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私は時折“馬鹿だなあ”と思う事が多い。

  • 2008/04/10(木) 19:54:40

ちょうど二年ほど前になる4月29日に、“凄い人がいたもんだ、『白洲次郎』さんて。”というタイトルでブログを書いています。
その後も、5月1日に、“凄い人がいたもんだ、『白洲次郎』さんて。そのⅡ”、5月21日に、“再び来た『白洲次郎の流儀』の世界”とその時知った白洲次郎さんの魅力について、感激の醒めやらぬまま綴っています。

で、私はその時に読んだ『プリンシプルのない日本』によって、この方を知ることになった。
我がしっかり者の家内は以前から、奥様の正子様や、TVの情報からこの白洲次郎さんについて知識があったため、私が感心して話を向けると得意顔をされたものだった。

それで、このところの数日に書いている伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』の話に戻るのだが、この中に白洲夫妻の話が載っている。
本の35頁目、“晩餐会”というタイトルの項目に、

友人、白洲夫妻、休暇にてスペインへ来訪。ジャギュアをパリから持って来てもらう。多謝。


あるいは、182頁目、イギリス紳士の持つ細身の傘についての一文で、

そうして、そのブリックの傘も、と、わたくしの、白洲春正君はいう、英国人のように細く巻かずに、ばさばさのままついて歩くほうが安全であろう、と。


私はこの大好きな本を中学生の昔、40年以上も前に読んだのです。
その時に伊丹さんの大親友である白洲さんを知っていたわけです。
正確にはもと東宝東和の社長さんであられた白洲春正氏を知っていたわけです。
そこで馬鹿だなあと感じるのは、このお方はかの“白洲次郎さん”のご長男なのですよ。もし私がもう少し勉強熱心であったならば、この時点で、この中学生の時点で偉大なる“白洲次郎さん”を知り得たのです。
つまり40年も無駄な時間をついやしたのです。
無論知らなければ、何か損をする訳ではないけれど、でも後で考えると勿体ないな。

こんな馬鹿なことを考える事から、いつまでも私は『小人(しょうじん)』であるわけですが・・・

それにしても伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』は、絶版にもならず、売られていることが凄い。
初版はポケット版で、文藝春秋から刊行され、現在は新潮文庫から出ておるみたいです。
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空白の期間

いえいえ、決して無駄な時間ではありませんよ。
知りえなかったことによってその分他の事が長き良き豊潤な
時間に浸すことが出来たのですから。

人間はとかく自分が損したと思うことに気を取られがちで、
その分何か得をしたことを忘れがちです。

35年という長さは白洲次郎氏の波乱万丈の人生に
較べれば、今の3.5年くらいでしょう。もっと短いかも。
それと比較する訳ではありませんが、だからと言って
決して無駄な時間ということにはなりません。

むしろ気がつかなくて良かった、というところで、新たな
見直しをされてはいかかでしょうか。

そんなにガッカリされませんよう。

15歳のときに読んだ本の感動を、45歳以上も経た今、
再読しても取り戻せない悲しさのほうがつらく感じるこの頃
です。 何でもとかく否定的にとりがちですが、何の、何の。

状況も、環境も、年代も違うのですから、「気がつかない」
で普通、とお考えになられれば宜しい、かと。

大きなお世話だったかも知れません。失礼いたしました。

しかし、白洲次郎氏のような人物は今の時代には
二度と現れないかも知れませんね。彼の生涯を映画化
しても良いのではないか、と思うくらいです。 ハリウッド資本
で「華麗なる白州次郎の生涯」とかいう題で、オールド
イングランドにかつての名車ベントレーを登場させて、英国
グラナダTVあたりで映画化など良いのでは。こういう日本人も
いたんだぞ、と今の若い人に知らせてあげたいです。 今や
世界を目指す若者が少ないのが嘆かわしいものですから。

大変失礼いたしました。。
では、お休みなさい。



  • 投稿者: nnakazawa
  • 2008/04/10(木) 22:56:25
  • [編集]

私も映画化を望みます。

とても暖かいお言葉です。
伊丹十三さんではありませんが、“多謝”。

白洲次郎さんの人生は、本当に映画になりますよね。
全ての本を読んでいると、もしこれを映画にしたらと、勝手に頭の中で映像化するくせがあります。
おっしゃるとおり「こんな日本人もいたんだぞ」というメッセージは若い方にも残してあげたい。
近代日本で唯一絵になる男だったのかも知れませんね。

知識不足で、“英国グラナダTV”を知りませんでしたが、調べてみて ジェレミー・ブレットのシャーロック・ホームズシリーズを制作したテレビ会社だということがわかりました。

  • 投稿者: 光ちゃん
  • 2008/04/11(金) 08:34:47
  • [編集]

イギリス グラナダテレビ

シャーロックホームズシリーズをはじめてとして
デビッド・スーシェが主演した名探偵エルキュール・ポアロ
シリーズも製作しておりますよ。

古き良きロンドンを再現する技術はさすが地元の
テレビ局と思わせるものがあります。

各シリーズともずいぶんと凝ったもので、制作費を
ふんだんにつぎ込んであるのでしょう、見ごたえがありますね。

白洲次郎氏の生涯を映画化するなら、こういうまじめな
テレビ局なら安心してまかせられるのではないでしょうか?

ちらっと伊丹一郎氏も登場させたりして。

  • 投稿者: nnakazawa
  • 2008/04/17(木) 22:03:09
  • [編集]

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