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こんなタイプの人間が案外好きなんです

  • 2007/04/11(水) 18:04:04

<安里英晴さんの絵は、イメージ的には蓬田やすひろさんのトーンに似ている>
20070412072610.jpg

蓬田やすひろさんは時代小説の装画家として有名だが、この表紙の安里英晴さんも大変な数であります。因みに、私が読んだ本のリストだけでも蓬田やすひろさんが144冊、安里英晴さんが87冊と圧倒的なお仕事量であります。
しかも両者はどこか似ているのです。安里英晴さんがちょっと絵にコミカルな軽さがあって、蓬田やすひろさんが暗く沈んだ闇の重さが感じられますが・・・・う~んと全然違う???

高橋義夫著『かげろう飛脚』、副題は「鬼悠市風信帖」。
身分から言えば“足軽”、武士とは言えない軽い身分でありながら、大変に重要な役目を陰でする主人公・鬼悠市という人物が好きです。
鬼のように、大きく逞しく強く、忠実にある人物に仕えて事をなしていく。
常日頃の本業は、竹林に作られた小屋で、献上の竹駕籠を作って生活し、いざというときに活躍する陰の人物ながらそれでいて立派に信念と、自己主張を持っている。

紙の米
首斬り勘兵衛
目早の北溟
ゆかまい坂
鬼の道行


以上の五篇に別れた長編だが、どの小題をとってもこの題名だけでは中身の判りづらいものです。読んで納得・・・

作者の紹介、あとがきなどなんにもなく、さっぱりした装幀本なのですが、最後に『眠る鬼・弧剣竹林抄』の紹介があります。これもこの本のシリーズでありました。リストを見直して思い出しました。
又読み直してみたい本ではあります。

私は“こんなタイプの人間が案外好きなんです”ね。
小説としても好みに合いますね。
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