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「う~ん、いかんなあ」なと感じた本

  • 2007/08/14(火) 07:55:49

<写真で見ると地味な柄だけれど、よくよく見ると荘厳な着物の柄です>
20070814073536.jpg

近藤富枝著『江戸の花女御』、副題は「東福門院和子」。
「う~ん、いかんなあ」なと感じたのは、まず作者・近藤富枝さんを知らなかったので調べていくうちに、結構な有名人であったことを始めに、宮廷のことがまるで判っていないことに気づいたことだった。

歴代将軍をあげよとか、慶長年間とか聞かれれば、ふふ~んなるほどとすっきり理解できるのに、宮廷や公家社会はまるで判らぬことばかりです。
今まで一冊もこの手の本を読んだことがないわけではないが、この方の本はいかにもそこに自然と住まっている方のように書いておいでだ。
端的には宮廷内の女官や公家らの役職名、或いは人物そのものにもフリガナがない。ただでさえ読みにくい名前などを調べたり、勝手に想像で読んでみたりといい加減なこと限りなし。

主人公の秀忠の娘で、帝に降嫁する「和子」ですら“かずこ”ではなく“まさこ”なのだと調べて知っているのに、途中では何度も“かずこ”と読んでいた。
面倒とも思えるしきたりや、儀式などさらさら書かれても、全然頭に入らない。雅な世界は、柄にあわず、ちょっと異文化すぎる。彼らが何故、こういうものにこだわるのかも、また時間と暇がありすぎて、生産性のない無形のものにこだわらざる得ないかが理解できる。
大変に吸収することが多い。

江戸幕府がもたらした武の力が、都と宮廷という平安の世界に及ぼす強い、悪しき影響力が恐ろしい。

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この記事に対するコメント

僕は宮廷小説が好きです。
もっと時代が古いものが多いのですが、それでも大好きです。

ただでさえ漢字が苦手なので苦労しますが、ソートをとって勉強します。
頑張ってください。

  • 投稿者: 小里君
  • 2007/08/14(火) 18:23:04
  • [編集]

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