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「江戸」を勉強するのに一助となる本

  • 2007/11/13(火) 08:02:48

<下に切絵図を配した表紙絵>
20071114065822.jpg

いろいろと真剣に江戸時代を勉強する気になると、やはり手にしたいものが“切絵図”と呼ばれる古地図であります。“切絵図”とは江戸の市街を地域ごとに分割して作成した地図のことであります。
復刻版が案外と簡単に手に入りますから、とても便利な世の中にはなったのですが、そもそも東京という地域以外に住んでいる人にはなかなか理解しづらいものです。まず方向と縮尺が違っているので、現代地図に慣れた者には感覚的に馴染まないのではないでしょうか。

縄田一男著『大江戸ぶらり切絵図散歩』、副題がついていて「時代小説を歩く」となっています。そもそも著者縄田一男さんは、文芸評論家でいらっしゃいますが、時代小説の評論がお得意分野です。特に時代小説のアンソロジーは数多く、多岐にわたるありとあらゆる分野別に区分けされたそのアンソロジー集には重宝して読ませていただいた。

恐怖小説コレクション「魔」「魅」「夢」
極め付き時代小説選「約束」「恋模様」「動物」
時代小説の女たち「修羅」「純愛」「情念」「恋慕」
時代小説の楽しみ 本編十二冊、別冊一巻
時代小説アンソロジー「仇討ち」「女人」「武士道」「職人気質」「変事異聞」
人情時代小説傑作選「親不孝長屋」
傑作時代小説「決戦 川中島」
歴史・時代アンソロジー 「大奥華伝」
怪奇・怪談時代小説傑作選
捕物帳の系譜
人物日本の歴史「時代小説版 幕末維新編」「時代小説版 江戸編 上・下」「時代小説版 戦国編」「時代小説版 古代中世編」
傑作捕物ワ-ルド 全十巻


本人は何も書かれているわけではないが、数々の本を読まれて、アンソロジーとして編纂する仕事は並大抵ではなかろう。時代小説のとっかかりには本当に役立つ便利な本でしたね。

で、これほどの方がお書きになっているこの“切絵図”に関する本ですが、よく理解が進む。
本書の解説にも下記のように解説されています。

幕末・安政年間(1854~60)の江戸市街の地勢を、明治の実測図をもとにグラフィック・デザイナーの中川惠司氏が復元した「切絵図」に、現代の東京図を重ね合わせ、さらに、文学に関する地名を独自に追加した。


地図上の地域区分も“公儀御用地”“武家地”“町人地”“寺社地”“百姓地”等々に色分けされており、とても解りやすい。
先日歩いた深川も「本所・深川」で、先年行った汐留、浜離宮は「芝・新橋」といった具合で改めて検証している。
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