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「開拓精神なくして、なんぞ夢を語らん」

  • 2006/04/04(火) 05:32:02

家内の義父の、その父親はペルーに移民して亡くなった。義父は父に顔を知らない。よくよく聞いてみると、その弟も同行したという。
そして、その義父の父の上の兄もハワイへ移住していた。残ったものは、妹だけだったそうだ。

彼らは沖縄に人々である。
「狭い国には住み飽きた!」という言葉が流行った事があるが、そんな悠長なことではなく、喰うために、残された家族を助けるために彼らは日本を離れていった。
決して壮大なロマンがあるわけではなく、生きていくために、祖国を出て行かざるを得なかったのだ。貧しかったのだと思う。

沖縄では長男は、非常に大切にされ、その一族を束ね治めていく責任がある。その長男が家を捨て、次男に家を守ることを委ね、今後一切日本の土を踏まぬ覚悟で、ハワイに移住をしていった。
そして、その残された次男も、三男も結局は海外に移住を強いられていったのだそうです。

親の顔すら知らない日本に残された子供たちが、成人をする頃には戦争が始まり、移民していったこの方々は母国が敵国になったのです。残された母親が住む小さな沖縄島が、その戦争の大きすぎる犠牲の島になったことは、ハワイと沖縄とこの両方の島に暮らした家族にはどのような地獄であったことでしょう?

「開拓精神なくして、なんぞ夢を語らん」
いつか我々夫婦で、このハワイの遠い親戚を訪ねてみたい。

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