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京都弁が出てこない、京都の小説。

  • 2007/11/30(金) 08:49:58

<一見、火事場泥棒のような姿の男の表紙絵。この人物こそ・・・>
本sawaadakirinowana

澤田ふじ子著『霧の罠』、副題が「真贋控帳」。
澤田ふじ子さんの小説といえば、今まで読んだもののほとんどが京都弁であった。登場する人物も場所も京都が中心であるからやむを得ない。
所が今回は、場所は京都であるが、登場する人物のほとんどが篠山藩という小藩の藩士で、しかも在府の人間ばかりで、京都弁を喋る人間が出てこない。

濡衣を着せられた男の痛快な復習


天明の大火で焦土と化した京を舞台に、大名家が所蔵する茶道具の名品をめぐる暗闘と、
数奇な運命を辿る武士の生きざまを描く、書下し傑作時代長篇。


こんな帯の推薦文が付けられている。

主人公は品行方正、容姿端麗、控えめだが隠された剣の腕前は折り紙付きという、すこぶる時代小説の登場人物としては似つかわしい人物であります。
本文の半分近くまで、事件もなく、何も問題ないかのように思える話の運びが、突如暗雲に乗り上げるように主人公が事件に巻き込まれる。ちょっとした弾みから罠に陥れられ、冤罪を問われるようになり、しかもその影響を受け、江戸住まいをする父親と、姉が死ぬことになる。
後半のほんの数ページで、この本の山は終わるのだが、痛快と帯の推薦文に書かれたようには、復讐劇は終わらない。
短編でも同様だけれど、結末の展開はいつも短くあっけないのが澤田ふじ子さんの特徴のようで、その後を読者に預けるといった癖がある。

預けられても困る場合が多い。

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なんて愉快なサイト

  • 2007/11/29(木) 08:42:20




これはちょっとしたイタズラ。
風来坊さんの『どこからともなくやって来た人の話』のブログから、ちょっと真似をしてみました。
「写真を有名雑誌の表紙に変えてくれるWebサービス 」「写真を有名雑誌の表紙に変えてくれるWebサービス 」なんて、なかなか小粋な盗作のような愉しいお遊びです。

よく見つけてお見えになりましたね。
しばらくあれやこれやと遊んで見ましょう。

好ましい話題とは思えないが・・・・

  • 2007/11/28(水) 07:23:32

現在、宮崎県ではこの自殺率の高さが憂慮される話題となっている。
『社会実情データ図録』という資料を参考にさせていただいて、“都道府県別自殺率”を見ると、都道府県の自殺率(人口10万人当たり自殺者数)の上位10県を高い順にあげると、秋田、青森、岩手、島根、新潟、宮崎、山形、高知、和歌山、佐賀となっている。
その中でも宮崎県は六番目と高い。上位の大方は寒い地方で、冬などはとても凍えて、生活するのにも辛いだろうと想像がつくが、雪も降らないのどやかな宮崎で何故に自殺者が多いのだろう。

真冬でも青空は高く広がり、温暖で、雪もなく、健全で明るく、陽気で、よもや住む場所もないような人でも凍え死にはしない。沖縄20位、お隣の鹿児島13位と温暖な所は、自殺者が少ないような気はするのだが・・・

このグラフでも、その要因は高齢化、或いは経済的事情が主で、その他の事情はほんの少しと言うことになっている。本当にそうなのだろうか????

今年一年を振り返っても、私の知っていたり、周りの人の知人だったりする方々が自殺をなさっている。とても自分を殺める勇気なぞ、持ち合わせておいででないような優しい心持ちの方ばかりである。しかも若すぎる人たちだ。
ちょっとケガをしても痛いし、膝など無意識にぶつけたりすると相当にこたえる。自分を傷つける行為は、痛みと恐れとが伴い、過大なる勇気とを持ち合わせなければ出来ない。

その恐怖の壁を乗り越えてまでも、あちらの世界へ行くことを望む人々には何か特別なことがあるのだろう。
ちょっと理解は出来ないが、簡単な統計や、要因では分別してはいけない大事な失われていく「心・心理」というものをもう少し考え直してあげる必要があるのではないだろうか。

それにしても残された方々の痛みは大きすぎる。


追記
調べた資料が古くて、現在の『都道府県別にみた自殺』
では第五位に上がっていました。
しかも男性が女性の三倍以上の比率であります。

久々に全編丸々長篇でした。

  • 2007/11/27(火) 12:52:26

<文月信さんの劇画のような表紙絵>
本sawaadafuyunosikyaku

澤田ふじ子著『冬の刺客』。
澤田ふじ子さんにはいろんなシリーズ物が多い。中身はほとんど短篇仕立てであります。
しかしこの本は丸々一冊長篇でした。
本の帯には、

「わしの剣の腕は四十両か!」
きらびやかな〝日本の呉服所〟京都西陣に蠢く権謀。買われた真庭念流(居合い)の使い手が、家族のために修羅の鬼と化す・・・・・・・・・・


西陣に伝統的に伝わる織物の技術を、地方の藩が産業育成のために目をつけた。
それらの藩は織物を織る技術を得るためには、西陣から職人を足引きさせる行為をとるようになった。そこで西陣の高機組合では、その防衛策として、その足引きされる職人と他藩の護衛とを討ち果たす刺客を雇うことになる。

この雇われた刺客の男の本質的な優しさや、また余命幾ばくもない病気の身体、残されたいくであろう娘親子、刺客の男にまつわる諸々の男女・・・
実に面白く展開していくので、とてもテンポ良く読めていく。
華やかで煌びやかな世界を連想しがちな西陣の織物の世界で、その技術を支える職人たちの惨めな暮らしや、庶民の生活は余りにもかけ離れた暗いものです。
それらを過去の歴史の考察に、正確に時代を浮き彫りにして書いて下さる。

『冬の刺客』という選ばれた言葉の意味が大きい作品でした。

自然の中にある営みから得る物

  • 2007/11/26(月) 20:52:22

本日のラジオ番組から仕入れた情報ですけれど、ちょっと興味深い物でした。
山林の管理をする人々の間で言われている話。
“蜘蛛が高い所に巣をはっているから、今年は積雪が深い”
なるほど沢山雪が降って、雪が積もると蜘蛛は低い所に巣を作っていると困るわけですよねえ。
今年の夏には、
“蜂が低い所に巣を作るので、雨が少ない”
と言われたそうだが、事実そうだったらしい。

どんな仕組みで、天候や先々が予見が出来るのかは判らないが、動物には小動物とはいえ、侮れない凄い能力が備わっていると感心する。
またそう言った自然の中の小さな信号を注意深く観察して、ちゃんと人間が理解して自然にどかしている事も素晴らしい事だ。
これから先にはこうした事が出来たり、感じたりする人間も減るのだろうね。

これらは地球温暖化にも影響されているらしいが、また別の話で、鮎が水温が高すぎて産卵出来ないまま死んでいくということでしたね。水温が下がるまで雌がギリギリまで我慢するらしいのだが、雄の放精がないまま死んでいくという。ラジオの話でこちらはちょっと正確に聞き覚えられなかったために、少し内容が違うかも知れないが、でも地球温暖化はこんな山の中まで影響を与えているのですね。

別の新聞には、ミツバチが突然少なくなって、蜂蜜が減産しているニュースが載っていた。
突然ミツバチが居なくなったらしく、密が集まらなくなって、しかも溜まっていた蜜すら熟成出来ずに腐っていくそうだ。
これも知らなかったことだが、蜂が集めてきた蜜には水分が多く腐りやすい。これを沢山の蜂がブンブン羽を振るわせて、風を送り、乾燥させるのだそうだ。凄い力ですなあ。
以前にミツバチがスズメバチに巣を襲われた時、沢山の蜂の羽を振るわせて周りを高温にして殺して退治するというのを映像で見た。

次々にオープンする大型店舗とは・・・その②

  • 2007/11/25(日) 21:44:48

昨日の『次々にオープンする大型店舗とは・・・』のコメントを戴いた中に、お店に何か景品を貰いに来て、そのまま入り口で捨ててあるというのが書いてありました。
コメントいただいた方も、もっと有効に使えるのに言っておいででした。

沢山の新しいお店や競争をしなければならないお店が、あの手この手で客を招くわけでしょうけれど、そのあの手この手が尋常ではありませんね。
只で何かを配ることは、有り難い面とそうでない面とがあります。
大体においてほぼつまらない物が多く、あってもなくても良いような物を配っています。しかしそうは言ってもこれらだって、何らかの人の手を経て作られているのでしょうし、コストがかかっています。お店の人だって「感謝、感謝」とは口にしていますが、お客として跳ね返ってくることを僅かでも期待をしていますでしょう。

その意図を無視して、ただ貰って中身が詰まらなければ、入り口で捨てるなってもってのほかです。またお店に返せばいいし、貰おうとする時点で中身を吟味すればいい。
こういうマナーも何もない、次元の低い行為は少なくとも以前の日本人にはなかったとと思いますよ。浅ましいような、みっともないような・・・・

次々にオープンする大型店舗とは・・・

  • 2007/11/24(土) 07:53:19

子供が結婚することになり、家電製品を買うことになった。
少し年が行っているだけに、家電製品も家財道具も揃っているらしく、冷蔵庫を大きくするくらいでした。
そこで大型家電店のチラシを見た。これが案外沢山ある。
古いベスト電器に始まり、ヤマダ電機、デオデオ、百万ボルト、そして今月オープンのコジマと小さな證券の割には五つもある。買い回りというのは不得意なので、チラシカタログでタイプを決めたら、馴染みの古い家電店で買った。

こんなに小さな町に、どれほどの価値があるのか大型家電店は競争して店を出す。しかも拡販に、価格競争である。
お店の人に聞くと、この価格競争で、あちらの店、こちらの店と価格を比較して買い回る人が多いという。だんだんエスカレートして、チラシを持って行って、他店と比較して値切る人や、細部にわたってメモを取っていく人、極端は店頭プライス・商品を携帯電話付きカメラで撮影していく人と様々だそうだ。
つまり浅ましく田舎の人間の意識が低迷して、卑しくなっているという。
価格だけにこだわり、そしてその上にサービスを強要して、無理を言ってくる。価格は大型店並みに、サービスは町の電気屋さんの細やかさをということらしい。

これでは町の個人電気屋さんはやっていけないと思う。こうした待ちの電気屋さんは、個人的な繋がりを大事にし、少々高いかも知れないが、ちょっとしたことでも声をかければ来て下さるし、蛍光灯の管球の取り替えから家中の電化製品のメンテナンスまで承っていただける。
私は町の電気屋さんに知り合いがいないので、お付き合いそのものがないのだけれど・・・

笑ってしまうのはおおよそ家電製品に縁がなくなったお年寄りが、新規開店だとかセールだとかの景品だけを貰いに回っているらしい。使いもしないような粗末な景品を貰いに、安い公共料金のバスなどを使ってお店を回る。ちょっと浅ましい。

私はそんな行為が嫌いだから、好ましくは思っていない。大体私を含めて、年寄りには大型な家電製品より、電池、管球といった細々したものが必要になってくる。高い所がだんだん苦手になり、天井の電気や、階段途中の照明器具の交換などと自分で出来ないことをお願いしなければならなくなる。
そうした時に、本当に頼れる大事な一軒のお店を持たないと、今後絶対に苦労する。
価格など二の次になってくる日は近いのだ。この辺のことをお年寄りは理解しているのだろうかねえ???

本日、ちょっと驚いたこと

  • 2007/11/23(金) 21:25:50

何気なく親しく話すようになった方がいます。
この数日、よく会うのですが名前を知りませんでした。

ようやく本日その方のお名前を伺う機会があり、ちょっと驚きました。
何気なく姓だけを聞いたのですが、お住まいの住所を聞いて、もしやと思い下の方のお名前を伺いました。

偶然ではありますが、家内の高校の恩師でありました。
それこそ、つい数日前家内が、
「先生もすでにお亡くなりになったかも・・・」
なんて話したばかりなものですから、随分とお年寄りだろうと勝手に考えていましたら、全然のお若いのです。

家内は子供でしたから、先生のその当時のお年を判断出来ず、勝手に相当年上に考えていたものです。本日お会いした方はまるで若い若い老人でした。

本当に中毒になる“澤田ふじ子”節・・・その②

  • 2007/11/22(木) 12:52:58

家の前庭に「柊(ひいらぎ)」の木が植えてある。かなり老木にはなっているが、未だ元気で葉が茂っている。魔除けだとか何だとかいう理由で、流してきた植木屋さんの流暢な説明に促されて植栽して貰った。今まで何も災いがないのだから魔除けが効いているのだろう。ただちょっと葉っぱに棘があって、さわると痛いのが困る。
この柊が何故ヒイラギなのかという疑問は、調べてみて判った。
『季節の花 300』という心優しい方のサイトを参照させていただくと、
葉は固くてギザギザ(さわると痛い)。さわると「ひいらぐ(疼く。ひりひり痛む)」ことから、「ひいらぎぎ(疼木)」となり、次第に「ひいらぎ」になった。
そこで本題だが、この本を読んでいると、この年になってもまだ解らない言葉が出てくる。常々勉強をしていると思っていることは確かだが、作家さんは私以上に猛勉強をされているのだと思う。ほとほと感心してしまうし、またそれらを調べたり、覚えたりするのが、本読みの楽しみの大事な要素なのだ。

【有縁(うえん)の寺】宗旨が同じという意味。
【西石垣(さいせき)】鴨川筋の新堤築造が行われた際に、石垣で築いた堤。
【鴨東(おうとう)】鴨川の東の地区。
【雑色(ぞうしき)】戦国末期から江戸時代にかけて、京都所司代の下で京都の行政・裁判・警察を助けた町役人。
【矢筈(やはず)】竹や棒の先が二股になった、掛け物を掛ける道具。
【叺(かます)】わらむしろを二つ折りにし、縁を縫いとじた袋。穀類・塩・石炭・肥料などの貯蔵・運搬に用いる。
【沛然(はいぜん)】雨が勢いよく降るさま。
【襤褸(らんる)】着古して破れた衣服。また、つぎだらけの衣服。
【膾(なます】古くは、魚・貝・獣などの生肉を細かく刻んだもの。のちに、魚・貝や野菜などを刻んで生のまま調味酢であえた料理をさす。
【羮(あつもの)】野菜や魚肉などを入れて作った熱い吸い物。
【晦渋(かいじゅう)】言葉や文章がむずかしく意味がわかりにくいこと。


難しい漢字や、言葉を使うことは、文章表現として重みも出てきますし、また全体の格調・ムードを盛り上げる効果が大であります。上記の雑色、矢筈などには別の意味もありますが、この本の中ではこのような意味合いで使われていると思います。
膾、羮に関しては、『羹(あつもの)に懲(こ)りて膾(なます)を吹く』という諺もあります。
まだ他にも、時代小説によく出て来る『桂庵(けいあん)』についても、詳細なる記述があります。

桂庵(けいあん)とは、口入屋のこと。奉公口の紹介や賃貸などの世話をして周旋料をとる口入業は、当時、公認の商いであった。
これを桂庵と呼称するのは、承応年間頃、江戸京橋で医業を営んでいた大和慶庵(桂庵)という人物が、縁談の口利きをしたことに基づいた。


また、本文の中には、
“六道の衆生を教化救済(きょうかぐさい)、大悲代受苦(だいひだいじゅく)の仏として”(後略)といった、有り難いような表現まで感心させられました。

【教化救済(きょうかぐさい)】人を教え導き、また、道徳的、思想的な影響を与えて望ましい方向に進ませることや、神や仏の側からさしのべられる救い。
【大悲(だいひ)】衆生(しゅじょう)の苦しみを救う仏・菩薩(ぼさつ)の大きな慈悲。
【代受苦(だいじゅく】身代わりとなって、苦しみを受けること。


普段、仏語のようなものは、なかなか出てこない。判ってはいいるつもりでも、何となく判っているような気になっているに過ぎないものが多い。

愉快な名前に意味があるのだろうか?

  • 2007/11/21(水) 08:39:38

時折コメントを頂戴する方のお名前が、とても愉快で気になります。
その名前は“くま当番”さんと言われます。

そこでちょっとネット上をうろうろして、探してみましたが、こんな記事がブログにあり、ちょっと勝手に引用をさせていただきます。

アルエ(RA)の森

くま当番
さあ、これは何でしょうか???
答え
熊が出没するので、父兄が当番で集団登校の生徒の前と後ろを歩いて守ること
ちなみに前の父兄はラジカセを鳴らして行くそうですヽ((◎д◎ ))ゝ
もし、熊が出たらどうするのでしょうね~~~


別なサイトに

AKOKI@park

「くま当番」だいありー
中略
そう、今日は待ちに待った「くま当番」だったのです。
日直のようなもので、朝の歌を歌うときに前に出て自己紹介をしたり出欠表を園長先生へ届ける、という当番。


中にはこんな“くま当番”さんも、

bくまのブログ

土日は私の食事当番の日である
毎日の朝食は私が作るのだが、平日の夕食は母にお任せである
そこで、土日の夕食はbくまが作ることになっている

この日もbくま当番の日である


でもこの方はよくよく見ると“bくま当番”とあって、bくまさんが食事を作るという当番なのでしょう。

結局の所、正確には何もわからないのだけれど、ちょっと冒険した気分です。

本当は知らない人なのに、知っている人のような・・・

  • 2007/11/20(火) 07:55:02

相も変わらずに、自堕落な毎日を過ごしております。
そしてミーハーな部分も変わりませぬなあ。

東京モーターショーも終わって、写真の整理をしていて思い出しました。

<スズキ二輪のブースでお見かけした、横部実佳さんのお写真>
20071120073825.jpg

この女性、“横部実佳”さんは、当然全く知らない人ではあります。でもこのブースに行って、写真を撮っているととても良い笑顔でニコッと笑って下さった。
当然のことながら、それは誰にでもなさることなのだが、その瞬間、
「あれ、この方は知っている人だ!でも、誰だったかな?」
こんな場所にいる人を知っているわけもないのだけれど、何故か彼女の微笑みで如何にも昔から知っている人のように感じた。
「ああ、佐伯友さんのパン友達だ!」

この佐伯友さんだって、知らない人なのです。モーターショーやレースクィーン・キャンペーンガールなどでの知名人でいらっしゃいます。いわば遠い遠い存在なのですが、ブログという如何にもくせ者の親しげなページを介してお見かけした程度の知り合いなのです。
それでも実物を拝見して、しかも軽く微笑んで下さると、なんだか昔からの知り合いのようで嬉しかったですなあ。

年を取るとこんな楽しみしかないのですかね?ひひひひっ。

本当に中毒になる“澤田ふじ子”節

  • 2007/11/19(月) 20:55:16

<深井国さんの表紙絵には、何処か不気味な怨念が・・・>
20071119202518.jpg

本は図書館から借りるのだけれど、ア行からワ行を一度巡って、再度ア行に戻ってまたサ行に来ている。そこでここのところ、また澤田ふじ子さんの御本に引っかかっています。
このブログの4月1日に「久々の“足引き寺閻魔帳”シリーズ」にも、同じようなことを書いているのだけれど、

江戸の話を主に読んでいる私にとっては、澤田ふじ子さんが語る京言葉が面白く聞こえる。
良く聞く、柔らかなおっとりとした、いかにも上品そうなドラマの京言葉と違って、骨太で男らしい語尾に、“ぞよ” “わい”・・・・と此処まで書いて、この語尾のことは前回書いたような気がし始めた。


この一種独特の会話が、しかも聞き慣れぬ語尾が頭に残ってしまって、どうもこの“澤田ふじ子”節の世界から抜け出せないでいる。

TVの影響や、時代劇、時代小説で言葉は確かに、関東の言葉が馴染んでいる。京都には遊びに入ったことがあるが、友人、知人もいないし、お笑い芸人の話す言葉は下品な大阪弁ですので、典雅な京都弁というもにに馴染みがない。
ましてや紙に書かれた台詞のやりとりを、適度に頭の中で繰り返し、ときには声に出しながら喋ってみると、それ自体が正しいのかどうかすら解らないのに、実に愉快な気分だ。
突然、誰かに話しかけられたら、実に不気味な京都弁まがいで返事をしそうなかぶれぶりであります。

短編六話で構成されており、

第一話 白い牙
第二話 嵐山殺景
第三話 仲蔵の絵
第四話 色がらみの銭の匂い
第五話 盗みの穴
第六話 世間の河


実にサッパリしてして、一時ブームになった“仕掛人シリーズ”のような陰惨さがない。どの篇にもあっさりした展開で解決がなされ、後を引くことがない。
そして大事なことは、作家さんの膨大な知識が、惜しみなく披瀝されていて、京の時代風景が実に鮮やかに描き出され、都大路や京都の古い町並み、佇まいを想像することが出来る。

この本を読んでいて、今更ながら感じたことは、この澤田ふじ子さんのように多作で、沢山のシリーズを書いておいでになる方の作家活動の面白さでありました。
多分、これはあくまでも多分ではあるが、季節の移り変わりが時代小説には実に大事なことであります。その書かれた季節に、ある作品にとりかかる。そうすると、ある短編が書かれると時間が余るだろうし、同じ季節、時間を利用してまた別の短編に取りかかる。
これを繰り返していくと、いつの間にか複数の作品が同時進行して出来上がっていく。
こんなに簡単には行くまいが、でもそんな所ではなかろうか?
季節感というのはさすがに、良い着眼点だ。我ながら・・・

田舎に住むと、映画の公開は遅いね。

  • 2007/11/18(日) 08:55:49

中谷美紀さん主演の『自虐の詩』が、全国公開されているが、いまだこちらでは見られない。
早く来い来い『自虐の詩』!

この映画の公開前には、たいしたことなかった『自虐の詩』のHPも、久々に来てみたら凄いことになっていた。
懲りに凝っているし、コンテンツがやたら増えているし、ブログまでくっついていました。
しかもプレゼントがあったり、ゲームがあったりと満艦飾。
ただプレゼント自体は終わっていたり、このゲーム“卓袱台返し”はやってみると凄い成績の方々が大勢いて、なんと自分では酔い出来と思っていたら5000番台だったのに驚いてしまった。 

早く映画が公開されないと、最後のプレゼント『業田先生サイン入りプレスシート』に応募出来ないではないか!
これは映画の半券がいるらしいから・・・・
ちょっとミーハーですかね。

愉快な相反するニュースが二つ。

  • 2007/11/17(土) 20:48:06

常々流れてくる“マイコミジャ-ナル”のメルマガニュースに、
下記の気になる記事がありました。

ブラピ&A・ジョリー共作、衝撃の実話 - 『マイティ・ハート/愛と絆』(マイコミジャーナル2007/11/16)
11月23日に公開される『マイティ・ハート/愛と絆』をレビューさせていただきます。2002年のパキスタンで実際に起きたジャーナリスト誘拐殺人事件を基にした、かなりシリアスな作品です。
この映画、あのハリウッド一のラブラブカップルと言われる、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー共作がウリとなっている作品です。ブラピ率いる映画会社プランBエンタテインメントが製作を担当し、最愛のパートナーであるジョリーが主演をするという、まさに愛の映画。


新作で公開される映画の紹介記事で、ふむふむこれはまた楽しみが増えたわいと喜んだ。いかにも面白そうで、事実を映画化された良い作品のように書かれていたのです。

<この映画のHPにあったポスター>
20071117203449.jpg

そうこうしていると別なサイトで、『マイティ・ハート/愛と絆』に関する記事が見つかった。
大元は、『FILM THREAT'S FRIGID 50』が出典なのですが、Yahooのエンターテインメントに解りやすく書かれています。

もっとも“イケてない”セレブが発表。1位に納得、2位は意外!(11月16日12時13分配信)
[eiga.com 映画ニュース] 米映画雑誌フィルム・スレット誌が、セレブリティのワーストランキング「Frigid 50」を発表した。英語で“frigid” は「ひどく寒い」という意味で、人気のある人物を形容する“hot”の反対語だ。
今年、同誌が“イケてない”セレブ第1位に選んだのは、なんとジョージ・W・ブッシュ大統領だ。(中略)
第2位には、人気ランキングの常連であるアンジェリーナ・ジョリーが選ばれた。主演作「マイティ・ハート/愛と絆」(11月23日日本公開)の全米興行成績が散々だったことに加えて、スタイリストや広報を引き連れて人道支援活動を行う姿勢は、「マザー・テレサとパリス・ヒルトンを一緒くたにしたよう」と同誌編集部の怒りを買ったようだ。


ということは、この映画はたいした映画ではありませんと言っているような気もするなあ。

おどろおどろしていない陰陽師

  • 2007/11/16(金) 08:01:08

<何がなにやら解らない村上豊さんの表紙絵>
20071116074029.jpg

澤田ふじ子著『大盗の夜』副題が「土御門家・陰陽事件簿」。
多作な澤田ふじ子さんの数あるシリーズ物の中の一つでありましょう。
安倍晴明と家祖とする陰陽師土御門家に振頭(ふれがしら)として、活躍する若き笠松平九郎が主人公であります。
振頭(ふれがしら)とは、土御門家が陰陽師として生業をたてる易者、人相見などの占い師たちを統括する役目であります。

この平九郎は若いが陰陽師としても力量が高く、剣の達人でもあります。とても人品が気高く、おおらかで心優しく素敵な若者であり、登場人物の皆々様が好ましい読み物です。

闇の猿
夜叉堂の女
鬼火
鵜塚
大盗の夜
縞揃女油地獄
朧夜の橋


以上の七編の短編でありますが、最初の「闇の猿」の冒頭から、登場人物の関西弁での掛け合いが面白い。この著者のどの本でも共通するのだけれど、会話の掛け合いというものが必ずあって、この掛け合いというものがないと会話そのものが成り立たないと近年理解出来るようになった。

本題の「大盗の夜」の意味は、“大盗賊”という言葉はあるが、これが一人の人物であるが故に、“賊”が抜けているようだ。これも愉快でした。

DVDを観ながら、秋の夜長に思うこと

  • 2007/11/15(木) 08:05:21

<スパイダーマンは何度観ても面白い>
20070303211811.jpg

『スパイダーマン3』をDVDで観ました。映画館でも観たし、今回DVDでもあらためて観ました。
観る度に、この映画が作られる課程を想像してみたり、作中人物を考察したり、多人格化する人間の弱さに感心したりと楽しみが増える。
あちらこちらに評論が載っているので、それは割愛。

『ホリディ』も観ました。
ちょっと行き遅れの女性二人が、失恋の痛みに耐えかねて、年末の休暇中に二人の住まいと生活を全て交換するHome exchangeという、映画においてはルーチンな映画でした。このHome exchangeということは、辞書にも載っているくらいで、米国の友人は実行したことがある話していたのを聞いた。

主人公のキャメロン・ディアスは、LAの映画宣伝会社の社長で金持ち、おまけにおしゃれなハリウッドに機能的な瀟洒な邸宅持ち。
相手のケイト・ウィンスレットは、ロンドン郊外のちょっと田舎風のコテージ暮らし。
地球半周分の環境の違いを乗り越えて、交換生活が始まった。
この映画でもキャメロン・ディアスは、いつもの彼女でどの映画を見てもまるで変わらない。日本のソフトバンクの携帯電話のCFで、見かけたような雪のシーンが出てくるのだけが、印象に残った。

それはそれで良いのだけれど、一番に気にいったのは、イーライ・ウォラックのご出演だった。
この方は私たちの世代では、名悪役で、名脇役の俳優で有名な方だ。LAに来たケイト・ウィンスレットが仮住まいをする家の近隣人で、かたくなで過去には有名であった脚本家として登場する。この脚本家の業績を称える会の出席をも拒み続ける彼を、友人となったケイトが出席を薦め、その為にいろいろと援助をしていく課程で友情を育んでいる。歩行器でしか歩けない彼をリハビリさせたり、励ましたりとこの映画のなかで唯一暖かいシーンであります。

イーライ・ウォラックさんは、本当に沢山の映画にご出演なさっておられます。

ホリデイ(2006)
ミスティック・リバー(2003)
ナイト・アンド・ザ・シティ(1992)
ミストレス(1991)
ゴッドファーザーPART III(1990)
黄昏のチャイナタウン(1990)主演J・ニコルソン
ナッツ(1987)主演バーブラ・ストライサンド、リチャード・ドレイファス
ガールフレンド(1978)
ブルックリン物語(1978)
ザ・ディープ(1977)
ドミノ・ターゲット(1976)主演G・ハックマン
シンデレラ・リバティー(1973)
荒野の三悪党(1969)ほぼ主演でした。
マッケンナの黄金(1969)主演G・ペック、O・シャリフ
大頭脳(1968)主演D・ニーヴン、ジャン=ポール・ベルモンド
ボディガード(1968)主演K・ダグラス
おしゃれ泥棒(1966)主演女優オードリー・ヘップバーン
続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966)主演C・イーストウッド
ジンギス・カン(1965)主演O・シャリフ主演女優フランソワーズ・ドルレアック
荒馬と女(1961)主演C・ゲーブル主演女優マリリン・モンロー
荒野の七人(1960)主演ユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン


私が観た映画だけでも、これだけの有名作品があり、アメリカ映画の歴史的証人であり、現役俳優なのです。過去にご一緒された有名俳優、女優は限りなく、ほとんどが黄泉の人であります。
この様な素晴らしい俳優さんは、ずっと残っていて欲しいと堅く願います。

話はそれるけれど、フランソワーズ・ドルレアックさんは、フランス女優カトリーヌ・ドヌーブさんのお姉さんで、キュートで素敵な女優でしたね。フランソワーズ・ドルレアックさんは、とても早くに事故でお亡くなりになったので、過去の美しいままにイメージが残っていますが、それにしても残念であります。

この映画で愉快だったのは、ケイト・ウィンスレットが老脚本家の薦めで、レンタルのDVDを借りに行くシーンです。『卒業』のDVDを見つけたときに、その隣にご本人(ダスティン・ホフマン)が立っていて、とても笑わせます。こんなシーンでは米国の映画館では大爆笑です。

案外に人気があるものなのだ・・・

  • 2007/11/14(水) 10:01:38

私は時代小説、しかも江戸時代のものばかりを読んでいるので、江戸の町にも江戸そのものにも興味が深い。

メルマガ・マイコミの13日の記事に、
「特別展「大徳川展」会場混雑 - 最大40分待ちも」
という見出しで情報が載っている。

東京国立博物館は、同館平成館にて12月2日まで開催している特別展「大徳川展」の混雑状況を公式ページ上で発表した。
11月3日には来場者が15万人を突破。日によっては入場制限がかけられ、最大40分待ちになることもあるという。同館は「大徳川展は展示作品数が多く、観覧時間が非常に長くかかります。時間に余裕をもってお出かけください。」


時間が許せば見に行きたかったのだけれど、あんまり遊んでばかりもいられぬ状況ですので、またの機会に出かけてみたい。

世界中の権力者が、金と力に物を言わせて素晴らしいものを拵える。作るのは当代一流の技巧者が、腕と贅をこらして残した極一流品である。
権力者の構造はそうしたものでとても嫌だが、当時に生きていない我々には超一級の芸術品として残ってくる。
今回の特別展「大徳川展」には、そうして残された品々を拝見することが出来る。
当時の工芸の技術力の高さ、力を持ったものの奢りを体現してみたかった。




「江戸」を勉強するのに一助となる本

  • 2007/11/13(火) 08:02:48

<下に切絵図を配した表紙絵>
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いろいろと真剣に江戸時代を勉強する気になると、やはり手にしたいものが“切絵図”と呼ばれる古地図であります。“切絵図”とは江戸の市街を地域ごとに分割して作成した地図のことであります。
復刻版が案外と簡単に手に入りますから、とても便利な世の中にはなったのですが、そもそも東京という地域以外に住んでいる人にはなかなか理解しづらいものです。まず方向と縮尺が違っているので、現代地図に慣れた者には感覚的に馴染まないのではないでしょうか。

縄田一男著『大江戸ぶらり切絵図散歩』、副題がついていて「時代小説を歩く」となっています。そもそも著者縄田一男さんは、文芸評論家でいらっしゃいますが、時代小説の評論がお得意分野です。特に時代小説のアンソロジーは数多く、多岐にわたるありとあらゆる分野別に区分けされたそのアンソロジー集には重宝して読ませていただいた。

恐怖小説コレクション「魔」「魅」「夢」
極め付き時代小説選「約束」「恋模様」「動物」
時代小説の女たち「修羅」「純愛」「情念」「恋慕」
時代小説の楽しみ 本編十二冊、別冊一巻
時代小説アンソロジー「仇討ち」「女人」「武士道」「職人気質」「変事異聞」
人情時代小説傑作選「親不孝長屋」
傑作時代小説「決戦 川中島」
歴史・時代アンソロジー 「大奥華伝」
怪奇・怪談時代小説傑作選
捕物帳の系譜
人物日本の歴史「時代小説版 幕末維新編」「時代小説版 江戸編 上・下」「時代小説版 戦国編」「時代小説版 古代中世編」
傑作捕物ワ-ルド 全十巻


本人は何も書かれているわけではないが、数々の本を読まれて、アンソロジーとして編纂する仕事は並大抵ではなかろう。時代小説のとっかかりには本当に役立つ便利な本でしたね。

で、これほどの方がお書きになっているこの“切絵図”に関する本ですが、よく理解が進む。
本書の解説にも下記のように解説されています。

幕末・安政年間(1854~60)の江戸市街の地勢を、明治の実測図をもとにグラフィック・デザイナーの中川惠司氏が復元した「切絵図」に、現代の東京図を重ね合わせ、さらに、文学に関する地名を独自に追加した。


地図上の地域区分も“公儀御用地”“武家地”“町人地”“寺社地”“百姓地”等々に色分けされており、とても解りやすい。
先日歩いた深川も「本所・深川」で、先年行った汐留、浜離宮は「芝・新橋」といった具合で改めて検証している。

今更という感じで、見せられたもの。

  • 2007/11/12(月) 07:56:34

<雑誌の挟み込みページとおぼしき特集記事>
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何かの雑誌の挟み込み特集記事になっていた五、六ページほどの切り抜きを家内が貰ってきた。
彼女は愉しそうに、「ね、ここの何処に行ってきた?」と聞いてくる。
よく見ると『江戸開府400年一日たっぷりお江戸三昧』となっていて、
“両国~浅草”“深川界隈”“日本橋界隈”が特集されている。

それこそ先月の末、「深川ってえ所は、良かったねえ。」という事で、言ったばかりの所が沢山出ている。
新たにあの時のウキウキする愉しい気分を思い出しながら、たった二ページの記事を懐かしく隅から隅まで眺めた。

清澄庭園より以北は歩かなかったし、永代通りも木場までも行かなかったので、ほんの僅かな所をうろうろしたんだなと実感した。今更にもう一足という気はしている。
でもこの記事を見ると、何屋さんだろうと覗いたお店が甘味処「いり江」であったり、深川めしの「みや古」というお店が載っていたりと行くより前に見ていればという残念な気も致しました。
この甘味処「いり江」の写真を見るととても美味しそうだし、しかものれんの所まで行って覗いたわけだし、深川めしも別の名でしたが、探していた店がお休みでしたし、やっぱりこうした下調べは大事でしたね。

うん?この深川めしの「みや古」って、この記事でも休みは月曜日になっている。ということは、深川散策は月曜日以外が良いと言うことになりますね。
でもそれ以外の所は充分見たし、この記事に載っているお土産や「たかはし」の変なちょんまげ親父とも話したし、満足満足!!!

こんなシリーズ物は、書くのも大変ではなかろうか?

  • 2007/11/11(日) 07:40:40

<曰くありげな女の目つきが気になる、中一弥さんの表紙絵>
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佐藤雅美著『六地蔵河原の決闘』、シリーズ名が「八州廻り桑山十兵衛」。
このシリーズ本は五冊目になるが、なかなか面白い。そもそもこの“八州廻り”という役名が大変なお役目である。
江戸時代には、関東地方は関八州と呼ばれ、武蔵国、相模国、上総国、下総国、安房国、上野国、下野国、常陸国の八国を指したわけだが、これらの治安維持の為に司法担当者として関八州を廻村して巡る職業が“八州廻り”であります。一回の廻村は四、五十日を要し、正月くらいにしかゆっくり出来ないという過酷な職業であります。
俗に関八州とは、

武蔵国(むさしのくに)は、現在の埼玉県と東京都の隅田川より東の地域と島嶼を除く部分および神奈川県の北東部(現在の川崎市全域と横浜市東部・沿岸部)を合わせた地域に当たる。武州(ぶしゅう)と呼ぶこともある。
相模国(さがみのくに)は、現在の神奈川県の北東部を除く大部分にあたる。相州と呼ぶこともある。
上総国(かずさのくに)は、現在の千葉県の中南部を占めるが、設置当時は千葉県南部、後の安房国も含んでいた。総州(そうしゅう)とも呼ばれた(特に上総のみを指して南総(なんそう)と呼ばれる事もある)。
下総国(しもうさのくに)は、現在の千葉県北部、埼玉県の東辺、東京都の東辺、(隅田川の東岸)、茨城県南西部にまたがる。総州(そうしゅう)とも呼ばれた(特に下総のみを指して北総(ほくそう)と呼ばれる事もある)。
安房国 (あわのくに)は、現在の千葉県南端にあたる。房州(ぼうしゅう)と呼ぶこともある。稀に安州(あんしゅう)とも。また、南総(なんそう)とも呼ばれた。
上野国(こうずけのくに)は、現在の群馬県とほぼ同じ。上州(じょうしゅう)とも呼ぶこともある。
下野国(しもつけのくに)は、現在の栃木県とほぼ同じだが、群馬県東端の桐生川以東も含む。野州(やしゅう)と略されることがある。関東地方の北部中央、北関東の中央に位置する。
常陸国(ひたちのくに)は、関東地方の東北端に位置する。常州(じょうしゅう)と呼ぶこともある。


最近旅行をして、深川の辺りを地下鉄の二駅くらいの距離の地域をこつこつと歩き回った。
とても愉しかったがこれは遊びでもあるし、自分の趣味の延長の散策であるから苦にならない。役目柄とはいえ広大な関東平野を歩き回って、事件を解決して行くとなると、これはまるで違って恐ろしく困難なことではないだろうか。

そうして考えると、現時代に居て、資料をこまめに検証しながら作品として書いていく作家さんも大変な作業である。地域を江戸と限定したものと違い、広大な土地の地理的研究、風土習慣、言葉、考え出すだけでも面倒であります。
この作家さんはとても細かく資料を調べるのを得意とされているようで、作品の中にもいろいろと参考にされた文献が引用されます。

十年ぶり娘との再会
六地蔵河原の決闘
暗闇に消えた影
灯台下暗し
因果の小車
関所破り
瓢箪から駒
八州廻り原小兵衛の失態


以上の短編八編で構成されているのですが、全編に小章があり、各々の章により書き方が変幻自在・千変万化であります。中にずっと勢い込んで、上手すぎる講釈師が聞き手のことを考えずに一気に喋り続けて、話の起因を語るような息もつかせぬところが必ずあってずしんと来る。
主人公、桑山十兵衛の時折見せる家庭のごたごたが、読む側も気になって仕方がない。しかも今回は十年ぶりに会う娘が美しく登場するので、なおのこと盛り上がる。

名前が変わるって、こんな場合は許せるね。

  • 2007/11/10(土) 07:47:56

「レイズ」にチーム名変更=米大リーグ・デビルレイズ
11月9日11時2分配信 時事通信

【ニューヨーク8日時事】岩村明憲内野手が所属する米大リーグのデビルレイズが8日、チームの名称を「レイズ」に変更すると発表した。ユニホームやロゴなども一新し、チームカラーはこれまでの緑と白から、ネービーと薄いブルーに変わる。
 デビルレイズは1998年の創設後、10年間で1度も勝率5割を超えたことがない。スターンバーグ・オーナーは「(名称やチームカラーなどの変更は)新たなレベルと成功を目指すチームを後押しするはずだ」とコメントした。


このデビルレイズには、かつて2005年にはかの野武士『野茂英雄』さんが在籍した。
タンパベイ・デビルレイズのHPには、野茂さんの懐かしい投球フォームまで載っている。

“デビル”というと名前には、日本人でも忌避する意味合いが多い。
国語事典でも

デビル【devil】
悪魔。魔王。サタン。デーモン。


英和辞典には、

1 ((時に the D-))魔王, 悪魔(Satan);(サタンの手下で神と敵対する)悪鬼, 悪霊
2 極悪人;意地悪[残酷な]人;((略式))暴れん坊;狂暴な動物


こんな変な名前は取り去ったほうが良いと喜ばれる方が多いと思う。

ちょっと気分が華やいだ、春到来。

  • 2007/11/09(金) 07:36:12

昨日うちのお嬢さんが結婚する話ができあがった。
とてもおめでたい事だ。
どうも奥手なのか、先行き若干は不安があったのだが・・・
これで人並みですかね。

うちの子供たちにも、みんな目途がついて、
これで我が家に季節外れの春が訪れたことになる。

これは意外中の以外???

  • 2007/11/08(木) 07:29:04

<村田涼平さんの漫画のような表紙絵>
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西條奈加著『芥子の花』副題は「金春屋ゴメス」。
多分、「金春屋ゴメス」という作品の二作目になるのだろう。
この作家さんは知らないので調べてみると、

西條奈加
サイジョウ・ナカ
1964年北海道生まれ。都内英語専門学校卒業。『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞。

かなり若い作家さんのようである。

なんじゃこれは???という箇所が沢山出てくる。
でもこれは面白かった。江戸時代という設定から時代小説だと思って読んでると、これがのっけから違った。
近未来の日本から独立した「江戸」国という設定が可笑しい。この主人公の「金春屋ゴメス」という名も、この奇妙な「江戸」国の長崎奉行となっている。
奇怪妖怪な人物で、しかも女性であるから妙にちぐはぐする。

それでもよく江戸時代をお勉強されている方で、本を読んでいる途中に頻繁に出てくる“ゴメス”というカタカナ語も、案外気にならないほどに読めてしまう。

すっきり江戸の小説にしても良かろうものに・・・

綺麗なお嬢さんが沢山いた、モーターショー。

  • 2007/11/07(水) 09:02:05

三十年の昔に、米国でとてもとても綺麗な女性にあった。
言葉には言い尽くせないほどの美人であった。
金髪で、顔立ちがいつも軽く微笑んでいるようで明るかった。
映画女優も太刀打ち出来ないほどの綺麗さでした。
私が会った世界で一番に綺麗な女性でありました。
仕事で立ち寄ったディーラーさんで、お見かけして無理して写真を撮らせていただいた。
フィルムの時代だったので何処かにあるのだろうが、今は見つけることも出来ない。
私の美人に遭遇する機会はそれ以来失われている。

モーターショーでは結構な美人が微笑んで立っている。
先ほどの外人の方とは違って、品位、美人度などは幾分か、数段か落ちてはいるが、スタイル、露出度などは大きく激しくなっている。
ただこのお方たちは、一日中笑顔でなくてはいけないので大変な事だろう。
<カーナビのブースで見かけた女性>
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<同じ女性が別の記事で乗っていた>
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たまたま“Driving Future”のトップに載っていた。笑顔はいつも一緒なのだ。

旅の疲れも癒されたころに読んだ本。

  • 2007/11/06(火) 17:11:59

<ほとんどトーンが同じである蓬田やすひろさんの表紙絵>
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澤田ふじ子著『比丘尼茶碗』副題は「公事宿事件書留帳」。
TVドラマのシリーズになっているらしく、すでにこの本で十二冊目になるらしい。TVも知らなかったし、本の方も随分昔に2冊読んだきりで、初めて読むような気分だった。
澤田ふじ子さんは多作な作家さんで、この「公事宿事件書留帳」を始め、「祇園社神灯事件簿」「禁裏御付武士事件簿」「足引き寺閻魔帳」等々とシリーズで書いておられる。

内容はというと、あまり変わり映えがしないことと、短編で事件を起こし解決されるのだが、この解決方法が実にあっけなく淡々としてほぼ最後のページで終わるようだ。
この後はこれで良いのだろうかとか、どうなっていくのかしらと案ずるのは読者の勝手というわけだろう。

独特の京都弁であろう粘っこい語り口の割には、すっきりした後味と登場人物の魅力が絵になっている。
それにしても会話体が、江戸言葉のようにすっきりしないのは慣れるの時間がかかる。

迂闊にも・・・

  • 2007/11/05(月) 20:19:32

旅行から帰ってからすることは沢山ありすぎる。
お土産を配って回る。
写真の整理をする。
ちょっとブログを加湿する。
人に旅の話をする。

普段の日常とは違った忙しさがある。
それはそれでまだ旅の一部なのかも知れないし、愉しい事である。

ところが一番に驚いたのは、メールであった。
この量には全部を整理するのに時間を要した。
訳のわからぬ迷惑メールなどは、通常さっさと消してしまいますが、もの凄い量のメールに埋もれているやつは探すのが辛い。
それでも根気よく始末をつけた。

大体必要なものといってそれほどあるわけがないことを実感した。
この迷惑メールってどうにかならないのかしらね。
人の気も知らないで・・・・・

旅行の土産は・・・

  • 2007/11/04(日) 07:32:22

“旅に土産は話だけ”ということで、土産を買わなくてすんだころは良い時代だったのかも知れない。
今では、土産を買う為に旅行をしているような気もする。とにかく何処へ行ってもお土産屋さんがあり、特に羽田などではうるさいくらいに大声で販売している。
近年は行く前に、行き先の土地の土産を頼んで送ってもらい、自分は手ぶらで帰って来て、届いているお土産を配ることもある。

<お店の人に断ってお写真を撮らせていただいた>
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そこで私もそうするのだけれど、とても愉快なことがあった。
深川の門前仲町をうろついていたときに、下記掲載のお店を見つけた。
この店はインターネットで、おせんべいをお土産として手配したところであった。
お店先でおじさんがせんべいを焼いていた。話しかけると返事はするが余り愛想がない。つまり客に媚びないのであります。
ネットで注文したこと等話してみたが、全然反応がない。
「あ、そう」くらい言っていただいたかしら・・・

私はとても気にいってしまった。近頃異常に媚びを売ったり、へんに愛想が良すぎたり、低姿勢過ぎたりする商売人が多すぎる中で立派ではありませんか。
商売人というより、せんべい焼き職人というイメージが残って、さわやかな方でした。

何となく解ったこと????

  • 2007/11/03(土) 23:00:18

両国のホテルは、インターネットで予約をした所為でビジネスホテルみたいだった。
両国駅前にそびえる比較的大きな建物で、これならと勝手に納得して選んだ。でもデブの私には小さなお部屋であった事よ。

それでもすることもなく退屈な夜には、窓の景色、隅田川河岸の夜景が楽しめると慰めたが、窓が小さ過ぎる。
小さな部屋の小さなベッドの上に上って、やっと見ることが出来る窓であった。

<その部屋から見えた夜の隅田川>
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この景色の中で一番に見えるのは、隅田川河畔の“首都高速六号向島線”という道路である。
途切れることのない交通量で、ひっきりなしに車は走っている。
で、この道路を見ていてひらめいた。

時折、ハザードランプを点滅させてにわかに徐行して近づいてくる車がいる。道路全体が渋滞のときには感じなかったことだった。
何度も確認をしたが、どうもこのホテルの下辺りの私からは見えない所が渋滞の尻尾になっている。
この尻尾がだんだん見えてきて、そして確信をした。
つまりは渋滞に近づいて行く車は、後方に渋滞を知らせる意味でかハザードランプをつけて走るのだ。
これはマナーなのか?義務なのか?

田舎では渋滞というものが余りない。渋滞に近づいても、誰も何もしないし、渋滞はすぐ解消する。
だからこんな行為は初めて目にする。
その時は誰にも聞けなかった。帰ってきてからは聞いて答えてくれる人がいない。

なにゆえ、モーターショーに惹かれるのか?

  • 2007/11/02(金) 20:53:15

ケチな私が田舎の町から、何泊もしてまで「東京モーターショー」に出かけて行くのか?

仮に東京近在の方は、僅かな電車賃と入場料で入ってみることが出来る。ところが私みたいな年寄りは、飛行機代、数泊ホテル代、交通費、入場料とそしてお土産と案外な出費で行くわけであります。
となると病みつきになる原因があるはずなのだ。


その1は、車が異常に好きなことだけれど、それも見ることが出来ない車を見る為に出かけていく。田舎には販売店がなく、そんな車を買う人種もいない、しかも奔る場所すらないというような特殊な高級車などが眺められる。
<絶対に田舎では見かけることがない車・カウンタック>
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<絶対に田舎では見かけることがない車・ベントレー>
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<絶対に田舎では見かけることがない車・フェラーリ>
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<絶対に田舎では見かけることがない車・マセラッティ>
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その2は、会場以内の車の展示方法だ。つぶさに見て回ってみると、いかようにすればこんなところに、こんな具合に展示出来るのか疑問に感じるものが多い。数えれば切りないほどに多い。
そのブースの説明員に聞いて回ると、細かく教えて下さる方や知らない方と様々だった。

<壁にまさに壁掛け状態の車・ミニ>
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<壁にまさに壁掛け状態の車・F1マシン>
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<二階に棚上げされてるミニクーパー>
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その3は、これも会場内に無数に存在する構築物です。おおよそ各社の展示ブースには何かの構築物があります。大きな会社ほど、大がかりでしかも二階建て。その二階にはたいてい観覧者を回遊させる通路が設けてあり、ここにだって数百人の重量がかかるはずで、それを可とするほどの立派で半端ではない構築物です。
これもここに聞いて回ると愉しい。基礎工事から建築まで設計の段階まで説明して下さった方もいらした。興味は尽きません。

<驚くべき秘密がいっぱいの展示場の構築物・二階部分がオープンテラスの喫茶部>
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<驚くべき秘密がいっぱいの展示場の構築物・箱状になった壁>
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<驚くべき秘密がいっぱいの展示場の構築物・奥のAUDIのブースは二階部分がガラス張りの喫茶部>
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その4は、数多くいらっしゃるお姉さんたち。普段では見ることの出来ない美しいお方たちが、大胆なコスチュームで、笑顔をカメラに向けて下さる。
写真は沢山あるが、他の専門ページでご覧下さい。
これが一番の楽しみだと、家内は思っているようです。

本日も、モーターショー三昧!!!その②

  • 2007/11/01(木) 20:03:45

<何となくデビュー当時の中谷美紀さんに雰囲気が似ていた>
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今回のお気に入りの女性なのだけれど、案外大きい人だった。
デビュー当時の中谷美紀さんに顔立ちや雰囲気が似ていると思ったのは、私だけかしら・・・

本日はお疲れ気味です。
ホテルの露天風呂に一部空が見える隙間があります。そこから仰ぐ態勢で見上げたら、高い高いそびえ立つビルの壁面が倒れてきそうな錯覚を覚えます。
遠く頂上に赤いランプが点滅し、そのまた上の上空遙かに白い星が瞬いています。夢のような風景です。

<ちょっと変わったコンセプトカーを含め、珍しい車を>
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素晴らしい優秀な車は、それ自体が実に美しい。


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