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思い出す二つの悪い事。

  • 2008/11/03(月) 22:56:04

年をとって来ると、随分昔の出来事を思い出す。
なんだか先行きがなくなってしまう心配の故か、至らぬことを思い出して苦笑する。
若気にいたりではあろうが、今更思い出しても仕方のないことなのに、やはりなんだか面はゆいし可笑しい。

まだ高校生の頃、ませて映画が好きだったが、よくサボって映画館に潜り込んだ。
その映画館はすでにないのだが、当時ははやりの映画館ビルであった。
なぜか比較的早い時間には、あまり従業員もいなくて、こっそり入れば入れるのですよ。特にこのビルの地下にあった映画館には・・・・。
今更時効だろうから語れるのだが、階段をおりてこの映画館のトイレがある方に入っていくと、なぜかその脇に上に出られる非常口の階段があった。しかもこの階段には物が何やかや置いてあって、人一人が座っていても誰もわからない。
この階段は後で調べたが、上がっていくと扉があって、阻止この扉が開けばその横には交番があった。
で、時折此処に潜り込んで、映画が始まると映画館の中に入っていって映画を見るのだ。
でもどちらかというと当時はヨーロッパ映画が流行で、北欧やフランス映画といったしかも案外高尚な内容のものが多く好みとしては外れていた。
只だったのだから贅沢も言わずこっそり見ていた。

もう一つなぜか思い出すのが、母が今と違って口うるさい人であった。
外へ遊びに行くのに、いちいち理由や、遊ぶ友達の名をきく人であった。
ところが友人から電話があると、外聞が悪いせいかすぐに外出の許しが出る。これは実に具合の良いことで、よく何でもないことでも誘いの電話をかけてもらって外出をした。
でもいつも人に頼めるのも限度があり、またなんでもないのに電話をかける友もそれほどはいない。
そこで思いついたのが、自分で自分を呼ぶ一人芝居である。
幸いなことに我が家には別に、ピンク電話(半公衆電話)が出口にあって、これから自宅へかけて、あたかも電話がかかってきたかのように、自分で電話に出て、一人芝居をする。
これは罪がなくて良かった。
誘いの電話にはなぜか、厭を言わなかった母を騙して出かけたものだが、ある時ピンク電話の受話器を戻し忘れて、へんに首をひねっていた母を見て止めてしまった。

とにかく一人っ子だった私は可愛がられた反面、大いに束縛も受けていた。

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