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奇想天外というわけでもないが・・・・。

  • 2008/11/29(土) 20:32:22

<久々な感じで眺め入った安里英晴さんの表紙絵、粋でいなせな構図>
本satohanjimotodori
佐藤雅美著『半次捕物控』、副題は「髻塚不首尾一件始末」となっています。
常々佐藤雅美さんの小説は不思議に思っているのであります。
あっけなく終わる結末というのは、予期せぬ顛末というのか、実に奇妙な感覚で読み終わります。

第一話 ちよ殿の知恵
第二話 助五郎の大手柄
第三話 強請り(ゆすり)の報酬
第四話 銘水江戸乃水出入一件
第五話 鬼の目にも涙
第六話 髻塚不首尾一件始末(もとどりづかふしゅびいっけんしまつ)
第七話 小三郎岡惚れのとばっちり
第八話 命あっての物種


八話構成になっていて、一話ずつ話の片は付いているのだけれど、これから結末はと盛り上がったところを、意外なというのか、こんな事ってあるのかというのか実にあっけなく終わってします。
読み出せばこの展開が結構癖になって面白く読めるのが、不思議な本であります。
それにしても膨大な江戸時代の法的知識がないと、解決が導けないし、話の継ぎも出来ない。
とにかく素晴らしいし、感嘆しています。

植木職人と町火消しの抗争勃発。
ひとっ走りして半次を頼れ!

縄張り争いの仲裁に入った半次だが、小三郎の敵・風鈴狂四郎が現れた。
見ず知らずの奴の尻まで拭かねばならず、お人好しにも程がある。
馬鹿な男だと、自分自身に腹が立つ。


帯に書かれた言葉通りの知恵ものだが、お人好しの半次は今日もご苦労さん。
こんな害の少ない岡っ引きって、余りいないと思うなあ、他の小説では。
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