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何のために本を読むのか?

  • 2007/08/30(木) 08:51:17

何のために本は読むのでしょう?
本が好きであるから、時間がつぶれるから、知識が増えるから、すぐ眠れるから、勉強をするためなど人様々に理由があります。
私にも諸々の理由があるのですが、時代小説が好きであることと、図書館が好きなことなのです。二週間に一回という図書館行きは、私の生きる糧なのです。図書館に出かけて、読む、読まないは別にして本を探す。ア行からワ行までの順で、時代小説のみを探し回る。探して読破する、全然身に入らない時でも、内容が気に入らなくてもざっと読む。
目的が本を読む行為そのものなのです。悪癖であり悪弊であります。下記はそんな中でざっと読まれた本です。

<小川惟久さんの上質な感じがする装丁>
20070830084351.jpg

岳真也著『生涯野人』、副題「中江兆民とその時代」。
とにかく分厚い本です。下手をすると二巻ものになるくらいの長さです。先日三巻ものの『福沢諭吉』を読んで、ふぅっというため息が出るほどの長さにあきれたばかりでしたので、この作者の体力、気力に恐れ入る。
また時代背景や本そのものの装丁が同じ方なので、イメージがだぶる。真面目に生き続ける人間の偉大さには、頭が下がる。福沢諭吉は好きかと言えば嫌いであるが、この中江兆民は比較的好きな人物でした。

<燃える炎が激情を表す長谷川徹装丁の本>
20070830084459.jpg

北篤著『会津異端の系譜』
よく知らない方で、「会津の心 (1974年)」「松平容保 (1974年)」「みちのく異質文化圏 (1984年)」等あるし、かの有名な医学者の伝記「正伝 野口英世」を書かれている事からも、東北地方に関係する作家さんなのでしょう。
関係はないが同姓同名の野球選手がいるので、こちらの北篤の方が知名度は高い。

<妖しげな炎が誘う泉沢光雄装丁本>
20070830084549.jpg

岡田秀文著『本能寺六夜物語』
揺れる六つのろうそくの炎、不気味な炎に誘われて語られる六つの物語。百物語と言うものがあって、ろうそくの炎を灯し、話が終わると目の前の蝋燭をふっと吹き消す。なんだかそんなイメージで蝋燭の炎が誘っているようである。
「魔将軍・足利義教の生涯」などのこの時代を得意とする作家でしょう。もっと時代が下ってくると、私の好きな江戸時代で、信長や本能寺はもういいかな。

<丸尾靖子さんのサッパリし過ぎた装丁本>
20070830084638.jpg

植松三十里著『黍の花ゆれる』
安政年間、西郷隆盛が奄美に幽閉された時に一緒になった妻の『あい』との生活を綴った作品です。奄美の人が女性に対して『加那』と呼ぶのは“愛称”であるらしく、いつくしみと、やさしさをこめているとのことです。彼女は“愛加那”と呼ばれていました。
「桑港にて」「女たちの江戸開城」と過去に読みましたが、作品は少ない方です。女性の視点で書かれた優しい本で、先日読んだ和野秀彦著『浜昼顔』、副題が「島の女と西郷隆盛」とほぼ同じ内容の本です。

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この記事に対するコメント

乱読ですね、いわば。。。
本を読むのは僕も好きですが、じっくり派です。
でも感心しますよね。

身体がもちます?
無理はいけませんよ。

  • 投稿者: 小里君
  • 2007/08/31(金) 14:54:49
  • [編集]

ありがたいアドバイスです

確かにおっしゃるように乱読です。
でもそれなりに頭には入っています。
長い長い読書生活のおかげです。

どこへ行くにも本を手放しませんから、これが一番悪いのすがね・・・。
そうですよね、ご不浄にも持って入りますから。
これからはもう少し気をつけてじっくり読んでみましょう。
いつも遊びに来ていただいてありがとうございます。

  • 投稿者: 光ちゃん
  • 2007/08/31(金) 20:22:16
  • [編集]

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