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藤沢周平は、なんだかほっとするよね。

  • 2006/03/17(金) 08:31:15

<なんだかやけにさっぱりした蓬田やすひろさんの表紙絵、淡い色遣いに特徴あり>
20060317073858.jpg

“あいうえお”の順で本を図書館から借りてくる。前にも書いたが、ワ行まで行って一周して来て、またア行の“え“あたりをうろうろしている。
図書館にはいると返却されたばかりの本が目にはいる。そこを覗くと、順番に関係のない比較的新しい本が借りてこられることになる。

今回の藤沢周平さんの「刺客」も、その棚から借りてきた。
“用心棒日月抄“シリーズは、すでに四巻もあるらしいが、最初の一巻しか読んでいない。主人公・青江又八郎の人柄と、脇に出てくる相棒・細谷源太夫とのコンビが、殺伐とした用心棒家業に暖かみを感じさせる。
時代小説は、全くの架空の物語と、完全に史実をベースにしたものとに分かれるが、藤沢周平作品はほとんどこの前者であるようだ。
綿密に計算がなされ、行動とそして言葉の端々にまで神経の行き届いた作品である。
気楽な用心棒家業に明け暮れる主人公に、命のやりとりの緊迫感と、依頼主を深く洞察し、思いやる優しさとを加味して、自然に物語が流れていく。

読み物の世界にも達人がいるのでしょうね。
ついつい引き込まれて読んでしまった後に、藤沢周平さんものは、なんだかほっとするよね。

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