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久々に最新作で楽しませていただいた。

  • 2009/05/22(金) 20:45:38

<村上豊さんの表紙絵とは思えない出来映え>

本sawadasetsuzan

澤田ふじ子著『雪山冥府図』。「土御門家陰陽事件簿」シリーズの第五巻、比較的最新刊であります。
久々に澤田ふじ子さんの京都弁?であろう話し言葉で書かれた作品を読んだ。
ある時期このお方の作品ばかりを読み続けたら、自分の話し言葉がこの本の調子に似てきて驚いたことがあります。読み続けているときには、なんだか癖になる感じの言葉であり、ある時から煩わしい、耳障りになる言葉であるらしい。
あいうえお順に本を探しているものだから、このような目に遭うことがある。

でもちょっと久しぶりに新刊を目にし、またあの麻薬のような世界へ浸ろうかなと感じた私は、やはり決してこのかあ他の作品が嫌いではなかったのだ。
あまりに作品群が多く、しかも作家さんの自己主張の強いお方であるだけにアクがある。
この部分が案外たまらないのかもしれない。

土蔵の妖剣
丑刻(うしのこく)の夜
祈占(きせん)からの賊
のぞいた顔
雪山冥府図(せつざんめいふず)
喪神(そうしん)


六編の小品はどれをとっても面白い。上手に書かれている。

今回感心したのは、主人公は陰陽頭土御門家に仕える譜代衆十二家の一人笠松平九郎なのだが、今回は彼よりもその上役、土御門家家司頭(けいしがしら)赤沼頼兼の意外なほどの活躍なのであります。
普段大人しめに出てきて、公家さんのような男のイメージであった赤沼頼兼がびっくりするほど之達人として登場することが本当に驚かされる。
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