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何度読んでも楽しめる本。

  • 2009/02/25(水) 11:23:41

<とても落ち着いた表紙で、薄い手触りがいいね>

本fujisawashizukanaki

藤沢周平著『静かな木』
この本はずいぶん前に読んだ。しかも何度か読んだ。
図書館通いをして、時代小説ばかりを読んでいる今よりずっと昔に読んだ。多分一度、藤沢周平ブームがあったか何かで読んだのだ。
薄っぺらで、文字も大きく、行替えが頻繁で、しかも内容も短編三編で読みやすかったからだろう。

岡安家の犬
静かな木
偉丈夫



中でも「岡安家の犬」は、別のアンソロジーに入っていたものも読んでるので、数回読んだことになる。
時代小説というものの中で、武士を主人公に据えた武家小説には多岐にわたっていろいろな話があるが、この小説はとても柔らかい。読んでいて清々しい、晴れやかな気になる。非情なだけの武家社会を描いたものからすると、とても心休まる。
作家がゆとりある心境でなければ書けない美談であります。

藤沢周平作品は、作家の魅力が大きいので読んでいて楽しい。その理由の一つにお江戸とはかけ離れた東北の小藩の出来事が多く、江戸の町に固執して、江戸の町筋を思い描きながら辿っていく苦労は読者にない。案外これが楽なことなのかも知れないと思いますね。
当たり外れのないのもいいです。
山本一力さんのように力が入りすぎている一本気なのも、それはそれで面白いでしょうけれどちょっと疲れます。
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