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4年ぶりに手にした本は内容を忘れていた。

  • 2007/04/16(月) 07:12:55

<村上豊さんの表紙絵、主人公はもっと格好が良いと思うのだが・・・>
20070416070640.jpg

黒崎裕一郎著『はぐれ柳生斬人剣』、享保異聞シリーズ。
ブログを書き始める随分前に『はぐれ柳生無情剣』を読んだ記録だけがあるけれど、内容をすっかり忘れてしまった。この本を読んでいっても新たに読み始めた感じで、シリーズ物の内容が理解出来ないし、登場人物すら思い出せない。しかも後先も間違えていた。順番としては下記の通りらしい。

はぐれ柳生殺人剣(せつにんけん)
はぐれ柳生斬人剣(ざんにんけん)
はぐれ柳生無情剣(むじょうけん)


とても内容は面白い。副題の通り享保年間の年代表を、実に細やかに史実を暴いていく感じで、表紙裏の扉に書かれた秋山駿氏の推薦文は的確に表している。

史実の上に奇想を凝らす。
そういう時代小説の本道を往っている。
徳川将軍家八代、吉宗には、政権獲得のための暗い秘密があった。
秘密の鍵は、天下三品の名刀の裡に隠されている。
名刀を追って、暗闘が展開する。
主人公は、素浪人、刀弥平八郎。柳生流の一派、鍋島心陰流の青年剣客である。
彼の振るう「まろばしの剣」が、吉宗政権の秘密と暗黒を切り開いてゆく。
剣法に新味がある。また、当時の江戸の街をよく蘇らせている。


簡潔に見事にほめていますね。
とにかく大岡越前守が出てきたり、堀部安兵衛の子供が出てきたり、室鳩巣が味方になってくれたりと、知り合いに会えるようで楽しかった。

中でもこの言葉は最高のお気に入りでした。
《悪くもなし 沙汰ほどにないもの 飛騨のからくりと大岡越前守》
飛騨にすむ人には悪いが、当時の江戸の人々の大岡越前守への評価をうたった狂歌だそうだ。

この作家さんは二冊しか読んではいないが、結構沢山書いているらしい。調べがついたのは下記の通り、
公事宿始末人 叛徒狩り
蘭と狗―長英破牢
必殺闇同心
必殺闇同心―密狩り
必殺闇同心―娘供養
必殺闇同心―人身御供
必殺闇同心―夜盗斬り
必殺闇同心―四匹の殺し屋
渡世人伊三郎―上州無情旅
死神幻十郎〈2〉女人結界

少し本格的に探さねば・・・
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