スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女性ならではの心理描写はいつも感心している。

  • 2008/03/30(日) 21:52:59

<深井国さんの落ち着いた女性の絵柄、季節感のある表紙絵です>
本morotakorinokoi

諸田玲子著『狐狸の恋』、「お鳥見女房シリーズ」の第四弾。
一昨年の11月に、諸田玲子さんの『鷹姫さま』を読んで以来のこのシリーズなのです。
前回にも“やきもきする母親の心情が、実に爽やかな、思いやりある語り口で語られていく”と書いていますが、この作家さんの魅力は書かれた主人公・珠世の優しい人物像でありましょう。妻であり、母であり、嫁である人物が、とても高潔に正しく、優しく書かれています。

この本を読んで感心していることの一つに、このシリーズ作品は登場人物がとても多い。それら一人がとても良いイメージな事とあわせて、実にその成長ぶりが細やかに描かれていることです。ただ単に小説の中で、或いは作家さんの頭の中だけで想像して書かれた人物ではなく、一緒に暮らして共に生活をしている人物のように、その成長過程が細やか生き生き表現されています。
このことだけでも、この小説は生きています。

一家そろっての平穏な暮らしを取り戻しかけていたが・・・・・。
珠世の情と機転に今日も誰かが救われる


表紙の帯の言葉通りに、主人公・珠世の廻りに起こる事件が片づいていく。それは本当に事件であったり、些細なトラブルであったり・・・・
今回は二人の息子の縁談と恋愛とが、とても奇妙な形で表面化し、とても不思議な形で決着が付けられるのではないだろうか?
いつも心が安らぐお話で、涙するシーンも少なくない。
スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。