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表紙のおどろおどろしき坊主とは・・・・。

  • 2008/06/01(日) 21:03:17

<表紙絵があまりにもリアルであるために惑わされる反面も・・・>
本inukaimusoujumonnji

犬飼六岐著『無双十文字槍』、副題が「鬼坊主末法帖」とあります。

弱きを助け強きを挫く!痛快時代小説!
荒れ寺に住みついた破戒僧・末法院不覚。
ものぐさ、出不精、食い意地張り。だが、悪は見逃さない。
必殺の宝蔵院流十文字槍がうなる!


ほとんど明確に書かれた帯の推薦文が物語るように、出色の痛快時代劇であります。
作家がこの主人公を作り上げた時点で、この本は本当にその価値が決まってしまったように感じる。憎たらしいほどに、強面するこの主人公が、案外に優しく、正義に生き、正しい道のために仁義に篤く、明快に事件を解決することがとても痛快です。

相対死(あいたいじに)
用心棒
姫街道
邪 剣
人部薬(じんぶやく)
帰 郷
兄弟子
女地獄
淫 虫(いんちゅう)


以上の九編から構成され、おのおのが新たな事件で関連性はない。
ただ最後の「淫虫(いんちゅう)」だけは、別物語りで鬼坊主は登場しないし、この物語は江戸の深川や小梅があたりが中心であるが、これだけ場所も大阪である。全く関係ない話のようではあるけれど、五編目の「帰郷」から派生した話のようである。

かなり明快に事件を解く面白い筋立てで、武闘シーンもあり、映画にでも仕立てたら良さそうだが、実際にはなりにくいと思った。現実に身の丈六尺、岩のような大男で、無骨者。案外に心豊かで、苦手な子供にも優しく接し、人情にもろく、男気はあるが感情に繊細なこの役をやれる俳優がいないかも・・・・・。
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「鬼坊主」というのは、僕のが学校の頃の教頭先生のあだ名だった。
ちょっと似ている。
ちょっと怖かったけれど、ちょっとはすきでしtた。

  • 投稿者: 小里君
  • 2008/06/02(月) 14:02:36
  • [編集]

偶然ですかね。

教頭先生のあだ名が「鬼坊主」。
そうどこにでもいらっしゃらないでしょうね、そんなあだ名の教頭先生は。
無論その先生に向けて、直接言えるあだ名ではないですな。

「ちょっと怖かったけれど、ちょっとはすきでした」というのが良いです。
昔はこんな先生沢山いましたね。
今の先生は、イメージでは軟弱すぎますものね。

  • 投稿者: 光ちゃん
  • 2008/06/03(火) 08:32:02
  • [編集]

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