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昔は時代劇には“隠密”がよく出てきた

  • 2007/09/28(金) 07:58:30

<とぼけた味わいが良い村上豊さんの絵地図が表紙絵になっている>
20070928072631.jpg

小松重男著『桜田御用屋敷』を読みました。
私が若い頃の映画といえば、洋画は西部劇で、邦画は時代劇でした。この時代劇の中でよく出てくるのが“隠密”“忍者”でしたね。

この本に出てくる『桜田御用屋敷』は、江戸城桜田門外にあった一郭に設けられた“お庭番”筋の旗本に宛がわれた官舎です。
ここに住まう人々は、八代将軍吉宗が創設した“お庭番”と呼ばれて隠密行動して、探索活動をする二十二家であります。ひとたび内密に将軍「御内々遠国御用」と称する将軍直々に内偵を命じられると、家族などにすら行く先も知らせず、ひたすら命をかけ使命を果たすのです。

とにかくそう言った人々の暮らしを含め、生活が生々しく描かれています。時代は第十一代将軍家斉のころで、この絶倫子だくさんの色狂いとも思える方が案外立派に思える内容だ。
家斉は四十人の妻妾を持ち、男子二十六人・女子二十七人の子をもうけ、それ以外にも御落胤は数が不明と言われた絶倫男としてしか記憶にない。幕府の経済破綻が子供の養育費に掛かりすぎたことや、これらの子供の養子縁組の為、あらゆる方面に血縁関係を結ばざるを得ず評判の悪い将軍であります。

でもこの本での違う面から語られるこの家斉は、政治にも関心が高く、譜代大名の動静、諸々の庶民事情にも明るく名君に書かれている。その手足となった隠密が“お庭番”であり、その有効活用が上手に語られている。
時代背景、当時の金銭事情、旗本の生活等学ぶものが多かった。

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