった「鐚銭(びたせん)」のような価値のないものでも、現代のコレクターには大層な価値があると言うことは、面白いといえば面白いが、時代とその人間によって価値は変わるものなのだろう。

「へっ」のような本

  • 2007/06/18(月) 07:21:09

<活字だけの体裁で作られた表紙>
20070617072302.jpg

奥泉光著『坊ちゃん忍者幕末見聞録』
はっきり言って、

へのような本
であった。
坊ちゃんは忍者じゃないし、忍者は別に活躍しない。
江戸の行くと言って、京都に行き、京都しか出てこない。
幕末見聞録と言っても、僅かな期間で見聞も何もない。

18行×43文字×350頁=原稿用紙650枚ほどの量の無駄。

「ダッジ」っていいよねえ。

  • 2007/06/17(日) 21:25:13

「ダッジ」って言葉を辞書で引きますと、とても馴染み深い意味がありますよ。

1.dodge[動](自)
1 (人・打撃などを避けるために)すばやく身をかわす, 巧みに体をかわす.
2 ごまかす, 言いのがれる. ━━(他) 1 〈人・打撃などを〉すばやく身をかわして避ける, 策略でのがれる
2.dodge ball[U]
ドッジボール.
3.Dodge City
ドッジシティー:米国Kansas州南西部の町;映画やテレビの西部劇の舞台となることが多く, そこから比喩的に「無法地帯」「危険な状況」などの意味で使われる.
4.Dodge line《経》
ドッジライン:アメリカのドッジ公使による日本の戦後の緊縮財政.
5.dodgem[名]((商標))((英))
ダッジム:小さな電気自動車(dodgem car)を走らせ, 相手にぶつけて遊ぶ遊園地などの施設. [dodge'em [=them]]


日本の子供が遊ぶボールゲームもここから来ていますし、歴史と経済に詳しい人には“Dodge line(ドッジライン)”なんて懐かしい言葉も思い出されます。

アメリカ好きの私には、やはり「ダッジ」は、車の「ダッジ」です。クライスラーに吸収された現在では、かつてのアメリカ大陸的な車は期待出来ないと思ってましたが、出ましたねえ・・・
2007年6月より国内販売される四つのシリーズが凄い。
マイコミジャーナルに記事が載ってました。

キャリバー; Dodge Caliber
ナイトロ; Dodge Nitro
アベンジャー; Dodge Avenger
チャージャー; Dodge Charger


時流としては、省エネルギーと低燃費が主流になりつつありますので、こんな時代遅れのでかい車は倦厭されるのかも知れませんが、しかしこういう車は残して欲しい。
シンプルででかくて、逞しく、実にエンジン構造が単純で、タフ、まさに西部開拓史時代の馬車や、汽車のような頑丈な乗り物です。

昔、滅多に雨の降らないSFの郊外で、凄い凄い雨に降られたことがあります。友人のダッジのピックアップの荷台にプールのような水が溜まり、中に入ってビシャビシャ水遊びをして、そのまま走らせて、荷台か盛大に水しぶきをあげて走った思い出が懐かしい。
まさに小さなプールでしたね。

<ダッジ・キャリバー>
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<ダッジ・ナイトロ>
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<ダッジ・アベンジャー>
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<ダッジ・チャージャー SRT8 >
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この“ダッジ・チャージャー SRT8”に至っては、6.1リッターの大排気量V8を搭載しパワーは400psを大きく上回り、ゼロヨン13秒台の超ド級のパワフルカーなのです。

活気が出て来た証拠が、宮崎県議会

  • 2007/06/16(土) 07:59:27

ただいま国会は年金問題やコムスン問題で揺れている。国民全体の問題であるので、関心も高く、またその国の対応のまずさに批判も高い。しかしこんな問題でもなければ、余り関心度が低く、国民は知らん顔をしている。

宮崎は東国原知事の就任で、一躍全国に知名度を上げた。またそれなりの実績を上げて、知事自身が粉骨砕身なさっておられる。
県議会も若返り、特に此処のボス的存在であった人物が選挙違反でつかまって、その二世議員は体調不良と偽って出てこない。このまま行って、このもと県議会議員の父親が有罪ともなれば、連座制により二世議員は失職する。

<若手議員が質問している県議会>
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「六月定例議会」は、なかなか活気がある。
質問の内容にも、愉快な点が多い。
「県の職員から、県会議員を先生と呼ばれるが辞めて欲しい」
知事の解答は、
「そのように呼ばれたい人達(自民党・先輩議員)もいるだろうから、自由にしたい」
とちょっと皮肉っぽく答えた。

「知事の肖像権のついた商品は、例え粗悪品であっても宮崎ブランドとして買われていく。この似顔絵のついた商品そのものにも、精査をして宮崎ブランドを高める必要がある」
至極もっともなご発言であります。
宮崎の町には、この東国原知事の顔が溢れかえっている。

<こんな顔写真入りのパンフレットもある>
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<東国原知事のイラストをパッケージに採用した商品>
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このての商品は、有り難いことに売り上げも伸びている。県庁横の物産館には、県外客が大いに増えてお買い物されている。県知事自身が偉大なるトップセールスに貢献されている所以だ。
しかしこの若手議員の言うように、むやみやたらとあって、品質は落ちることには充分に気をつけなくてはならない。

保守地盤の強い、地味な宮崎が、徐々に改革されていくことが、肌身に感じられるようになって本当に嬉しいし、知事には感謝を致してます。

この方の意外な時代小説作品

  • 2007/06/15(金) 18:20:24

<ちくらゆう?さんの漫画的な表紙絵>
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胡桃沢耕史著『袖の下捕物帳』、副題が「秋怨の巻」。
「・・の巻」という副題が付くからにはシリーズ物なのでしょう。大体『翔んでる警視』シリーズと言う突拍子もない本をお書きになる作家さんですから、時代小説は意外な産物でしょう。探偵小説、或いは刑事物という分野で行けば、時代背景が違っただけなのかも知れないけれど・・・

随分と前、この作家が出て来た時に、昔作家の“清水正二郎”さんであったことを知った。“清水正二郎”さんがこの物書きの世界を去ったことは知らなかったし、潔く版権まで売っ払っていたこと等は知らなかった。性豪作家であるとか、生肉を喰らう作家、快楽小説での人気作家であったことは多感な青少年時代には興味を感じたものだ。

胡桃沢耕史として復活後に、お写真を拝見したり、TVで見かけるようになるわけだが、かの野性味あふれるちょっと下品なお顔立ちは、昔お顔を知らなかった頃を思い起こして納得した。
これも知らなかったことなのだが、“胡桃沢耕史の名前は娘の「くるみ」と息子の「耕史」からきている。”と記載されている。

そこで肝心の本のことだが、面白かった程度でしょう。若干の好色度があり、推理がありと言った程度でそこそこの本です。荒唐無稽と言うほどでもないが、主人公近藤左門の名推理は簡単明瞭、分かり易すぎるし、読みというか閃きというのか、それだけのことだ。
この本の中には、やたらと有名人の名前のなぞえ(見立て)が出てくる。この作家の悪趣味ではあるのだろうが、本の書かれた時間との差で懐かしい名前が多い。

加勢大之周=加勢大周・・・俳優
福富太郎左衛門=福富太郎・・・実業家
中村雅臣=中村雅俊・・・俳優
中村戸織=仲村トオル・・・俳優
陣内孝之丞=陣内孝則・・・俳優
神長蔵伸膳(かみくらしんぜん)=神子上 典膳(みこがみてんぜん)・・・剣術家
霜田歌外記=志茂田 景樹(しもだかげき)・・・現代作家
島右近=島左近・・・戦国武将
空桶屋=カラオケ屋・・・業種


数え上げればきりがないのだが、これはなかなか解けない。
「十一屋油公」
十一屋と言う屋号を持つ、江戸に暗躍する商人?
私は言葉の音から謎解きが出来た。「十一」は“ジュウイッシュ(Jewish)”、「油公」は“油(アブラ)”と“公”の字を上下に分けて“ハ” “ム”。
つまりはユダヤ人のアブラハムと言うことになる。


表紙絵の“ちくらゆう”さんについて調べたが分からなかった。
ただ“ちくらゆう”で検索すると、「とくらマリンハウス・ゆうゆう」が出て来て、美味しそうな海の幸料理が載っていた。

地方でもある「裏金問題」

  • 2007/06/14(木) 11:20:08

<地方紙一面に載った「裏金問題」記事>
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宮崎日々新聞、6月14日付けの記事です。
ちょっと見には、この記事のタイトル『知事就任後も裏金5件』そのものは、東国原知事が就任後にも、裏金をせっせと作っていたかのようにみえる。実際は勿論違いますがね・・・

知事は就任の際に、県職員の主立った者を集めて、就任挨拶の言葉としては異例な「裏金はありませんか?後でわかると恥ですよ」と言う問いかけをなされた。同時期に世間でも裏金は問題になっておりましたし、当県の前知事が逮捕され失職したのも、談合というお金の絡まった事件でしたので、東国原知事のご質問、ご発言も当然のことでした。

この発言の時にも、意地の悪い県職員の中には「そんなもの、ない!」と馬鹿にしたような、吐き捨てるようなヤジを飛ばす馬鹿者がいたのです。新人で、しかもタレント上がりという侮蔑が明らかにあった証拠でもあります。
こいつがどうなったかは、今現在知りたいところではありますが・・・・

このようなやり取りがあったにもかかわらず、そのこの“裏金”を他社取引業者に蓄財していた部署が五件もあるというのです。県民にすれば、何をか況やであります。

東国原知事が一月の知事就任直後に裏金づくりはないか職員に報告を求めた後も、県の五つの出先機関で裏金の捻出(ねんしゅつ)が続いていたことが十三日、分かった。(省略)


このような記事の書き出しに、知事の答えも載っている。

「ここ数年来、他府県で指摘があるにもかかわらず、自分の足元を見ないのは非情に残念である」
「(予算の単年度主義など)構造的なこともあるのでしょうが、公金を預かる意識が希薄ではないか。『預け』が常態化し、罪の意識が薄れている」

以上が五悪事業所の名前であるが、この中の三ヶ所が東国原知事の出身地方であることが、知事にとっても歯がゆい事だろう。

延岡児童相談所(延岡市)
北諸県農業改良普及センター(都城市)
都城家畜保健衛生所(都城市)
畜産試験場(高原町)
農業大学校(高鍋町)

“コムスン”の悪口は、現場の人には関係ないですよ。

  • 2007/06/13(水) 19:28:40

コムスン、ケアマネジャーに客獲得で報奨金…法抵触の疑い


6月13日15時18分配信 読売新聞
介護事業所指定の虚偽申請などが明るみに出たグッドウィル・グループの「コムスン」(東京都港区)が、自社の施設利用者を増やすなどしたケアマネジャーに対する報奨金制度を設けていたことが13日、わかった。


いろいろと悪いニュースがしきりと流れている“コムスン”だが、実際に現場の人々はどうなのだろう?
我が家も、一人“コムスン”さんに厄介になっているのだが、我が家にみえる担当者の方々は実に良い方達だ。実際に介護をされる人々は、若いにもかかわらず、元気に挨拶なさり、礼儀正しく、病人を励まし、細かい気配りで仕事をされている。
仕事とはいえ、介護という作業は綺麗なことではなく、不快な思いをする事の方が多い。介護担当者へ患者の態度も頑なで、意固地で、気分良く応対してくれることはまず無い。

私ら家族ですら、嫌がる事の多い介護であり、長年これを永続して行うことは困難を極める。やはりこういった介護援助機関に頼ってしまうのはやむおえない。出来ることは極力自分たちで済ませ、最小限の今年かお願いをしていない我が家ですら、“コムスン”さんの存在は大きい。

今後、どうなるのでしょうね?あああ?
今後、この会社に勤務する方々どうなるのでしょうね?嗚呼!
我が家におみえになる、あの立派な方々の行き先はどうなるのでしょう?

来年の四月までには“コムスン”は、事業を全面譲渡すると言っていますが・・・
そう言えば、ケアマネージャーから“コムスン”を最初に紹介された時、家内はとても不信感を顔にし、その後来て下さる人の態度と仕事の見事さに考えを改めたのですけど・・・

御目出度い行事と、御目出度い頭

  • 2007/06/12(火) 22:41:15

「御目出度い」と言う言葉には、

1 「めでたい」の丁寧語。喜ばしい。
2 お人よしである。ばか正直である。また、楽観的にすぎる。ぼんやりしている。


二つの違った意味がある。

本日は、御目出度い行事として、家内の甥御さんの奥さんのお披露目があった。家内の親戚が一堂に会して、なかなか盛況でした。若い頃から集まるのが好きな連中でしたので、遠路から来た花嫁さんをも大いに歓迎して盛り上がった。私の方は親戚の少ない家系なので、このような機会がとんと無く、一緒に騒いで愉快だった。

若い頃からこの連中と付き合いさせて貰っていたので、同様に楽しい世代の集いに感激し、互いがそれぞれに年をとったことを再確認することしきりだ。

世代は確実に変わっていて、私が仲間に入れて貰った当時は、まだまだ長老級の爺さんがデンとしていたし、まだまだ自分達が若輩者だった。
ところがそれら年寄りが、一人欠け、二人欠けし、自分らの子供達の孫でも出来ることになると、集ってくる人の顔が分からない。
まさに頭の方がぼんやりしたお目出度いことになってきた。

「誰々の所の誰さんよ」とか、「なんとかちゃんのお孫さん」など言われても、覚えることがそもそも出来ないので、適当な相槌でごまかした。これが世間を狭くしていることは承知だが、若い人にはさすがに紛れ込むことも出来ない。

乙川優三郎さんの自撰短篇集を見つけた

  • 2007/06/11(月) 08:48:56

<障子紙に印刷されたような地味な装幀本>
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乙川優三郎著『時雨の岡』副題は「自撰短篇集市井篇」とされています。
よく使う“自選”を“自撰”に、普通こちらを書く“短編”を“短篇”にと、こだわりの表れなのでしょう。

帯に書かれた、

ある日、何の構想もなく書き始めた
その一行が、たまたま時代小説だった。


市井に生きる人々の
暮らしと想いをしっとりと描いた、
書き下ろし1篇を含む全8篇。


一昨年、『芥火』という同作家の本についてブログに書いているが、この短篇集は、重なる部分が多い。また『むこうだんばら亭』という作品からも作品が選ばれている。

時雨の岡
芥火
虚舟
妖花
夜の小紋
散り花
古い風
磯笛


中で「芥火 」「夜の小紋」「虚舟 」「妖花 」の4篇は『芥火』の重複です。
「散り花」「古い風」「磯笛」の3篇が『むこうだんばら亭』からの重複です。

前回のブログでは、
“良い小説だとは思うけれど、気が晴れませんし、根を詰めると疲れる本です。”
と失礼なことを書いていますが、今回読んでもしっとり感は感じられますが、重すぎます。
この二三日、仕事が不調でした。
かなり飛ばし読みです。

そういえば昔はCMにも沢山お出になっていた・・・その③

  • 2007/06/10(日) 07:07:21

「IBM]と言う会社は、日本に文化をもたらした良い会社でした。まだ余り進歩の見られない時期のコンピュータ産業に息吹をもたらし、社会的にもとても貢献度の高かった会社でした。

点字の翻訳ソフト「WinBES」などは、IBMから視覚障害者支援の為に無償で提供されていました。またこれは今でも意味が分かりませんが、以前の本の裏表紙にはIBMの番号が振り当てられているものが多かった。

かつて九十年初頭には個人ユーザー向けに、「ThinkPadシリーズ」というノートパソコンを販売されていた。現在は“レノボ”という所から販売されている。初期の物には、いまのタッチパッドとは違うキーボードの真ん中にポインティングデバイスが付いていた。これは慣れないとちょっと不便なもので今では無くなっている。

そこで中谷美紀さんも、このノートパソコン“ThinkPad”のCMをなさっておいででした。その折りの
<でっかい昔のノートPCと一緒に>
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<IBMのキャンペーンのチラシ①>
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<IBMのキャンペーンのチラシ②>
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まあ、とにかく可愛かったですなあ。
あまりお変わりはないけれど・・・

PCのモニターを交換してみる。

  • 2007/06/09(土) 07:47:18

“ちょっと見”のTVとして、デザインが気にいったので、20インチの液晶TVを衝動買いしてしまったのだが、何か目的があったわけではなかった。TVを見ることもなく、箱に入れたまま半月近く経ってしまった。やっぱりPCのモニターに使おうと開梱した。

PC入力端子とHDMI入力端子の両方あるわけだが、PC入力端子はアナログで、しかも現在のPCはDVI-D24ピン同士で繋がっている。DVIで繋がる端子がない。しかもモニターから出ているは、DVIケーブルははずれない。
仕方がないので手持ちのDVIケーブルで、HDMI入力端子とPC本体のDVI端子を繋ぐことの出来る新たなアダプターを探す羽目になった。
よくよく探すとこれがあるのですよ。DVI・HDMI変換アダプター「AD-DTH」、エレコムから販売されていて手に入れた。

<エレコム「AD-DTH」>
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価格は3570円と高めだが、実売はそれほどでもなく安かった。関連でオンキョーのHPには同じようなもの?が掲載されていたがこちらはとても高かった。
実際に繋いでみると、画面設定を最大1370×768ピクセルにして、文字も大きくなって見やすくなった。若干、文字がにじんで見えるのは、老眼の所為にして諦めて使おう。

マウスでドラッグするとその部分が黒く反転するが、選択が終わってまた元に戻すと、黒く反転していた場所に残像が残る。インターネットの画面なども、未だ調整が不完全なのか、甘く寝ぼけた感じに映っている。本来がモニターではないので仕方がないのだろう。

DVDの再生も試みたが、上下に切れる部分が少なくなって、実画像が大きく見えるようになり最高だ。このところなんでもPC関連がワイドになって、場所を塞ぐようにはなったが、これも時流で仕方がないことなのでしょう。ビスタはワイドが使い心地としては良い。

新しいシリーズ物になるらしい本。

  • 2007/06/08(金) 07:48:11

<浮世絵風に表現された町医者の待合い茶屋>
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佐藤雅美著『町医北村宗哲』を読み終わった。
作者・佐藤雅美さんは、私が読んだだけでも「半次捕物控」「物書同心居眠り紋蔵」「八州廻り桑山十兵衛」などのシリーズ物を沢山書かれておられる。この三作のシリーズだけでも二十冊ほどになると思う。

史実、資料に詳しく、あちこちにそれらを散りばめて、内容の濃い時代小説を書かれる。ただ私にとっては、時にそれが煩雑すぎたり、脇道にそれてしまった参考文献の内容をを考える余り、本文の内容を取り違える読み誤りをすることがある。未だ本読みすら未熟なところがある。

本の赤い帯には、

病も悩みも人の数だけ
江戸・芝神明前の医院はいつも大繁盛。腕利きであるうえ義に厚い宗哲だが、訳あって人を斬り、逃亡していた過去を持つ。そのためか、ついつい厄介な頼み事まで引き受けてしまうはめに・・・・。
人情とペーソスあふれる待望の新シリーズ登場!

この文だけでこれからこの『町医北村宗哲』が、シリーズ化されることをうたっている。
作家さんは本を書き始める時点で、これはシリーズ物にしようと考えるのだろうか?
もともと連載ものなのだけれど、本にまとまる時にはシリーズ物になることが決定されているのだろう。

時代劇でも異色な町医者が主人公で、しかもあやしげな経歴を持ちながら、何故か色んな事件を解決していく。

欠落(かけおち)女みつの錯乱
小塚原の蝉時雨
お向かいさん鬼瓦
ひょっとこの亀
跡をゆるりと尋ね三省
御医師村田宕庵(とうあん)の逆襲
縫物ぎらい
泡と消えた巨万の富


以上の八編で構成されているのだが、小見出しでも解るとおり、なかなか癖のある、しかも中身の濃い素晴らしい本だった。同時に江戸の庶民生活や、町医者、お抱え医者、奥医師などの世界がのぞけて面白かった。

本日の覚え書き
「病人を診て、方を処し、剤を投じるときはただ薬の分量のみを考え、かりにも値段の高下(こうげ)を考えてはならない。人情として、値段が高いと思うと、その薬を使うのを惜しみ、いきおい分量を減らそうとするからだ。人命は一(いつ)に重きを考えるべきで、軽き物(貧乏人など)に高い薬は過ぎたるなど、かりにも考えてはならない」

医学館の督事(校長)だった官医・多紀安長元簡(たきあんちょうもとやす)のお言葉。
『医は療治をもっぱらになす、なんぞ薬価の高下を論ぜん』

恐ろしいタイトルの割には、大人しい映画だった。

  • 2007/06/07(木) 09:41:15

<愛情溢れる暖かな映画のワンシーン>
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山田洋次監督の『隠し剣鬼の爪』を再度見た。映画館で見た後に、またDVDで見た。
山田洋次監督の三部作は『たそがれ清兵衛』『武士の一分』と全部見たことになる。
この監督さんの映画が今までの時代劇と、色合いが違うことは語り尽くされているとおりだ。同じ藤沢周平の作品を底本にしながら、とても丁寧に描かれた山田洋次世界が広がっている。

DVDの具合の良いことは、特別付録があること。
この中には、過去の古い山田洋次監督作品の予告集があった。「運がよけりゃ」「家族」「幸せの黄色いハンカチ」等々、寅さんシリーズ以前の作品が見られた。
倍賞智恵子、井川比佐志、高倉健、笠智衆、渥美清などが若々しく出ていた。武田鉄矢などまさに“あんちゃん”であった。また倍賞智恵子さんは、この時代劇にも母親役でちらっと出ていた。

監督さんには気に入った俳優さんというのがあるらしいのだが、この『隠し剣鬼の爪』にも役柄こそ違うが他の作品と共通して出てくる俳優が多かった。
田中泯(たなかみん)、緒方拳、倍賞智恵子、笹野高史、小林稔侍、赤塚真人と達者な役者さん達は、皆お馴染みさんだ。
中でもあえてお名前を挙げておきたい方は、「神戸浩さん」でしょう。主人公の小者として、若干知恵遅れのような男を見事に演じておいでです。名前を知らない人が多い中、顔を見ればうなずく俳優さんです。

<ちょっと風貌が俳優さんではないような・・・>
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私は地味目に働く、それでいて肝心なお役目をする俳優さんが、映画には大切だと昔から思っていて気をつけてみています。『たそがれ清兵衛』でもほぼ同じ役柄を演じてらっしゃいます。カメラに収められない演技まで見えるようで感心します。
『武士の一分』では、同じ小者の役で笹野高史さんは賞を獲られましたが、私はこの「神戸浩さん」にも賞を差し上げたい。

主演の永瀬正敏さんは、当県の方で都城市出身であります。現在、この地域の方が頑張っておいでで、東国原知事を始め、温水洋一さん、余り関係ないけれど先日二千本安打した野球選手と多いです。
BeRLin(1995年、利重剛監督作品)では、私の大好きな中谷美紀さんとも競演されておいでです。

それにしてもこれら三部作の主人公だけが、月代を少し伸ばしているのは何故なのかしら?
むさ苦しくても、印象には残りますが・・・

勉強不足で、知らない作家さん二人

  • 2007/06/06(水) 08:36:32

私は図書館に行くと返却されたばかりのコーナーからと、あいうえお順に並んでいる棚から、1600年以降の本だけを目当てに借りてくる。目安は勘と、さっと開いてカタカナ語のないことで、中味をいちいち読んでみたことはない。
当たりはずれは一つの醍醐味だ。

<表紙は今井俊満と言う洋画家の華麗な“花鳥風月図”>
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黒須紀一郎著『家康の置文』。
この作家さんが「婆娑羅太平記」「日本国王抹殺」「覇王不比等」等書かれている作家さんと言うことは調べた。本棚に並んでいるのも知っている。でも書かれた時代が私には合わなかった。
ところがこの本には“家康”の名がある。読まなくては・・・・。

『大日本史』編纂に潜む家康の深謀
御三家でありながら倒幕の先鋒「尊皇攘夷激派」を生み出した水戸藩の謎。


と帯に大見出しがついている。
内容は実に濃く、常識はずれ、型破りな物語でした。
徳川家康が、末子頼房に水戸藩を預けた。その折りに重大な使命を二つ遺していく。

ひとつは、“決して天下を望まず、常に江戸城近くにあって将軍家を補佐して守れ”
もう一つは?



その子光圀は、俗に「水戸黄門」で有名なお方ですが、また『大日本史』編纂に肩入れた人物でもあります。TVや映画のように日本全国を行脚した事実はないのですが、その事はほとんどの人が以前は知っていた。今の世代の人は、TV番組を現実と区別を付けることが出来ないので、もうそろそろこの番組を辞めないと史実が極解されるおそれが多い。
江戸定府が水戸藩の役目であるから、江戸を離れて旅をしたことは一度しかないと、ものの本には書いてある。

<さっぱりした文字だけの装幀本です>
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岸宏子著『越後屋おらく』、副題が「小説・三井高利の母」
岸宏子さんは、「大黒屋光太夫」「おもかげ記.・藤堂高虎」などで、NHK放送文化賞や紫綬褒章を貰っていらっしゃるそうですが、私は全然知らないの作家さんでした。

“三越”の創業者、三井高利の母の話で、やっぱり地味な小説でした。

本日の覚え書き
“三越” は創業時の「越後屋」と三井家の「三井」からとったものであることは、有名なことです。では“越後屋”はというと、松坂の町人・三井家は元は武士で“三井越後守”を名乗っていたことからくるらしい。

竹内まりやさんのアルバム「Denim」

  • 2007/06/05(火) 20:46:10

この年になると、あまり音楽CDだとか買うことはなくなった。
中高生では、アメリカンポップス、二十代前後には先師の感化で聞きはじめたのがJAZZで、これは実に飽きが早く短期間かぶれただけ。
その後はアメリカのフォークソング一辺倒で、アメリカかぶれでいっぱしに意気がっていました。
反戦歌と言われたものや、フォークロアなものまで今でもふとした時に口ずさんでいる。英語を覚えた時期でもあった。
平行して映画が好きで、スペクタクル、西部劇、ミュージカル、ドラマ、アクション、アメリカものをずっと見ていました。
ですから当時見たミュージカル映画は、ほとんどの歌がうる覚えなりに歌詞が口をついて出るほどには覚えています。

その後社会人になって、会社で集うことがあると何故か演歌を唄う様になった。これがどういうワケか、自慢だが実に上手かった。人に上手いと褒められると、つい頑張ってレパートリーが増えた。8トラのカラオケが飲み屋に入り出した頃だった。映像も何もない、演奏だけを聴いて唄うもので、流しが廃れて行く予兆がした頃です。

音楽はその時期その時期で、趣向が変わる。思い出も変わる。

竹内まりやのアルバム「Denim」を買った。懐かしい想いで聞いてみた。何故買ったのかというと一曲、ただ一曲のために買ったのです。

君住む街角(On The Street Where You Live)
若い人は、TVの番組のテーマソングとして知ってはいるかも知れないが、私にはかのオードリー・ヘップバーンのミュージカル「マイ・フェア・レディ」の中の一曲でしかない。
その後アンディ・ウィリアムスも唄っていて、よく聞いたものです。

若い知人にこれを軽く、しかも上手に口ずさんであげたら褒められた。
と言うより「凄~い!早~い?」。
この方には私が無理して、一生懸命に覚えたと思われたらしい。

久々の選集ものは、さすがに選ばれてるだけある。

  • 2007/06/04(月) 20:13:02

<この表紙絵を見ただけで、これはと感じる人はいい人だ>
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『時代小説・十二人のヒーロー』、これは「時代小説の楽しみ」という全十二巻の選集の、そのまた別巻になる。
これらの本の編者は、歴史・時代小説評論の大家縄田一男さん。このお方は他にも、「時代小説の女たち」「時代小説アンソロジー」「極め付き時代小説選」「恐怖小説コレクション」「新選組興亡録」等々、沢山のアンソロジーや「時代小説の読みどころ」等評論をお出しになっている。
私の様にただ読んで、勝手に稚拙な駄文を書いているものとはワケが違うな。

「時代小説の楽しみ」全十二巻の内訳は、

一、秘剣、豪剣、魔剣
二、闇に生きる
三、関八州の旅がらす
四、八百八町捕物控
五、江戸市井図絵
六、大江戸指名手配
七、剣に生き、剣に死す
八、戦国英雄伝
九、維新の群像
十、仇討騒動異聞
十一、魔界への招待
十二、波濤風雲録

そしてこの別巻『時代小説・十二人のヒーロー』の中味は、

半七(半七捕物帳・お文の魂)岡本綺堂
むっつり右門(右門捕物帖・南蛮幽霊)佐々木味津三
銭形平次(銭形平次捕物控・金色の処女)野村胡堂
人形左七(人形左七捕物帳・羽子板娘)横溝正史
若さま侍(若さま侍捕物手帖・舞扇の謎)城昌幸
机竜之助(大菩薩峠)中里介山
丹下左膳(新版大岡政談)林不忘
森尾重四郎(砂絵呪縛)土師清二
眠狂四郎(悪女仇討)柴田練三郎
鞍馬天狗(鬼面の老女)大佛次郎
早乙女主水之介(旗本退屈男)佐々木味津三
民谷伊右衛門(新釈四谷怪談)直木三十五


十二人出てくる全てが、小説の中だけでなく映画館でお馴染みの時代劇スターなのです。
こうして見ると、「むっつり右門」と「鞍馬天狗」は、アラカンこと嵐寛寿郎の当たり役でしたね。
大川橋蔵の「銭形平次」も、市川右太衛門の「旗本退屈男」も市川雷蔵の「眠狂四郎」も全部全部亡くなってしまった方々です。
実に綺麗な良い役者さん達でした。

ところで本の方は、三分に二くらいは縄田一男さんの評論が入っているので、飛ばして本文だけ読みました。量的には四百頁を超える厚い本ですが、中味はそれほどではありません。
しかも中には、冒頭部分の書き出しの良いところで中断し、「あとは文庫本でも探してご覧になって下さい」とうっちゃられる。
残りを読みたくなるのは人情です。

青春時代をこれら映画などで、血湧き肉躍った人々にはまさに傑作選です。

見たこともない大きな壁画

  • 2007/06/03(日) 09:32:07

当地の “宮交シティ”というバスターミナルとショッピンセンターを兼ねた建物の中に、でかい壁画があります。
でかいはずです、その名も「ガリバー旅行記大壁画」ですから・・・・
大きさは高さ3.6m、長さ32m。畳70枚分とあります。
人々には余り関心がないのか、写真を撮っている間、立ち止まった人はいませんし、撮るのに邪魔な人も一人もいませんでした。

<この壁画の説明文です>
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<写せるだけ写した全景です>
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<「ガリバー」さんの寝かされた顔の部分>
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此処に書かれた「ガリバー」さんは、全長が9.5mです。
対比に小人さんは、70cmということです。
<「ガリバー」さんの寝かされた下半身の部分>
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この絵に描かれた小人さんの数は、400人、馬の数は350頭。
昭和52年から56年に描かれたものですが、まるで知りませんでしたね。

当地の数少ないデパート「山形屋」にも、東郷青児画伯の壁画があって、しかもそれが当時食堂だった場所に掲げられていたそうです。
その後店内改装で壁の後ろ側に隠されたままになっていて、最近の本格的リニューアルによって見いだされて公開されています。
美術、芸術に無関心な土地柄なのでしょうかね。

<参考までに知覧の方の壁画>
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この画家さんは宮崎の方らしいのですが、ネット上でも余り情報がなく、無名な方なのかも知れません。それでも鹿児島県知覧町の「知覧特攻平和会館」にも、『知覧鎮魂の賦』と銘する信楽焼陶板壁画があるそうです。

小説家ではない顔の方が、私には有名だった。

  • 2007/06/02(土) 18:49:04

<建石修志氏の表紙絵。リアルな不気味さが・・・>
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久世光彦さんの名を、“くぜてるひこ“と呼ぶ事は、かなり晩年になって知った。
七十年代初頭のTBSのテレビドラマ、「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を演出されていて、クレジットタイトルに名前が流れた時に、変わった名前だけれど良いなあと思ったことを覚えている。

多才な方で、演出をされたり、映画に出たり、小説・評論・エッセイなどの本を書いたり、番組を造ったり、作詞をなさったりとその後、色々な場面でお名前を見る様になった。それらがすべて一流と言うのも素晴らしい。

『逃げ水半次無用帖』は、異色な捕物帖で、犯人を捕まえたりとか、悲惨な事件が起きるわけでもない。身の回りの些細なことの謎解きをする、謂わば“アームチェア・ディテクティブ”物だ。
十手持ちだが、捕物最中に屋根から落ち、腰が立たなくなった通り名を《察し》の佐助、その娘のお小夜、そして居候的な美男の《無用》の半次。この三人が事件の謎を解く。

短編が六編はいってます。

童子は嗤う
振袖狂女
三本指の男
お千代の千里眼
水中花
昨日消えた男
恋ひしくば


佐助は今では動けないので、《居ながら》の佐助、娘のお小夜が《察し》のお小夜として替わりに活動し、情報を仕入れてくる。
それらの仕入れられた情報は、佐助と半次が聞きながら分析して、事件は解決される。
主人公半次の周りにうごめく夜鷹のお駒、長屋の人々、不思議な老尼さんなど、いろんな人物が絡んでくる。

本文は行替えも少なく、会話文も余り無い重い文章で、読むのに時間がかかる。
360頁あまりだが密度が濃いのか、リズムよく読める本ではなかった。
でも内容は若干怪奇がかっていて面白い本です。
挿絵も各所に入ってムードを盛り上げてくれています。

やっと観て参りました。

  • 2007/06/01(金) 20:11:45

<「あかね空」のチラシより拝借>
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やっとの事で『あかね空』を観て参りました。
やっと当地でも公開されたのですよ。
それが可愛い、可愛い映画館でしたよ。

元々はちょっとしたデパートであったのだけれど、今ではテナント少しずつが抜けて寂れていて、広いスペースの一部にこぢんまりした映画館が出来ている。座席数は80席、スクリーンも小さく、おっチャン夫婦がやっている様な所だった。
しかも本日一日は「映画に日」とやらで、千円。受付で聞いたら五十歳以上の夫婦は、いつも千円らしい。
よくよく映画案内などを注意してみていて、たまには出かけなくては。近頃いつもシネマコンプレックスばかりだから・・・

<この二人にお夫婦愛は見事なくらいに息が合ってましたね>
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映画は言うところなし。半分以上は泣けてましたね。
映画を観終わったのは十二時過ぎだけれど、先ほどの食事の際もずっと二人で、本日の『あかね空』の感動を、微に入り細に入り語り合っている。
なにか賞を挙げたいくらいに良い映画でしたね。
中谷美紀さんの周りに出てくる人々、そしてそれらを演じる俳優さん一人一人、みんな良かった。

<強面顔の原作者・山本一力さん>
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感動の名作で、実に脚本も練れてましたね。
映像はとても綺麗で、江戸の町がリアルで、人情が溢れているこの世界は、まさに原作者・山本一力さんが描いた本にも勝るものでした。

私は観てもいないこの映画『あかね空』について、十回くらいブログを書いている。これでもうこのテーマでは書き納めかも知れない。


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