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「我に策あり」って、中学生くらいまでだったなあ。その②

  • 2007/08/10(金) 09:03:06

一昨日、八月八日の日に加来耕三著『我に策あり』の本のことを書いた。
内容は坂本龍馬を書いた本でありました。

坂本龍馬の策といえば、「船中八策」であろう。このことを語らなければ、坂本龍馬を語ったことにはならない。
と言って、私が語らなくても沢山の人がこのことを書いているので、雑知識程度に書き留めておこう。

内容
一策 天下の政権を朝廷に奉還せしめ政令よろしく朝廷より出づるべき事
二策 上下議政局を設け議員を置きて万機を参賛せしめ万機よろしく公議に決すべき事
三策 有材の公卿・諸侯・および天下の人材を顧問に備え官爵を賜いよろしく従来有名無実の官を除くべき事
四策 外国の交際・広く公議を採り新たに至等の規約を立つべき事
五策 古来の律令を折衷し新たに無窮の大典を選定すべき事
六策 海軍よろしく拡張すべき事
七策 御親兵を置き、帝都を守護せしむべき事
八策 金銀物価、よろしく外国と平均の法を設くべき事


あの混乱の幕末にこれほどの卓見を持って生きていた人がいることが素晴らしい。日本の夜明けを見ずに早々殺されてしまったことが悔やまれる。

この「船中八策」の評価については、史実や考証の上からも様々なのですが、この様な記事もあります。

「船中八策」には原文書も写本も存在しないため、本当に龍馬が作成したのか疑問視している研究者も存在する(青山忠正、松浦玲など)。龍馬が「船中八策」を作成したことは通説になっているが、史料的根拠は見当たらないのである。



私はこの本の中に書かれた陸奥陽之助(陸奥宗光)の回想談話が印象に残った。

坂本は近世史上の一大傑物にして、その融通変化の才に富める。その見識議論の高き、その他人を誘説感得するの能に富める、同時の人、能く彼の右に出るものあらざりき。(中略)
薩長二藩の間を駢合せしめ、土佐を以て之に加はり、三角同盟を作らんとしたるは、坂本の策略にして、彼は維新史中の魯粛よりも、更に多くの事を為さんとしたるもの也。(中略)
坂本に至りては、一方に於いては薩長土の間に蟠りたる恩怨を融解せしめて、幕府に対抗する一大勢力を起こさんとすると同時に、直ちに幕府の内閣につき、平和無事の間に政権を京都の奉還せしめ、幕府をして諸侯を率いて朝廷に朝し、事実に於て太政大臣たらしめ、名に於て諸侯を平等の臣属たらしめ、以て無血の革命を遂げんと企てぬ。

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