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伝奇小説の巨星・半村良氏の遺作『獄門首』
- 2006/10/06(金) 20:24:27
<村上豊さんのちょっと滑稽な色気ある表紙絵。実際のストーリーの中ではもっとリアルな部分が・・・> 講談碑夜十郎1 上
半村良という作家は、十二、三冊ほどしか読んだことがないが、「伝奇小説・ロマン」といった部門の先駆者らしい。兎に角、読んで面白いし、実に愉しく調子よく読める。文体も平易だし、難しく感じることが少なく、それでいて結構知識も得られる。
講談碑夜十郎2 下
大久保長安1 上
大久保長安2 下
獄門首
江戸打入り
黄金郷伝説 慶長太平記人の巻
黄金の血脈 慶長太平記天の巻
彷徨える黄金 慶長太平記地の巻
すべて辛抱1 上
すべて辛抱2 下
かかし長屋
暗殺春秋
江戸群盗伝
読んではいないが、かの映画にもなった有名な『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』『戦国自衛隊1549』の原作者さんです。私は知らなかったが今回の『獄門首』は、半村良氏の遺作だそうです。
道中師(大きな街道を縄張りに稼ぐ小盗人)夫婦を親に持つ四歳の少年が、突然の親の死で天涯孤独となり、その一生の転変を描いた実に面白い小説です。たった四歳の少年であった主人公は、実に多才な能力があり長ずるに及んでからも、その境遇の変化や時代に良く乗り切っていく。その生活の場につれて、名前を変わっていくので、誰々と書けない不便さはあるけれど・・・
ストーリーの展開と変化、主人公の存在感、歴史上ではすでに弱者となっている旧北条家の家臣達の末裔の徳川家への挑戦、肝心の読みやすさと、テンポの軽やかな見事さ・・・。
四百頁近い本が、ほぼ一日半で読めてしまう。その代わりと言ってはなんだが、過去の十何冊かもほとんど中身を忘れてしまった。爽快な本て案外そんな所が魅力ではある。
この御本は遺作であるので、未完だった。結末は勝手に想像して読んだ。
今回のお勉強
「道中師」とか「胡麻の蠅(ごまのはえ)」と呼ばれる街道稼ぎの盗賊について、その歴史が古いことを・・・
江戸幕府成立以前から存在しており、弘法大師の焚いた「護摩の灰(ごまのはい)」を押し売りして巡礼の旅の旅費にあてたと言う故事から、『胡麻の蠅』なる呼び名が生じた。
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半村良さんは最高
久しぶりです
また来ました。早いペースで読んでますね。
半村良さんは最高ですよ。
僕は好きな作家の一人です
ハイペースというか?
はい、これしか愉しみなくって・・・
時間もたっぷりですから。
「借りた本に感謝を込めて・・・」というタイトルで、10月7日に数字を計上しています。
それにつけても図書館は有り難いです。