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【盗撮】と言っても、いやらしい事ばかりではない。その②

  • 2007/07/13(金) 07:05:19

<三作目で装丁者が浅野邦夫さんに変わったいた>
20070713062025.jpg

風野真知雄著『ニコライ盗撮』
先日読んだ同著者の『鹿鳴館盗撮』が面白かったので、第三作目を借りてきました。
「ニコライ」とは、ニコライ堂の聖ニコライではなく、ロシアの最後の皇帝「ニコライ2世(ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ」なのです。
彼は、皇太子時代の1891年5月11日、訪日中に滋賀県大津にて、警備中の巡査・津田三蔵により襲撃されて怪我を負う。これが有名な大津事件なのです。

来日中のロシア皇太子遭難の現場を目撃した写真師・志村悠之介は奇妙な違和感に襲われた・・・・・・


明治政府を震撼させた大津事件の謎に挑む俊英の書き下ろし長編力作!


とても明治の時代が生き生きと書かれている。あたかもそこに居るかのように・・
登場人物のそれぞれがなかなか上手く配され、明治政治の閣僚の三巨頭、伊藤博文西郷従道山県有朋の三つ巴が見事なくらい生きている。
政局に暗躍する各々の思惑が、その立場立場によって違うことで、互いの利益、不利益を左右する。その為になされる裏工作は、一介の写真師の正義感をも踏みつける。

主人公、写真師・志村悠之介は見事にそれらを乗り越えて、痛快に活躍する。
気になったのは、新聞記者見習いの岡本君。劇評など書いているから、もしかしたらと思ったのですが、後年には案の定かの有名人でした。
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