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「遠国御用」を言いつけてくれる人がいませんかね?

  • 2007/08/31(金) 17:21:52

<田淵俊夫さんの装画でありますが、とても重厚で雰囲気あります>
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表紙絵がとても気に入っています。広々とした畑の向こうに家屋敷がぼんやりと見えます。この本の内容に、雰囲気が良く醸し出されています。つい先日終わった皆既月食のような月が、赤い幻想的な文字と相まってとても素晴らしい。

大久保智弘著『遠国御用・幻の城』
遠国御用(おんごくごよう)とは、徳川幕府における隠密“御庭番”の遠方出張調査を言います。“御庭番”は江戸時代の八代将軍吉宗が新設した江戸幕府の役職で、将軍から直接の命令を受けて隠密に情報収集を行う将軍直属の間諜(スパイ)です。

弓月藩剣術指南役・鵜飼兵間。御前試合で藩主の不興を買い、離縁、そして脱藩。
公儀御庭番宰領という闇の世界に身を投じた男が、十五年という歳月を経て知った藩の秘密とは。妻の真実とは・・・・!?
これぞ渾身の時代小説!!


凄い帯の文句ではありますが、概ねこの通り面白い小説です。表現に若干のくどさと、テンポの悪さは感じますが、ストーリーや登場人物の人柄の良さ、好印象の人々が多くとても良く書かれています。と言うのも主人公そのものには、冒頭の御前試合で受けた傷が、蛞蝓(なめくじ)のように顔面に残されていて、人々には悪印象ばかりを与える人物なのです。
ラストまで気を抜けずに一気に読み終える筆力のある作家です。
講談社の時代小説大賞を、第5回(1994年)「わが胸は蒼茫たり」で受賞されているようです。それに「吉原宵心中」「水妖伝」などと 御庭番宰領シリーズみたいなものもあるので、また探して読んでみましょう。

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何のために本を読むのか?

  • 2007/08/30(木) 08:51:17

何のために本は読むのでしょう?
本が好きであるから、時間がつぶれるから、知識が増えるから、すぐ眠れるから、勉強をするためなど人様々に理由があります。
私にも諸々の理由があるのですが、時代小説が好きであることと、図書館が好きなことなのです。二週間に一回という図書館行きは、私の生きる糧なのです。図書館に出かけて、読む、読まないは別にして本を探す。ア行からワ行までの順で、時代小説のみを探し回る。探して読破する、全然身に入らない時でも、内容が気に入らなくてもざっと読む。
目的が本を読む行為そのものなのです。悪癖であり悪弊であります。下記はそんな中でざっと読まれた本です。

<小川惟久さんの上質な感じがする装丁>
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岳真也著『生涯野人』、副題「中江兆民とその時代」。
とにかく分厚い本です。下手をすると二巻ものになるくらいの長さです。先日三巻ものの『福沢諭吉』を読んで、ふぅっというため息が出るほどの長さにあきれたばかりでしたので、この作者の体力、気力に恐れ入る。
また時代背景や本そのものの装丁が同じ方なので、イメージがだぶる。真面目に生き続ける人間の偉大さには、頭が下がる。福沢諭吉は好きかと言えば嫌いであるが、この中江兆民は比較的好きな人物でした。

<燃える炎が激情を表す長谷川徹装丁の本>
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北篤著『会津異端の系譜』
よく知らない方で、「会津の心 (1974年)」「松平容保 (1974年)」「みちのく異質文化圏 (1984年)」等あるし、かの有名な医学者の伝記「正伝 野口英世」を書かれている事からも、東北地方に関係する作家さんなのでしょう。
関係はないが同姓同名の野球選手がいるので、こちらの北篤の方が知名度は高い。

<妖しげな炎が誘う泉沢光雄装丁本>
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岡田秀文著『本能寺六夜物語』
揺れる六つのろうそくの炎、不気味な炎に誘われて語られる六つの物語。百物語と言うものがあって、ろうそくの炎を灯し、話が終わると目の前の蝋燭をふっと吹き消す。なんだかそんなイメージで蝋燭の炎が誘っているようである。
「魔将軍・足利義教の生涯」などのこの時代を得意とする作家でしょう。もっと時代が下ってくると、私の好きな江戸時代で、信長や本能寺はもういいかな。

<丸尾靖子さんのサッパリし過ぎた装丁本>
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植松三十里著『黍の花ゆれる』
安政年間、西郷隆盛が奄美に幽閉された時に一緒になった妻の『あい』との生活を綴った作品です。奄美の人が女性に対して『加那』と呼ぶのは“愛称”であるらしく、いつくしみと、やさしさをこめているとのことです。彼女は“愛加那”と呼ばれていました。
「桑港にて」「女たちの江戸開城」と過去に読みましたが、作品は少ない方です。女性の視点で書かれた優しい本で、先日読んだ和野秀彦著『浜昼顔』、副題が「島の女と西郷隆盛」とほぼ同じ内容の本です。

今年もやってきました『東京国際映画祭』の季節

  • 2007/08/29(水) 07:17:09

とてもご親切いただいている方から、ご丁寧な情報を頂戴した。
今年の『東京国際映画祭』の「特別招待作品」部門ラインナップに、中谷美紀さんご出演作品が二本もあります。

「特別招待作品」部門

『自虐の詩 Happily Ever After』
[監督] 堤 幸彦
[キャスト] 中谷美紀/阿部 寛

『シルク SILK』
[スタッフ] 監督:フランソワ・ジラール
[キャスト]  マイケル・ピット/キーラ・ナイトレイ/役所広司/中谷美紀


私にとっては、凄いことで、最高の気分なのだが、まあ他の人には関係ないと言えば関係はないな。どうもミーハーなファンであるだけに嬉しい。

東京国際映画祭で上映された中谷美紀さんの出演作品

第 8回 BeRLin (アジア秀作映画週間)
第15回 壬生義士伝(特別招待作品)
第17回 約三十の嘘 (特別招待作品)
第17回 ホテル ビーナス (SMA FILMS DAY)
第18回 力道山 (特別招待作品 クロージング)
第19回 7月24日通りのクリスマス (特別招待作品)


この近年、毎年お顔を出していらっしゃるので、これは見事な女優さんの部類に入れても恥ずかしくないのでは・・・・

で、『東京国際映画祭』に行けるのかというと行けない。
地方でたんに喜んでるだけですなあ。

江戸を離れた“御宿かわせみ”御一行様

  • 2007/08/28(火) 07:40:48

<異国情緒あふれる蓬田やすひろさんの表紙絵>
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平岩弓枝著『横浜慕情』御宿かわせみシリーズ24巻。
珍しくこのシリーズ本は、装丁者が代わっている。その理由は想像出来ないが、あまりこういったことは見かけたことがない。ほぼ三十冊以上あるこのシリーズの後半の十冊は、蓬田やすひろさんの表紙絵で飾られている。
それにしてもこの平岩弓枝さんという作家は多作な方で、時代物以外に現代物も相当あるから、その作品は六十冊を超えるだろう。私は時代小説しか読んでいないので、半分ちょっとを覗いたことになる。

今回は兄弟の通り“御宿かわせみ”御一行様が、横浜に足を伸ばす。毎回シリーズで登場する東吾を始め、宗太郎、花世、源太郎と子供が二人、おまけにお吉や、長助までもがお供について賑やかな旅だ。

麻生宗太郎や源太郎、花世らとともに外国船で賑わう横浜を訪れた東吾。美人局に引っかかった英国人船員のために人肌脱ぐことに・・・・。
お馴染みの江戸情緒に、横浜の異国情緒が花を添える。


帯に書かれた文句が、珍しいことだが適切にこの本を著している。

三婆
鬼ごっこ
烏頭坂今昔
浦島の妙薬
横浜慕情
鬼女の息子
有松屋の娘
橋姫づくし


八つの短編が収められているのだけれど、横浜へ出かける話は「浦島の妙薬」「横浜慕情」の二編に書かれている。
電車で行けば、わずかな時間で往復出来る距離を、江戸から二日をかけて出かける小旅行であります。のんびりとして、実の優雅ではありますが、何か事件が起こるのが小説の楽しみです。

努力?それとも勝手な想像力?

  • 2007/08/27(月) 07:42:43

時代小説を読んでいると、地方に住んでいる事の弱点が時々感じられます。
ほとんどが江戸の町のお話ですので、東京在住であれば、何らかの土地勘が働き身近に江戸を感じることが出来るはずです。あるいは何かの機会にその地を訪れて、史跡にふれるなり再確認なりできるわけです。より肌身に感じて、時代小説を読むことが出来ると思います。

本を片手に、地図のページを広げ、拡大したり、縮小したり、或いはスクロールしたりして、何となく現在の東京と江戸をかぎ分けていると、面倒であることもあって時には嫌になります。
最近は地図に、航空写真なども付いていたりしますと、即座に現在のビル群などの東京そのものが迫ってきて、興を削がれること夥しい気持ちがします。

かつて池波正太郎さんの著作などには、「江戸名所図会」と言うものが出てきて、これはとても参考にはなったのですが、気分を盛り上げる一つの手だてではあっても、具体的に江戸を感じるところまでは行きませんでした。

江戸名所図会は江戸神田の名主・斉藤家父子三代が三十年にわたる歳月をかけて、天保五年(1834)および七年(1836)に刊行したものです。
絵師・長谷川雪旦の素晴らしい写実によって、当時の江戸を知ることのできる第一級の史料です。


江戸の所、地名が明らかに頭に入っている事が条件ですね、この「江戸名所図会」は。謂わば上級者用であります。

これを書いている途中で、凄いサイトを見つけました。以前にも見たような気はするのですが、「江戸旧跡めぐり」と言う名前で、やはり池波正太郎さんの鬼平に関する資料がメインです。関連リンクを見ると、やはり「市中見廻り」なんかもあって、この近辺サイトをもう一度散策し直さなければいけません。

努力?と勝手な想像力?ですましている私にはとてもありがたいものがたくさんあります。
そうなのです、田舎暮らしには、これらのHPがとても参考になります。

映画『haven』を見ました。

  • 2007/08/26(日) 07:23:20

『haven』について辞書を引用すると、

haven
[1]港([類語] harbor に比べて文章体。「風浪を避けた休息の場」の意味が強い。
[2]避難所。安息の場所。


似たような字でよく間違うのは、

heaven
(1)天国。極楽(⇔hell)
(2)((文))天国のような所, 楽園;大変な幸せ


この映画でもっとも大事なのは、この“heven”の意味合いで、映画の場所もケイマン諸島であります。この地は“タックス・ヘイヴン (tax haven)”でありますから、この映画のタイトルが二重に生きてくるのです。
タックス・ヘイヴン (tax haven) とは、税金が免除されたり、著しく軽減される国・地域を指す。「租税回避地」で、マネーロンダリングや、悪の温床になりやすいところであります。

内容もそれらに絡んだことで、若干の恋愛と、人間関係と、人種差別と、若年層の怠惰な生活が描かれたおり不快です。特にティーン・エイジャーの風紀の乱れ、ドラッグ類の蔓延、淫乱さはいけません。
主人公のオーランド・ブルームが、不甲斐なくしかも知恵のない若者で登場しますが、何となく情けない青年で、苦悩するシーンもあほくさく見えるほどの馬鹿者です。

映画の構成は、でも良くできていますね。二つの違う人物関係が突然つながったり、過去のシーンにフラッシュバックするカットで、謎がふふ~んと解けたりと面白かった。
冒頭に出てくるマイアミの風景や、ケイマンの海はうなるほど綺麗ですから映画を救っています。

余談ではありますが、ポルシェのボクスターをクローズドボディにしたのが、「ケイマン」で、この地のケイマン諸島と同じですな。

『Human Trafficking』恐ろしいタイトルです。

  • 2007/08/25(土) 07:53:21

映画など“恐ろしい”と言う意味合いには、血なまぐさいホラーみたいなものや、恐怖殺人、ミステリーなどいろいろな分野があるだろう。
でもこの映画を“恐ろしい”と表現したのは、人類がやってはいけない破廉恥きわまりない、人道を外れた“恐ろしい”人外の行為という意味なのです。

<『Human Trafficking』>
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『Human Trafficking』とは、“人身の密売、不法(出)入”を意味するのですが、その点をこの映画はかなり深いところで、より具象的に表現されています。
最初は単純に大好きなミラ・ソルビーノ(ミラ・ソルヴィノ)が出ていると思って楽しみにしていました。タイトルを見ても「悪いことだなあ」くらいの軽い気持ちでありましたが、内容を見ていて驚きました。

驚いたことがもう一つ、映画が突然に終わるのです。問題が解決せぬまま、見ている人が消化不良を起こすような終わり方なのです。
ところが違いました。前編と後編があったのでした。つまりは結構長い作品であります。
世界的な組織で、誘拐、人身売買、売春、密入国などが行われている実態があからさまに映画に出てきます。しかもそれらは若い女性であったり、幼児であったりととても弱い人々をいたぶるのです。
人間としての行為ではありません。弱者をものとして取り扱う鬼のような行為です。

ミラ・ソルビーノ(ミラ・ソルヴィノ)さんを久々に見ました。とても綺麗で美人なのですが、作品中にもあるようにちょっとお年を召されましたかね。
彼女のいろいろな映画を見ていますが、やはり初めて見た「誘惑のアフロディーテ」が一番に綺麗でしたね。若いし、知的でセクシーで・・・
この映画はかのウディ・アレン の作品で、彼女はアカデミー助演女優賞を獲得し、その年はメル・ギブソンが「ブレイブハート」で活躍したり、ディズニーの「ポカホンタス」が流行ったりで良く覚えています。
「ポカホンタス」は米国で見たなあ。
そういえば、そういえば「誘惑のアフロディーテ」には、ロボコップのピーター・ウェラーが出ていました。

元に戻ってこの映画には、大事な共演者としてドナルド・サザーランドさんが出ています。彼女の上司として立派に主人公をバックアップしていく役目ですが、似合っていますねえ。出しゃばらす、重みがあって、優しくて、そして暖かく主人公を見守っています。
この方はキーファー・サザーランドのお父さんでもあり、かつてジェーン・フォンダと競演した「コールガール」は思い出の作品です。ドナルド・サザーランドは、とても若く、細面の二枚で、ジェーン・フォンダは見事に美しく、輝いていました。大きく開いたドレスの背中が見えるシーンは目に焼き付いています。

かなり脇道にそれましたが、現在のアメリカにおける犯罪の三悪は、「武器密売」「麻薬取引」そして「人身売買」だそうです。三十万人からの人間が、アメリカには違法に流入してくるのだそうです。
アメリカ合衆国の崩壊も時間の問題かもしれません。
早く助けに行かなくては!!!!

案外と面倒だったアンテナ配線

  • 2007/08/24(金) 14:18:03

TVとDVDレコーダーを配達してもらった。
なにぶん古い家なので、アンテナ配線が面倒である。
以前別の部屋には地上デジタル放送が入っているので、地上アナログ放送と混在する配線になっていた。
単純にはこれですべて地上デジタル放送になるので、簡単と思ってはいたのが・・・・

PCとPCに付属するモニターにも、アンテナ配線をしてTVが見られたり、録画出来るようにしたのだが、これが厄介でした。なるべくケーブル類の取り回しを少なくしようとするのだけれど、素人考えで買ってきておいた分配機や配線類も使えないものが出てきた。

アンテナそのものも前回新たに地上デジタル用とBS用とを付け替えたものと、残しておいた従来の地上アナログ放送とので三本もたっていた。従来のものは撤去してすっきりした。しかしこれもかなり危なっかしいところに付いていて大変だったし、取り付け金具の根本がどうしても外れなくて残すことになった。

淡々と語られる不幸な人生が・・・

  • 2007/08/23(木) 20:54:22

<静かなたたずまいを見せる部屋の窓辺から見た風景>
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平岩弓枝著『源太郎の初恋』
平岩弓枝さんのシリーズと言えば、「御宿かわせみ」で三十冊近くあると思う。一応全巻読んだように私の記録にはあるが、その後の最新刊があるかもしれないし、内容を全部覚えていない。

この話は、短い短編で構成されていて、下記の八編の各々が素晴らしい。

虹のおもかげ
笹舟流し
迷子の鶏
月夜の雁
狸穴坂の医者
冬の海
源太郎の初恋
立春大吉


主人公東吾友人の嫡男、“源太郎の初恋”がテーマに書かれた七編目がこの本のタイトルにもなっている。

平岩弓枝さんの本自体が、暖かい読み物になっているし、「御宿かわせみ」は殺伐とした時代小説とは一線を画し、ホームドラマ的なゆとりが端々に感じられる良い本です。
ほとんどの登場人物は好人物で、兄弟愛、師弟愛、人間愛、限りない愛情を感じさせる読み物です。

犯罪者にも情をかけたくなるほどに、心豊かな内容なのですが、今回の中で六編目の“冬の海”だけは寂しかった。淡々とした調子で語られる哀れな人生は、不幸なるもののイメージを増幅する。
東吾の妻・るいの散歩に、いつも行き会う女の人生が語られる。
彼女はいつも遠い海を見つめ続ける不思議な女です。

常陸の生まれで、幼い頃に身売りをされ、江戸に出てくる。
吉原に売られて、新造の見習いとなる。
長く細いしなやかな指を持つが故に、身請けをされる。
身請けをした掏摸の親分に仕込まれ、妾もどきの生活をする。
十七で、掏摸の親分の子を産む。
掏摸の親分は捕まって獄死をする。
大工の棟梁に金を添えて、子供を堅気に育てる。
その金のために、木更津の女郎屋に自分は身売りをする。
倅は母を苦界から救うために、悪の道に走り島流しになる。
十年の年季を勤めてあげて出てきた女は、倅が島流しになっていたことを知る。
女は掏摸をまた始め、倅に会いに行く金を貯める。
しかし手っ取り早く、役人の前で掏摸をしてわざと捕まり、島流しになる。
女が島流しになる日の二日前に、倅の死を知る。
倅は島で流行病にかかって、すでに死んでいた。
話を聞いても、女は「倅の墓参りに行く」という。


こんな哀しい身の上話が語られている。
今の現代にはあり得ない事ではなかろうか?
それでも子供は親に甘えすぎているし、親は子供に責任を持たなすぎる。

こんな事、県政歴史始まってなかったな。

  • 2007/08/22(水) 16:02:39

宮崎県庁へ沢山の人がお出でいただいている。
多分、他県でもあり得ないことだろう。旅行に行ったおり、何か公用でもなければ、私用ではその地の県庁へは行くことがない。
ところが現在宮崎では、みやざき県庁自体が観光地となっている。

「今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・」
「今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・」その②
「今、話題の宮崎県庁を覗いてみると・・・」その③


私も暇に任せて、レポートをしています。

その県庁に“十万人目の観光客”が訪れました。
<8月21日付けの宮崎日々新聞の記事>
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東国原知事もご一緒にお写真を撮られています。
五万人目の時には、知事は出張中でお出でになりませんでしたので、今回の十万人目の方々はラッキーかもしれません。
五万人目は7月後半でしたので、この夏休みに五万人という沢山の方が訪問してくださったのです。

そして昨日21日より、全国ファミリーマートで『そのまんま宮崎フェア』が始まった。
<8月22日付けの宮崎日々新聞の記事>
20070822154046.jpg

『そのまんま宮崎フェア』については、宮崎県のトップセールス・東国原知事の努力の賜物です。沢山の方が、宮崎へいらして下さると同様に、全国のあちらこちらで宮崎の味というものを味わっていただけるとありがたいです。

<その中の商品を一つだけ紹介>
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『鶏五目めしの具』(宮崎◆東国原知事イラスト入)
この商品は、炊き込みご飯ではなく、炊きあがったご飯に混ぜるだけの簡単なものです。我が家でも時折いただきますので、常備品になっています。インスタント食品みたいですが、決して侮れない味ですよ。

ちょっと嬉しい“中谷美紀”関連ニュース

  • 2007/08/21(火) 06:53:57

時々読んでるメルマガ「マイコミジャーナル」の記事に嬉しいニュースがあった。

テレビ朝日系(製作はメ~テレ)で今秋放送予定の長澤まさみ主演ドラマ『ガンジス河でバタフライ』のインドロケが行われ、(中略)
長澤、塚本、中谷美紀ら豪華キャストに加え、脚本を宮藤官九郎が手がけることで話題のドラマだ。


中谷美紀さんが、久々にTVへお出になる。特別出演ですから、出番は少ないだろうけれど、お顔がみられるとは嬉しい限りだ。

<「テツコ」と言う役で・・・>
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この写真はTVには関係ないな。このTVドラマ『ガンジス河でバタフライ』のHPのキャラクターの所から借りてきたつもりだったが、よくよく見ると彼女が所属する“スターダストプロモーション”中谷美紀さんの紹介写真だった。

テツコ・・・中谷美紀(特別出演)
インドの旅を記したフォトエッセイの著作もあるフリーの写真家。スランプに陥り、原点回帰の気持ちでインドを再訪したところでてること出会う。


と言う役柄・・・と言うことは、なんだかそのまんま?

幻冬舎から出ている彼女の『インド旅行記』は三冊もある。
未だ完全には読み切れていないが、面白く、愉快だ。
もったいなくて、こんな自分のブログには書けていません。

夜祭りに行く

  • 2007/08/20(月) 07:53:11

『みやざき夏の夜祭り』に行ってきた。
私が行く夏祭りはこれだけです。夏祭りと言っても、豊作を祈願するわけでもなく、たんに露天の店が並び、イベントが少々の現代の祭りです。
人での多いところへはあまり出かけませんが、例年これだけは必ず行ってきます。風俗が変わって、若い少年少女諸君が増えて、明るく元気な夜祭りです。
目的はそれらではなく、大淀過半のホテル街で催されるので、川面を見ながらの散策と食事です。

<対岸から見たホテル街の夜景>
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<大淀河畔沿いに祭り会場が連なっています>

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<イベントの太鼓のグループ>
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<川面から打ち上げられる花火>
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<河畔に生い茂る南国情緒豊かな木々>
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<川面に花火見物の客を乗せていく屋形船>
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暑い盛りには、川風を浴びて涼み、花火の大音響とはなやかな光の輝きに酔いしれる。
夏はこうした楽しみを与えて、そして終わる。

風変わりな商売を思いついた本

  • 2007/08/19(日) 07:05:36

<西のぼるさんの表紙絵は、印籠と櫛。古い絵柄がモダンに感じる>
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宇江佐真理著『江戸夜咄草・聞き屋与平』

日暮れの両国広小路。商家の裏手口から男が現れる。
深編み笠に、着物の上には黒い被布。置き行灯をのせた机と腰掛け二つ。一つは男が使い、一つは客のためのもの。
男は黙って話を聞く。ただ聞くだけだが。が・・・。


「お話、聞きます」
思わず語ってしまう胸のうち。
誰かに聞いて欲しかったこの話。


大店の薬種屋を隠居して店を長男に譲った与平は退屈な日々を送る。
ふとしたことで他人の話を聞くだけなら、自分にもやれそうな気持ちから「聞き屋」と言う商売を始める。

聞き屋与平
どくだみ
雑踏
開運大勝利丸
とんとんとん
夜半の霜


上記六編からなるお話ですが、「江戸夜咄草」と銘打ってあるだけに、とてもいろいろな咄が聞ける。
作者の宇江佐真理さんは、お話上手な上に、実に人情味の厚い小説が得意な方だ。話の筋がこうなって欲しいと読者が望む以上に、とても心地良く、粋な計らいをされる方です。読んでいて愉しく、しかも読みやすい。

「聞き屋」はたんに話を聞くだけで、「辻占」のように何かを回答してくれる訳ではない。聞き賃もあってないようなもので、持ち合わせがなければいただかないときもある。相槌を上手に打って、話しやすい雰囲気を作り、聞いた話は秘密厳守する。
案外に出来そうで、出来ない珍しい商売ではないだろうか?

悩みを抱える人間のささやかな支えとなり、時には与平自身が手助けをする。三人の息子と、与平の妻との暖かく豊かな家庭が描き出され、生活の安定した余裕と、心豊かさに裏打ちされた故の道楽的仕事が出来るバックボーンが見えてくる。

人間を助けるのは、一番には金であろうが、やはり心豊かな人情であると信じられる一冊の本である。

TVとDVDレコーダーを買いに行く。

  • 2007/08/18(土) 07:41:52

要介護の身内を抱えていると、旅行や遠出が出来なくなってしまう。時折外食や、買い物でもしないとやりきれない。なんて言い訳をしつつ、本日はTVセットを買いに行く予定だ。
カタログを見ていて、シャープの液晶TVに決めている。新発売になったアクオスGシリーズが欲しい。42インチか37インチ程度で、二階の居間に置きたい。

<薄型ハイビジョンTV・LC-42GX4W>
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このアクオスシリーズはフルスペックのハイビジョンモデルで、倍速ASV液晶パネルが新しい。デザインも今あるものより、シンプルで薄型でコンパクトに感じる。そこで今度はサイドスピーカーにしようと考えている。ワイドに広がりがあって、それでいてあまり大きくなく、圧迫感がないだろう。

<デジタルハイビジョンレコーダー・DV-ACW75>
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このDV-ACW75も新製品です。前モデルDV-ACW55が大変に良く出来たモデルだったので、後継機も良いはずである。まだDV-ACW55の在庫があるようであれば、ほぼデザインは同じだし、遜色はないので、お値段が安い分これでも良いかなとも思っている。
地上デジタル、BS放送ともにダブルチューナーで、HDMIカーブルで簡単接続、AQUOSファミリンクと言うのも便利だ。

TVが好きなわけではないし、頻繁にTVを見ているわけでもないが、これらも買い始めると癖になる。随分昔、我が家にはTVがなくて、子供が小学生に行くようになって、友達との話題について行けない様子なので、初めてTVを買った。それもかなり小さなものを・・・
あの頃から比べれば、大いなる堕落ではないかと家内は言う?????

それでも大いなる愉しみは、やめられない。

豪華なメンバーが気に入っています。

  • 2007/08/17(金) 20:54:04

<なんて愉快なメンバーが揃っているのだろう>
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映画『ラッキーナンバーセブン』を見た。
こんな映画は日本では作れない。何故かは判らないが、きっと作れない。

解説:ニューヨークにやって来た不運続きの青年が、大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。 運命に身を任せる主人公スレヴンをジョシュ・ハートネットが好演。 二転三転する巧みなストーリー展開と豪華キャストの共演。 不運続きの主人公が対立するギャングの抗争に巻き込まれていくさまをユーモアを織り交ぜテンポ良く綴ってゆく。


評判も上々で

展開が巧妙な罠の数々で、結末は二転三転。先の読めない作りに興奮。
【Hanako1月11日号】
絡み合ういくつもの「謎」が解けた時、心を揺さぶる衝撃のラストが待っている―!!
【週刊プレイボーイ 11月27日号】
実力派ぞろいの役者陣が大胆に仕掛けた、まさに2007年最大のどんでん返し!
【Invitation1月号】


あちらこちらの批評でもかなりまともに褒めてある。

多分何かの都合で最後まで見られなかった人々は、きっと最後まで見るのをあきらめるか、戸惑うであろうが、最後まで見なくてはいけない。
映画館というところは、なかなか途中で出てくることはないが、おうちでDVDで見る人は、こんな残念な目に遭う人がいるのではなかろうかね。

暑いところで咲く花は、夏が似合う

  • 2007/08/16(木) 19:44:52

<ちょっと珍しい黄色いハイビスカス>
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暑い夏のお盆、今年は台風が早く来たせいか、それほどしのげないほどの暑さは感じない。他県では熱中症の患者が出たり、気温が最高記録を出したりと、暑すぎる話題が多いのだけれど・・・

この花は本場沖縄から送ってもらった花なのだそうだ。とても鮮やかな、しかもさわやかな黄色が美しいハイビスカスだ。

<花の姿が風変わりなハイビスカス>
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どちらかというと花の色にあでやかさはない。淡いレースのドレスを思わせる、とても色気のある花の形をしている。
ドレープのきいた洒落たデザインの服をまとったような気品がある。
ちょっとデコラティブ過ぎるきもするが、南の花にはこんな情緒がよく似合う。

何となく話題作で見たDVD

  • 2007/08/15(水) 19:24:17

『カオス』
「トランスポーター」でとても好演していたジェイソン・ステイサムが出てきた。しかもウェズリー・スナイプスが悪役で出てくる。
配役人はとても好みで、映画も面白かった。

でも、どこかでこんな映画があったような気がして、見た方の気持ちを混沌(カオス)とさせる映画だった。

『ディパーテッド』
マーティン。スコセッシ監督作品で、ディカプリオが出てくる。このコンビは仲が良いのか作品が多い。
テンポが良すぎて、最初何が何だか判らない。倫理を今の映画に求めることは出来ないが、倫理観の欠如は死を招く。

とにかくすぐ死ぬ。チャーリー・シーンのお父さん、マーティン・シーンも大事なところで死んでしまった。
この俳優は大好きなのに・・・・
肝心の悪役、不気味なジャック・ニコルソンも殺されてしまう。
好まない映画を見てしまった。沢山の名優を使って作られた、案外無駄な作品だったようにも感じる。

「う~ん、いかんなあ」なと感じた本

  • 2007/08/14(火) 07:55:49

<写真で見ると地味な柄だけれど、よくよく見ると荘厳な着物の柄です>
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近藤富枝著『江戸の花女御』、副題は「東福門院和子」。
「う~ん、いかんなあ」なと感じたのは、まず作者・近藤富枝さんを知らなかったので調べていくうちに、結構な有名人であったことを始めに、宮廷のことがまるで判っていないことに気づいたことだった。

歴代将軍をあげよとか、慶長年間とか聞かれれば、ふふ~んなるほどとすっきり理解できるのに、宮廷や公家社会はまるで判らぬことばかりです。
今まで一冊もこの手の本を読んだことがないわけではないが、この方の本はいかにもそこに自然と住まっている方のように書いておいでだ。
端的には宮廷内の女官や公家らの役職名、或いは人物そのものにもフリガナがない。ただでさえ読みにくい名前などを調べたり、勝手に想像で読んでみたりといい加減なこと限りなし。

主人公の秀忠の娘で、帝に降嫁する「和子」ですら“かずこ”ではなく“まさこ”なのだと調べて知っているのに、途中では何度も“かずこ”と読んでいた。
面倒とも思えるしきたりや、儀式などさらさら書かれても、全然頭に入らない。雅な世界は、柄にあわず、ちょっと異文化すぎる。彼らが何故、こういうものにこだわるのかも、また時間と暇がありすぎて、生産性のない無形のものにこだわらざる得ないかが理解できる。
大変に吸収することが多い。

江戸幕府がもたらした武の力が、都と宮廷という平安の世界に及ぼす強い、悪しき影響力が恐ろしい。

心理サスペンスなのだけれど・・・

  • 2007/08/13(月) 06:56:22

<いつまでも綺麗なニコール・キッドマン>
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ニコール・キッドマン主演の『記憶の棘』

Yahoo映画解説: 10年前に愛する夫を亡くした美ぼうの未亡人と、彼の生まれ変わりを自称する10歳の少年の愛を描いたラブ・ミステリー。主演は『ムーラン・ルージュ 』のニコール・キッドマン。少年を『X-MEN:ファイナル ディシジョン』や『ウルトラヴァイオレット』に出演する天才子役キャメロン・ブライトが演じる。


冒頭の赤ちゃんの出産シーンや、婚約パーティの部分に、謎が仕掛けられてはいるのだけれど、さりげなくという感じでないため、映画の中で何か伏線になると気になって仕方がない。

無理に引っ張られているなって気持ちがずっと残るのは、ちょっと演出のミスではないかな。それも含めてタイトルの「記憶の棘」と言うのならば洒落てるけれど・・・
暗示という力が影響与えるテーマだ。その暗示をかけた前夫と、前夫への深い愛情が主人公をずっと苦しめることになる訳だが、前夫への愛情を感じさせるシーンが何も書かれてないので、ここのところは実感がわかない。

ニコール・キッドマンは今回はショートカットの髪型で、可愛い未亡人を演じていました。こんな可愛い人が、たいした役者じゃない男に抱かれるのは腹の立つものだ、映画とはいえ。

母親役のローレン・バコールさんを観て、驚いた。お元気にがんばっておられる姿は、私には感激そのものであった。それにしてもお上品で、美しい。

何度も観たくなる映画があるけれど

  • 2007/08/12(日) 21:12:19

何度も観たくなる映画って、それが名作とは限らない。
出てきた人物が良かったり、俳優が好きであったり、内容が気分に合っていたりと様々な要因がある。
映画マニアではないので、監督がどうの、作品自体がどうのと言った本格的な事では映画を評価(とても嫌いな言葉ですが)をしたりはしない。

<きりっとした目つきが、いかにも切れ者って感じ>
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アシュレイ・ジャッド主演の裁判劇映画『ハイ・クライムズ』

解説: 美しく優秀な女性弁護士クレアは、建設会社を経営する夫トムとともに幸せな毎日を送っていた。だが、ある日、二人の家に泥棒が侵入、事態は思わぬ方向へと進む。強盗事件を調べる過程で、採取した指紋からトムの本名がロナルド・チャップマンであることが判明。その結果、トムは海兵隊の特殊工作員時代の1988年にエル・サルバドルで一般市民9人を殺害した容疑でFBIに逮捕されてしまう。クレアは、無実を訴えるトムを信じて軍事法廷に立つことを決意。特殊な軍事裁判を熟知する弁護士チャーリーの助けも借りて、軍のスキャンダルを暴いていくクレアだったが……。



映画も良かったけれど、何が気に入ったかというと、サンフランシスコの町とロサンゼルスが同時に出ている。とても懐かしい。
この二つの町はよく映画に登場するし、時折撮影風景に出会う。

それよりも何よりも、ラストの主人公アシュレイと、脇役モーガン・フリーマンが再出発で始める弁護士事務所の建物だ。
坂の町サンフランシスコの風景をとても効果的に使って、坂の途中の古い中古住宅兼事務所を撮している。冒頭にダウンタウンの立派なビルの中にある、それこそ弁護士事務所のお見本のような立派なところが出てくるので、その対比が見事に生きている。
ラストシーンに際だった印象風景だ。

ケチな性分は直らない?

  • 2007/08/11(土) 07:11:16

レンタルビデオショップから、時折半額の案内が来る。何故かこの案内が来ると、出かけて行って余分に借りて来て観てしまう。借りないと損をした気分になっているのが卑しい。人生はまだもうちょっとはあるのだから、焦る必要などないのに・・・・
“ケチな性分は直らない”のだと思う。

二回も続けて、半額セールがあったものだから、借りたDVDも多いし、ついでに家内を連れて行って、アイスクリームやカレー屋さんなども覗くので、決して安くついている訳でもないのだけれど・・・

韓国映画好きのお祖母ちゃんのために
「デイジー」
好きな女優が出ている
「レメンバー・ミー」
「マトリックス・レボリューションズ」
「マトリックス・リローデッド」
「スパイ・バウンド」
「ダニエラという女」
「ハイ・クライムズ」
家内の希望で
「記憶の棘」
「幸せになるための恋の手紙」
何となく話題作で
「カオス」
「ラッキー・セブン」
「デパーテッド」
「ブラック・ダリア」


一本二時間平均として、ほぼ丸一日もの時間を費やしたことになる。
うちの五本は、“モニカ・ベルッチ”さんが出ているから、ただそれだけの理由で、あとは“アシュレイ・ジャッド”、“ニコール・キッドマン”が良かった。

「我に策あり」って、中学生くらいまでだったなあ。その②

  • 2007/08/10(金) 09:03:06

一昨日、八月八日の日に加来耕三著『我に策あり』の本のことを書いた。
内容は坂本龍馬を書いた本でありました。

坂本龍馬の策といえば、「船中八策」であろう。このことを語らなければ、坂本龍馬を語ったことにはならない。
と言って、私が語らなくても沢山の人がこのことを書いているので、雑知識程度に書き留めておこう。

内容
一策 天下の政権を朝廷に奉還せしめ政令よろしく朝廷より出づるべき事
二策 上下議政局を設け議員を置きて万機を参賛せしめ万機よろしく公議に決すべき事
三策 有材の公卿・諸侯・および天下の人材を顧問に備え官爵を賜いよろしく従来有名無実の官を除くべき事
四策 外国の交際・広く公議を採り新たに至等の規約を立つべき事
五策 古来の律令を折衷し新たに無窮の大典を選定すべき事
六策 海軍よろしく拡張すべき事
七策 御親兵を置き、帝都を守護せしむべき事
八策 金銀物価、よろしく外国と平均の法を設くべき事


あの混乱の幕末にこれほどの卓見を持って生きていた人がいることが素晴らしい。日本の夜明けを見ずに早々殺されてしまったことが悔やまれる。

この「船中八策」の評価については、史実や考証の上からも様々なのですが、この様な記事もあります。

「船中八策」には原文書も写本も存在しないため、本当に龍馬が作成したのか疑問視している研究者も存在する(青山忠正、松浦玲など)。龍馬が「船中八策」を作成したことは通説になっているが、史料的根拠は見当たらないのである。



私はこの本の中に書かれた陸奥陽之助(陸奥宗光)の回想談話が印象に残った。

坂本は近世史上の一大傑物にして、その融通変化の才に富める。その見識議論の高き、その他人を誘説感得するの能に富める、同時の人、能く彼の右に出るものあらざりき。(中略)
薩長二藩の間を駢合せしめ、土佐を以て之に加はり、三角同盟を作らんとしたるは、坂本の策略にして、彼は維新史中の魯粛よりも、更に多くの事を為さんとしたるもの也。(中略)
坂本に至りては、一方に於いては薩長土の間に蟠りたる恩怨を融解せしめて、幕府に対抗する一大勢力を起こさんとすると同時に、直ちに幕府の内閣につき、平和無事の間に政権を京都の奉還せしめ、幕府をして諸侯を率いて朝廷に朝し、事実に於て太政大臣たらしめ、名に於て諸侯を平等の臣属たらしめ、以て無血の革命を遂げんと企てぬ。

「そのまんま宮崎フェア」をコンビニで!

  • 2007/08/09(木) 07:56:34

<「そのまんま宮崎フェア」で販売する商品 >
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ファミリーマートは21日から9月10日まで、宮崎県をテーマにした商品を一堂に集めた「そのまんま宮崎フェア」を開催する。同フェアは、東国原英夫氏が知事を務める宮崎県・県庁からの協力のもと、行われるという。


ファミマに東国原知事が……!?
こんな記事が“マイコミジャーナル”に掲載されていました。
全国のファミリーマートで、八月二十一日から開催されるキャンペーンの模様です。宮崎県産、或いは宮崎名物の商品の一つ一つに東国原知事の似顔絵が入っているみたいです。
当地のローカルTVのニュースでは、数日前に報道されたのですが、こんなメルマガにも載ると、全国的にちょっとは効果があるのではないでしょうかね?

<県庁別館一階にある物産館>
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東国原知事が宮崎県のトップセールスとして、なにやかにやに登場して、PRされて実績が上がったものは多数あります。
県庁の建物の横にある「みやざき物産館」の売り上げも凄い倍率で伸びたそうですから・・・

ただ問題もあるらしい。本日の地方紙の特集の中に、宮崎県産のマンゴーが人気が上がりすぎて価格が高騰、故に顧客離れがしている懸念があることが報じられていた。
何事もほどほどがいいのだけれど・・・

「我に策あり」って、中学生くらいまでだったなあ。

  • 2007/08/08(水) 19:46:17

<文字だけの大きな表題かなと思っていると、門坂流氏の絵がバックに描かれていた>
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加来耕三著『我に策あり』副題だろうけれど、「小説・坂本龍馬」となっている。
大人しい装丁の本に見えます。門坂流さんの絵は無彩色な銅版画みたいで、とても地味なのだけれど、この本のテーマとなる怒濤の海が描かれていて感銘的です。

坂本龍馬は多分知らない人はいないくらいの有名人ですが、それだけに小説の題材にも多く、出来る限り読むのは避けてきました。
これほどまでに固定観念化された人間像は、誰が書いても同じものにしかなりません。しかも歴史的な資料も充分残されていて、明治の頃には生きていた坂本龍馬を知っている証人が沢山いましたので、あまりいい加減な事が書かれる人でもありません。
それだけに小説としては、面白くないのかもしれません。

坂本龍馬の功績でやはり大きなものといえば、薩長同盟を成し遂げて、倒幕の礎を築いたことでしょう。
この本の中でも、その前後について高杉晋作との対面や、西郷隆盛との根回し、才ある人間の『我に策あり』は、それは見事なものであります。

私はこの年になると、他人が嫌いなりましたので、人との交わりができません。『我に策あり』というほどのひらめきも中学生程度ですり切れてしまった。しかも三十三才で太く短く逝ったこの人物よりも、かなりの年月を意味もなく生き続けているが、凡人という私から見るとねたましいほどに凄いすさまじい人生を駈けていったのですね。

どこか旅行へ行くとすれば??

  • 2007/08/07(火) 21:30:29

この所、家庭の事情っていうもので遠出をすることが出来ない。
それでも「東京モーターショー」には、行かなくてはいけないのでいろいろ手続きをしてしまった。久々に切符の手配などしているうちに、あちらこちらのHPを彷徨った。

そこで懐かしくディズニーランドのHPで楽しんだ。私は何を隠そう、ミーハーな“Disney Freak”であります。以前は、よくアナハイムのディズニーランドには行ったものです。大人でも楽しめる大変に良いところで、遊びを突き詰めるアメリカ人のエネルギーには感心させられます。良い健全なアメリカの象徴といえるでしょう。
近年、ブッシュを始め、悪しきアメリカっていうものが多すぎますが・・・

拡張される前の古い「ディズニーランド」の頃から、現在の「ディズニーランド・リゾート」まで楽しんで来た。オフィシャルホテルの「ディズニー・カリフォルニアン・ホテル&スパ」がオープンした時は、我先に出かけて行った。オープンの案内状には、まだ表側の写真ではなく、テーマパークからの写真が載っていて、現地でちょっと驚いた。
それに吹き抜けの大きなロビーと、ホテル内をモノレールが時々抜けて通るのは愉快でびっくりしました。
確かオープン当初は、“スパ”なんて名前は付いてましたっけ?

<とても気に入った“グリズリー・リバー・ラン”>
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グリズリー・ピークから激流を下るウォーターライド。8人乗りのラフトはクルクル回りながら流れにもまれ、滝つぼに落ちたり間欠泉に吹かれたり。びしょ濡れは覚悟して!


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数あるアトラクションの中でも、これは当時珍しいものだったので、凄い行列だった。何回も並んでいくうちに、一度だけ機械の故障だったのだろうか?オーバーワークだったのか?止まってしまった。ジェットコースターと同じで、私たちの少し前のグループは高い高い所から、アトラクションの脇に作られた舗道みたいなところを救出されるように降りてきた。それでも数時間後、動き出したらまた並んで乗った。

嗚呼!アメリカ行きたい!カリフォルニア行きたい!デイズニー行きたい!

こんなに便利になってしまった・・・

  • 2007/08/06(月) 21:13:29

<自分のプリンタで印刷できたチケット>
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金もないのに車好きで、「東京モーターショー」は必ず出かける。
東京で開催されなくなって久しいが、それでも「東京モーターショー」というのも愉快ではないか。
しかし普通自動車の部門は二年に一回の開催で、ちょっと寂しい気はするが、マンネリで毎年行われていた時期よりかは充実している。

まだまだ先の、今日の時点でも八十数日も先の開催だけれど、うきうき飛行機の切符の手配や、ホテルの手配といった事が愉しい。
切符やホテルの手配がネットで出来るのは大変にありがたい。しかも今年は入場の前売り券が、ネットで買えて、自分のプリンタで印刷できた。
早々自分の手元に入場券があるって、良いものではないですか・・・

ちょっと立ち読み程度で読める本

  • 2007/08/05(日) 07:12:50

<浜昼顔の淡彩画が少し“あわれ”を感じる>
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和野秀彦著『浜昼顔』、副題が「島の女と西郷隆盛」。
百五十ページ強の少ないページ数で、しかも行数も少ない。文字は大きめとなると一時間半もあれば読めてしまう本です。
サイズも規格外れに小さく、装丁も貧弱で普通だったら見過ごされてしまって、借りてのない本ではなかろうか?
副題に“西郷さん”の名前でもなければ、本当は見向きもしないのだけれど・・・

奄美大島は鎌倉時代から琉球支配を三百年以上も受け、江戸時代にはいると薩摩藩の支配下になります。圧政と抑圧とを受けながらも、南国特有の明るさと精神の気高さを持つ、誇り高き女性の物語です。
流人に近い形で奄美に流されていた西郷隆盛と杯を交わし、子供を二人もなした“アイ”という美しき女性が描かれています。
わずかな間の夫婦生活を、自分の一生の原動力にして、堪え忍び、子を育て、自活して、村の子女に機を教え、気高く誇り高く生きて行く“アイ”の生き様は魅力です。

薩摩藩の武士階級の権力の元、あえなく自分で精一杯育てた子供たち二人を、西郷は取り上げます。長男菊次郎は、西南戦争で足をなくしますが、留学の後京都市長になった方です。長女菊章は大山巌の弟、大山誠之助に嫁ぎます。誠之助はあまり有名ではありませんが、兄巌の反対を追い切って、西南戦争では西郷軍についた方です。

この本自体、そこはかとなく「島の女」の熱き情熱を感じさせる本です。タイトルのように派手さのない浜昼顔の花のように生きて、死んでいった女性が美しく書かれて印象的でした。

読み終わるまでにかなり長くかかった本

  • 2007/08/04(土) 07:38:21

<文字だけの表紙だが重みを感じる>
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岳真也著『福沢諭吉』①青春篇。

近代日本の惣明に燦然と輝く巨星!
その全生涯を描く渾身の大河小説。

豊前中津の幼年時代。長崎遊学と大阪適塾での就業の日々。
独立自尊の原点をなす不覇奔放の青春時代。



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岳真也著『福沢諭吉』②朱夏篇。

ここに描かれた諭吉には、血が通っている。
時代の現実も生きいきしていて、諭吉と一緒に生きるような気分にさせられる。


固陋な幕閣と薩長の専横、攘夷派との対決。
動乱の幕末を果敢に生きた痛憤と蹉跌の日々。
人間福沢の実像が躍る怒濤の青春時代。



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岳真也著『福沢諭吉』③白秋篇。

言論に教育に独立自尊の青春を貫く
その実像を描いた大河小説、ついに完結!


維新の混乱と孤独の日々。ベストセラー『学問のすすめ』。
勝・榎本への仮借なき批判。脱亜入欧と朝鮮の独立。
西南戦争と明治十四年の政変。独立自尊=慶應義塾。



帯の文句を連ねたら、これだけで十分な文学的価値のありそうな?ありそうな訳のわからない難しい文字の連なりが出来た。
幕末から明治にかけての偉人である福沢諭吉の伝記三部作でした。一冊四百ページ超で、三冊もある大作です。これだけのものを書くだけでも、指が疲れるなと感心して読んでいました。

福沢諭吉に関する本は、実に多いのです。何故か天の邪鬼の私は、この人物が好きになれず、小学校の頃伝記を読んだだけに終わっていました。今回時間をかけて読んだ割には、未だ好きにはなれていません。こんなに真面目に生き過ぎる人間には、嫌悪を覚えるのです。
どこかゆったり感がない、遊びのない人間像は、想像するだに厭われます。

三冊の副題が各々「青春篇」「朱夏篇」「白秋編」とあることには、十分な意味があり、内容に実にふさわしい見事な題でしょう。

この本のタイトルの意味が理解できるようになる頃は・・・

  • 2007/08/03(金) 17:29:55

<子供の頃にどこかで見た水辺の風景のような気がして・・・>
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山本周五郎著『人は負けながら勝つのがいい』
このタイトルは、実に意味深いもので、若い頃には判らないことだったかもしれない。名のある企業に勤めていて、順風満帆の時期には考えもしない事だったろう。
勝つことだけを夢見て前だけを見、自分の道と思い詰めた道を歩き、人を押しのけ、他人を思いやるゆとりもなく生きていたあの時期には、こんな言葉は無意味な繰り言だったような・・・

この本は、昭和四十七年に【わが人生観】というシリーズで、大和出版から出た山本周五郎ものの改題らしい。
ですから内容は全部が時代小説というものではない。

ちゃん
ばちあたり
橋の下
松の花
風 鈴
水の下の石
城中の霜
青べか日記
 *青べか日記補注
歴史の文学
金銭について

以上の十一編が納められているが、青色の小題が時代小説であります。

古い作家さんのことではありますので、山本周五郎さんのお顔は知りませんでした。いつもイメージでは、細身のカミソリのようなお顔を想像しておりました。この本の見開き扉に白黒の写真が掲載されており、拝顔の栄に浴しました。将棋の棋士を思わせる丸めがねに、丸い顔、しかも親しみわくいい人の感じで、カミソリのクールなイメージはどこにもありませんでした。

本の内容は、あちらこちらの時代劇のアンソロジーで読んでいたものや、NHKTV「柳橋物語」などで挿話として使われていたもの、なじみ深いお話ばかりで面白いものばかりです。
特に冒頭の「ちゃん」は、上記「柳橋物語」の中で、重吉役を左とん平さんが好演し、家族愛に涙したものです。

難しい漢字が難しい漢字で書かれている割には、簡単な漢字がひらがなで書かれていたり、とてもこの様な表現は出来ないよなという、人の心の襞を微妙に表現したりと、名人は名人の書きようで上手に仕立ててある。

本日の覚え書き
【下男(げなん)と下卑(かひ)】
どちらも武家社会で、下働きとして雇われた男女で、実に身分の低き者どもであります。下男は“げ”と、下卑は“か”と同じ下という字を読み替えます。
でも、時代小説の身分制度というものはいつも、心に引っかかる棘のような因習でありますね。

たまには人様のHPを覗いてみなくては・・・

  • 2007/08/02(木) 19:57:09

人様のHPと言っても、この文章は東国原知事のHPのお話です。
東国原知事の公式サイト「それ行け、そのまんま東」の中に、日記形式の「新そのまんま日記」というものがありますね。
以前のこの文章は本にもなっています。

『君達急に地鶏にマンゴーだね (2007年07月24日 19時58分)』の一部を、また勝手に引用させていただきますと、

宮日といえば、7月23日(月)付けの宮日新聞、僕の支持率に対して、宮崎公立大学人文学部の野中博史教授という方が「知事には既存の政治家に無い親しみ易さがあり、感情的な支持を受けている。しかし、このままでは本当の政治が見えなくなる・・・・・・」と評されていた。
 この御仁、どこでどのような政治学を研究されたか知らないが、
「本当の政治」って一体何?


私も同様に思います。
よく「本当の・・・」或いは、「良い意味での・・・」とか使われますが、この言葉は何なのでしょう。曖昧で、いい加減な表現ではありませんか?上手に言葉をだまして、しかも自分には良い印象を与えようと姑息に立ち回る人に多いもの言いです。
また他人を「評価する」或いは、「評する」ということの意味は何なのでしょう。それほど人間が偉くなったとも思えないし、つまらない所で、つまらない人が他人を評価するのは悪しきTVの悪影響です。
権威がいるとは言いませんが、地方のTVでも何でもないのに、若い社会経験もないような人は得意顔でしゃべっているのは傲慢です。

東国原知事はとても寛大で、お優しい方なので、批判も甘んじてお受けになるでしょうし、立場上角の立たないようになさっておられるでしょうが、この宮崎公立大学の先生自体、若輩者で人に何かを言うほど偉くもないね。

そういう自分が他人を批判している・・・これは悪いことです。


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