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同じ本でも表紙絵が違う事が多い、ハードカバーと、文庫本。

  • 2006/07/30(日) 07:40:57

<表紙絵の宮山広明さんは、どうも版画家らしい。梅の古木が重厚に描いてある。>20060728074315.jpg

私が読んだ乙川優三郎さんの八冊目になる本だ。
この本は、以下五編の短編からなっている。

後瀬の花
行き道
小田原鰹

五年の梅

どの小説も、普段の日常を書いたもので、男と女の心の通い合わなかった悲劇がテーマである。悲劇と言っても、実に日常性の強い内容ですから大げさなものでなく、何処にでもありそうな話題です。
若干、心にずしっとくる重い内容が、読後感に爽快さをもたらしません。
<こちらは同じ宮山広明さんの装画になる、文庫本の表紙です>
20060728074345.jpg

好みからいえば、ハードカバーの方が重厚ですが、タイトルの『五年の梅』という感じは、いくら何でも梅の古木からはイメージされませんから、文庫本の方が良いかもしれません。
この「五年の梅」という最後の短編が、内容的には一番長く感動出来るものでした。

「人生に近道などなかった。」
透明感と瑞々しさ溢れる珠玉の時代短編集

本の帯に書かれた素晴らしい言葉がぴったりの本でした。
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