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面白いテーマを二つも盛り込んで・・・・その③

  • 2008/03/29(土) 08:33:17

時代小説は読んでいて楽しい。
その実、結構勉強をしなければならないのも事実です。
時代感覚が身についたり、或いは江戸などの土地感覚が掴めるようになると、一段と飛躍して面白くなる。
新進の作家が少なく、かなりご年配や、もうすでに他界されておいでになる作家も多く、言葉自体や、表現そのものが古いために読みづらい点も多々あります。
近年の若い作家さんは難しい表現をしないかというと、これがまた違って、無理をしているのかなと思わせるほどに、やたら難解な漢字を多用される。

今回の荒山徹さんも、年代的には私より幾分若いはずであるが、かなり難しい表現が多い。かなりのお勉強家で、努力をなさったものとはお見受けするが、本当にフリガナが間違っているのではないかと思ってしまうほどであります。
ちょうどこの本、『柳生薔薇剣』を例にとれば、

儚なげ (はかなげ)忽ち (たちまち)
孰れも (いずれも) 齎す (もたらす)
扮身 (いでたち) 怨叛 (えんはん)
嵌める (はめる) 斯かる (かかる)
把つ (もつ) 準える (なぞらえる)
慥か (たしか) 晦い (くらい)
然様 (さよう) 生擒 (せいきん)
延いては (ひいては) 随す (まかす)
抑も (そもそも) 嚮導 (きょうどう)
綸言 (りんげん) 偏諱 (へんき)
豁達 (かったつ) 肖ぬ (にぬ)
則り (のっとり) 迸る (ほとばしる)
信 (よしみ) 援く (ひく)
漢 (おのこ) 銓ぶ (えらぶ)
蹈鞴 (たたら) 窘める (たしなめる)
纔か (わずか) 万斛 (ばんこく)
拘わらず (かかわらず) 禦ぐ (ふせぐ)
忝ない (かたじけない) 苟も (いかにも)
須臾 (しゅゆ) 嘶く (いななく)
迚も (とても) 瞭らか (あきらか)
斂める (おさめる) 摽つ (うつ)
驕艶 (きょうえん) 滾らせる (たぎらせる)
窶れ (やつれ) 措辞 (そじ)
閲する (けみする) 与り知らぬ (あずかりしらぬ)
輒ち (すなわち) 頗る (すこぶる)
乍ら (ながら


当用漢字以外もあるので、少し大きく書いては見ましたが、すんなりこれは読めないよ。
大体この本の五十ページあたりまでに出てきたもので、ほぼ五十の漢字がフリガナ付きで書かれている。年寄りには読めるのだが、若い人が読むのと、理解するのに苦労があるのではないだろうか。

若い人の読書離れの要因の一つではあると思いますね。
難解な表現と、難しい漢字は・・・
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