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残念でした、意に沿わない本でした。

  • 2008/03/31(月) 21:33:35

<おどろおどろしい骸骨の絵が描かれた表紙>
本arayamaninpousadame

荒山徹著『忍法さだめうつし』
先日、この荒山徹著『柳生薔薇(そうび)剣』がとても面白かったので、わざわざ探して借りてきた。

はっきり言ってちょっと時代が違った。
私は江戸時代1600年以降しか読まないし、しかも中身が朝鮮ものでした。
“忍法”なんて書いてあるし、ざっと見て見たのが悪かった。
作者は朝鮮半島の歴史・文化を学ぶために韓国へ留学をされたほどの方だから、朝鮮ものは得意で、デビュー作が『高麗秘帖』というものだそうだ。
申し訳ないがちょっと苦手で、途中下車。

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女性ならではの心理描写はいつも感心している。

  • 2008/03/30(日) 21:52:59

<深井国さんの落ち着いた女性の絵柄、季節感のある表紙絵です>
本morotakorinokoi

諸田玲子著『狐狸の恋』、「お鳥見女房シリーズ」の第四弾。
一昨年の11月に、諸田玲子さんの『鷹姫さま』を読んで以来のこのシリーズなのです。
前回にも“やきもきする母親の心情が、実に爽やかな、思いやりある語り口で語られていく”と書いていますが、この作家さんの魅力は書かれた主人公・珠世の優しい人物像でありましょう。妻であり、母であり、嫁である人物が、とても高潔に正しく、優しく書かれています。

この本を読んで感心していることの一つに、このシリーズ作品は登場人物がとても多い。それら一人がとても良いイメージな事とあわせて、実にその成長ぶりが細やかに描かれていることです。ただ単に小説の中で、或いは作家さんの頭の中だけで想像して書かれた人物ではなく、一緒に暮らして共に生活をしている人物のように、その成長過程が細やか生き生き表現されています。
このことだけでも、この小説は生きています。

一家そろっての平穏な暮らしを取り戻しかけていたが・・・・・。
珠世の情と機転に今日も誰かが救われる


表紙の帯の言葉通りに、主人公・珠世の廻りに起こる事件が片づいていく。それは本当に事件であったり、些細なトラブルであったり・・・・
今回は二人の息子の縁談と恋愛とが、とても奇妙な形で表面化し、とても不思議な形で決着が付けられるのではないだろうか?
いつも心が安らぐお話で、涙するシーンも少なくない。

面白いテーマを二つも盛り込んで・・・・その③

  • 2008/03/29(土) 08:33:17

時代小説は読んでいて楽しい。
その実、結構勉強をしなければならないのも事実です。
時代感覚が身についたり、或いは江戸などの土地感覚が掴めるようになると、一段と飛躍して面白くなる。
新進の作家が少なく、かなりご年配や、もうすでに他界されておいでになる作家も多く、言葉自体や、表現そのものが古いために読みづらい点も多々あります。
近年の若い作家さんは難しい表現をしないかというと、これがまた違って、無理をしているのかなと思わせるほどに、やたら難解な漢字を多用される。

今回の荒山徹さんも、年代的には私より幾分若いはずであるが、かなり難しい表現が多い。かなりのお勉強家で、努力をなさったものとはお見受けするが、本当にフリガナが間違っているのではないかと思ってしまうほどであります。
ちょうどこの本、『柳生薔薇剣』を例にとれば、

儚なげ (はかなげ)忽ち (たちまち)
孰れも (いずれも) 齎す (もたらす)
扮身 (いでたち) 怨叛 (えんはん)
嵌める (はめる) 斯かる (かかる)
把つ (もつ) 準える (なぞらえる)
慥か (たしか) 晦い (くらい)
然様 (さよう) 生擒 (せいきん)
延いては (ひいては) 随す (まかす)
抑も (そもそも) 嚮導 (きょうどう)
綸言 (りんげん) 偏諱 (へんき)
豁達 (かったつ) 肖ぬ (にぬ)
則り (のっとり) 迸る (ほとばしる)
信 (よしみ) 援く (ひく)
漢 (おのこ) 銓ぶ (えらぶ)
蹈鞴 (たたら) 窘める (たしなめる)
纔か (わずか) 万斛 (ばんこく)
拘わらず (かかわらず) 禦ぐ (ふせぐ)
忝ない (かたじけない) 苟も (いかにも)
須臾 (しゅゆ) 嘶く (いななく)
迚も (とても) 瞭らか (あきらか)
斂める (おさめる) 摽つ (うつ)
驕艶 (きょうえん) 滾らせる (たぎらせる)
窶れ (やつれ) 措辞 (そじ)
閲する (けみする) 与り知らぬ (あずかりしらぬ)
輒ち (すなわち) 頗る (すこぶる)
乍ら (ながら


当用漢字以外もあるので、少し大きく書いては見ましたが、すんなりこれは読めないよ。
大体この本の五十ページあたりまでに出てきたもので、ほぼ五十の漢字がフリガナ付きで書かれている。年寄りには読めるのだが、若い人が読むのと、理解するのに苦労があるのではないだろうか。

若い人の読書離れの要因の一つではあると思いますね。
難解な表現と、難しい漢字は・・・

剣の冴えは、筆の冴え(佐江衆一)か?・・・その②

  • 2008/03/28(金) 18:55:42

先日映画を見ていて感じたことがあります。
今の映画の映像技術は、表現出来ないものがないほどに高度な発達を遂げています。それは古典、SF、現代物その他ありとあらゆる分野に於いて、映画を素晴らしい作品に作り上げています。
そこで私の好きな時代小説を、時代劇に直した場合を想定してみるとどうでしょう。

時代小説には出来て、時代劇には出来ない、つまりは書くことは出来ても、映像では描きにくいものがあるということがあります。
映像は一瞬の時の流れの連続でありまして、人間の視覚的記憶には訴えますが、心理的記憶には弱いのです。物事を反芻して読み返すことの出来る小説に対して、映画ではこの部分が出来ないのです。

「剣理において死活を論ずれば、即ち一刀の下(もと)は必ず死地なりじゃ、その死地にあって生を求むればかえって死を得、これを死中の死と申す。逆に死地にのぞみて死を求むればかえって生を得る。これを死中の活と申す。
おのれの生を捨ててはじめて生を得るということじゃ。・・・・(後略)」


老剣士が悟りの気持ちを若い嫁の女剣士と語り合うシーンであります。
かなりの名優が語っても、なかなか映像ではこの様な意味合いは理解出来ない。
本になされたものが故に、何度も反芻して理解を得られるものでは無かろうか。

面白いテーマを二つも盛り込んで・・・・その②

  • 2008/03/27(木) 09:59:05

趣味で時代小説を読んでいるので、自分では評論めいた事やストーリーの話は余り詳細には書かない。
ただこの本、荒山徹著『柳生薔薇剣』には、表紙裏や、帯の裏表にいろいろ書けるだけ書いてあるので驚きであります。宣伝文句であったり、解説文であったりするのだが、所詮人間が書くもので、どれも余り変わらない。
帯の表に書かれた文です。

柳生新陰流と朝鮮妖術師の対決、三代将軍家光の密やかな恋、朝鮮出兵に隠された真実など、時代小説の面白さが満載の破天荒な力作伝奇長篇!
司馬遼太郎の透徹した歴史観と山田風太郎の奇想天外な構想力、さらに柴田練三郎の波瀾万丈な物語展開を受け継ぐ時代小説家がついに登場した!


普通はもっと簡略にしかも明快に書かれているのだが・・・
また下記は菊池仁?の推薦文なのか?

柳生新陰流を題材にした作品は数多くある。中でも五味康祐『柳生武芸帳』は峻険な巨峰であった。その巨峰に比肩しうる作品がついに登場した。
時代は徳川幕府幕藩体制の創成期。家光の治世下だが、大御所秀忠や閣老及び大名の思惑が渦を巻いていた。そんな政権にとって秀吉の遺した朝鮮問題は喉に突き刺さった骨であった。『高麗秘帖』でデビューした作者らしいモチーフで、独特の歴史観が物語の強固な基盤となっている。
作者はこの基盤の上に、破天荒な物語を構築した。鎌倉東慶寺が砦となって剣豪、忍者が入り乱れての壮絶な闘いが繰り広げられるのだ。柳生もの始まって以来の、十兵衛より強いヒロインの人物造形が見物である。       菊池仁

いずれにしても、この本は何もくどく書かれていなくても面白いと思うけれど・・・

やっと映画館に足を運んだ。

  • 2008/03/26(水) 19:33:52

<案外、老け顔だったライラ役のダコタ>
映画rara01

『ライラの冒険《黄金の羅針盤》』
この映画は見てみたかった。
本日は春休みでも始まったのか、映画館の廻りは子供でいっぱい。字幕版と吹き替え版とで上映時間は違っているはずなのに、これはまずいなと思っていると、やはり違っていた。
他にドラえもんや子供向けの映画が上映されていたらしく、私たちのところには子供はいなかった。

映画は面白かった。迫力もあるしストーリーも良くできていた。
何よりコンピュータが映画に荷担するようになってから、この様な破天荒の映像は生き生きしたものに変わった。ラストのクレジットタイトルの映像に関わる人々の名前が連なるが、その多いこと多いこと、驚くべしダ。
主人公のおませなライラはちょっと大人びたお顔で、案外早く老ける俳優になるかも・・・。
『007/カジノ・ロワイヤル』(06)で、6代目ジェームズ・ボンドに抜擢されたダニエル・クレイグは、かのボンド役よりこの方が似合っている感じがします。
同ボンド映画に出ていたエバ・グリーンが相変わらず綺麗で、とても神秘的な役がお似合いでしたね。
無論、ニコール・キッドマンさんは最高に素敵でした。

久しぶりの映画館でも映画は、刺激的でしたね。
素晴らしい映像と迫力ある音響とともに・・・・

面白いテーマを二つも盛り込んで・・・・

  • 2008/03/25(火) 21:24:22

<漫画に近いイメージだけれど、よくよく見ると丁寧に書かれた表紙絵>
本arayamayagyu

時代小説ファンには、たまらない魅力のテーマが柳生小説であります。
私が読んだだけでも、下記のごとく沢山あり、

十兵衛両断 荒山徹
柳生十兵衛神妙剣 秋山香乃
編笠十兵衛 池波正太郎
はぐれ柳生殺人剣(せつにんけん) 黒崎裕一郎
はぐれ柳生斬人剣(ざんにんけん) 黒崎裕一郎
はぐれ柳生無情剣(むじょうけん) 黒崎裕一郎
柳生武芸帳 五味康祐
柳生連也斎 五味康祐
秘剣柳生十兵衛隻眼一人旅 早乙女貢
刺客 十兵衛 志津三郎
柳生武芸帳七番勝負 綱淵謙錠
柳生殺法帳 新宮正春
刺客柳生十兵衛 鳥羽亮
柳生十兵衛秘帖 戸部新十郎
柳生十兵衛秘帖西海水滸伝 戸部新十郎
柳生最後の日 中村彰彦
柳生忍法帖(上) 山田風太郎
柳生忍法帖(下) 山田風太郎
柳生十兵衛死す 山手樹一郎
柳生刺客状 隆慶一郎
柳生非情剣 隆慶一郎
柳生一族        山岡荘八
柳生三天狗 山崎巖


また駆け込み寺と呼ばれた“東慶寺”を主題にした本も沢山あると思います。

で、この二つを実に上手く融合して書かれた小説が、荒山徹著『柳生薔薇(そうび)剣』であります。
薔薇(ばら)という漢字を“そうび”と呼ばせるようにフリガナがうたれています。
この本は、帯や表紙裏に細々解説がありますので、引用しますと、

故国・朝鮮との縁を切るために美貌の女性うねが、鎌倉東慶寺に駆け込んだ。
朝鮮で虐げられ日本に永住を決意した朝鮮の人々を、強制帰国させるために朝鮮使節団が来日したのだ。
幕府内の家光派と忠長派の対立や使節団の思惑もからみ、うね争奪をめぐって幕府は二分される。
名だたる剣豪や忍者群の暗躍、朝鮮妖術師も加わり、血で血を洗う暗闘が始まった。
東慶寺住持・天秀尼に特別な想いを寄せる三代将軍家光は、柳生但馬守宗矩に密かに寺の守護を命じる。
宗矩は、嫡男十兵衛を凌ぐ剣客でもある実の娘・矩香を男子禁制の東慶寺に遣わすが、そこに現れた人物こそは・・・・!?


この本は、とても章の区切りが短く、全部で四十にもなり、その所為かテンポと切り替えが早く読み応えも充分です。

はまるよねえ。・・・その②

  • 2008/03/24(月) 20:21:20

◆ポイントスタンディング/F1第2戦終了時点(ドライバー)
1位 L.ハミルトン(マクラーレン) 14pt
2位 K.ライコネン(フェラーリ) 11pt
3位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー) 11pt
4位 H.コバライネン(マクラーレン) 10pt
5位 R.クビツァ(BMWザウバー) 8pt
6位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ) 6pt
7位 F.アロンソ(ルノー) 6pt
8位 J.トゥルーリ(トヨタ) 5pt
9位 中嶋一貴(ウィリアムズ) 3pt
10位 S.ブルデー(トロロッソ) 2pt
11位 M.ウェーバー(レッドブル) 2pt
12位 D.クルサード(レッドブル) 0pt
13位 ジェンソン・バトン(Honda Racing F1 Team) 0pt
14位 N.ピケJr.(ルノー) 0pt
15位 G.フィジケラ(フォースインディア) 0pt
16位 ルーベンス・バリチェロ(Honda Racing F1 Team) 0pt
17位 アンソニー・デビッドソン(SUPER AGURI F1 TEAM) 0pt
18位 佐藤琢磨(SUPER AGURI F1 TEAM) 0pt
- T.グロック(トヨタ) 0pt
- F.マッサ(フェラーリ) 0pt
- A.スーティル(フォースインディア) 0pt
- S.フェテル(トロロッソ) 0pt


佐藤琢磨より、中嶋のお坊ちゃんが上位なんて予想もしなかったね。
デビュー二戦目で3pt獲得はとても素晴らしい。
思いの外、実力は高いのですな。

◆ポイントスタンディング/F1第2戦終了時点(コンストラクター)
1位 マクラーレン 24pt
2位 BMWザウバー 19pt
3位 フェラーリ 11pt
4位 ウィリアムズ 9pt
5位 ルノー 6pt
6位 トヨタ 5pt
7位 レッドブル 2pt
8位 トロロッソ 2pt
9位 Honda Racing F1 Team 0pt
10位 フォースインディア 0pt
11位 SUPER AGURI F1 TEAM 0pt


かつて連戦先勝したことのある、HONDAが低迷をしている。
F1では後発のTOYOTAの後塵を拝しているのは、昔からのHONDAファンにとっては残念だ。
これは今後もずっとそうなのでしょうから、仕方のないことかも知れない。

はまるよねえ。

  • 2008/03/23(日) 20:52:46

今月は暇なせいか、F1が気になっている。
近頃の人の言い方で、「はまるよねえ」

《2008 F1第2戦マレ-シアGP決勝結果》
1位 K.ライコネン(フェラーリ)
2位 R.クビカ(BMWザウバー)
3位 H.コバライネン(マクラーレン)
4位 J.トゥルーリ(トヨタ)
5位 L.ハミルトン(マクラーレン)
6位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
7位 M.ウエーバー(レッドブル)
8位 F.アロンソ(ルノー)
9位 D.クルサード(レッドブル)
10位 J.バトン(ホンダ)
11位 N.ピケJr.(ルノー)
12位 G.フィジケラ(フォース・インディア)
13位 R.バリチェロ(ホンダ)
14位 N.ロズベルグ(ウイリアムズ)
15位 A.デイビッドソン(スーパーアグリ)
16位 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
17位 中嶋一貴(ウイリアムズ)
R S.ベッテル(トロロッソ)
R F.マッサ(フェラーリ)
R A.スーティル(フォース・インディア)
R T.グロック(トヨタ)
R S.ブルデー(トロロッソ)


中嶋さんのお坊ちゃんはそこそこ頑張っている。
もっと良いところまで行くかも知れない。
でも最初に頑張ってないと、期待以上のものは出せないからなあ。

やっと元に戻ったPC。

  • 2008/03/22(土) 21:12:10

インターネットは出来るが、メールが不調。
不用意にVista Service Pack1にアップデートしたら、まずいことになった。
ファイヤーウォールのWindowsは有効にしても差し支えないが、Trend Microの方は無効にしなければいけない。
ということは、原因はウィルスバスター側にある。
Trend MicroのHPで対策を見つけた。
“Windows Vista Service Pack 1 正式対応モジュール公開のお知らせ”
結局再インストールでかたがついた。
いい加減に、気軽くアップデートするのはよそうと反省しきり、でも気が早いので直らないだろうね、この性格は。
それに何処が変わったのか良くはわからない。

《2008 F1第2戦マレ-シアGP予選結果》
マレーシアはマッサが2年連続のポール! フェラーリがワンツー

1位 F.マッサ(フェラーリ)
2位 K.ライコネン(フェラーリ)
3位 H.コバライネン(マクラーレン)
4位 L.ハミルトン(マクラーレン)
5位 J.トゥルーリ(トヨタ)
6位 R.クビカ(BMWザウバー)
7位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー)
8位 M.ウエーバー(レッドブル)
9位 F.アロンソ(ルノー)
10位 T.グロック(トヨタ)
11位 J.バトン(ホンダ)
12位 D.クルサード(レッドブル)
13位 N.ピケJr.(ルノー)
14位 R.バリチェロ(ホンダ)
15位 S.ベッテル(トロロッソ)
16位 N.ロズベルグ(ウイリアムズ)
17位 G.フィジケラ(フォース・インディア)
18位 中嶋一貴(ウイリアムズ)
19位 S.ブルデー(トロロッソ)
20位 佐藤琢磨(スーパーアグリ)
21位 A.スーティル(フォース・インディア)
22位 A.デイビッドソン(スーパーアグリ


こんなニュースも入っていた。

微妙な問題?

  • 2008/03/21(金) 21:14:02

何気なく“Windows Update”で、アップデートをしていたら、Windows Vista Service Pack1にアップデートしてしまった。
途中説明書きがあったようだったが、別の用事もあって飛ばしてクリックした。
アップデートは成功したみたいだが、不都合が生じるようになった。

インターネットは問題ないが、メールが支障を来す。
何度か設定をやり直したが、うまくいかない。
ファイヤーウォールに問題ありということで、今から取り組まなきゃ。

で、本日はここまで。

一ページ毎に、何かの秘密に近づいて行く面白さ。

  • 2008/03/20(木) 15:09:43

<土佐光起の描く清水寺の屏風絵を表紙に飾る>
本sawadayagate

澤田ふじ子著『やがての蛍』、「京都市井図絵」と副題がついています。
澤田ふじ子さんのシリーズ物で、「土御門家陰陽事件簿」というものが大好きです。このシリーズの主人公になる人物と、今回のこの本との主人公にはとても似通ったイメージが漂っていますので、とても気に入っています。

貧しくとも志高く・・・・。
京の市井に生きる人々の哀歓

 清華家の庶子として生まれながら、長屋に住まう武芸の達人・猿投十四郎。
 彼の隣に住む謎の按摩・彦市。
 京の風呂屋《梅乃湯》を舞台に繰り広げられる人間模様を情感豊かに描く


帯に書かれた文句の通り、謎の按摩・彦市の存在はある意味不気味ではありますが、この人物はあ人間味がある人柄を表に書かれていますので正味を惹かれます。
二人の関係が、1ページ、1ページと読み進むうちに謎解きされていき、なおも興味がそそられていきます。

馴染み深くなった京言葉で書かれたこの小説は、「京都市井図絵」と銘打っているだけに、風呂屋や長屋に於いて庶民が生きていく様を事細やかに描いています。
江戸の言葉と違うしっとりとした表現も時には、
「こらあ市助、梅乃湯のお客はんたちの前で、騒々しいがな。ご迷惑をかけてんのが、おまえにはわからへんのか。いつもいつも悪さしおってからに。どれだけしばか(叩か)れたら、大人(おとな)しゅうなるんじゃ」
といったような乱雑ではあるが情のこもった子供を叱るシーンなどに生かされています。また子供を叱りながらも、廻りに気配りして謝る父親というものが、子細に表現され人々の付き合いの大切さがうかがわれる市井小説でもあります。

「(前略)・・・・
およそ坊主というものは、ご先祖さまの霊や、地獄・極楽などともうし、わしらの死後までを質に取り、金を貪(むさぼろ)うと企てておる。・・・・。南無阿弥陀(なんまいだ)と唱える経文も、わしには何枚だと、小判を数える欲の声にきこえるぞよ。・・・・(後略)」


これなど庶民の会話として、私たちの声を代弁するような気持ちで嬉しく聞こえてきます。

本日の覚え書き
本文中の文面そのものを抜き書き。

物を包む布を風呂敷というのは、風呂から生まれた言葉。江戸時代初期、武士が町湯を訪れて入浴する際、衣服や大小をこの布に包み、また風呂から上がったとき、これを脱衣場に広げて坐り、身形(みなり)を整えたからであった。
室町時代、すでに風呂敷の名称は存在していた。

新たに増えて、するようになった事々。

  • 2008/03/19(水) 07:15:02

父は信心深い人間でありました。
三十年以上も昔に仏壇を買い込み、ぬ十年近く以前に自分の墓を建てておりました。
次男でありましたので、この仏壇にも、墓にも、物故者がないにもかかわらず、毎日欠かさずお勤めをはたしておりました。自分が動きがおかしくなると、孫に僅かな小遣いを持たせて、墓掃除を頼むような人でした。

何故に孫かというと、私も母に似て不信心で、墓とか仏壇とかが苦手で、手あわせるのもしないものでしたから・・・
私の母など平気で、誰の魂も入っていないのに、花をあげたり、お菓子を供えたりと不経済だと言うくらいでありました。存外に信心深く、優しくお供えなどに手伝っていたのは、家内の方でした。

そんな私や母にも、さすがに本当に位牌などが入ったりすると、態度が変わるものです。
毎日線香を絶やしませんし、お菓子や果物のお供え物は山盛り、花など好きでもなかった父でしたが、これもいつも綺麗に飾られています。
それから墓にも参ります。
なんなのでしょうかね?一つの贖罪でしょうかね?

信心深い父が喜ぶであろうと考える、生きた方の人間の満足感なのでしょうか。
それでもいいかと、今までしなかった仏壇や、墓に手を合わせる日々です。
そう言えば、孫である私に似た子供達も、時折やってくると自然に仏壇に線香を上げて拝んでいます。何を拝んでいるものやら、聞いてみたい気もします。

近頃、長いものが苦手になったし、巻かれなくなった。

  • 2008/03/18(火) 19:19:01

<絢爛豪華装丁本、爛漫のタイトルに相応しい>
本ogasawararoman

小笠原京著『爛漫の時代』、副題が「浮世又兵衛物語」。
小笠原京さんの作品は、『旗本絵師藤村新三郎』でとても良い印象が残っています。
この本の主人公・浮世又兵衛とは、絵師岩佐又兵衛の事でありまして、同じ絵師のお話なのですが、時代も違えば、本の内容も全然違う本格的長篇でした。

前に、他にも中島道子著『怨念の絵師・岩佐又兵衛』という本を読んでましたし、ネット上には“岩佐又兵衛”に関する資料は沢山あるほどの知名人ですから、詳細は省いてみます。
この本は読み飽きるほど長いものは、本来苦手とするのですが、作者と主人公の名前で借りてきました。
それが失敗ですね。やはり長すぎてだれました。途中からペースは落ちるし、すっ飛ばかして読むしで、作者さんには申し訳ないことです。

ただ、もうちょっと軽くして欲しい。
資料を詰め込んで長くなるのは、歴史好きには堪らないのかも知れないが、私のように小説好きで、お話を読んでいるのが好きな野暮天には向かない。
ただ岩佐又兵衛の生きざまは面白い。

久々に見てみました、F-1グランプリ。

  • 2008/03/17(月) 20:36:12

TVで放映をやっていたのが昼間だったし、オーストラリアの天気も上々で、映像が綺麗だったのでついつい見てしまった。
F-1レースのテレビ中継を見たのは何年ぶりだろう。
ちょこっと見ることはあっても、なかなか見続けることは少なくなった。

◆リザルト/F1世界選手権 第1戦 オーストラリアGP 決勝 3月16日開催
 1位 L.ハミルトン(マクラーレン) 1:34:50.616
 2位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー) +5.478
 3位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ) +8.163
 4位 F.アロンソ(ルノー) +17.181
 5位 H.コバライネン(マクラーレン) +18.014
 6位 中嶋一貴(ウィリアムズ) +1Lap
 7位 S.ブルデー(トロロッソ) DNF
 8位 K.ライコネン(フェラーリ) DNF


リタイアが結構多いレースだったし、トラブルも多かった。
中嶋選手はかなり良いデビューではなかったかな。
ドライバーズ・ポイントも獲得したみたいだし、お父さんに継ぐ名ドライバーになるかも・・・・

◆ポイントスタンディング/F1第1戦終了時点(ドライバー)
 1位 L.ハミルトン(マクラーレン) 10pt
 2位 N.ハイドフェルド(BMWザウバー) 8pt
 3位 N.ロズベルグ(ウィリアムズ) 6pt
 4位 F.アロンソ(ルノー) 5pt
 5位 H.コバライネン(マクラーレン) 4pt
 6位 中嶋一貴(ウィリアムズ) 3pt
 7位 S.ブルデー(トロロッソ) 2pt
 8位 K.ライコネン(フェラーリ) 1pt


しかし何十年も前から、マクラーレンとかウィリアムズとか強いね。

かつてHONDAが頑張っていた頃のレースも面白かったけれど。
今余り強くないものね。

◆ポイントスタンディング/F1第1戦終了時点(コンストラクター)
 1位 マクラーレン 14pt
 2位 ウィリアムズ 9pt
 3位 BMWザウバー 8pt
 4位 ルノー 5pt
 5位 トロロッソ 2pt
 6位 フェラーリ 1pt


世界に数少ないF-1ドライバーので世界でも、やはり二世は多い。中嶋のウィリアムズでの仲間、N.ロズベルグ選手も、私たちにはお父さんのケケが馴染み深いし、N.ピケJr.となると名前そのものが父親を背負っている。
楽しみなこれからというのか、やはり一般人には狭い登竜門なのか?

剣の冴えは、筆の冴え(佐江衆一)か?

  • 2008/03/16(日) 08:20:08

<葉っぱ一枚に文字を組み合わせた簡素な表紙>
本saejokenn

佐江衆一著『女剣(じょけん)』
読み終わるまで、『女剣(にょけん)』と思ってました。その方が色気があって、何となく洒落た感じがしました。読み終えて表紙を見ると、大きな文字で「じょけん」とフリガナがうたれているではありませんか、粗忽なものです。

内容は女剣士の話で、沢山ある時代小説の中でジャンルの一つです。ただ話し上手な方が語りかけるような語り口の作者さんですから、とても読みやすく柔らかで優しい小説です。
ストーリーの中には、切迫した斬り合いや、小太刀での試合ぶりが克明に書かれているのですが、全然激しさがありません。
表現力が拙く書かれているのではなく、剣道においても名人・佐江衆一さんが美しく、流麗に主人公の小太刀さばきを見事に描き出しているので、不自然な緊迫感がないのです。
立ち会いというものが、流れるように、しかも剣道の理にかなって書かれているので、読者も一体となって感じることが出来るのです。

剣の流派やその武技の内容まで、事細かに説明されますが、解説ではなく自然に語られる妙は見事な出来映えでいつも感心させられます。
私はきっとこの佐江衆一さんは、格段の武芸者だといつも信じています。
またそのようなことを見たか聞いたかした記憶があります。
昨晩に読み始めて、もう終わってしまったとあっけなさも感じています。

余り夢の内容を覚えていることはないのだが・・・。

  • 2008/03/15(土) 07:31:42

長く寝ると身体が痛いので、睡眠時間自体は短い。
かなり遅くまで本を読んでいて、ぐっすり眠るし、朝は結構早いので夢はほとんど見ない。
しかも頻尿の気もあるので、夢など見ていると本当に寝る時間がなくなる。

でも昨日は朝方トイレに言って後に、朝の二度寝の中で夢を見た。
これがスパイ映画もどきの痛快さで、その内容まで細々と細部まで覚えていた。

夢の中で、私は旅行者なのだが、その旅行を契約する時に、
「困った時には、必ずお電話を!!」と念をおされた。
電話をといっても携帯を持たないので、連絡のとりようがないなと思ってて入ると事件が起こった。

私は拳銃を所持している、それもリボルバー式の古いコルトを・・・。
当然、ある国の入国審査で手荷物を検査され、そのことを咎められる。
この場所はアフリカの草原のような広々とした国だった。まわりに沢山の人々が群れ集っていた。
拳銃の所持許可はあるので、堂々とはしているつもりだった。
別の場所に連れて行かれてあわや尋問かという不安になっていた時に、何故かエージェント風の人物が登場。
そして曰く、
「あれほど電話を下さいと言っておいたのに」と強く非難され、「いいですか、今回は逃げますよ、相手が悪い。まともな交渉ではどうにもならない」とのたまう。

しばらく見ていると彼は、屋外で遊んでいた人物等を買収したのか、大量の人々が押し寄せてきた。
その隙に私たちは逃れた。
その前だったか後だったか、彼等エージェントが、いろいろな手口で逃がしてくれる映像が出てきた。
これらは一つ一つ面白い手口でした。
多分、私が過去に見た映画の寄せ集めではあるのだろうが・・・。

なんとも愉快な話で、これは夢物語だった。
こんなのは時々見ると楽しいし、覚えているとなおいいのだけれど。

優雅な本の名前に騙されないように・・・。

  • 2008/03/14(金) 07:28:11

<よくよく眺めてみると血のような不気味な色合いの牡丹の表紙絵>
本uezafukaokurenai

宇江佐真理著『深尾くれない』
本のタイトルが、何を理由に付けられているのかを考えるのは、本を読む上において大きな興味の一つです。最後まで判らないことはほとんどないが、それでも難解なものが時代小説には多い。
この作者さんはいつも洒落た江戸もの、しかも小粋な芸者さんなどが主人公の本が多い。つい勘ぐって、今回もそのような花柳界の話かなと愉しみに読み始めた。
全然違った。しかも、愚かなことにこの本はすでに以前にも読んでいたのに忘れていた。

深津真也さんの表紙絵は、真っ赤な血のような牡丹の花、花弁が二三弁散っている。そして不似合いな刀の刃先。日野原牧さんの曰くありげなタイトル文字。この表紙から何かしら感じられる不気味さは、この本の内容を暗示している。あるいは読んでみて、そんな風に感じさせられたものかも知れない。

その剣の奥義は、深紅の牡丹だけが知っている・・・・。
大輪の牡丹をこよなく愛した雖井蛙流(せいありゅう)の始祖・深尾角馬。無骨にしか生きられなかった男を哀感を込めて描く。


帯の表に書かれた文句と、裏には、

妻を斬り、二度目の妻をも斬らねばならなかったのは、何故なのか。今また娘・ふきの不始末を前にして、己がとるべき振る舞いとは・・・・。
短軀ゆえの反骨心から剣の道に邁進し、雖井蛙流(せいありゅう)を興した実在の鳥取藩士・深尾角馬。大輪の牡丹をこよなく愛したことと凄絶な最後で知られる一人の剣客を、哀感を込めて描く長編時代小説。


ほぼ話の筋道を書いているこの文面から推し量れるように、本のタイトル『深尾くれない』は主人公・深尾角馬が丹誠を込めて栽培していた牡丹のその色と人々の呼び名であった。
本自体は実に、堅い実録もので、普段柔らかな宇江佐節を聞かされている読者には意外に感じる部分も多いかも知れない。

人を愛する事が苦手な偏屈な男も、娘と通い合う最期の愛情には泣かされる。

いやっ!これは凄いぞ!

  • 2008/03/13(木) 09:08:36

<翼が折りたためる構造になっている飛行機自動車?>
雑fl

夢の空飛ぶ4ドアセダン! ニューヨークモーターショーへ初出展

米Milner Motorsは、プロペラ旅客機としての飛行性能を備えたスタンダードセダン「Milner AirCar」の開発を進めている。すでにプロトタイプカーが完成しており、今月21~30日に開催されるニューヨークモーターショー(New York International Auto Show)への参考出展が決定している。


私はこんなニュースが大好きだ。
マイコミジャーナルのメールマガジンに掲載されていたニュースであります。
近年この手にニュースをよく見る。
先日もかつての水中両用ボンドカーが、現実に実現されてモーターショーに出品されたらしい話を眼にしました。

<水中を優美に進む自動車>
車t240

ついに水中を自在に進める水陸両用車が登場
リンスピード スキューバ

映画「私を愛したスパイ」から30年。大人の夢を実現した「高性能おもちゃ」がジュネーブショーでお披露目される。
水陸両用車は、軍用車を含めて過去に何台か登場している。しかし、それらが進むのは水中ではなく、船のように浮かんで水上を進むものばかりだった。リンスピード社の社長Frank M Rinderknecht氏は、ロジャー・ムーアが主演した007シリーズ「私を愛したスパイ」に登場した、水の中を泳ぐように進むクルマを創りたかったのだと話す。


こちらは、学研の“Driving Future”に書かれていた記事です。
両方の記事とも、より具体的に写真入りで説明が気が入っているので、より理解出来る。

なんだか夢のような話がどんどんと現実になる。世の中にはこういった小説、映画、漫画で空想されていた諸々のものが、科学の発達で具現化されていっています。
私は小さい頃に読んだ手塚治虫さんの漫画では、空港に迎えに行った子供が運転する車は自動運転で、本人は腕を頭の後ろに組んで空を見上げていました。
同乗者が危ないという言葉に、「自動運転さ」とか言う台詞をはいてたような・・・?
子供が運転することも、今で考えればおかしいのですが、自動運転を強調するのに手を頭の上にってのもおかしい感じですな。

でも、これはいつか現実になる日も近いでしょう。

時代小説には難読な漢字が多い。

  • 2008/03/12(水) 23:14:29

時代小説には、わりと難読漢字が多いものです。
その中でもわりあい簡単なもの・・・たとえばですが、
【市井、為替、草鞋、忝ない、些か、訝しい、則ち、俄に、爪牙、闕下、伏奏、勅諚、碧血・・・】
上記の漢字の意味が分かって、素直に読めるでしょうか?

『漢字そのものから、意味は分かっても難読なもの』
①しせい【市井】〔昔、中国で、井戸のある周辺に人家が集まったことから、あるいは市街では道が井の字の形をしているからともいう〕人家の集まっている所。まち。ちまた。
②かわせ 〔かはせ〕【為替】遠く隔たった者の間に生じた金銭上の債権・債務の決済または資金移動を、現金の輸送によらずに行う仕組み。
今では当たり前の言葉ではあるが、江戸時代両替商から発案された。
③わらじ 〔わらぢ〕【草鞋】わらで編んだ草履状の履物。

『いかにも武士が使っていそうな、難読なもの』
①かたじけない 【忝ない】ありがたい。
②いささか 【聊か・些か】ほんの少し。わずか。
③いぶかしい 【訝しい】物事が不明であることを怪しく思うさま。
④すなわち 〔すなはち〕【即ち・則ち】前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。言いかえれば。つまり。
⑤にわかに 〔にはかに〕【俄に】物事が急に起こるさま。突然。

『幕末、維新あたりに出てくる難読なもの』
①そうが【爪牙】主君や国家を守護する家来。主君の手足となって働く家臣。
②けっか 【闕下】天子の御前。
③ふくそう【伏奏】天子の御前にひれ伏して奏上すること。
④ちょくじょう【勅定・勅諚】天子がみずから定めたこと。また、天子の命令。勅命。
⑤へきけつ【碧血】〔周の萇弘(ちようこう)が主君をいさめて聞き入れられず恨んで自殺したところ、その血が碧玉になったという「荘子(外物)」の故事から〕忠誠心のたとえ。

つまり勉強する楽しみが、時代小説にはあるのですよね。
作家によって、この様な難解な言葉を多用する方と、あくまでも平易な文章で立派な時代小説を書かれる方とがいらっしゃる。
本の内容が堅苦しくなったり、或いは威厳のあるものだったりすれば、必然的に難しい言葉を連発しなければいけないだろうし、町人や庶民が中心の軽い物語には、難しい表現は不向きであります。
これらを使い分けて書かれているのだろうから、なかなか大変に努力とお勉強のしがいがある職業とは言えるでしょう。

けちくさい事ではあるのだが・・・

  • 2008/03/11(火) 22:44:11

時折、“おとりよせ”というものを頼むことがあります。
どうせ大した物を注文するわけもなく、お菓子、ケーキだ、名産品の珍しいものを少しだけお願いする。
送料込みであるとか、発注時に明確に送料がわかるものはいいのだが、発注後の先様のメールで送料金額を連絡してくるものが困ります。
大体が注文時に、項目事にページが改まって来て、最期に注文確定になるのだが、いつ送料が出てくるのだろうかと不安に思って進んでいると、そこですでに“注文しました”なんて画面になる。
あれ、送料は?と考えているうちに、お店からの返信メール。
僅かな商品代に、高い送料が記載されている。
珍しい、なかなか普段に手に入りにくいものの注文が多いので、当然遠方になり送料は高い。
田舎に住んでいるのだから覚悟はしているが、それでもやはり注文時にわかると大いに安心の気分だ。

題名の割には、優しい語り口です。

  • 2008/03/10(月) 21:10:09

<定規でひいたような直線が特徴ある蓬田やすひろさんの表紙絵>
本sawadahagureno

澤田ふじ子著『はぐれの刺客』
表紙絵は、馴染み深い蓬田やすひろさんの手になるもので、この小説の一場面が描かれています。殺伐とした暗殺シーンなのですが、直線的で、沈んだブルーグレーを基調に配色され、動きの乏しい人物描写が緊迫感がなく宜しい。

武家社会の悪弊が描かれています。武士の子供は中身がなくとも長男が最優先で、次男三男は、たとえ優秀でも、他家への入り婿でもしなければ、一生“厄介”としてうだつの上がらぬ生活を強いられる。この次男三男のうち悍馬なものほど、何かと大きな不満を募らせていく。
主人公は素晴らしい剣技を持つが、疎んじられ、世に出て行く機会を閉ざされ、鬱屈して生きていく。好きな女性にも友人にとられ、たまさか強盗達を見事に成敗すれば、それをお咎めされる。

何をなしてもうまくいかない人生と、逃亡の毎日。罪を許されても帰参するれば、また事件が起こる。たまたま彼を援助してくれた人物は元、彼が退治した強盗の首領分で、この出会いは美しい。
全体にお話が哀れみと優しさで書かれていて、主人公の惨めな生活に同情的で、読む立場のものをよくわきまえた豊かな小説でした。

昨年12月に「鴉婆(からすばば)」の次は、「山姥(やまんば)」という話を書いた時にも、澤田ふじ子さんが後書きに寄せた言葉が素晴らしいことを紹介している。

この『はぐれの刺客』は、武芸は達者だが、徹底して不運にみまわれ、はぐれ者の烙印を押された一人の若い武士が、どう生きどう死んだかを追って描いた。
いまの社会でも同じだが、かつての社会は、いまよりもっと公平ではなかった。主人公に似た人物を探せば、意外とわたしたちの身の廻りにも、多くいることに気づかされる。
わたしは江戸時代を舞台にしているだけで、人間がいまでもそなえている不変の属性を、かいているつもりなのである。


これはあとがきの一部でありますが、この前の長い文章には現代社会や、企業のあり方などを問う重大なテーマが語られています。
たんに出版社や協力者への謝辞であったり、自己満足的な記載だけが書かれているような“あとがき”とはひと味違っています。

『千日回峰行』という過酷な行

  • 2008/03/09(日) 23:08:05

『千日回峰行』という天台宗独自の修業がある。

千日回峰行
天台宗独特の不動明王と一体となるための厳しい修行である。
839年、天台宗第三世座主、慈覚大師円仁が遣唐使として唐に渡り、山西省五台山で修行、当時行われていた五台山五峰を巡拝する行を、帰国後弟子の相応和尚に伝授、これに「山川草木悉有仏性」(山や川、一木一草、石ころに至るまで仏性あり)の天台の教義と、日本古来の山岳信仰の流れが加わり、一千日を7年間で回峰巡拝する修行法の基礎が創られたと伝えられる。
(以下省略)


凡人の私には、鍛えるであるとか、修業だとかは無縁のことで、それらを行う体力も気力もありません。ただ身近な人の死に接すると、自ずと死後の世界や、仏道という事ごとに興味がわいてきます。
興味本位で語るのを許されるか許されないのかは別として、人間が限りある英知を持って切り開いたこの世界観は実に見事なものだと感じます。

人が亡くなって四十九日に渡って修業の後、仏様の世界へ入っていく。三十三年忌に至るまでの修業積み重ね、真の仏様となられる。
これらお教えは死んでいく人間が仏になるという大いなる旅路と末路を明るく期待させる灯明となり、生きた人間への諭しでもあり、生きた人間が死んでいく者を悼み、慈しむ心の発露でもある。
凡人に悟りはなくとも、心の一部ではそれに近い良い心を養うにたるお教えである。

争うことをやめ、心静かに、他人を思いやり、いたわり、そして家族と仲良く暮らす。
本来の人間らしい姿を、導き諭して下さる仏道の教えには感心する。
お寺さんといろいろお話を聞いていると、とても安らぐ。

それでも私は、無宗教でありますが・・・・

家族が集まって楽しかった。

  • 2008/03/08(土) 21:22:27

本日、法事あり。
家族がみんな集まってきて楽しかった。
みんなの笑顔で亡父も愉快に過ごせただろう。

清々しい気分で読ませていただいた一冊。

  • 2008/03/07(金) 21:01:08

<かなりラフに書かれた津田洋さんの表紙絵。中身ののどかな雰囲気が伝わる>
本hanayahachobori

花家圭太郎著『八丁堀春秋』
“八丁堀”とは与力や同心の住まう町で、その言葉からは捕物帳が浮かぶ。
“春秋”は年月や年齢であり、イメージとしては風雪よりものどやかな時の流れを感じる。
どちらかというと殺伐とした言葉である“八丁堀”と、意味合いの違った“春秋”がとても相性良く書かれた小説で、心がゆったりとした雰囲気になる優しい本です。

主人公の元同心、小山田采女は退隠して、若い娘のような女性と暮らしている。その子、伊織がその後をついで定町廻り同心を継いではいるが、この伊織と采女の若い妻とは年齢は変わらない。
これだけではとても立派な人物とは見えず、スケベな人物ととらえてしまうが、読んでいくうちにとてもとてもそのようになった美しく、優しい経緯(いきさつ)が見えてくると感動する。

ここは、お江戸の八丁堀。
相談、揉め事、そして事件が・・・。
かつての、おとぼけ同心が乗りだした。
移りゆく江戸下町の季節を背景に描く人々の哀歌。

おとぼけ同心といわれていた、北町奉行所定町廻り同心・小山田采女、碁を打つのが何よりの楽しみな57歳。おしゅん、22歳。誰もがそうは思わないが二人は夫婦。これは以前に采女が関わった事件をきっかけだった。おしゅんに囲碁の手ほどきをし、穏やかな日々をおくる采女だったが・・・。


帯に書かれた文句のように、物語はゆったりと書かれ始められる。
話の中の事件は卑劣で陰惨な部分もあるが、それを解決する采女側の温情や、人情あふれる計らいは心和ませる。罪人をも斬り殺したりすることなく、穏やかに始末がなされるところは秀逸だ。

ただ伊織の妻の事件は、結局未解決に終わったようで、続きがあるのかも知れない。

突然のラジオの音楽で涙した。

  • 2008/03/06(木) 19:32:05

ラジオは頻繁に聞いているのだが、お昼に何気なく聞いていた番組で“山崎ハコ”さんが出ていた。
彼女の歌う『織江の唄』が流れ始めた。

   そやけん
   逢うてくれんね 信介しゃん
   すぐに田川に 帰るけん
   織江も 大人に なりました


何故かわからない涙が、はらはらと、本当にはらはらと出てきた。
ぼーっと寝ころんでいたからいいようなものの、車の運転でもしていたら危ない所でした。

   信ちゃん 信介しゃん
   うちは一人になりました
   明日は 小倉の夜の蝶

   抱いてくれんね 信介しゃん
   どうせ汚れて しまうけん


かつての青春が蘇ったひとときでありました。

でも私は五木寛之さんは好きではありませんし、『青春の門』なども読んだこともありません。
彼女の声に涙したのです。
私はいまでも彼女の顔を正確には知りません。

本当に迷惑なもの。どうにかしてと思っていると・・・

  • 2008/03/05(水) 08:40:54

インターネット関連で、迷惑メールはとても歯がゆい。
何も返信も拒否もしないでおいても、毎日毎日飽きもせず送られてくる。
暇な御仁も多いのでしょうが、結構破廉恥な低レベルなものまで気分が悪くなる。
かつて現役で仕事をしていた時にも、こんな恥ずかしい、心の痛む仕事をしなければならない人々を哀れだと思ったことがある。
仕事だとか、身分だとか貴賤はないというけれど、それは嘘で歴然とある。
貧富の差があるように、仕事だって卑しい仕事はあるので、それらの手を染めてはいけない。
多分にOA関係の知識のあるお人達だろうから、それを真面目に有効に使っていただきたい。

今度は効果アリ? "迷惑メール"を全面禁止する改正案を国会に提出 - 総務省

総務省はこのほど、受信者の同意を得ていない広告・宣伝メールを全面禁止するとともに、現在"野放し"状態となっている海外発の迷惑メールも規制の対象とするとした、迷惑メール防止法改正案を国会に提出した。

迷惑メール防止法の正式名称は、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」。同法では、受信者の同意を得ていない広告・宣伝メールを送信する場合、「※未承諾広告」の表示を義務付けている。だが、受信者が再送信を拒否しない限り、同メールを送り続けることができるため、違反により改善命令が出されたのは同法施行後たった5件と、制度の形骸化が指摘されている。



どうかこんな法律ででも、有効に機能しますように・・・・
また破廉恥な人々は悔い改めますように・・・・

こんなコメントがいいなあ。

  • 2008/03/04(火) 19:26:01

オートスポーツWEBに、懐かしい方のコメントが載っていました。

プロスト「今のF1はクルマが速ければ誰でも勝てる」
2008年03月04日

今季から電子制御ドライバーエイドが禁止された新世代のF1について、元世界チャンピオンのアラン・プロストは、それでもまだ彼の時代とは比較にならないほど簡単な乗り物だと語っている。

「最近のF1には、好きになれないものがたくさんある」と、彼はイギリスのデイリー・メール紙とBBCのインサイド・スポーツの共同インタビューに答えて述べた。
「金とか政治とかテクノロジーの話が多すぎるんだ。そういうものがなければ、F1はずっといいものになりうるのにね」  (後略)


やっぱりアラン・プロストほどのスーパー・ドライバーともなれば、しっかりしたご意見を持っていらっしゃいますね。近年、F1も面白みがなくなったと感じてはいましたが、ここに書かれた私見を読んでもなるほどと感じます。

永年F1ファンで、F1カーも何年に一度かは見る事があります。でも昔の方が、実にシンプルで走るために必要最低限な機能が大切にされ、今の電子機械化されたまさにマシンと呼ばれるものとは大きく違っています。
真にドライバーの実力が発揮され、またその能力によってレースが左右される、お金にあまり頼らないF1が戻ってくることが望ましい。

それにしてもかつてHONDAは、1-2-3フィニッシュという偉業を成し遂げているのですが、近年振るいませんね。

痛快なんだけれど、長すぎる。

  • 2008/03/03(月) 17:26:10

<百鬼丸さんの切り絵が表紙絵になっている。>
本hanayamidaremai

切り絵作家百鬼丸さんは、実にユニークで素晴らしい作品をお作りになるので大好きである。この表紙絵は、なぜか着物からこぼれんばかりの伊勢エビが凄い。
花家圭太郎著『乱舞(みだれまい)』、これには副題が「花の小十郎京はぐれ」とついています。
忘れもしない同作家の『暴れ影法師』はとても痛快で、快男児、初めて戸沢小十郎が世の中に出てきた作品だった。
破天荒な人物として書かれており、型破りの人物ではありますが、存外粋で、宮本武蔵や柳生十兵衛といった剣豪とも優る剣の達人で、あり得ない登場人物に拍手を送ったものです。

舌先三寸で天下を動かす痛快、快感
破天荒
“花の小十郎”が
沢庵和尚相手に
「紫衣事件」解決へ
果敢なる挑戦


本の帯にはこんなうたい文句が、書かれていて興をひきます。

“花の小十郎”と呼ばれる秋田佐竹藩士、戸沢小十郎は問題児ではありますが、とても良く人物が書かれていますので、つい応援をしてしまいます。
こんな調子の良い人間に好人物がいるはずがないのですが、作家の力量でしょうかついついのめり込んでしまうほど惹かれます。
しかも江戸の時代小説の中で、時代設定も三代将軍家光台頭、いよいよ徳川幕府も安定期に入ろうかとする時期で、登場人物が世に知られた大物ばかりで面白く書かれています。名が知られて人物が出てくると、それに対して贔屓や不人気などが絡み、自分なりの読書が楽しめます。

今回は朝廷がらみや、京都守護職、あるいは漬け物沢庵の発案者といわれる沢庵和尚などが、いろいろ問題を複雑にして話を進展させます。
歴史に名高い「紫衣事件」に題材をとっておられますので、この辺りが一番のやまでありますね。
不思議な貧乏公家の傾き者(かぶきもの)や、盗賊の親玉・鳶沢甚内など良い奴らが出てきます。
それにしても学生時代に習った“禁中並公家諸法度”や、朝廷と幕府とも軋轢だとかは良くとらえて面白く書かれています。

ただし、ちょっと長すぎません。
痛快時代小説というサッパリした分野では、しつこく長い点が問題かな。
新聞の連載小説だから連載期間合わせで仕方ないのかも知れないが・・・

そう言えば、あの映画はどうなっている?

  • 2008/03/02(日) 19:58:47

<ガンジス河でバタフライのイメージ>
映画ガンジス

映画『ガンジス河でバタフライ ディレクターズ・カット版』がDVDになっているみたいだ。
まあこの映画自体はどうでも良いのだけれど、中谷美紀さんがお出になっているので見てみたい。
TVではこちらで放送されなかったので、レンタル店にでも言って探そう。
そう言えば、この飛び込んでいる女性は、結構大人になってしまいましたな。

で、どうなっているのかなと気になるのは、
中谷美紀さん主演の映画『しあわせのかおり−幸福的美味−』

女優の中谷美紀(31)が、来秋公開予定の映画「しあわせのかおり 幸福的香味」(三原光尋監督)に主演することが9日、分かった。藤竜也(65)演じる中国人シェフの店を継ぎ、本格的な中華料理人を志すヒロイン役で、有名料理人の下での料理修業にも挑む。また、舞台とロケ地が石川・金沢であることから“能登地震復興応援映画”として製作される。


まだ春が来たばかりだから、秋までは待ち遠しいが待たなければいけないね。


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