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時代小説には難読な漢字が多い。

  • 2008/03/12(水) 23:14:29

時代小説には、わりと難読漢字が多いものです。
その中でもわりあい簡単なもの・・・たとえばですが、
【市井、為替、草鞋、忝ない、些か、訝しい、則ち、俄に、爪牙、闕下、伏奏、勅諚、碧血・・・】
上記の漢字の意味が分かって、素直に読めるでしょうか?

『漢字そのものから、意味は分かっても難読なもの』
①しせい【市井】〔昔、中国で、井戸のある周辺に人家が集まったことから、あるいは市街では道が井の字の形をしているからともいう〕人家の集まっている所。まち。ちまた。
②かわせ 〔かはせ〕【為替】遠く隔たった者の間に生じた金銭上の債権・債務の決済または資金移動を、現金の輸送によらずに行う仕組み。
今では当たり前の言葉ではあるが、江戸時代両替商から発案された。
③わらじ 〔わらぢ〕【草鞋】わらで編んだ草履状の履物。

『いかにも武士が使っていそうな、難読なもの』
①かたじけない 【忝ない】ありがたい。
②いささか 【聊か・些か】ほんの少し。わずか。
③いぶかしい 【訝しい】物事が不明であることを怪しく思うさま。
④すなわち 〔すなはち〕【即ち・則ち】前に述べた事を別の言葉で説明しなおすときに用いる。言いかえれば。つまり。
⑤にわかに 〔にはかに〕【俄に】物事が急に起こるさま。突然。

『幕末、維新あたりに出てくる難読なもの』
①そうが【爪牙】主君や国家を守護する家来。主君の手足となって働く家臣。
②けっか 【闕下】天子の御前。
③ふくそう【伏奏】天子の御前にひれ伏して奏上すること。
④ちょくじょう【勅定・勅諚】天子がみずから定めたこと。また、天子の命令。勅命。
⑤へきけつ【碧血】〔周の萇弘(ちようこう)が主君をいさめて聞き入れられず恨んで自殺したところ、その血が碧玉になったという「荘子(外物)」の故事から〕忠誠心のたとえ。

つまり勉強する楽しみが、時代小説にはあるのですよね。
作家によって、この様な難解な言葉を多用する方と、あくまでも平易な文章で立派な時代小説を書かれる方とがいらっしゃる。
本の内容が堅苦しくなったり、或いは威厳のあるものだったりすれば、必然的に難しい言葉を連発しなければいけないだろうし、町人や庶民が中心の軽い物語には、難しい表現は不向きであります。
これらを使い分けて書かれているのだろうから、なかなか大変に努力とお勉強のしがいがある職業とは言えるでしょう。

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