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PCの世界は本当に進んでいるのかね?

  • 2007/07/31(火) 07:52:45

月末多忙。小論無時間著述。

時折海外のサイトを覗くことがあります。
迂闊に、日本の検索ページからたどっていくと、小さく“このページを和訳”とついているものがあります。
愉快なことにこの翻訳が面白いのですよ。
「中学生くらいの子供をアルバイトに、薄給でやらせておりますからあしからず」という程度に可愛くて、愉しい翻訳がされます。
病みつきになりますね。

英語は好きですし、ちょっとはイケると思っていても、こんな名訳は出来ませんねえ。

There are pay parking lots next to the club but I don't think they are owned by the club.
クラブの隣に支払駐車場があるが、彼らがクラブによって所有されることを私は考えない。


大人になるとこんな素直な表現って、出来ませんよね。純真さがなくなって・・・・
と、言うことはやっぱり、中学生くらいの子供のアルバイトなのか・・・・?

<ちょっとサイトを見に行ったら面白そうな映画だった>
20070731072941.jpg

“NEW LINE CINEMA”のページから『THE GOLDEN COMPASS』を覗いてみると、これは凄く面白そう。
大好きなNicole Kidmanや、007の最新作で競演していたDaniel Craig、Eva Greenなどもでているし、内容も夢物語風でありますので、公開されれば見に行かなくては・・・。
そういえば言語にこだわりますが、最初に“CHOOSE YOUR LANGUAGE”と出ても“日本語”は選べません。日本ってマイナーな国????

<もう一つ見つけてしまった>
20070731084129.jpg

『SHOOT 'EM UP』
殺し屋映画みたいですが、主人公は二枚目Clive Owen、競演の女優がなんとかの「イタリアの宝石」と言われた美女Monica Bellucciさんです。観なくては!!!

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選挙速報が出るまでの間に・・・

  • 2007/07/30(月) 07:42:23

2007年<参院選>自民惨敗 民主第1党に
政治好きでも、選挙好きでもないが、この選挙の行方には関心が深いので、結果が気になっていた。中身はおおむね自分の希望通りだったので、とても良かったと感じている。保守的な正確ではないので、自民党の過半数割れと、野党の伸びはとてもうれしい。
NHK選挙速報をみるまでもないが、これからはアメリカのような二大政党による二極化が進んでいき、民社、共産といった意志力があるけれど弱い、或いはその他の弱小政党が淘汰される危険性がある。
この日本の二大政党も、基本的には自民党の分派であった訳で、いつまた自民党のような政治に変わるかもしれない危惧はあると思う。
常にこれからを冷静に見極めて、見つめて行動していくことが大事だと感じた。

<久々にみた色気ある映画>
20070730073207.jpg

昨夜は選挙速報が出るまでは、時間がたくさんあったのでDVDの映画を観ていた。
題名は「ダニエラという女」。内容はともかくも大好きなモニカ・ベルッチさんが出ている映画だった。
ストーリー的には何とも言えないが、彼女の魅力はよく出ている映画でしたね。ちょっと大人向きすぎるシーンは多々ありますが、それなりに面白かった。
娼婦という役柄がよく似合う女優さんではありますが、彼女自身も自分の美しさを知り尽くしている。冒頭のちょっとした仕草に官能的なイメージを誘うのには、たいていの男どもが参ってしまいますよね。

ちょっとした興奮の後に、冷静な気持ちに戻って「選挙速報」をみてるのは大人の証拠ではないかしら・・・・

例年恒例、蝉が鳴く。

  • 2007/07/29(日) 07:07:53

人間よりも正確に季節を生きているのは、昆虫みたいな自然の生き物だ。
一昨年もそして昨年も、この蝉の脱皮を書いている。
「蝉が鳴く」2005/07/29(金)「蝉の鳴き声の無情について・・・・」2006/07/29(土)と同じ日に同じようなことを書いている。同じ日を選んでいるのは私の勝手でして、蝉が鳴き始めるのはこの前後と言うことで、それを調べたり、或いは記録を取るほどの思い入れはない。ただ庭にはたくさんの蝉がはい出した穴ぼこがいっぱい開いている。

<二ツ抜け殻は一緒に飛び立ったのかしら?>
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<昨年は、この棒の先には多いときに抜け殻が三つあった>
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雑事が多い中、うるさすぎるほどの蝉の声は、暑さを倍増させる効果が大きい。しかし彼の動物も種の保存のためには、致し方ない営みであろうから我慢をしなくては・・・
この声を神経を集中して聞いていると、実に複雑な不協和音でありますし、多種多様な音に感じます。蝉自身はうるさく感じないのでしょうね。

「うるさい」を漢字で書くと「五月蠅い」と書きますが、七月の蝉もうるさいし、やかましい。
「やかましい」という漢字は、これから「七月蝉しい」とでも書きますか?

ちょっと異様なイメージで・・・

  • 2007/07/28(土) 07:57:27

<「この親父、いい加減にしろよ」>
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ヴィンセント・ギャロという“ミュージシャン・画家・俳優・映画監督。イタリア系アメリカ人。”が生意気だよ。
私の神聖な中谷美紀さんに後ろから抱きついて、
「この親父、いい加減にしろよ!」と言ってやりたいよ。
私はまだ中谷美紀さんの実物すら見たことはないのだから・・・

<でも外人さんかなと見まがう中谷美紀さんのお顔>
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メーキャップがそう感じさせるのか?彼女の痩せたお顔が、元々外人ぽいのか?
「cut」の特集に出ていた写真です。もう随分古いので、無断借用OKと勝手にお借りしました。
勝手にお借りすることばかりなので、きっといつかお咎めがあるかもしれない。

でもこの写真集?的な雑誌の中には、とてもエキゾティックなお二人の写真がいっぱいあります。なかなかセクシーで、近年の温和しめの映画に出てくる中谷美紀さんとは違って大胆です。
彼女もこの頃は、今とは違って冒険心旺盛な方でしたね。

またまた、勉強不足で、知らない作家さん

  • 2007/07/27(金) 17:06:02

<安彦勝博さん装丁の、地味な表紙>
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小野寺苓著『みつのく腑分け始末』。申し訳なくざっと読んだ。
作者の略歴をみましたが、余りよく知りませんでした。
帯の部分には、

江戸中期、一関藩で行われた腑分けを描く傑作歴史長篇!


一関藩の藩医、笠原兼時を中心に、東北小藩の医学事情、父とこの絆、そして「解体新書」に衝撃を受け、新しい時代の医業を拓くため腑分けに取り組む若き医家たちの姿を活写する渾身の書き下ろし長篇力作!


実に力が入った褒め言葉ではありますが、内容はそれほど力なくさっぱりとした本であります。
苦手な分野でもありますし、例によって会話が少なく、びっちり書かれた文体は、読むのに苦労をしますので飛ばし読みでした。

“経営セミナー”を受けている気分になる時代小説

  • 2007/07/26(木) 08:55:30

<文字だけ、しかも時代小説らしさがない表紙>
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加来耕三著『非常の才』、副題がとても長くて「肥後熊本藩六代藩主細川重賢 藩政再建の知略」。
まずはこのタイトルが面白い。PCで何度変換しても『非常の才』は、「非常の際」となる。通常はこれが当たり前ですから・・・

作者、加来耕三さんは調べやすい方だった。『ウィキペディア(Wikipedia)』にも載っていらっしゃるし、またご自身のHPもあった。NHKのTV番組でも拝見したことがあるし、歴史考証などでもお詳しいし、比較的顔見知りの部類の作家さんでした。

この本の『非常の才』の言葉については、本の各所に書かれているので読めば分かる事なのですが、

「非常の人あり、然る後、非常の事あり。
 非常の事あり、然る後、非常の功あり」
(非凡な人があって、はじめて常人の思いも及ばないことがあり、
そうした非常のことがあって、はじめて非常の功績もあがるものだ)


この本はかの大藩・肥後熊本細川家が、経済的に破綻をきたし、存亡の危機に立たされていた時分、この藩を救済した藩主の物語です。
六代藩主細川重賢が、藩政改革に起用した人材について語られた言葉が『非常の才』であり、その中身の意味の濃さが大切なことなのです。

“経営セミナー”のような錯覚を起こさせるこの本は、第一章から終章までの七節に分かれています。

はじめに
第一章 再建不可能
第二章 決断の行方
第三章 人中の龍
第四章 改革断行
第五章 時勢洞察
第六章 先憂後楽
終章


しかも各章は、各々十から十二の長い小見出しがつけられており、その小見出しは長く、具体的で、時代小説のそれとは異にする感じだ。
第二章「決断の行方」を例に取ると・・・

結局、人がいないというところに、すべてが落ちついた
降り積もった弊害・旧習はわずかな時間では改められない
其の人を使うに及びてや、備わらんことを求む
もはや、尋常一様の方法で、藩状を覆すことはできない
改革と名のつくものに、綺麗ごとの成功はありえない
建て直しをはかるのは財政のみでなく、藩風、人々の心である
“非常の才”はいわゆる常識の世界には見当たらない
一国をあずかるものは己れ一個の存亡を問題にするだけではいけない
欠点がある人間だからといって、排除してはならない
人事に関する秘事は、一夜にして千里を駆ける


これだけを見ると、まさに時代小説と言うより、リストラ対策の経営セミナーと言ったイメージがあると思います。

内容は実に面白かった。これほどの大藩ににも、大きな悩み事があったとは・・・意外や意外!

「今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・」その②

  • 2007/07/25(水) 21:16:11

我が宮崎県庁も、東国原知事が就任されて以来、観光客が続いています。
朝の早い時間からいらして、知事の御登庁を見ようという方々もおいでです。

ところでこんな所が少し変わりました。
暑い中をいらして下さる観光客の方々に、喉を潤していただこうと“カフェテリア”が屋外に造られました。
無論、無料のサービスとはいきませんが、廉価なお値段で県産のお飲み物を提供しようという試みです。
季節限定ですし、にわか作りでありますので、おしゃれ度には欠けるかもしれませんが、これものどかで良い感じです。

<まだ誰もいない時間に・・・>
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<反対側から白木作りの真新しい縁台を・・・>
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<こちらが前回何もなかった同じ場所です>
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「今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・」という6月20日のブログ記事の写真と比較してみて下さい。何もなかった場所です。

古(いにしえ)の昔に、思いをはせると・・・

  • 2007/07/24(火) 20:16:55

本日は、宮崎市からちょっと離れた西都市にある『西都原考古博物館』をご紹介しましょう。

宮崎市から車で30~40分の隣に位置する西都市ですが、古代の歴史が息づく古い史跡が多いところです。中でも西都の古墳群というものはとても有名なもので、男狭穂塚(おさほづか)・女狭穂塚(めさほづか)といった前方後円墳や、方墳が至る所に見られるのどかな大地です。

その広い大地の奥に西都原資料館というものが以前にあったのですが、同じ場所にもっと大規模に、もっと立派に『西都原考古博物館』として鉄筋コンクリート造4階建て(地下1階、地上3階)に再構築されたものです。地図参照
館内は入館料は無料で、展示にも色々工夫がなされて、何度行ってもわくわくさせられる楽しいところです。

<建物正面を長い階段から見上げたところ>
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駐車場からこの長い階段に沿って、緩やかなスロープが造られていて、身障者の方の車いすも進めますし、別ルートで上まで直接車で行けます。

<若干は薄暗いですが、展示物が幽玄的に見えて飽きさせません>
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発掘されたものや、中には複製品もリアルに展示されている。

<有名な埴輪の「家」や「舟」。埴輪としては大きなものです>
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<壁一面に造られた前方後円墳の模型>
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男狭穂塚(おさほづか)・女狭穂塚(めさほづか)といった大型前方後円墳、円墳の立体的な模型に、実写やCGを組み合わせた映像を投影してみせるプログラムがあります。これはちょっと圧巻です。

<全景を正面から撮る事は出来ませんので、裏面をパノラマで>
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<古代の人々が見たかもしれない景色が、三階の展望台からのどかに広がって見えます>
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田舎に造られたロマンの世界を、近代的融和で見せてくれるとても良い博物館です。

「鞍馬天狗」作家が書く明治に偉人『渋沢栄一』

  • 2007/07/23(月) 07:49:51

<本田進氏の装丁、タイトルの字は唐の“歐陽通”美しいはずです>
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大佛次郎著『激流』、副題は「若き日の渋沢栄一」。
私は何よりもまして、“歐陽通”の書が生きていると感じました。書のスタイルを表した≪欧体辨異字典≫などを見ましても、その美しさは特筆のものであります。
書聖・王羲之は言うに及ばず、唐の四大家と呼ばれた歐陽詢・虞世南・褚遂良・顔真卿らの書は実に素晴らしいし、書そのものが白と黒の二色の世界に、枯れる事なき雄大無辺の世界を描ききる芸術といえる。
この歐陽詢の子である“歐陽通”が、私はとても好きで、たびたび本の表紙にも使われています。

脇にそれてしまいましたが、実にこの本も面白かった。明治期の偉人でありますが、幕末からの話として書かれています。
作者大佛次郎は、「鞍馬天狗」として名をなした方ですが、熟れた文章はとても読みやすく、所々に作者の人物像を感じるほどに好ましいものです。
この作家大佛次郎が1897年(明治30年)と登場人物「渋沢栄一」が1840年(天保11年)、生年でほぼ60年くらいにしか違わないので、現在の作家が書くものとは違って、タイムラグもなく生々しく感じます。
冒頭に渋沢栄一の屋敷前を通った過去と、後にその跡を辿って行く話が書かれますが、距離感の隔たりが感じられません。

構成は下記の小題。

飛鳥山
動く夜
うたかた
火 宅
後の月見
危 機
世 間
旧世界
舟 出
異 国
東は東
新しい道


冒頭と言えば、この大佛次郎さんが一高の寄宿寮に入って、“蛮カラ”を気取っていらした頃の話がとても愉快だ。

欠席に数が三分の一を超えなければ、試験を受けて進級が許されるとか、門限を超えた場合でも、正門を乗り越えて帰寮すれば制裁がないとか不思議な不文律があったそうだ。
このことを知らなかった外国人教師が正門以外の垣根の破れ目をくぐって帰ったたら、殴られて負傷したと書いてある。


本文より先の、この冒頭の「飛鳥山」が面白い。

ちょっとだけ中谷美紀さんを。

  • 2007/07/22(日) 19:19:35

私のブログのタイトルは、『時代小説を読みながら、そして時々「中谷美紀」』ですので、時代小説が中心で、ほんの少々中谷美紀さんの話を混ぜていくというところでした。

でも、近頃映画の公開もほとんど終わってしまって、中谷美紀さんの話題がネタ切れの状態です。
我が東国原県知事の話題の方が多くなったくらいです。

と言う中で、映画「自虐の詩」のHPがリニューアルされていました。
ちょっと前まで素っ気ないものでしたが、イントロ、ストーリー、キャスト・スタッフなど内容が充実しています。
“新着情報”ではテーマソングまで決まっている事が報告されていました。
“トレーラー”のムービーはちょっとストーリーを感じさせる長いものになっています。
なんだかとても面白い映画が出来上がりそうです。
楽しみはこれからですね。

別件で、アップルコンピュータの「Macをはじめよう」のTVCMは愉快です。
この中の“iMovie”編には中谷美紀さんがミニのワンピースでおしゃれに登場なさいます。
おみ足がとても綺麗で、美しい。

やはり泣ける人情ものには、心が救われる。

  • 2007/07/21(土) 07:32:11

<安里英晴さんの優しげな、柔らかい絵柄が、この本の一番良いシーンを彷彿させている>
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宇江佐真理さんの新作『恋いちもんめ』。
何が良いのだろうか?と感激しながら考えてみた。
何とも言えない暖かみで包んでくれる、心に優しい本でありました。全くの市井小説で、偉い人も、英雄も、金持ちも、刀を持った武士すらも出てこない。とにかく名を残す人が一人も出ない一般人だけが主人公の小説です。

江戸・両国広小路―――。
年頃を迎えた水茶屋「明石屋」の娘・お初の前に、何の前触れもなく現れた若い男。
彼女の見合相手と身を明かす青物屋「八百清」の跡取り息子・栄蔵に、
お初が淡い恋心を抱き始めた矢先、事件は起こった・・・・。

運命のいたずらに翻弄される二人。
純愛の行き着く先は?
感涙止まらぬ、傑作人情譚!

この手の小説が好きですね、私は。
年を取るとよく泣けてくる。
この本の帯に書かれたように“感涙止まらぬ”まま読み進んでいった。
人の人情や、心の襞と言ったようなものは、よくよく観察していなければ書けないだろうし、書く作家さんに温かい心がないと、それらを優しく見守ることが出来ない。

宇江佐真理さんの作品をこれで三十冊読んだことになるが、常々、このお方のお書きになる本の優しさと粋乙な世界観に感心させられています。
下町や、本当に人間らしく暮らす暮らし方について、一番理解ある作家さんで、心温まる。
血生臭さや殺伐とした時代劇とは、隔絶している。

『剣俠』って一言では語れないタイトルだ。

  • 2007/07/20(金) 22:36:28

<菊池信義氏の文字だけの装丁本>
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岳真也著『剣俠』、副題が「新選組武勇列伝」。いかにも厳めしい名前の本です。
中身はまあ、そうでもありませんがね・・・
大体において岳真也って方は、何でも屋さんみたいな多作の作家で、首尾一貫している信念ある方とは思えない。河井継之助、橋本左内あたりの幕末ものから、吉良上野介も書くし、旅行記も書く。

そこで『剣俠』だけれども、【侠】の文字は通常、「おとこぎ【侠】」を表し、その意味は弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性。男らしい気質。義侠心(ぎきょうしん)。等と使われる。剣に生きた、男どもの生き様を書いた本と言えよう。
新選組に与していた七人の男たちを、伝記的、或いは伝奇的に綴った本であります。

近藤 勇・・・・義を取り生を捨つる
芹沢 鴨・・・・色よく花の魁(さきが)けて
沖田総司・・・・わが生は一陣の風のごとく
土方歳三・・・・鬼となり修羅(しゅら)となりて
島田 魁・・・・ふところ深き漢(おとこ)であれば
相馬主計・・・・みずからに引導(いんどう)を渡す
斎藤 一・・・・われ士道に殉ずべし


それぞれに短い小題がつきますが、的を得ているようないないような?
七人中、相馬主計だけがあまり知られていない人でありますが、京都での新選組の活躍には遅れて来た人です。

「金麦」のTVCMと「檀れい」さんが私は好きなんです。

  • 2007/07/19(木) 07:57:52

TVドラマは余り見ない。と言うよりTV自体を余り見ない。どちらかというと映画館の方が、好みに合っている。
でも、TVで何が好きかと問われると、一番に好きなものは“TVCM”であります。むろん誰もこんな事を聞いてくる人はいませんが・・・

映画館でも近年「この方は誰だろう?」と疑問に持ったのは『武士の一文』に出演された “ 檀れい”さんでした。
私のブログは時代小説が一番のテーマですので、この映画のことも

「『武士の一分』の好人気は・・・」2006/12/09(土)
「昨日は、『武士の一分』を見に行った」2006/12/07(木)
「本日は、『武士の一分』を見に行こう」2006/12/06(水)
「木村拓哉さんのお写真を見つけた」2006/11/01(水)
「時代小説が好きだから、時代劇が好きだとは限らない」2006/10/18(水)


などと色々書いてはいるが、ほとんどはこの“ 檀れい”さんの写真とお話を載せている。

彼女は、『第30回日本アカデミー賞』でも主演女優賞にノミネートされましたし、『キネマ旬報ベスト・テン』2006年度日本映画新人女優賞受賞 の栄誉に輝いている。
美しいだけではない人なのですよ。

<ちょっと勝手にお借りしたサントリーの金麦のCMお写真>
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このTVCMにもちょっと驚きましたね。と言うのも、気になる人が動いているのですが、最初ははて誰だか分からない。二度目にもしかして“ 檀れい”さん?ではないかと気づいてサントリーのHPで確認しました。
実に清々しい、清楚なイメージを振りまいていらっしゃる。
何となれば若奥様の設定と言うことらしい?が、ちょっと可哀想な気もする。
でも細やかな動きなどをよく見ると、とても溌剌として軽やかで元宝塚が伺えるし、『武士の一分』でみられた静かな演技を考えるととても美事な対比であります。

このシーズン、ビールのコマーシャルはとても多い。
そのどれもが共通するかのように、出演俳優のアップで、何故か旨いものを頬張って、ビールを流し込む。
唇の白い泡が残り、「プファッー!」とばかりに微笑んで、「旨い!」を連発なさる。これでは旨いのはビールなのか?食べた物だったのかすら分からない。これでもかと言うばかりに、その旨い物をプレゼントときているのには驚きだ。
出来ればついでに、“只今のは、ビールが旨い”と主演の俳優さんは申しておりますという解説が流れるといいな。

その点では、可愛く走り回る“ 檀れい”さんはいいなあ。

ちょっと「金麦」買ってみようかな!!って気になりますものね。

『ダイ・ハード4.0』を観てきました。

  • 2007/07/18(水) 19:14:55

『ダイ・ハード4.0』は、映画館で観たいという奥さんの希望で、本日行って参りました。とても面白かった。それ以外にはありませんね。
多分あちらこちらで、この映画のお話は盛り上げっているでしょうから、面白かったとだけ書きましょう。

でも主人公のブルース・ウィルスはタフですよね。異常過ぎるくらいに・・・。
娘さん役のメアリー・エリザメス・ウィンステッドは、適役でした。彼の娘にふさわしく、実に意地っ張りで、強気な女の子でした。

<主人公と五分五分に戦う女マギー・Q>
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一番奮闘したのは、敵役でしたけれどマギー・Qがよかった。とてもモデルさんとは思えない、強靱な肉体と強力なカンフー武技は圧倒されましたね。

監督さんが『アンダーワールド』『アンダーワールド2エボリューション』を作られたレン・ワイズマンで、とても初期の頃の『ダイ・ハード』あたりとは作品の内容、規模、仕掛けなどにおいて、出来が違っているようだ。

チープな楽しみ

  • 2007/07/17(火) 21:08:16

たまに豪華に食事に行ったりするのは、それなりに満足感があって良い。これは懐具合と相談して、いつでも出来るというわけではない。
そこで時には、チープなせこい愉しみを捜すのも良い。

外食チェーンというところは、店頭でアンケートを書いて出すと食事券などが送ってくる事がある。私はものを書く習慣がついているので、ついつい書いて出してしまう。それも極力当たるように・・・
これは少しコツがあって、そのお店の一番注意をしてほしいところをさりげなく、あっさりと書く。肝心なのは、その後に感じの良いお店で、必ずや家族友人たちとまた来ることを楽しみに望んでいると言う意志をほのめかしつつ、お店の良かったことを書く。
このアンケートを誰かが見るであろうから、読みたくなるように留意して書く。安穏とおべんちゃらみたいな事は書かない。

まずこれで「食事券」を手に入れる。カレー屋さん、回転寿司やさん、居酒屋、焼鳥屋・・・いずれも成功してきた。

で、本日は・・・チープな愉しみばかりを。
まず“カレーハウスCoCo壱番屋”で、前にいただいた食事券でカレーを食べる。手出しがないように、五百円単位にまとめて注文をする。わずかに足りないときには、レジ前のお菓子で調整。

次に“TSUTAYA ONLINE”で手に入れたクーポン券をもって、“TSUTAYA”の店頭で、DVD半額レンタル。余計な親切心で、おばあちゃんの好きな韓国ドラマも借りる。

最後は“サーティワン・アイスクリーム”で、ダブルコーンを頼む。今現在、キャンペーンでダブルがトリプルになるので、二人頼むとダブルが三人前という事になる。一人分がういて只。
なんだかとても得した気分!?

どうです、せこいでしょう。チープ感たっぷり!
ただし、これはたまにするのが良い。
「俺は金持ちなんだけれど、たまには庶民の暮らしぶりも経験しとかないとね・・・」という程度に。

災害が不気味に続く

  • 2007/07/16(月) 21:22:58

台風が比較的おとなしく過ぎ去ってくれた。
それでも被害は決して少なくない。
自分の周りに余りなかったと言うだけで、当県内の他地域には山崩れや、床上浸水、家屋の倒壊など被害の爪痕は残った。

と、思いきや、本日は新潟県で大きな地震が起きて、大きな被害が広がっている。
この地震は大変に大きなもので、一昨年の新潟中越地震の復興もままならない時だけに、より二次的な被害が心配であります。
台風が早めに、太平洋岸を過ぎ去ってくれたことは良いことだった。
もしこれが日本列島を縦断して、大量の雨を降らせて、地盤も緩んだ状態での地震だったら、被害は計り知れないものだっただろう。

閑話休題。
台風の過ぎ去った時には、参院選の選挙運動も自粛されていたが、台風一過、天気が良くなると、立候補者は一斉に被災地に“お見舞い”と称して出かけて行っている。
選挙に立候補する人々の気持ちは分からないが、大変に困った状況にいる人々に向かって「お見舞いに参りました!」などと連呼する神経は分からない。

総理の安部さんも同様に、遊説先を切り上げて、視察か何かに行くだろう。
本当にお見舞いをするという気持ちがないままで、選挙の票稼ぎのために出かけるのならば論外だろう。

でもこの総理はそんなことをやりかねない人ではある。

我が知事は、台風後には本当に忙しくなるだろうと案じていたが、これが違う問題が明らかになって困惑されていらっしゃるようだ。

<宮崎県庁裏金>さらに数億円 怒りの東国原知事明かす
7月16日20時3分配信 毎日新聞

宮崎県庁の裏金問題で、東国原英夫知事は16日の講演で「上積みは10年間で億単位になる」と述べ、これまで明らかになった以外に数億円単位の裏金の存在があることを明らかにした。宮崎市の講演会で「『裏金問題もありませんか』と尋ねてから3カ月たって存在が分かった。ふざけるな、という気持ち」と切り出した。

この本でも“西郷さん”は偉大だ!

  • 2007/07/15(日) 20:56:48

台風は案外とさっぱりと過ぎてくれた。考えたほどには、荒れもせず、速やかに過ぎ去った。
時間があったので、本を暗い雨戸を閉じた部屋に寝そべって読み続けた。一冊読み終わった。

<ぼやけた“西郷さん”の写真が謎を呼ぶ辰巳四郎さんの装丁本>
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風野真知雄著『西郷盗撮』。
先に読んだ『鹿鳴館盗撮』『ニコライ盗撮』のシリーズ本の一作目に当たる。実のところ、この本は随分と前に読んだので内容が不確かだった。二作、三作と読み進むうちに、どうしても一作目を読んで思い出さないと話がつながらないと感じ、再度借り出してきた。

鹿児島はお隣の県ですので、この“西郷さん”の偉大なことと、地元での人気の高いことはよく知っています。日本の夜明けを導いた人でもあり、明治の黎明期には“西郷さん”を始め、大久保利通などの薩摩人が多数活躍をしたことは事実です。
この“西郷さん”と大久保利通とは、無二の親友でありながら、最後は袂を分かつことになり、しかも世間様の評判でも陽と陰の二人の性格が後々までも語り草となる。
この本でもテーマの根底は、その辺にあるような気がする。と思っていると最初と最後に意外な人物が二人出てきて絡みます。

主人公は例の「写真師」志村悠之介であります。西郷さんの写真を撮りに、薩摩へ乗り込みところから、いろいろな事件に巻き込まれます。西南戦争勃発前の鹿児島から、文明開化の日も浅い東京、居ながらにしてタイムトリップです。明治はついこの前のことですから、資料もたくさんあり、それも史実に克明に近いものばかりでしょうから、作家さんは書きやすいかもしれませんが、その隙間に実に微妙に、精細に主人公をはめ込んでいます。

“西郷さん”の側近である桐野利秋、明治の元勲大久保利通、枢密顧問官の勝海舟、警視庁大警視の川路利良、維新の元勲木戸孝允、歴史的写真師の上野彦馬と下岡蓮杖、数え上げればきりのないほど著名人が出てきますが、誰一人として外れがないほど上手くはめ込まれて、寸分狂いもなく話を盛り上げます。主人公の奥さんとして後の作品に出てくる片岡小夜も、この作品では謎の女です。二作目三作目へのつながりが、これを読むとよくわかる。

本日の覚え書き
この本では、主人公は「写真師」と呼ばれている。現在では一般には「写真家」であることの方が多い。この言葉はよく理解していた方がよい。
接尾語「師(し)」=技術・技芸などを表す語に付いて、その技術の専門家であることを表す。・・・「医師」「理髪師」
接尾語「家(か)」=そのことに従事している人であることを表す。「咄(はなし)家」「革命家」「芸術家」

本日は台風。

  • 2007/07/14(土) 14:32:14

本日は台風4号が到来。
雨風が厳しく、家が激しく揺れます。
梅雨前線の影響で、県中央から県北にかけて大雨が降ったあとなので、この台風の到来はまた非常な大雨が予想され、その後の土砂災害が心配です。
ただいま現在のニュースでも、宮崎県西都、宮崎両市で899世帯2562人に避難指示が出たほか、色々なところで被害報告が出ています。

このまま比較的ひどい被害がないまま、通過してくれることを祈るのみです。
雨戸を出して、むしむしする高湿度と、激しい雨風の音を聞きながら、少し揺れる家を気にしつつ過ごしましょう。

多分、台風通過後はうちの東国原知事さんは、異常な多忙さに巻き込まれるのでしょうね。

【盗撮】と言っても、いやらしい事ばかりではない。その②

  • 2007/07/13(金) 07:05:19

<三作目で装丁者が浅野邦夫さんに変わったいた>
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風野真知雄著『ニコライ盗撮』
先日読んだ同著者の『鹿鳴館盗撮』が面白かったので、第三作目を借りてきました。
「ニコライ」とは、ニコライ堂の聖ニコライではなく、ロシアの最後の皇帝「ニコライ2世(ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ」なのです。
彼は、皇太子時代の1891年5月11日、訪日中に滋賀県大津にて、警備中の巡査・津田三蔵により襲撃されて怪我を負う。これが有名な大津事件なのです。

来日中のロシア皇太子遭難の現場を目撃した写真師・志村悠之介は奇妙な違和感に襲われた・・・・・・


明治政府を震撼させた大津事件の謎に挑む俊英の書き下ろし長編力作!


とても明治の時代が生き生きと書かれている。あたかもそこに居るかのように・・
登場人物のそれぞれがなかなか上手く配され、明治政治の閣僚の三巨頭、伊藤博文西郷従道山県有朋の三つ巴が見事なくらい生きている。
政局に暗躍する各々の思惑が、その立場立場によって違うことで、互いの利益、不利益を左右する。その為になされる裏工作は、一介の写真師の正義感をも踏みつける。

主人公、写真師・志村悠之介は見事にそれらを乗り越えて、痛快に活躍する。
気になったのは、新聞記者見習いの岡本君。劇評など書いているから、もしかしたらと思ったのですが、後年には案の定かの有名人でした。

とても良いのだけれど・・・

  • 2007/07/12(木) 22:49:59

今度買ったパソコンは、実に静かでよい。
富士通のデスクトップ『FMV-TEO』
CPUもコアデュオだし、HDDは400GBだし、メモリ2GBで申し分なし・・・・?

でも、本体が薄すぎて、表面・下段のカードスロット、USB端子、その他の接続部分が使いづらい。
SDカードなんて、入れたら出せないよ。
女性の長い爪の人なんて、ちょっと長めのペンチがいるだろうね。
これは嘘でも、冗談でもなく!!!!!!!!!!!

本日は休業?

  • 2007/07/11(水) 15:11:18

新入りのパソコンをセットアップしてます。
古いパソコンからのデータの移行で時間食っています。

前に買ったシャープの液晶TVにつなげてみた。

とりあえず本日もブログを書くのは、旧PCでここまで・・・
はい、では真面目に作業、作業!

本日、PC到着

  • 2007/07/10(火) 19:07:00

<ちょっと懐かしいデザイン横置きPC>
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本日注文していたパソコンが届いた。
富士通のデスクトップ『FMV-TEO』
新しいリビングスタイルを提案する新シリーズFMV-TEOとか言っていますが、地デジ対応のテレビに使えるということで決定。
他にもバイオに同様の仕様のもがあったけれど、ちょっと高めで買えなかった。

さあ、セットアップだ!

こんなタイプの人間が案外好きなんです・・・その2

  • 2007/07/09(月) 20:45:01

<密林の中、猿が飛ぶ。猿が生き生き書かれた、西のぼるさんの表紙絵>
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高橋義夫著『猿屋形(ましらやかた)』、副題は「鬼悠市風信帖」。
四月に『かげろう飛脚』という同作家の本を読ませて貰っていたが、そのシリーズの三作目でした。この「鬼悠市風信帖」シリーズは、現在下記の通りです。

大江戸あぶれ者
眠る鬼・弧剣竹林抄
猿屋形
かげろう飛脚


主人公・鬼悠市は、その名の通り鬼のように、大きく逞しく強く、忠実に、この藩の奏者番加納正右衛門に仕え、陰の仕事をこなす男である。
常には、住まいの周りの竹林に作られた小屋で、献上の竹駕籠を作って生業とし、指令を受けると暗躍するのだが、これが陰の人物とも思えず堂々としていて立派に生きている。何に根ざすのか信念が強く、義侠心に篤く、冷たく非情に生きているように見えて、情の深い人物です。自己主張をも持っている。

羽州松ヶ岡藩の城下町。
歴代藩主菩提寺にある竹林にひっそり暮らす足軽の鬼悠市だが、
ひとたび、奏者番加納正右衛門の命を受けると、
奥山流の剣を使いこなす隠密の鬼と化す。(帯より)


実の子供でない養子の柿太郎にも、厳しく冷たい反面、暖かい思いやりを隠している。なかなか好人物である。
前回も書いたが、こんな人物って個人的にはとても好きです。

けやき兄弟
めっけ小僧
雪鬼
羽織の紐
おちかはん
阿呆ばらい
猿屋形(ましらやかた)

以上の七編が組まれた短編集。とても小気味よく、読みやすい本です。
江戸びいきの私には、田舎の話しは面白くないのだが、この本だけはちょっと違います。
でも作者の履歴の中には田舎暮らしが好き見たいに書いてある。

長野県木島平村を振り出しに山形県西川町など、田舎暮らしを実践。『かくれんぼの森』(創樹社)、『知恵のある人は山奥に住む』(集英社文庫)など田舎暮らしを題材にしたエッセイも多い。近刊に『風魔山嶽党』(文春文庫)、現在は山形市内に在住。

使い古してはいるけれど・・・

  • 2007/07/08(日) 07:19:16

ご飯茶碗は長いこと、益子焼きの茶碗を使っていました。つい最近、もうちょっと小振りの軽い茶碗に買えました。理由は茶碗が重いことと、ご飯を食べ過ぎることであります。太る体質なので、ちょっとは食べ過ぎに注意をしないと、限りなく太ってしまいます。

この益子焼きの茶碗は、学生時代にまだ可愛らしかった家内と一緒に、益子に出かけた時に買ったものです。思い返すと四十年は過ぎています。まだ当時は、この益子も今ほどには有名な地ではなかったようで、懐かしくインターネットで益子町のHPを見てみますといろいろ変わってしまっているようです。

実に質朴とした町であったようで、かの人間国宝・濱田庄司さんがご存命で、「ここだ、ここだ」と家の周りだけうろついて帰った事を思い出します。
それでもとても満足だった気がします。

そもそもこの民芸陶器に興味を持ったのは、友人の感化でした。友人は医者の子供で、その人の姉婿が当時その家にあった蔵を改造し、民芸陶器の専門店を開いたのです。とても珍しく、其処の主人に気に入られようと、変におかしな子供心ではありましたが、店先に並ぶ陶器類を一生懸命覚えたものです。
当時はちょっと見れば、一通りは窯元がわかるほどには勉強したものでした。ですから益子の濱田庄司さんは憧れの人でしたね。

そんな気持ちで買って来た四十年前の茶碗が、愛着があるにもかかわらず、“お役ご免”になってしまうのは可哀想な気もします。

お家の秘密の謎で、引っ張られた最後の最後?

  • 2007/07/07(土) 07:37:23

<久々の蓬田やすひろ作品、馬で山道を下る絵の下手さ加減がいい>
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本日は7月7日の七夕で、しかも2007年ですから、“7”が沢山付く日です。

澤田ふじ子著『雁の橋』。この本は340頁近くもあり、しかも二段組みですので、謂わば大作の部類にはいるのでしょう。

父母、妹、そして師を
次々に殺された少年。
その呪われた家の秘密とは?


本の帯にも、これほどに大袈裟に書かれている秘密とは、最後の最後まで明かされない。明かされても、「えっ、何?」ってほどにしか感じられない秘密。
ちょっとこれは引き延ばしすぎたんじゃない?
私だけがそう感じているのかと思って、あちこち見たがこのお方の「歴史小説中毒」というHPの「雁の橋」の項にも、同様の感触で書評が書かれていますので、やはり同感な方は多いのではないでしょうかね。

第一章 幼童の眼
第二章 世間の蛇
第三章 闇の連理
第四章 黒い花
第五章 霧の系譜
第六章 奇妙な客
第七章 迷路の末
第八章 天の碑(いしぶみ)
第九章 去年(こぞ)の雪
第十章 不動の剣(つるぎ)


長篇ですので、第十章もの長い物語が続きますが、ちょっとだれますね。

それと澤田ふじ子さんの特徴であるのか、京都の方の話し方なのか、何気ない会話や問いかけに対し、切り返すような親しみの薄い返事が鼻につきます。素直に返答すればよいものを思わせるところが、多々ありすぎるのです。

今ひとつは、必ずや相手の職名、屋号を付け加えて、やり取りする辛気くささは厭ですね。
「そなた」「こなた」「あなた」と簡略な代名詞を使われないのが、特徴なのですかね。
これは澤田ふじ子作品を読み慣れていると、普通には気にならないのですが、今回の作品のだらだら感の中では何故か気になりました。
長篇は不向きな作家なのかも知れません。

世の中「大江戸ブーム」なの?

  • 2007/07/06(金) 09:21:41

私は個人的に、時代小説が読書の主題になっているので、“江戸好き”であります。その私の所に来るいろいろなメールマガジンの中に、 “江戸”に関する物の多いことには驚かされます。
しかも、それらの中には、「歴史検定」であったり、「吟味問答」であったりと、知識欲を満たす内容のものが多い。知識を得る為に本を読むという意識がないので、これらの本を読んだことはないし、またストーリーがないと苦手なので、今後これらを読むことはないかも知れないが、一応“覚え書き”的な意味で列記しておこう。


<『大江戸見聞録』>
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『大江戸見聞録』 江戸文化歴史検定公式テキスト 初級編
著者/訳者名 江戸文化歴史検定協会/編
出版社名 小学館 (ISBN:4-09-626601-9) 価格 1,800円(税込)


<『江戸博覧強記』>
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『江戸博覧強記』 江戸文化歴史検定公式テキスト 上級編
著者/訳者名 江戸文化歴史検定協会/編
出版社名 小学館 (ISBN:978-4-09-626602-1) 価格 2,520円(税込)


『江戸吟味問答控』 江戸文化歴史検定出題問題公式解説集 第1回3級編
著者/訳者名 江戸文化歴史検定協会/編
出版社名 小学館 (ISBN:4-09-626603-5) 価格 998円(税込)


『江戸吟味問答控』 江戸文化歴史検定出題問題公式解説集 第1回2級編
著者/訳者名 江戸文化歴史検定協会/編
出版社名 小学館 (ISBN:4-09-626604-3) 価格 998円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 入門編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-206-6) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 中級編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-207-4) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 上級編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-211-2) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 吉宗編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-212-0) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 家康編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-214-7) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 大奥編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-215-5) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 商い編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-217-1) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 浅草吉原編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-218-X) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 日本橋神田編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-219-8) 価格 1,365円(税込)


『「江戸」のいろは』 江戸検定手習帖 大事件編
著者/訳者名 萩原裕雄グループ/編
出版社名 シーエイチシー (ISBN:4-86097-220-1) 価格 1,365円(税込)



『「江戸」のいろは』上級編の目次を見ると、ちょっと興味が湧いてくる。

将軍
“将軍”の正式名称は「征夷大将軍」であるが、もともと「征夷大将軍」とはどんな意味か?
将軍の日常
江戸の将軍の食事に酒、魚などがつかない日があった。この精進の始まりと解けるのは何日の何時か?
天下の副将軍、徳川光圀が殺人を犯したことがあるだろうか?
参勤交代と大名
江戸参府の大名は、江戸の物価の高さに苦しんだそうだが、例えば文化の頃、江戸の食品の値段は地方城下町とくらべ何倍だったのか?
参勤交代と「武家諸法度」
寛永十二年の「武家諸法度」から消えた重要な条項はどれか?
大名とその大臣
大名の家来に扶持米取がいたが、例えば“五人扶持”というのは、一日あたり計何合の米をもらえたのか?
〔ほか〕

勉強になることばかり・・・

  • 2007/07/05(木) 12:18:44

先日大変に重宝しているサイトに、小駒勝美の『漢字こぼれ話』が有ることを書きました。
この『漢字こぼれ話』「vol.45 外国の国名」という物があります。
ちょっと興味をひく内容なので、簡略に記すと、日本語と中国語では外国の国名を表すときに、違いがあることが述べられています。

日本での表記
「米国」アメリカ・・・「亜米利加(アメリカ)」、「米利堅(メリケン)」の略
「英国」イギリス・・・「英吉利(イギリス)」の略
「仏国」フランス・・・「仏蘭西(フランス)」の略
「独国」ドイツ・・・・「独逸(ドイツ)」の略
「露国」ロシア・・・・「露西亜(ロシア)」の略


----------------------------------------------------------------------

中国での表記
「美国」アメリカ・・・「美利堅(メリケン)」の略
「英国」イギリス・・・「英吉利(イギリス)」の略
「法国」フランス・・・「法蘭西(フランス)」の略
「徳国」ドイツ・・・・「徳意志(ドイツ)」の略
「俄国」ロシア・・・・「俄羅斯(オロス)」の略


その他にも近年の近代国家は日本語ではカタカナ表記ですが、中国では全て漢字表記の為、難しい漢字が当てられると書かれています。

よくよく見るとおかしな写真を二枚。

  • 2007/07/04(水) 15:38:38

<とても大胆な看板>
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ペットというものは、猫以外には嫌いであります。その猫でも、飼ってまでは可愛がらない。可愛いなというだけで、動物を養うこと自体は出来ない。
飼うことが面倒なことと、死ぬかも知れない動物と一緒に暮らすことはその時のお別れが苦痛だ。家族に喘息持ちが数人いると、動物から癒されるというようなことより、毛の始末にも気を遣わなくてはいけない。

もろもろの事情で、ペットはいらない。でも動物の虐待はとてもいけないと思っている。

この写真はセンスの問題かも知れないが、動物そのものを明らかに商売道具とし、しかもいたわる心を感じない。手書きで下手くそに、大胆に書かれたせいか、残虐性すら感じられる。
こんなペット屋に、飼われている商売道具の犬猫は、余り可愛いとは思えないし、人々が買う気が起こるのだろうか?

<一輪だけ咲きかけの花のつぼみ>
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なんの花なのかよく知らないが、大きな花のつぼみで小さな木のてっぺんに咲きかけていた。
気になってよく見ていたら、なんだか人の顔に見えてきた。
と、言うよりウィル・スミス主演の映画『アイロボット』に出てくるロボットの顔のような気がしてきた。
なんの目鼻立ちも書かれているわけではないが、じっと見ていると不気味だ。

しっかり読まさせて戴いた本.。・・・その覚え書き

  • 2007/07/03(火) 07:36:35

司馬遼太郎『最後の将軍』は、大変興味深いものでした。「徳川慶喜」さんについても、若干のイメージを変えざる得ないほど、良く書かれていました。良い本だったと思います。

食わず嫌いの「大作家嫌い」も考えなくてはいけない。
でも一番に愉しめたのは、難解すぎる漢字群でありました。以上に多く、しかも現在は大凡使うことのない言葉ばかりです。難解な漢字は、そこそこに私の世代は読めますし、意味も理解できるのですが、まずそれらを使うことがない。
死語とひとくくりにしてしまうには惜しい日本の遺産ではあります。

とりあえず、覚え書きとして三分に一の100頁あたりまでの古い使い回しをする漢字を列挙してみました。今では使うことのないものばかりで、単に難解な漢字はまだまだ沢山この本にはあります。

参覲交代=このように書くのが正解だそうだが、普通に変換すると参勤交代となる。
夷狄(いてき)=《古代中国で、東方の未開国を夷、北方のそれを狄といったところから》未開の民や外国人。野蛮な民族。→東夷 →北狄
資性豪邁=生まれつきの性質や能力で、気性が強く人よりすぐれていること。
輔弼(ほひつ)=天子の国政を輔佐すること。
襁褓(むつき)=おしめ
傳人(めのと)=(傅)貴人の子を守り育てる役目の男。もりやく。
軽躁(けいそう)=落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。
台慮(たいりょ)=将軍の意志。貴人の思慮。
叡慮(えいりょ)=天子の考え。天子の気持ち。
撃攘(げきじょう)=敵をうち払うこと。撃退。
傲岸矯激(ごうがんきょうげき)=おごり高ぶって、いばっているうえに、言動などが並はずれて激しいこと。
台旨(たいし)=将軍からの通達。
尊皇賤覇(そんのうせんば)=皇室を尊び、覇を賤しむ。覇は武力を表し、将軍家を意味する。
淵叢(えんそう)=《「淵」は魚の、「藪」「叢」は鳥獣の集まる所の意》物事の寄り集まる所。活動の中心地。
御臍(おほぞ)=おへそ
僥倖(ぎょうこう)=思いがけない幸い。偶然に得る幸運。
長袖者流(ちょうしゅうしゃりゅう)=公卿や僧侶などのたぐい。また、それらの人々の流儀。
韜晦逃避(とうかいとうひ)=自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。身を隠すこと。姿をくらますこと。
草莽(そうもう)=民間。在野。そうぼう。
勃然(ぼつぜん)=1急に、勢いよく起こるさま。2 顔色を変えて怒るさま。3 思いがけないさま。突然。
憂国慷慨(ゆうこくこうがい)=国の現状や将来について心を痛めることや、世間の悪しき風潮や社会の不正などを、怒り嘆くこと。
翹望(ぎょうぼう)=首を長くのばして待ち望むこと。その到来を強く望み待つこと。
牢乎(ろうこ)=しっかりしているさま。ゆるぎないさま。
吏僚(りりょう)=官吏。役人。
治定(じじょう)=決定すること。落ち着くこと。
赧然(たんぜん)=恥じて顔の赤くなるさま。赤面するさま。
悚然(しょうぜん)=ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。
陋窮(ろうきゅう)=つましく貧しい暮らし。
礑と(はた)と=突然。
使嗾(しそう)=人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。
上巳(じょうし)=五節句の一。陰暦3月の最初の巳(み)の日。のちに3月3日。古く、宮中ではこの日に曲水の宴が行われた。また、民間では女児の祝い日としてひな祭りをするようになった。桃の節句。ひなの節句。
鼕(とう)と=鼓(つづみ)や太鼓の鳴り響くさま。
癲狂(てんきょう)=狂気。ものぐるい。
墨夷(ぼくい)=アメリカ?
越階(おっかい)=順序を飛び越えて位階が昇進すること。


これで三分の一といえば、信じられないでしょう。

ちょっと自慢の切手を手に入れた。

  • 2007/07/02(月) 20:58:10

<東国原知事のお顔も乗っている切手>
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今回発売された切手は、宮崎県内でしか買えない記念切手です。
『神話と伝説の国 宮崎』と銘打たれて、宮崎県の名所が十ヶ所記念切手のシートに収まっています。

①夜神楽(よかぐら)          ②高千穂峡(たかちほきょう)
③鵜戸神宮(うどじんぐう)       ④西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)の桜と菜の花
⑤関之尾滝(せきのおのたき)      ⑥堀切峠(ほりきりとうげ)のハマユウ
⑦生駒高原(いこまこうげん)のコスモス ⑧飫肥城(おびじょう)
⑨日向岬(ひゅうがみさき)グリーンパーク ⑩シーガイア

上の方の空きスペースには、東国原知事と、宮崎の県産品がいろいろ写っています。
宮崎のPRがメインなのですが、県外では売られていないものです。
切手はミシン目がないので、まさに“切って”使うのです。

発売期間は、平成19年6月29日(金)~同年9月28日(金)まで、一万枚限定。
県外の人にも見て貰いたいなあ。
六月中旬に発売予定を知ってはいたのですが、実際にてにしてみるとなかなか良いものです。
ところで「切手」の正式名称は、『切符手形』なのですよ。

知事はまたお忙しいらしく、水曜日からは韓国に観光誘致のPRでお出かけになります。
お体には気をつけて励んで戴きたいものです。


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