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乙川優三郎著“屋烏”とは、「何?」②

  • 2005/12/27(火) 21:25:28

体調不良だったおかげで、乙川優三郎著“屋烏”を読み終えた。

禿松 (かぶろまつ)
屋烏(おくう)
竹の春
病葉(わくらば)
穴惑い(あなまどい)


この本は、比較的にどれも面白かった。
後半に行くに従って、私の好みになったようだった。
短編第五編の“穴惑い(あなまどい)”に至っては、敵討ち小説の中でも意外な出来であった。

主人公が敵討ちを果たして、三十五年後に帰藩する所から始まる。
敵討ち小説の中でも、意外性があり、屈指の作品に思える。
二十歳と、十七歳で結婚をし、その数ヶ月後に敵討ちに出て、三十数年間を空白に送った夫婦の存在感が素晴らしく感動ものでしたし、本家と分家、家督相続と婿養子、討たれるものと討つもの、いろいろな対比が巧くしかもこんな展開になって欲しいと言うツボを心得た小説であった。

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