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やっと親の敵に巡り会うか?

  • 2008/07/17(木) 07:30:30

<いつも不思議に感じる村上豊さんの表紙絵>
本satomitsuyaku
佐藤雅美著『密約』、「物書同心居眠り紋蔵」シリーズの第三作目。
この表紙絵は、顔は扇子で半ば隠し、身体は寝転がっているのか、傾いているのか判然としないが何とも不思議を感じる絵であります。当然主人公の“居眠り紋蔵”でありましょう。
私の頭の中も、やはりこの紋蔵像に毒されて、前回の『老博奕打ち』の時にも、TVドラマとはイメージが違うと書いてしまった。
今回は舘ひろしさんが演じた感じも良いかなと考え直しているところです。

確かこの本はまだブログを書き始めない頃に読んでいますので、当時持っていた著者・佐藤雅美さんの先入観も今では変わっている。
当時は、

開国
恵比寿屋喜兵衛手控え
吾、器に過ぎたるか
手跡指南神山慎吾
立身出世


などを読んでいまして、幕末当時の老中堀田正睦や、官僚川路聖謨、大原幽学などのどちらかといえばお堅い作品を手にしていた。しかもこれらが大きく重く分厚い。必然的に、史実に重きを置いた、しかも歴史書然としたお堅い読み物を書くお方と思いこんでいました。
シリーズものという分野の「八州廻り桑山十兵衛」「物書同心居眠り紋蔵」「半次捕物控」「縮尻鏡三郎」は数冊しか読んでいなかったので、案外軽く面白い読み物をお書きになったいる事をよく知らなかった。
再度これらのシリーズものを読んでみて、なんだか取っつきやすい良い方に思えてきているのです。

貰いっ子
へのへのもへじ
女軍師
盗人宿の置き手紙
お民の復讐
夜鷹の自訴
漆黒の闇
黒幕の黒幕


上記八編は読み切りの短編ではなく、実に旨く話が繋がっている。
その繋がりがとても上手で感心しました。繋がっているよと言うような言葉もなくさらりと、前後の話の辻褄が合ってくる。
今回はふとしたことから主人公・“居眠り紋蔵”の父親の不慮の事故死が暴かれる。
案外の切れ者“居眠り紋蔵”はどこまでたどり着くのでしょう。

ところでどう探しても、このシリーズの四冊目を見つけきれないで、歯がゆい。
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