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タイトルだけは・・・

  • 2005/08/30(火) 08:39:08

阿部牧郎「出合茶屋」を読んだ。
男と女が密会をするような場所であるけれど、現今のモーテルのような味気ないものではない。言葉からの響きでも、実に情緒と、色気を感じさせる。

でもあまり、内容を良く思い出せない。面白かったかと言われるとまあまあでしたというくらいでしょう。
理由は主人公の男がきらいだからでしょう。素敵に描かれていないし、なんだか元武士の、貸本屋という割には、真が備わってなくちゃらちゃらしているし、性表現が露骨で、色気を飛ばしてしまう。
場所設定が大阪京都で、江戸でないこともちょっと残念。
deaijaya.jpg
<中一弥先生の表紙絵>
中一弥先生のなんとなくけだるそうに、横たわる女の素敵な表紙絵が素晴らしい。遠景に出合茶屋を淡く配し、手前が大きく白地で明けてあるところが、ふわふわした浮遊感のあるゆとりを感じる。
手鏡に映った顔は麗々しいが、彼女自身は誰を写して見ているのだろうか?

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