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やっぱり読みやすい、普通の時代小説。

  • 2008/12/21(日) 07:32:51

<まるで漫画の一コマのような表紙絵、百鬼丸さんの作品>

本uezabansho

宇江佐真理著『晩鐘』、「続・泣きの銀次」。
長いこと佐藤雅美さんの“理り”にこだわる小説を続けて読んでいたので、実に明快な筋書きの宇江佐真理さんの本は読みやすい。
ストーリーだけの本が、脇道にそれない本がこれほど、あっさりとすっきりと読めることを思い出した。
小説に解説を入れたり、諸々の知識を挿入したりして下さるサービスは、それなりに無知識の私には有り難いのだが、作家さんによってはきめ細かすぎたりくどかったりして読みにくい場合もある。

あの銀次が戻ってきた! 十手を取って、岡っ引き復活!

十年の時を経て、不惑の銀次が拐かし事件に乗り出す。ご存知、人気捕物長編。

小間物屋・坂本屋銀左衛門こと銀次も四十歳。不惑の年を迎えた。
殺された妹と同じ名のお菊を助けたことから、再び十手を握って、
江戸市中を騒がす娘解決事件に乗り出す。
死人を見ると涙が止まらない、かわった岡っ引き・銀次復活。



と帯に書かれたり通り「泣きの銀次」は、前作がある。
しかし只一作なはずで、“ご存知、人気捕物”とか“銀次復活”とか書かれるほどのシリーズではない。
このブログを書着始める随分前に読んでいる。

女性作家の捕物帖は、推理中心よりも人情や市井の人々の生き様を表していて興味深い。
“撲殺魔”という凶悪人を追い詰める銀次や、八丁堀の同心、又それらを取り巻く人間関係に重きが置かれて書かれている。
登場人物の意外性や、後半でその人物の活躍と重要性など、細かいところでよく書かれていた。

何はともあれ、久々の宇江佐真理さんは楽しめた。
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