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久々に戻ってきた「鬼平」

  • 2005/11/29(火) 08:27:36

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<玉井ヒロテル画による池波正太郎さんの世界へ誘う表紙>
”久々に戻ってきた「鬼平」”と言っても、鬼平が何処かへ行っていたのではなく、私が「イ行」の池波正太郎へ戻ってきた。
「鬼平」とは言うまでもなく、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」。火付盗賊改方の長官、長谷川平蔵の名前を縮めて呼ぶ呼び名で、TV、映画でも有名なシリーズになっている。

池波正太郎さんはすでにお亡くなりになった作家であるので、新作が出ることはない。前回の「イ行」の作家を読む際に、ほとんど読んでしまった。その御作は100冊近くにのぼり、鬼平犯科帳が7冊、新鬼平犯科帳が12冊とほぼ20冊だった。
それら全てに玉井ヒロテルさんが、装幀をなさっていた。

今回は、「霧の朝」。新鬼平犯科帳シリーズの7巻目に当たります。鬼平とは呼ばれても、それは悪人からの呼び名であって、本当の平蔵は心優しき武士の鑑であります。
タイトルにもなっている巻頭の「霧の朝」は、庶民の子供の拐かしに自ら陣頭指揮に立つ、この男の優しい面が良く出ている。

読みやすい平易な文体、豊富な江戸文化の知識、そして独特の文体。
『(・・・・・・・・・・・・・・・)
咄嗟に、そう感じた。』
『(・・・・・・・・・・・・・・・)
こころを決めていた。』

(・・・)の部分で、心の中を表現し、次の行でそれを確定するような、人の心情の動きが分かり易い。


全部を読み返すにはしんどいけれど、少しは池波正太郎世界へ、また脚を踏み入れよう。

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