スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シリーズ物、順序を間違えて読んだけれど・・・

  • 2007/03/21(水) 07:47:08

<辰巳四郎さんの表紙、前々回の『命みょうが』とイメージが同じだ>
20070321071300.jpg

前回、このシリーズは「泣く子と小三郎」を読んだ。前々回のこのシリーズで読んだものは「命みょうが」だった。
どちらも読後感として、“実にさっぱりと毒がない”“血なまぐさくない捕物帳”だとか書いているけれど、本当にそういう実感です。

時代劇なのに、ましてや捕物帖であるから死人や罪人、況や悪人など沢山出てくる。それでもやはり主人公の半次の正確なのか、アクが無くさっぱりした読み物だ。半次のお金にも、物にも余り執着をしない性格や、台詞そのものの少なさなど、淡々としているところが魅力なのかも知れない。
半次は余りしゃしゃり出ないし、どちらかというと同業者にも控えめだし、事件を解決する能力が秀でているわけでもなし、それでも事件の方が舞い込んでくる。そしてさっぱり解決される。酷い時には最後の数行で解決する。

第一話 芭蕉が取り持つ復縁
第二話 疑惑
第三話 小三郎のいつもの手
第四話 迷子札を見る女
第五話 浜御殿沖慮外法外の報い
第六話 小三郎の放心
第六話 働き者の女なかの悩み
第七話 一難去ってまた一難


以上の七話で構成されているのだが、最後の七話を読んで、あれこれは前回の「泣く子と小三郎」に続くことに気付いた。
つまり話は全て独立しているし、前後の脈絡は余り関係はない。ただ、主人公の妻志摩の行方がどうなったかだけが、今回は繋がりに影響するようだ。

佐藤雅美さんの小説は、江戸の時代背景や、役所仕事の解説が明快で、「ほらこんな事も知ってるぞ」といった語り口でないだけに、淡々として判りやすく魅力がある。

本日の覚え書き
破落戸(ごろつき)
一定の住所、職業を持たず、あちこちをうろついて、他人の弱味につけこんでゆすり、嫌がらせなどをする悪者。無頼漢。ごろ。
なぜ、“ごろつき”に“破落戸”の字を当てるのかが不明だ。“雷様”に関係するのだろうな?
スポンサーサイト

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。