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これは意外中の以外???
- 2007/11/08(木) 07:29:04
<村田涼平さんの漫画のような表紙絵>
西條奈加著『芥子の花』副題は「金春屋ゴメス」。
多分、「金春屋ゴメス」という作品の二作目になるのだろう。
この作家さんは知らないので調べてみると、
かなり若い作家さんのようである。西條奈加
サイジョウ・ナカ
1964年北海道生まれ。都内英語専門学校卒業。『金春屋ゴメス』で第17回日本ファンタジーノベル大賞大賞を受賞。
なんじゃこれは???という箇所が沢山出てくる。
でもこれは面白かった。江戸時代という設定から時代小説だと思って読んでると、これがのっけから違った。
近未来の日本から独立した「江戸」国という設定が可笑しい。この主人公の「金春屋ゴメス」という名も、この奇妙な「江戸」国の長崎奉行となっている。
奇怪妖怪な人物で、しかも女性であるから妙にちぐはぐする。
それでもよく江戸時代をお勉強されている方で、本を読んでいる途中に頻繁に出てくる“ゴメス”というカタカナ語も、案外気にならないほどに読めてしまう。
すっきり江戸の小説にしても良かろうものに・・・
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