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本には必ず付いていなくてはならないもの。

  • 2008/12/06(土) 20:53:58

単行本には必ずと言って、帯が付いている。
どの位の量の本が出版されているのかは知らないが、この帯も同量のものが印刷されているのだろう。
味わい深いもの、洒落たもの、唸らせるほどの名文句が連なって、本当にその本の購買意欲をそそらせる上手なものがあれば、ただたんに売る気だけの下司な宣伝文句しか書き表してないもの。酷いのになると、細かい大量の字で内容を要約してある。
「よしてくれよ!」と言いたくなる。
概して最近はどれもたいして上手な帯は見た事がない。

この帯と同じように必ずや本に付いているものが、しおり。
これはほとんどが紐状のしおりであります。
図書館から借りてくる本にはこれが様々な色合いと形がある。
よくよく観察すると、本の間の部分は綺麗だが、本からはみ出した部分は色が褪めている。先の方が毛羽立つくらいに痛んだもの、丸く結んで玉が作ってあるもの、何故か短くなって本の中までしかないもの、もっともあれば良い方で切れていて根本までしかないものと様々です。

先日は中に短くなったものと、別の紐とが途中で結ばれていて、玉が二つ三つ作られているものも見つけました。これは紐の色まで違ってまして、結んだ人は手間を掛けたのでしょう。
また全くないものの中に、別な文庫の紙のしおりを挟んでくださったものもありました。

若い頃は本を途中で止めても、どこまで、そして内容はこれこれと他人に解説出来るほど、正確に記憶をしていました。ところが近頃はこのしおりのお世話にならないと、途中の読みかけが分からない。
そもそも寝ながら読みなどでは、いつ寝たのか、何処まで読んで寝たのか、つい分からなくて、しおりがあっても役にたたない事があります。

帯には読者のことが推察すら出来ませんが、ことしおりのことになると今まで読んできた人々の息づかいなどを想像することがあります。
本というものは、ただ本の中味だけを楽しむものだけとは限りません。

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