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ちょっとばかり笠のお話を・・・・。

  • 2008/11/04(火) 08:51:02

私は小さい頃、映画は時代劇が全盛でしたので、当時の風俗。姿には馴染みがあり、本を読んでも理解が出来る。また現実にも虚無僧の姿をした人物や僧や、ちょっと古めかしい人物を目にしたことがあるので尚更のことです。
ところがそんな話をすると、若い方に案外理解が行かないのが笠なのです。
ちょっとばかり笠のお話を・・・・

深編笠(浪人笠)
隠密や刺客、浪人や “お尋ね者” が被った時代物風浪人笠。顔を隠すのに笠を深く編み、中から透かして見えるように目の位置だけ粗く編んである。
<深編笠(浪人笠)>
笠hukaamigasa
たしか『子連れ狼』などでのイメージはこちらでしょう。

<深編笠(浪人笠)>
笠fukaamigasa
『編笠十兵衛』などの剣豪は、こんな感じのものを被っている。

天蓋
これは深編み笠の一種でありますが、時代劇などで“虚無僧”と呼ばれる人が被っております。この笠の中から尺八を吹いて歩いて周り、面相が分かりませんので映画などでは隠密とかの役回りが多かった。
<天蓋>
笠tengai

三度笠(飛脚笠)
菅(すげ)で編んだ笠。笠の縁が大きく折れ曲がり、深く顔を隠すようになっている。
『木枯らし紋次郎』や、股旅物に出てくるやくざのかぶり物。もともとは三度飛脚(江戸と大阪を月に三度往復した飛脚)が使用していた。
<三度笠>
笠sando

妻折笠(女性用三度笠)
菅(すげ)で編んだ妻折笠。剣術を志す女性の道中笠で、三度笠より縁の折れが浅い。
<妻折笠>
笠tsumaore

鳥追笠

い草で編んだ笠。田畑に害を与える鳥獣を追い払う作業の時に被ったので鳥追傘と呼ばれます。江戸時代になると、三味線を弾きながら、門付け「かどづけ」( 家の前で音楽・歌などの演芸をして、金品をもらい歩くこと)をする鳥追い女の笠として使われるようになった。
<鳥追笠>
笠torioi

一文字笠(いちもんじがさ)
菅(すげ)で編んだ笠。形状はほとんど平らで、横から見ると「一」の字に見えるのでこの名が付きました。武士が大名行列のお供をするときや、旅行のときなどに被った。
<一文字笠(いちもんじがさ)>
笠ichimonji

托鉢笠(網代笠)
読経をし布施を受ける乞食行、頭陀行、行乞に用いられる托鉢僧の笠。
<托鉢笠(網代笠)>
笠ajiro

菅笠(すげがさ)
菅(すげ)製の角笠。てっぺんから軒にかけて一直線の平べったい円錐形(富士山型)の笠で、農作業や旅の笠として使用した。
<菅笠(すげがさ)>
笠sugegasa

塗り笠
薄いへぎ板(うすく削った板の事)に紙を張り、黒漆を塗った笠。『剣客商売』などに出てくる。

目塞き笠
編笠の一種。人目を遮り、顔を隠すためかぶる深い藺笠(いがさ)。目の部分に隙間を設けたものもある。

日本人はとても器用だった事が、この笠作りからも分かります。材質も竹、茅、菅(すげ)、檜などと様々で、しかもそれらの葉、茎、そして薄く削いだものと上手に加工します。
わらじを始め、自然にあったものをつかい、素材は全て自然回帰していくエコの典型的かたちで利用されています。

この項目を書くのに、勝手ながら以下のHPを参考にさせていただきました。

カメヤダイレクトストア(笠/かぶり物)

編み笠について

和服の基礎知識

半纏・着物・袴「木南堂」

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