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強情な人って、魅力に感じる場合と???

  • 2007/02/15(木) 07:45:26

<下田昌克氏の簡素なタッチの絵。とても力強く強情な感じ>
20070207074705.jpg

小島英記著『強情・彦左』は、彦左衛門があまり魅力的ではないのだけれど?
私の世代は、東映の時代劇が最高潮であった。大衆はオールキャストの忠臣蔵や、清水次郎長、その他の娯楽時代劇が大好きでしたね。

意地と人情との絡み合う「一心太助」なども好きだった。萬屋錦之介と改名する前の中村錦之介の当たり役であった「一心太助」には、“天下のご意見番”と称する老人が出てくるが、これが名物「大久保彦左衛門」でした。この本の主題となった人物でした。堺正章さんのお父さん、堺俊二さんあたりが演じておられた記憶(?)があります。違ったかな、彼はもっと格が低くて「大久保彦左衛門」の用人だったかしら・・・・

“天下のご意見番”だとか、旗本退屈男の“天下ご免の向こう傷”だとか、やたら天下をどうこうするような大きな言葉が溢れている時代ではありましたが、単に愉快で陽気な馬鹿馬鹿しい映画です。
とかく庶民、一般大衆にとっては、とても良い好々爺でありまして、盥(たらい)かなにかに乗ってご登城される粋なお人で、庶民の味方です。

この本のあとがきには、この映画のような話は講釈師の作った物語とあります。私もそうだろうと思っていましたが、ただ小説というものは史実と違って破天荒なところが面白い。史実を年代順に書き出して、会話も古めかしい文体で色気が無いのではちょっと読んでいて愉しめないし、しかも360余ペ-ジの大物ですから・・・
反骨精神と筋を通すこと、そして強情な大久保彦左衛門を描くという意味合いではぴったりなのかも知れません。

大久保彦左衛門自身の残した『三河物語』が無ければ、彼は案外歴史の中に埋もれた人物であったのかも知れない。
後で調べたら、月形龍之介さん進藤英太郎さん等が演られていた。

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