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しっかり読まさせて戴いた本.。・・・その覚え書き

  • 2007/07/03(火) 07:36:35

司馬遼太郎『最後の将軍』は、大変興味深いものでした。「徳川慶喜」さんについても、若干のイメージを変えざる得ないほど、良く書かれていました。良い本だったと思います。

食わず嫌いの「大作家嫌い」も考えなくてはいけない。
でも一番に愉しめたのは、難解すぎる漢字群でありました。以上に多く、しかも現在は大凡使うことのない言葉ばかりです。難解な漢字は、そこそこに私の世代は読めますし、意味も理解できるのですが、まずそれらを使うことがない。
死語とひとくくりにしてしまうには惜しい日本の遺産ではあります。

とりあえず、覚え書きとして三分に一の100頁あたりまでの古い使い回しをする漢字を列挙してみました。今では使うことのないものばかりで、単に難解な漢字はまだまだ沢山この本にはあります。

参覲交代=このように書くのが正解だそうだが、普通に変換すると参勤交代となる。
夷狄(いてき)=《古代中国で、東方の未開国を夷、北方のそれを狄といったところから》未開の民や外国人。野蛮な民族。→東夷 →北狄
資性豪邁=生まれつきの性質や能力で、気性が強く人よりすぐれていること。
輔弼(ほひつ)=天子の国政を輔佐すること。
襁褓(むつき)=おしめ
傳人(めのと)=(傅)貴人の子を守り育てる役目の男。もりやく。
軽躁(けいそう)=落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。
台慮(たいりょ)=将軍の意志。貴人の思慮。
叡慮(えいりょ)=天子の考え。天子の気持ち。
撃攘(げきじょう)=敵をうち払うこと。撃退。
傲岸矯激(ごうがんきょうげき)=おごり高ぶって、いばっているうえに、言動などが並はずれて激しいこと。
台旨(たいし)=将軍からの通達。
尊皇賤覇(そんのうせんば)=皇室を尊び、覇を賤しむ。覇は武力を表し、将軍家を意味する。
淵叢(えんそう)=《「淵」は魚の、「藪」「叢」は鳥獣の集まる所の意》物事の寄り集まる所。活動の中心地。
御臍(おほぞ)=おへそ
僥倖(ぎょうこう)=思いがけない幸い。偶然に得る幸運。
長袖者流(ちょうしゅうしゃりゅう)=公卿や僧侶などのたぐい。また、それらの人々の流儀。
韜晦逃避(とうかいとうひ)=自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。身を隠すこと。姿をくらますこと。
草莽(そうもう)=民間。在野。そうぼう。
勃然(ぼつぜん)=1急に、勢いよく起こるさま。2 顔色を変えて怒るさま。3 思いがけないさま。突然。
憂国慷慨(ゆうこくこうがい)=国の現状や将来について心を痛めることや、世間の悪しき風潮や社会の不正などを、怒り嘆くこと。
翹望(ぎょうぼう)=首を長くのばして待ち望むこと。その到来を強く望み待つこと。
牢乎(ろうこ)=しっかりしているさま。ゆるぎないさま。
吏僚(りりょう)=官吏。役人。
治定(じじょう)=決定すること。落ち着くこと。
赧然(たんぜん)=恥じて顔の赤くなるさま。赤面するさま。
悚然(しょうぜん)=ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。
陋窮(ろうきゅう)=つましく貧しい暮らし。
礑と(はた)と=突然。
使嗾(しそう)=人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。
上巳(じょうし)=五節句の一。陰暦3月の最初の巳(み)の日。のちに3月3日。古く、宮中ではこの日に曲水の宴が行われた。また、民間では女児の祝い日としてひな祭りをするようになった。桃の節句。ひなの節句。
鼕(とう)と=鼓(つづみ)や太鼓の鳴り響くさま。
癲狂(てんきょう)=狂気。ものぐるい。
墨夷(ぼくい)=アメリカ?
越階(おっかい)=順序を飛び越えて位階が昇進すること。


これで三分の一といえば、信じられないでしょう。
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