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『商売往来』って言葉は・・・・?

  • 2008/10/31(金) 20:55:25

落語づいているのは、iPodで聴けるようになってからであります。
好きな落語家、古今亭志ん生師匠、桂文楽師匠、そして三代目・三遊亭金馬師匠とこの三人様を何度も聞いている。

で、この三代目・三遊亭金馬師匠の持ちネタの中には、この『商売往来』って言葉がよく出てくる。

しょうばい‐おうらい【商売往来】
往来物の一。江戸時代、商売に関係した事柄を書いたもの。


「孝行糖」「高田の馬場」などを聴いていますと、確かに昔の小商いの売り声だけで、随分と愉しませてくださいます。
物売りが自分の町へやってきた、とても良い時代の懐かしい売り声が聴かせてくださいます。
私なんかでもこんな時代には、まだ生きてもいませんので、これらの売り声を聴いた事はありません。
噺家も大変な修行をするんでしょうねえ。

べらんめえな口調や、江戸の言葉であろうと思われるような発声は、確かにこんな調子だろうと勝手感心してますが、なかなか良いんですよね。
しゃべり口調も素晴らしいですけれど、とりおり挟まれる名文句が素晴らしい。

先々の時計になれや、小商人(こあきんど)

あの豆腐屋が来たから何時(なんじ)頃だろう・・・。
豆やが通ったんで何時(なんどき)じゃねえか・・・。


これなんか、棒手振(ぼてふり)なんて名の町々を歩き回る商売人(こあきんど)についてうまく語った素晴らしい名文句でしょう。

世の中は澄むと、濁るとでは大違い・・・・。
刷毛に“け”があり、ハゲに“け”がなし。


なんと教訓深く、含蓄あるお言葉でしょう。

これら三人の名人は、高座でのお言葉はじつに謙虚な話っぷりで美しい。
ただし時代でしょうね、差別用語は頻々と出てきます。
良い時代でしたねえ、言葉にあまり枷をかけない自由な時代でした。
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