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本とタイトルがしっくりこなかった。

  • 2009/04/07(火) 09:09:23

<大好きな蓬田やすひろさんの表紙絵ですけれど・・・>

本fujiminakoshigure

アンソロジー【anthology】
いろいろな詩人・作家の詩や文を、ある基準で選び集めた本。また、同一詩人・作家の選集。詞華集。佳句集。名文集。


藤水名子監修『しぐれ舟』、「時代小説招待席」シリーズ二弾。
文学にはこのアンソロジーという分野があって、時代小説の中にも数多くの作品群があります。
私が読んだだけでも五十五冊もあり、それはそれは面白いし、また統一されたテーマで沢山の時代小説作家さんの作品が読めるというのでありがたいです。

ただ今回の藤水名子監修は、よくよくテーマがつかめません。
「時代小説招待席」シリーズ最初の一冊目?と思われる『夢を見にけり』の内容を忘れましたから何とも言えませんが、テーマは茫洋としたものでよく分かりません。
あまり本のタイトルと内容がマッチしたものでない事は確かでしょうね。

かなり田舎のお話が多いようで、表紙絵のような屋根船の風景も、『しぐれ舟』も関係なかったような・・・・・。

夢筆耕   石川英輔
掘留の女  宇江佐真理
象鳴き坂  薄井ゆうじ
臨時廻り  押川國秋
あづさ弓  加門七海
猫姫   島村洋子
リメンバー 藤水名子
たまくらを売る女  藤川桂介
柘榴の人 山崎洋子


お話はすべてそれぞれに面白い。
その証拠にぐんぐん読めました。

あとがきに記された文面の一部は、このアンソロジーをまとめたテーマかも知れない。

封建社会の、雁字搦めな身分制度の中でこそ成立する、厳しく哀しい恋がある。或いは、階級社会に決然と背を向け、無法に徹する愛もあるだろう。


身分差がなく、恋愛の自由がある現代人には、あまり理解出来ないお話なのかも知れないが、人生の中では思うようにはいかない、満たされないものが多い事を知る良いチャンスではあるな。
この年になるとおおよそ恋愛なんて、関係はないのだけれど・・・・。
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