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佐藤雅美著「浜町河岸の生き神様」は、難解だ。

  • 2006/10/30(月) 08:43:56

<村上豊さんのなんともほのぼのとした表紙絵>
20061030084223.jpg

直線と、淡い色合いに特徴のある蓬田やすひろさんの絵と、その対比にあるような柔らかいゆがんだタッチで書かれることの多い村上豊の絵。このお二人が時代小説を読んでいるとその装幀に関わっている量の多いこと驚きます。

この本の帯に付いている文句は、

お銭(あし)をめぐるいざこざで、今日もお江戸は大騒ぎ
御家人としての出世をしくじった拝郷鏡三郎のもとに、御白洲で裁ききれぬ市中の揉め事が次々と持ち込まれて------。


そして“大人気時代劇シリーズ第三弾“とあるではないか。つまりは第一弾も、第二弾も読んでいないのだ。道理で筋に分かり難いことがある。

第一話 破鍋に綴蓋
第二話 さりとはの分別者
第三話 お構い者の行く末
第四話 思い立ったが吉日
第五話 似た者どうしの放蕩の血
第六話 踏み留まった心中者の魂魄
第七話 浜町河岸の生き神様
第八話 御家人花房菊次郎の覚悟

これら八編からなる短編集だが、このタイトルにもなっている七話目の「浜町河岸の生き神様」がよく判らない。寝ぼけて読んでしまったかのような読後感がある。事歴の解説が多すぎてか、その史実ともの語りが渾然としているせいか難解でした。

著者の佐藤雅美さんを、長年“さとうまさみ”さんと読み、しかも女性だと思っていました。すでに十四、五冊も読んでいるにもかかわらず・・・
何気なく奥付を見ていたら“さとうまさよし”さんと書かれていて、どうも男性のようです。

本日の覚え書き
破鍋に綴蓋【破れ鍋に綴じ蓋】
破損した鍋にもそれ相応の蓋があること。どんな人にも、それにふさわしい伴侶があることのたとえ。また、両者が似通った者どうしであることのたとえ。
この言葉も以前にはよく使っていた年寄りを見かけた。昔の人は勝手に他人様を観察しては、評価を下していたなあ。
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